起業家が常に念頭に置いておかなければならないことは? 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

人口が減少している神奈川県山北町
駅前に町営のマンションを建設し
若いファミリー層の移住を促進しています。

さらに、町づくり会社を設立し、
ここに住む人たちの買物場所として
町づくり会社がコンビニを経営しています。

山北町を通る御殿場線は
1時間に2本程度しか電車がないので
冬はホームで待っていると非常に寒いです。

そこで、コンビニの中に
自由に休憩できる場所を作りました。

ここに、駅前商店街のお店の
ニュースレターを入れた棚を作り
自由に持って行ってもらえるようにしました。

約20店のニュースレター
私が店の取材をして作成しました。
一つ一つを見ていると、取材の時の
店主の熱い想いが再びよみがえってくるようです。

さて、今回のテーマは
「起業家が常に念頭に置いて
おかなければならないことは?」です。

ビジネスとは商品ではなく価値を売ること!

経営相談を行っていると、
「こんな商品を開発したけど、
どこか販路はないですか?」という
経営者の方が良くお見えになります。

しかし、販路開拓の前に、
もっと基本的なことを考えることが必要だと思います。

それは、ビジネスとは何か?ということです。
私たちは商品やサービスを提供し、
その対価としてお金をいただきます。

なぜ、お客様は私たちにお金を支払うのか?
それは、提供された商品やサービスによって、
自分たちの抱えている課題や悩みが解消したから、
自分たちのニーズか満たされたからです。

つまり、お客様は商品やサービスを購入したのではなく、
自分たちの課題や悩みの解消、ニーズの充足を購入したのです。
起業家は、常にこのことを念頭に置いておく必要があります。

お客が欲している価値は何か?

日本のセメント王と言われ
一代で浅野財閥を築いた浅野総一郎は
若いとき、裸一貫で東京に飛び出してきました。

どうしても金儲けをしなければならないと
足を棒にして東京中を駈けずり回ったけれど
儲け話などありません。

お茶の水を通りかかった時
ふと思いついて宿に帰り
手桶と盆と
ギヤマンのグラスを5,6個買って戻ってきました。

お茶の水という地名は、
将軍に献上した水をここから汲んだというので付いた名前
明治のはじめ頃はきれいな水がこんこんと湧いていました。

その水を手桶に汲んで本郷の湯島切り通しの上に立っていると
ここを大八車に材木、庭石、植木などを積んで通ります。

真夏の暑いときなど、皆、坂を上がってしまったら、
かじ棒を下ろして、やれやれと汗を拭いています。

こんなときに冷たい水が飲めたらなと思っていると
ひゃっこい水、ひゃっこい水と
お茶の水の水を汲んできた少年が水を売り歩いています。

たちまちのうちに売り切れて
何遍も水を汲んでは売ります。

土手の下に行ったらただの水が
坂の上に行ったら1銭の値打ちがあるのです。

人間が持つ共通の動機は2つ

人間の行動は
私たちが思っているほど複雑なものではないと言われています。

フロイトは
人間の心の第一の要素は“イド”だと説きました。
“イド”は、快楽を求め、苦痛を避けようとします。

この作用を心理学では、「快楽と痛みの法則」と呼んでいます。

つまり、人間はつねに
「快楽」を求め
「苦痛」を避けようとしています。

浅野総一郎の話は
喉が渇いて堪らない
という「苦痛」を避ける欲求に即していたから
うまくいったのですね。

「快楽」を求める欲求と
「苦痛」を避ける欲求のどちらの方が強いのでしょうか?

この間、歯医者に行ったら
ホワイトニングという歯を白くする方法があるのを知りました。

若い女性にとっては
真っ白な歯になることは
男性に持てるようになるでしょう。

だから、ホワイトニングは
「快楽」を求める欲求ということになりますね。

一方、虫歯が痛くて痛くて…
こんな場合は、すぐにでも直して欲しい。
文字通り「苦痛」を避ける欲求です。

この例を考えれば、すぐに分かりますね。

「苦痛」を避ける欲求の方が
「快楽」を求める欲求の方が強いのです。

悩みや困りごとのリストアップ

あなたが起業しようとしている事業で
お客様が困っていること
悩んでいることをリストアップしてみましょう。

10個以内のリストアップでは不十分です。
最低50個以上あげてください。

満足度が高まることをリストアップ

今度は、こうすれば
もっとお客様の満足度が高まるだろうということを
リストアップしてください。

これは、困っていることや悩んでいることほど
多くリストアップできないかも知れません。
でも、一生懸命考えてくださいね。

困っていること、悩んでいることのリストアップ
満足度が高まることのリストアップ

これは、あなた自身が考えるとともに
想定しているターゲット層の何人かに
インタビューしてみることも必要です。

いずれにしても
ターゲットとしているお客様を幸せにするという
強い気持ちで取り組むことが必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“事業とは、人を幸せにする想像力と
それを実現する努力である”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

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