“起業する!”と家族や知人に言うのが怖い!


“起業する!”と家族や知人に言うのが怖い! - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

本来の自分を活かす仕事で起業を!
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

自分がそれを行っていることを喜び、同時に他の人も
喜んでくれる仕事、そして経済的にも豊かに生きる!
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

自宅からの最寄り駅である横浜線の淵野辺
久し振りに、いつもバスに乗る反対側に行ってみると
ありました、炭焼きの店「おっけい」

始めてみた時には「なんじゃ、こりゃ?」
と思った外観がこれです。

今日は定休日で入れませんでしたが
たまには、地元の店で飲んでもいいかな
と思わせる個性的な店です。

さて、今回のテーマは
「“起業する!”と家族や知人に言うのが怖い!」です。

ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多い

会社をやめて独立起業することが
会社に知られたらまずい、
周りから反対されるに決まっている。

こんな理由から、
ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多いようです。

しかし、周囲に起業することを言うことには
次の3つのメリットがあります。

まずは、一つ目のメリット
それは、「人に話すことによって、自分の考えが整理される」です。

自分は何をやりたいのか、
どのように事業を進めていくのか
について、分かりやすく話しましょう。

頭の中で考えるだけでなく、人に話すことによって、
自分の言っていることの矛盾点や
非現実的な点が明らかになり、
自分の考え方を整理できます。

逆に、事前に十分に自分の考えを整理しておかないと
人には話せないでしょう。

つまり、自分の考えを整理して人に話す
話したあと、さらに自分の考えを整理する
こんなサイクルで考えると、周囲に話すことのメリットが大きくなります。

次に二つ目のメリット
それは「周囲の肯定的な意見によって、自信の持つことができる」です。

自分がやろうとしていることに対して
周囲から肯定的な意見を聞くと
自信を持つことができ、起業に対するモチベーションも高くなります。

しかし、肯定的な意見を求めて
周囲に話しまくる人もいます。
「どうだ、俺の計画、すげえだろう!」という具合に。

私のところに創業相談に来る人のなかにも
こんな人がいます。

こんな感じで意見を聞かれても
「いいんじゃないですか?」といような
生返事しか返ってきません。

あらかじめ肯定的な意見を期待するのではなく、
謙虚な気持ちで話したことに対して
肯定的な意見が聞かれたとき
はじめて、自信を持つことができるのです。

三つ目のメリット
それは「周囲の否定的な意見によって、不十分な点が明確になる」です。

「こんなことをやりたい」を話したら、
「そんなの無理だよ」とか
「そんなので売上げが上がるわけないよ」と言われることが
怖いという気持ち、私にもありました。

けれど、否定的な意見こそ
あなたの事業を現実的に、具体的に詰めていく
きっかけになります。

否定的な意見を聞かされたから
自信をなくすのではなく
そういう人たちに納得してもらえるような
内容にしていくことが大切です。

「あいつは、俺の計画にケチをつけた!」などという
狭い料簡で事業を始めると
失敗する確率が高くなるでしょう。

否定的な意見を言ってくれる人に
感謝する気持ち持つような
謙虚さと広い心を持つようにしましょう。

このようなことは、頭では分かっていますが、
いざ、否定的な意見を聞くと
落ち込んでしまうのが人の心の常です。
私の場合も、そうでした。

このとき、あなたは前向きに考えられるかどうか
天から試されているのだと思いましょう。

起業に対する家族からの反対はつらい!

「会社をやめて起業する」と家族に言った場合、
「何を考えているの!失敗したら家族の生活はどうなるの」
という厳しい返事が多いようです。

多くの場合、具体的な内容よりも
結論だけ言うので、家族はびっくりして反対するのです。

また、今までの安定した生活が
維持できなくなると思って反対するのです。

家族の周りに起業してうまくいっている人がいないことも
不安の種になります。

どうしますか?離婚してでも起業しますか?
そうもいきませんよね。

家族に納得してもらうには、
次のようなことをしっかり伝えることが必要です。

・なぜ、起業しようと思ったのか?
・どんな事業をやりたいのか?

・その事業の成功の見込みや将来性はあるのか?
・その事業をどのように進めていくのか?

・その事業にはどんなリスクが考えられるか?
・そのリスクを回避するためにどんな対策をとるのか?

・協力してくれる人はいるのか?
・事業を立ち上げるための資金をどのように調達するのか?

などです。

しかし、このような話をする前に、
お互いに感情的になってしまったら
コミュニケーションは成り立ちません。

冷静に、かつあなたの心意気が伝わるような
熱い気持ちで話しましょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“誰もが迷っていることを
迷わずやり抜く”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp