吉野家が営業赤字!自分の起業にとって、ん?


吉野家が営業赤字!自分の起業にとって、ん? - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

500名超の起業相談から生まれたノウハウを活用して
50歳以上のシニアの起業を応援するブログを配信しています。

私は、夕食を急いでいるときは
早く食べられる吉野家に入ることが多いです。

今日もいつもの吉野家で食事をしようと
思ったら、ん?吉野家がない!

どうしたのだろうと思いつつ
近くにあった「すき屋」で白髪ねぎ牛丼 500円也

吉野家が9年ぶりの営業赤字だそうで
その影響でいつも行く店が閉店したのかな?

吉野家の営業赤字、人手不足による人件費の高騰が
影響しているのだとか、色々言われているようです。

もともと、価格設定そのものが低すぎるという意見もあります。
あのレベルのものは、東南アジアでも
400~500円で食べることはできないと言っている人もいます。。

それにしても何年か前の牛丼の価格戦争
270円と信じられない価格で、デフレの象徴と言われていました。

そこで、今回のテーマは
「吉野家が営業赤字!自分の起業にとって、ん?」です。

100円のコーラを1000円で提供!

だいぶ以前のことになりますが
あなたも書店で「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚著)
という思わず手にとってみたくなるような本を見掛けたことがあると思います。

本当かな?と思いつつページを開いてみると
安売りの店では50~60円で売られているコーラが
高級ホテルで有名なリッツカールトンの
ルームサービスで頼むと1035円だったそうです。

ルームサービスでコーラを頼むと
最適な温度に冷やされ
ライムと氷が添えられてコーラが
グラスで運ばれてくるということです。

1035円支払っても
この美味しさならば納得という感想を持つそうです。
う~ん、私だったらどうかな?

安売り戦略と高価値戦略、あなたはどちらを選びますか?

私の妻は、毎日スーパーのチラシを見て
1円でも安い商品を狙って買物に出掛けています。

スーパーで売っているような商品は
どこで買っても同じような品質なので
安いものを買い求めますね。

これは「プロダクトセリング」と言って
大量仕入れで原価を安くし
販売価格も安くしてお客様を獲得する方法です。

この方法は、量が多くなればなるほど
安く仕入れられるので
大きな会社に有利に働きます。

一方、リッツカールトンがやっているのは
「バリューセリング」
お客様満足度を高めるために
徹底的に提供する価値を高めています。

私たちは、どちらの戦略をとったらいいのでしょうか?

これから起業しようという
私たちが、「プロダクトセリング」という戦略をとって
価格競争に巻き込まれていったら、
消耗するばかりで、息切れするどころか倒れてしまうでしょう。

お客様の未来をありありと想像させる!

あなたが提供する価値に対して
お客様が納得できれば
高い商品でも購入していただけます。

では、お客様に価値を納得していただくには
どうしたらいいのでしょうか?

お客様は、その商品を買っているのではなく、
その商品によって得られる未来の自分を買っているのです。

例えば、英会話教材を販売する場合
「この教材で勉強すれば英語がペラペラになります」
確かに、英語がペラペラになるという未来を語っていますが
これでは弱いですね。

英語がペラペラになると
どんな未来が自分の目の前に広がってくるのかを
ありありと想像させることが必要です。

例えば、海外旅行に行って、現地の人と自由に会話ができる
外資系の会社に就職して仕事ができる
子供たちを対象にした英会話教室を開くことができるなどです。

さらに、この方法だと
なぜ、英語がペラペラになるのか
お客様が納得できる証拠が必要です。

ただ、英語が話せるようになりますよ
と言っても、本当に?と思われていまいます。

商売の基本はお客様の悩みや困りごとの収集!

世に中には、英会話の教室や教材が溢れています。
でも、なぜ話せない人が多いのでしょうか?
途中で挫折してしまうからです。

お客様の悩みや困りごとは
続かない、挫折してしまうことですね。
あなたは、このような悩みをどのように解消していきますか?

英会話に限らず、
お客様の悩みは困りごとを徹底的に収集していくことが重要です。

私の知り合いの街の電気屋さん
年商4億円を売り上げているとのことです。

大型家電店でも生き残りが厳しい業界の中で
街の電気店さんがこのような商売ができているのか?

その電気店には、お客様の家庭を訪問し
困りごとを徹底的に調べて商品の提案をしているのです。

商売の基本、これは“お客様の困りごと解消業”と言えるでしょう。
この点がしっかりできていれば、「バリューセリング」は可能になるでしょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“成功の前にはね、失敗の段階があるんだ。
成功したときに、最高の眺めが見られるように”

追 伸

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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp