失敗した時の対応が起業の成否を決める!


 

こんにちは

50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

「アマゾンで1位になりました」という

広告を見掛けることがありますね。

 

過去24時間で一番売れたものが

1位になりますが、これには条件があります。

 

  • 1位の状態を、24時間以上キープすること。
  • 1時間ごとのスクリーンショットがあること。
  • そのスクールショットを資料として、アマゾンに申請をして許可をもらうこと。

 

これらをしないと

「アマゾン1位」とは言ってはいけない。

というアマゾン側のルールがあるそうです。

 

私の本の場合は、私が確認した限りでは

アマゾンの画面で4時間くらい1位という表示が出ていましが

これだけでは「アマゾン1位」と広告などで言ってはいけないのです。

その後、アマゾンでの私の本は

在庫がないので入荷待ちという表示になっています。

ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。

 

さて、今回のテーマは

 

「いつまでも会社勤めではなく

自分のやりたいことで起業したいんだがなぁ~」

こんな人が大勢います。

 

しかし。このあと「でもなぁ~」という言葉が続きます。

なぜでしょうか?それは失敗を恐れているからです。

 

起業にリスクや失敗は付き物です。

それを恐れていたら、行動はできません。

 

だから、起業したい人は多いのに

実際に起業する人は少ないのが現状です。

問題は、失敗への付き合い方なのです。

 

今をときめく起業家の方々も
失敗や挫折を乗り越えて成功に至っています。

 

失敗について、次のような言葉があります。

 

「失敗とは、諦めてしまった時にのみ起こる現実。

失敗は、未来に絶望した時と、過去の経験が
ムダだったと判断した時に確定する

 

「うまくいかない方法を探しているだけだ
ぐらいに思えるようになれば、本格的な成功に近い。

 

問題というものは
あなたを引きずり降ろしたりしない。

問題とは、風と同じようなもの
飛ぶためには、なくてはならないもの」

 

諦めたり、絶望したりしなければ
失敗とは言えないということであり、

 

失敗を恐れるのではなく、
失敗や問題を成功へのステップと考えることが大切なんですね。

 

「“悪いことが起こりませんように”と
恐怖の中で生活していくか

 

あるいは、“私のもとに来るものは
すべてベストなんだ。

 

だから、すべてを受けとめよう”という
態度で生きるかで、心の平安がまったく違ってしまう。

 

沸きあがってくる恐れから逃げないことだ。
怖れは犬と同じようなもので
逃げれば後から追いかけて来る」

 

これは「ユダヤ人の大富豪」という本で

知られている本田健さんの言葉です。

 

私も多くの失敗を重ねてきました。
そんな時、このままだと自分の将来はどうなってしまうだろう?
と恐怖にかられます。

 

そのことばかりに心が奪われ
何もやる気がなくなってしまいます。

 

私の場合、「私のもとにくるものは
すべてベストなんだ」という心境にはなれませんでした。

 

では、どうしたか?
将来のことをあれこれ考えずに
目の前のやるべきことに集中することにしました。

 

さらに、もう一人の自分がいて
失敗し、悩んでいる自分を上から見下ろし

さて、彼はこの状態からどのようい脱却するか
見ていようと、自分を客観視するようにしました。

 

これからも様々な失敗を重ねていくと思います。

 

人生には、良いことも悪いこともまったくない。
単に起こる中立の出来事を、どのように解釈して

 

人生に活かしていくかという気持ちで
失敗につきあっていきたいと思います。

 

バックミンスター・フラーの
次の言葉にも勇気づけられます。

 

お前は、お前自身に属しているのではない。天に属しているのだ。
おのれの時間と力を、世のため人のために捧げよ。

 

そうすれば、いかなるときも、またとりわけ
危難のときに、宇宙の助けがあるだろう。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “相手の魅力を見つけるほど

         相手は魅力的になる”

 

追 伸

 

このブログをご覧になっている方に、

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ライフワーク起業ナビゲーター

経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男

yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

起業の障害になる“組織病”ってなに?


 

本来の自分を活かす仕事で起業を!
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

自分がそれを行っていることを喜び、同時に他の人も
喜んでくれる仕事、そして経済的にも豊かに生きる!
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

そろそろ初詣でのことも気になりますが
コロナの影響で、来年はどうなるのでしょうね。

わが家の近くにあるゴールド神社
名前の通りに鳥居は金ピカです。

金運にご利益があるか思うとさにあらず
交通事故の防止のご利益だそうです。

さて、今回のテーマは
「起業の障害になる“組織病”ってなに?」です。

会社の常識と世間の常識の間にはズレがある!

同じ場所にずっといると、いつの間にかその環境が当たり前になってしまいます。
会社の場合も同じです。
同じ会社にずっといると、その会社の常識が当たり前と思ってしまいます。

ほとんどの場合、当たり前だと思っていた会社の常識と
世間一般の常識にはズレがあります。
また、会社間によってもズレがあります。

私は、10数年間務めていた化粧品会社から
マーケティングの企画会社に転職した時に
それを感じました。

化粧品会社とマーケティングの企画会社とでは
仕事内容が全然違います。
また、化粧品会社は従業員数が千人規模、
マーケティングの企画会社は数十人規模です。

そのため、仕事のやり方、考え方、価値観が違うのです。
だから、最初のうちは随分戸惑いました。

私のように、会社から会社への転職の場合は
戸惑っても、新しい会社の先輩がフォローしてくれます。
しかし、起業の場合は誰もフォローしてくれませんし、
世間の常識とズレていることに気が付かない場合もあります。

特に問題があるのは、大企業に勤めていた人が起業する場合です。
起業を考えているのですから、独立心旺盛の方です。

でも、属していた組織が大きければ大きいほど
その会社の常識や価値観に知らず知らずに染まっています。

起業とは、属していた組織を離れて仕事をしていくことです。
従来の常識は通用しないことを肝に銘じることが求められます。

会社の肩書は通用しない!

40代後半から50代になると
管理職として肩書のある人が大半でしょう。

時々見掛けるのが
会社をやめても、会社の時の肩書の意識のままの人です。
本人は意識しなくても、長い間管理職をやっていると
知らず知らずに出てしまうようです。

起業とは、今までいた会社の看板も肩書も外れ、
「私」という一個人の信用で仕事をしなければなりません。

今までのあなたは、会社の看板や管理職としての肩書を背負って
仕事をしてきたのですが、起業したからには
それはまったく通用しないのです。

今までは、対等以上に接することが出来た相手に
自分より上位の立場から話されたりすると
「俺は今まで大きな会社の管理職だったんだぞ」
という心理になってしまいがちなのです。

もし、このような心理状態が態度や話し方に現れてしまうと
相手は、「なに言ってんだ、もう過去のことなんか関係ないだろ!」
と思って、あなたに良い印象は持たないでしょう。

“組織病”から脱却するには、多くの人と話すこと

今まで在籍していた会社の常識にとらわれず、
“組織病”から脱却するには
今までとは違う世界の人たちと、一人でも多く話すことです。

あなたが作った事業計画書も
今までの会社の常識が色濃く反映されたものになっているかも知れません。
だから、一度作った事業計画を絶対視しないで
多くの人の意見を聞いて、柔軟に修正していくことが必要なのです。

会社時代の肩書の意識や態度がついつい出てしまうのは、
自己防衛の意識が働くからです。
他人にバカにされないよう
無意識のうちに、過去の肩書を支えにしようという心理なのです。

だから、自信のない人ほど、このような心理状態になります。

過去は過去、今は今と、早く割り切ることが重要です。
そして、これから自分がやることに自信を持ちましょう。
ただし、謙虚さを忘れないように…。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“感動の人生は
小さなことに感動する心が創る”

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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

“起業する!”と家族や知人に言うのが怖い!


 

本来の自分を活かす仕事で起業を!
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

自分がそれを行っていることを喜び、同時に他の人も
喜んでくれる仕事、そして経済的にも豊かに生きる!
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

自宅からの最寄り駅である横浜線の淵野辺
久し振りに、いつもバスに乗る反対側に行ってみると
ありました、炭焼きの店「おっけい」

始めてみた時には「なんじゃ、こりゃ?」
と思った外観がこれです。

今日は定休日で入れませんでしたが
たまには、地元の店で飲んでもいいかな
と思わせる個性的な店です。

さて、今回のテーマは
「“起業する!”と家族や知人に言うのが怖い!」です。

ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多い

会社をやめて独立起業することが
会社に知られたらまずい、
周りから反対されるに決まっている。

こんな理由から、
ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多いようです。

しかし、周囲に起業することを言うことには
次の3つのメリットがあります。

まずは、一つ目のメリット
それは、「人に話すことによって、自分の考えが整理される」です。

自分は何をやりたいのか、
どのように事業を進めていくのか
について、分かりやすく話しましょう。

頭の中で考えるだけでなく、人に話すことによって、
自分の言っていることの矛盾点や
非現実的な点が明らかになり、
自分の考え方を整理できます。

逆に、事前に十分に自分の考えを整理しておかないと
人には話せないでしょう。

つまり、自分の考えを整理して人に話す
話したあと、さらに自分の考えを整理する
こんなサイクルで考えると、周囲に話すことのメリットが大きくなります。

次に二つ目のメリット
それは「周囲の肯定的な意見によって、自信の持つことができる」です。

自分がやろうとしていることに対して
周囲から肯定的な意見を聞くと
自信を持つことができ、起業に対するモチベーションも高くなります。

しかし、肯定的な意見を求めて
周囲に話しまくる人もいます。
「どうだ、俺の計画、すげえだろう!」という具合に。

私のところに創業相談に来る人のなかにも
こんな人がいます。

こんな感じで意見を聞かれても
「いいんじゃないですか?」といような
生返事しか返ってきません。

あらかじめ肯定的な意見を期待するのではなく、
謙虚な気持ちで話したことに対して
肯定的な意見が聞かれたとき
はじめて、自信を持つことができるのです。

三つ目のメリット
それは「周囲の否定的な意見によって、不十分な点が明確になる」です。

「こんなことをやりたい」を話したら、
「そんなの無理だよ」とか
「そんなので売上げが上がるわけないよ」と言われることが
怖いという気持ち、私にもありました。

けれど、否定的な意見こそ
あなたの事業を現実的に、具体的に詰めていく
きっかけになります。

否定的な意見を聞かされたから
自信をなくすのではなく
そういう人たちに納得してもらえるような
内容にしていくことが大切です。

「あいつは、俺の計画にケチをつけた!」などという
狭い料簡で事業を始めると
失敗する確率が高くなるでしょう。

否定的な意見を言ってくれる人に
感謝する気持ち持つような
謙虚さと広い心を持つようにしましょう。

このようなことは、頭では分かっていますが、
いざ、否定的な意見を聞くと
落ち込んでしまうのが人の心の常です。
私の場合も、そうでした。

このとき、あなたは前向きに考えられるかどうか
天から試されているのだと思いましょう。

起業に対する家族からの反対はつらい!

「会社をやめて起業する」と家族に言った場合、
「何を考えているの!失敗したら家族の生活はどうなるの」
という厳しい返事が多いようです。

多くの場合、具体的な内容よりも
結論だけ言うので、家族はびっくりして反対するのです。

また、今までの安定した生活が
維持できなくなると思って反対するのです。

家族の周りに起業してうまくいっている人がいないことも
不安の種になります。

どうしますか?離婚してでも起業しますか?
そうもいきませんよね。

家族に納得してもらうには、
次のようなことをしっかり伝えることが必要です。

・なぜ、起業しようと思ったのか?
・どんな事業をやりたいのか?

・その事業の成功の見込みや将来性はあるのか?
・その事業をどのように進めていくのか?

・その事業にはどんなリスクが考えられるか?
・そのリスクを回避するためにどんな対策をとるのか?

・協力してくれる人はいるのか?
・事業を立ち上げるための資金をどのように調達するのか?

などです。

しかし、このような話をする前に、
お互いに感情的になってしまったら
コミュニケーションは成り立ちません。

冷静に、かつあなたの心意気が伝わるような
熱い気持ちで話しましょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“誰もが迷っていることを
迷わずやり抜く”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

思った通りにいかない、さあどうする?


 

本来の自分を活かす仕事で起業を!
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

自分がそれを行っていることを喜び、同時に他の人も
喜んでくれる仕事、そして経済的にも豊かに生きる!
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

コロナの影響で、東北の三大祭りや
阿波踊りを始め、全国の祭りが中止になり、
その損失額は何兆円にも達すると言われています。

わが自治会も夏祭りだけでなく、
敬老の集い、運動会、防災訓練が中止となっており、
正月のどんど焼きをどうするかは決まっていません。

写真は何年か前の自治会のどんど焼き、
この季節の風物詩もなくなってしまうのかな?

さて、今回のテーマは
「思った通りにいかない、さあどうする?」です。

一番のダメージはメンタル面の打撃!

やっと起業に漕ぎつけたかと思ったら
新型コロナの影響でお客様が全然来ない!

既存店も廃業を考えざるを得ない
ところまで追い込まれている今回のコロナ禍
新規開店した店主にとっては大変な試練です。

この試練をどう乗り越えるか?
色々な方策が考えられますが、一番のポイントは
メンタル面のダメージをどう乗り越えるかです。

平常時でも、売れない店主に限って、
「また来店者が減ってしまった。どうしよう」と心配ばかりしています。

しかし、いくら心配しても来店客が増えるわけではありません。
心配するヒマがあったら、対策を考えた方がよっぽどいいのですが、
「頭では分かっているけど…」とやっぱり心の中は変わりません。

ましてや100年に1度あるかないかというコロナ禍
「どうしたらいいのか分からない」と、日夜悩みの
真っただ中にいるのが起業したばかりのオーナーです。

後ろを向いていても問題は何も解決しません。
これに打ち勝つのは、メンタル面の強さです。

人生もビジネスも想定外の連続であり、
それにいかに対処できるかで起業の成否が左右されます。

「よくないことが起こったらどうしよう…」と
心配しながら仕事をしていくのか、

あるいは「起こったことをあれこれ考えても始まらない、
すべてを受け止めよう」と考えるかで、
心の状態はまったく違ったものになります。

起業家は「自分のメンタルを
常に良い状態に保つこと」が一番の仕事なのです。

困難や問題にぶつかったとき、その状況をどのように
切り抜けていき、学ぶチャンスだとポジティブにとらえるか
これが起業家に最も必要なマインドです。

自分が育てた起業家の中から何人もの
上場企業の経営者を輩出しているコンサルタントの福島正伸氏は、
問題が起きたら「チャンス!」と叫べ”と教えています。

実際にやってみると、落ち込んでいた気持ちが
前向きに変わっていくから不思議です。

起きたことと感情を切り離す

今も多くの人に読み継がれている
スティーブン・コヴィーの「七つの習慣」

私も20年くらい前に読みましたが、
この本の中で一番印象に残っている言葉

それは「私たちの行動は周りの状況からではなく、
私たち自身の選択によって決まるのだ。
私たちは感情を価値観に従わせることができる」という一節です。

“状況に対して反応的な言葉ではなく、
主体的な言葉で対応する”とは、どういうことでしょうか。

「来店客が減った」という状況に対して、
反応的な言葉は「困った、どうしよう」です。

一方、主体的な言葉は「対応策を考えてみよう」となります。
つまり、起きたことと、それに対する自分の感情を切り離して考えること

このスティーブン・コヴィーの考え方
コロナ禍の今こそとても大事なことだと思います。
私もこの考え方を胸に抱いて仕事をしていきたいと願っています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人は困難とともに 成長する”

いかにも福島先生らしい言葉ですね。

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

起業に向けて踏み出す原動力は何か?


 

新年おめでとうございます。
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

毎年、初詣では、寒川神社に行っています。
相模國一之宮で、いつ創建されたか分からないほど古い神社で
歴代総理や芸能人など著名人の参拝も多いそうです。

例年、神門には青森の「ねぶた」
今年のテーマは、神武天皇の東征です。

さて、今回のブログのテーマは
「起業の向けて踏み出す原動力は何か?」です。

なぜ、起業に向けて一歩踏み出すことができないのか?

50代・60代の起業は非常に増えています。
しかし、起業したいけど一歩が踏み出せないという方は、
その何倍もいることでしょう。

きっと、起業に対する期待よりも
不安の方が大きいからでしょうね。

でも、そこには人間の本質的な面が
隠されていると言われています。
いったい、それは何でしょうか?

遠い私たちの祖先が狩猟で生活をしていた頃、
いつどんな動物に襲われるかわからない
という危険いっぱいででした。

いつも行動している場所ならば、
どこにどんな危険があるか分かりますが、
未知の場所はそれが分かりません。

だから、私たちには新しい環境に身
を置くことを避けるという本能があると言われています。

今まで通い慣れた会社で仕事をしていた人が、
会社を離れて起業すること、
これはまさに新しい環境に身を置くことに他なりません。

不安な気持ちになるのは当たり前のことです。
家族にとっても同じでしょう。

あれか、これか迷ってしまって
一歩を踏み出せない“ピュリダンのロバ”
というケースもあります。

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて干し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの干し草の山は、どちらの同じほど旨そうに見え、
量も差がなさそうに見えた。

さて、どちらの干し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

右に二、三歩歩いてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに、
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

十四世紀のフランスの哲学者ピュリダンが
述べた言われている“ピュリダンのロバ”という話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択の連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって、
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
一歩前に進むことができずに時間だけが過ぎていきます。

一歩踏み出す原動力は「やりたいこと」と「ミッション」

危険がいっぱい、不安がいっぱい、
そんな新天地に飛び出して行って起業する、

そのモチベーションやエネルギーは
どこから湧いてくるのでしょうか。

そのキーワードが「グリット(GRIT)」です。
この考え方を広めたのがペンシルバニア大学の
アンジェラ・ダックワース教授であり、
成功者の持つ秘密の力がこのグリットだと言うのです。

ダックワース教授によれば、
義務感による勤勉さや根気は「グリット」とは違う。

長期間一つのことに打ち込み、
情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか、

一時的に夢中になることと、
情熱を持ち続けることとは違う、

永続的に「興味」を持ち続けることが
「グリット」につながると言うのです。

次にカギになるのが高い目的意識、
自分の目的意識に社会的意義があると思えば、
逆境を打破することができる。

さらに目的に向かって創造性を
発揮するには、絶えずそのことを
考え続けるくらい好きでなければダメだというのです。

「興味=好き」と「高い目的意識=社会的意義」、
この2つが大事だという「グリット」の考え方、

これこそ、シニアの起業の必要な
「やりたいこと」と「ミッション」であり、

不安がいっぱいの起業という新天地に
一歩を踏み出す原動力だと言うことができます。

そして、これが起業を成功させるための必要な条件であり、
ワクワクする第二の人生のため条件でもあるのです。

今回は以上です。
昨年は、ブログの投稿が少なかったのですが
今年はがんばりますので、宜しくお願い致します。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“景色を変えたいなら
歩き出す”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

シニア起業の5つの落とし穴とは?(その3)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

今年の仕事納め、私は小田原で迎えました。
武士たちも仕事納めの日は
広間に集まって、儀式があったのでしょうね。

来年の干支は、「庚子(かのえね)」
これまでを振り返りつつ、
今後の道を計画する年だそうです。

さて、今回のテーマは
「シニア起業の5つの落とし穴とは?」の第3回目です。

今まで「シニア起業の落とし穴」の
次の第1から第4の穴までお伝えしてきました。

第1の穴;長年の会社員としての意識や感覚
第2の穴;資金に対する甘い見込み
第3の穴;今までの自分の仕事に対する過信
第4の穴;“売ること”への心理的な抵抗感

第3回目の今回は
第5の穴と、落とし穴への対応策について
ご紹介していきます。

第5の穴;自分の体力に対する過信

こんな方が相談に来ました。
フランチャイズに入って唐揚げの店を始めるというのです。

年齢は60歳近く、
小さな店を借りて唐揚げを揚げるのも
販売するのも一人でやるという話です。

元気そうな方でしたが、
店は1~2年でやめるわけでなく、
少なくとも5~6年は続けるでしょう。

その時には60代半ばになりますが、
一日中立ちっ放しで唐揚げを揚げて接客もこなす、
本当に大丈夫でしょうか。

このブログで、私たちの脳は
年齢とともに衰えることはない、
頭は使えば使うほど発達するという
大脳生理学の研究結果を確認してきました。

しかし、身体の方はそうはいきません。
年齢とともに衰えてきます。

私たちは、現在の自分の体力の状態で物事を考えがちです。
ところが、起業したら仕事は5年や10年は続けるでしょう。
場合によったら20年以上になるかも知れません。

その時の自分の体力がどうなっているのか、
これを前提にして起業を考えることが必要です。

それからもう一つ、
自分の代わりはいないということです。

会社員時代ならば、
体調を崩せば会社に電話して指示しておけば、
自分の代わりになってくれる人がいるでしょう。

そうはいかないのが会社員時代とは違うのです。
でも、スーパーマンではない限り、
体調の崩すこともあるでしょう。

急な葬式など休まなければならない時もあります。
そんな時にはどうするか、
あらかじめ考えておくことが求められます。

落とし穴があることを前提に考えておく

子供のころ、多くの人が
落とし穴を作って遊んだと思います。

そこに落とし穴があると
分かれば、落ちる人はいませんよね。

しかし、シニア起業の落とし穴は、
知っているだけでなく、落ちないような対応が必要です。

それには、2つの対応方法があります。
その一つは、世代や性別、会社や業界・業種が
違う人たちと付き合うことです。

このことによって、
新しい情報や感覚に触れることができ、
自分の固定観念を打破することができます。
思わぬ発見や気づきもあるでしょう。

もう一つは、自分の年表を作ることです。
年表には、過去の年表と未来の年表があります。

過去の年表は、自分のコア(本質、自分の根っこ)を見極めて、
ミッションを明確にし、起業のテーマを決める時に役立てるものです。

未来の年表は、これからの生活にどのくらいの費用が必要か、
それぞれの年齢のときに、自分や家族はどんな状況になっているのか、

そのときに、これから起業する事業が
自分の体力面も含めて継続可能かどうかを
判断する材料にしていきます。

せっかく起業しても
10年後まで生き残れるのは3割弱、
残りは廃業してしまうというのが現実です。

「色々な人と付き合う?自分の
過去と未来の年表を作る?面倒だな…」、
そう思われるかも知れません。

でも、これを惜しんで10年後の
廃業する7割強に入るのか、

生き残る3割弱に入るのかが決まる
といっても過言ではありません。

私が提案した2つの方法、
やってみれば非常に楽しいですよ。

楽しんで起業の準備をし、
ワクワクする第二の人生にしましょう。

過去の年表と未来の年表の作り方
これについては、いずれこのブログで
ご紹介していきます。

今回は以上です。
来年も宜しくお願い致します。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“予測は外れても、努力は実る”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

起業はシンプルに考えた方がうまくいく!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

50代・60代の方が起業して
自分の可能性を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる

こんな第二の人生を送ることができるよう応援するために
5年前よりブログによる情報発信をしています。

今回、5年間の集大成とも言うべき
ウェブによる無料セミナーを7月に実施します。

90分という長いこの動画のセミナー
詳しい内容は、下のURLをクリックしてご覧ください。
セミナーは期間限定の公開となります。

https://lifework-kigyo.net/lp/web_seminar.html

ところで、子どもたちの間で
メダカを飼うことが流行っているそうですね。

この写真のように、メダカといってもとてもきれい
しかも飼いやすい点が人気なのかも知れません。

7月の横浜の商店街での夏まつりに
メダカを販売するブースも出店します。
私も飼おうかなと思ったりしています。

さて、今日のテーマは
「起業はシンプルに考えた方がうまくいく!」です。

ビジネスの基本要素は、たった3つだけ!

起業するには、考えなければならないことが多過ぎる!
だから、何から手を付けていいか分からない!
これから起業する人たちから多く聞かれる声です。

ちょっとあげただけでも、
検討しなければならないことが沢山あり、
どこから手を付けていいか分かりません。

しかし、ビジネスの基本的な要素はたったの3つです。
何から手を付けていいか分からなかったら
この3つを明確にしていけばいいのです。

その3つとは何か?
1 商品
2 伝える
3 販売する
この3つです。

商品の本質を考える!

最初に「商品」です。
これには、目に見える形のあるものと
目に見えないサービスや情報などがありますね。

どういう形態にしろ
商品がなければビジネスは成立しないのは自明の理です。

ここで考えなければならないことは
商品の本質とは何か?ということです。

日曜大工の店で穴をあけるためのドリルを買う場合を
ちょっと考えてみてください。

この人はドリルという商品を買うのではなく
ドリルによって開けられた穴を買うのであるということですね。

あなたの商品は、
お客様のどのようなニーズを満足させるのか?
お客様のどのような悩みを解決できるのか?
これが商品の本質なのです。

売りたい商品は決まっているけれども
それが、誰のどのようなニーズを満たし
誰の悩みを解決するのかが明確になっていない。

私のところに起業相談に来られる方の大半がこんな方々です。
まずは、これを明確にすることが第一です。

販売する商品を考えることは
その商品を使う人のことを考えることです。

そのためには、ターゲットとなる人に
会うこと、話を聞くこと、このことが極めて重要です。

しかし、多くの起業家は、
こんなシンプルなことをやっていません。
難しく考えると、袋小路に入ってしまいます。

誰に、何を、どんな手段で伝えるか?

次は「伝える」です。
その商品を使って欲しいお客様に
知ってもらわなければ商品は売れません。

ここで生きてくることが
前段でご紹介したターゲットとなる人に
会って話を聞くことなのです。

このことによって、何を伝えたらいいのか
ということを相手の立場に立って明確にしていきます。

ところが、多くの起業家は
「私の商品は…」と、商品のことばかり
伝えようとしますが、これでは相手に伝わらないのです。

常にターゲットの立場や視点から考える
これさえ意識しておけば、シンプルに考えられますね。

次に考えることは、そのターゲットには、
どんな手段を使えば「伝わる」か?
チラシいいのか?ネットを使った方がいいのか?

ターゲットが明確になっていれば、
伝える手段も見当がついてきますね。
もちろん、伝える手段は一つだけでいいというわけではありません。

ターゲットに伝わりやすい手段を
組み合わせて考えていくことが求められます。

なぜ、販売することに抵抗感があるのか?

3つ目の要素が「販売する」です。
これが苦手な人が多いのが現状です。
何を隠そう、私自身が大変苦手でした。

今から30年以上前に、
約2年間、化粧品の訪問販売をやりました。
まったく売れないダメなセールスマンでした。

「販売する」ことに心のブレーキがあったのです。
売り付けるという感覚があり、お金をもらうことに抵抗感があったのです。
これでは売れるわけがありません。

これを解決するには
自分の商品の本質が明確になっており
自分自身が、それを心から信じることです。

つまり、買ってもらうために販売しているのではなく、
お客様のニーズを満たすため、問題を解決するために
商品をご紹介しているのだという気持ちを持つことです。

複雑そうに見えるビジネス
最も基本的な要素である
「商品」「伝える」「販売する」の
3つを考えればいいのです。

そして、常にターゲットの立場や視点から発想すること
このことを心掛けていればいいのです。非常にシンプルですよね。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

追 伸

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経済産業大臣登録 中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

 

 

人生に成功する早道を一つだけ挙げるとしたら、それはなにか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

先日、京成立石駅周辺の飲み屋街探訪に行って来ました。
戦災で焼けた後に立てられて、そのまま今まで残っている
感じの古い建物が立ち並んでいる「呑んべい横丁」

その一角に写真のような店がありました。
店の前は、POPが貼り尽くされており、どこが入口やら…。

私もPOPで情報発信をすることをお勧めしていますが
ここまで凄まじいと、もはや現代アートの世界か?

さて、今回のテーマは
「人生に成功する早道を一つ挙げるとしたら
それはなにか?」です。

私が売れないセールスマンだった理由、それは…?

イトーヨーカドーの創業者である伊藤雅俊さん
彼の「商いの道」という本にこんなことが書いてありました。

“商いだけでなく、もの作りの道でも、芸術の道でも
「人生に成功する早道を一つだけ挙げろ」と聞かれたら
私は、「どれだけ人間が好きか」ということを挙げます。

人間が生きている様子、泣いている様子、
笑っている様子、怒っている様子、喜んでいる様子、
人間のすべてをながめて、すべてに係わりたいと考えている人は

半ば成功したも同然です。そういう人は
お客さまの気持ちがよく分かり、好みにピッタリ
合ったものをお客さまにご提案できるからです。”

私は、かつて化粧品会社に勤務していて
1年半ほど化粧品のセールスをやりました。
来る日も来る日も住宅街を飛び込みセールスです。
何軒訪問しても、化粧品はまったく売れませんでした。

「〇〇化粧品はいかがでしょうか?」
「間に合っています!帰ってください」
「それでは、また来ます。失礼しました」

この繰り返しですから、売れるわけはありません。
なぜ、そうなってしまったか?
私は、お客さまにまったく興味がなかったのです。

興味があれば、「どちらの化粧品をお使いですか?」
とか、色々と質問が出るはずです。質問すれば、それが会話のきっかけになり、
セールスの糸口につながるかも知れません。

伊藤雅俊さんの言葉を読んで
自分が売れないセールスマンだった
根本的な原因はこれだ!とハタと思い当たりました。

起業にあたって、私たちは誰を幸せにしたいか?

売上げとは何でしょうか?
私たちは、お客さまに商品やサービスを販売して
お客さまに価値を提供し、それに満足し喜んでいただいた
対価としてお金をいただく、それが売上げですね。

提供する商品やサービスを通して
お客さまの幸せな生活に貢献しているのです。
つまり、商売や事業とはお客さまに幸せになっていただくことです。

そのためには、私たちが対象としているお客さまが
毎日の生活の中で、何に困っているのか、何に悩んでいるのか
これを突き詰めて考えること、ここが大きなポイントになります。

そして、お客さまに満足していただき
喜んでいただき、「ありがとう!」と言われる。
これこそ、商売や事業の醍醐味ではないでしょうか。

その前提になるのが、お客さまを好きになること
そうすれば、“半ば成功したも同然”と伊藤雅俊さんは言っています。

起業相談をやっていると
「自分の商品は…」とか「自分のお店は…」とか
自分のことばかりで、お客さまのことが
視野に入っていない人がとても多く感じられます。

もう一度、“お客さまを好きになること”
このことの意味を問い直してみたいと思います。

伊藤雅俊さんの大恩人の言葉“人間は好みに滅びる”

もう一つ、「商いの道」の中で印象に残った文章があります。

“私の商いの人生の危機を何度も助けてくださった大恩人・関口寛快さんに
「人間は好みに滅びる」と教えられたことがあります。私の非常に好きな言葉です。

女好きの人は女で失敗し、お金ばかりに執着する人はお金でしくじる、
そして商売好きの人は商売にのめりこんで自滅する、というのです”

私のこのブログは、“好きなことで起業しよう!」がテーマです。
これは極めて重要であり、伊藤雅俊さんも商売が大好きです。

しかし、気を付けないとそこに落とし穴があるというのです。
好きなことを仕事にしていると、ついついのめりこんで
視野が狭くなり、「木を見て森を見ず」になってしまい勝ちになるというのです。

好きなことを仕事にして情熱を持って取り組む
同時に、ある時にはそこから突き放して全体を
客観的に見ること、これも極めて重要だということを気付かせていただきました。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“壁があったら、まずぶち当たってみる。
簡単に壊れるかも知れないから”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
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起業にはリスクが伴いますが、
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

好きなことで起業できる!しかし条件が…


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

毎年、初詣では相模の国の一宮である寒川神社に行っています。
いつもは午前中に行っていましたが、今年は午後
すごく混んでいて、参拝するのに1時間以上掛かりました。

並んでいる列がちっとも進まないので
ずっと神門に飾られた“ねぶた”を見ていました。

今年で19回目になる寒川神社の“ねぶた”
皇太子殿下の新天皇即位があるので
テーマは「御代替わり(みよがわり)」

制作したのは、青森ねぶたの第一人者である北村蓮明さん
幅9メートルで、高さ2.6メートル
いくらくらい掛ったのかと、ついゲスの勘繰りをしてしまいます。

さて、今回のテーマは
「好きなことで起業できる!しかし条件が…」です。

「好きを仕事に!ライフワーク起業」
をテーマにしているこのブログ

だったら何で今さら「好きなことで起業できる!」なの?
とお思いかも知れません。
しかし、今回はどうしても伝えたいことがあるのです。

こんな生活、もう嫌だ!

毎朝、満員電車に揺られ
目標というノルマに追われ
クライアントと遅くまでのお付き合い

こんな生活はもういやだ!
起業相談の際に、こんな声を良く聞きます。
かつてはサラリーマンだった私もそうでした。

毎日、好きなことだけやっていられたら
どんなにいいだろう。楽しくて仕方がないだろうな。
日曜日の夕方になると、こんなことを考えていました。

会社を辞めて、好きなことで起業したいな!
と思っても、いざとなると自分が何が好きなのか
よく分かりません。

では、どうしたら好きなことを
見つけられるのでしょうか?

大好きなことを見つける7つの質問

漠然と自分の好きなことは何だろうと
考えていても、なかなか思い浮かびません。

自分に対して、次の7つの質問をしてみると
「あっ、そうだった!」と思うことが浮かんでくるでしょう。

その自分への質問とは次の7つです。

1. 小さい頃、ワクワクしてやったことは?
2. もっとやりたいのに、時間がないと感じることは?
3. 時間があったら、ついやってしまうことは?

4. 人から褒められることは?
5. 普段、良くお金を使いことは?
6. 本屋で、いつも本を探すコーナーは?
7. 自分が憧れている人は何をやっている?

世の中は、そんなに甘くない!

自分は、もともと蕎麦が大好きで
会社を定年になったら、蕎麦屋をやろう!

こんな思いで蕎麦屋を開業した人
しかし、半年も経たないうちに、
その蕎麦屋は閉店してしまいました。

そうすると、周りの人はこんなことを言います。
「好きなことを仕事にして
うまくいくほど世の中は甘くないよ!」

大好きな蕎麦、蕎麦屋で起業したのに
何でうまくいかなかったのか?

好きなことで起業して成功するには
ある条件が必要だったのです。
今回お伝えしたいのは、このことだったのです。

プロとしての覚悟が出来ているか?

好きなことで起業して成功するには
プロとしての覚悟ができているか?
これこそが唯一絶対と言ってもいい条件なのです。

アマチュアとプロとは大きな違いがあります。
アマチュアは自分で楽しんでいればいいけれど
プロは、相手からお金をいただかなくてはなりません。

自分が提供しているものが
果たしてお金を出してもいいほどの価値があるのか?
プロは常にこのことを問われます。

今までと同じものだったら、
本当に満足するのものでなかったら、
わざわざ、あなたにお金を払ってはくれません。

蕎麦が大好きだとしても
ただ好きなだけで、プロとしての覚悟ができないならば
自分で食べ歩く趣味に留めておいた方がいいでしょう。

苦しみを通して学ぶべきことを学ぶこと

本当にお金をいただくための
価値ある商品やサービスを産み出すには
それこそ、産みの苦しみがあります。

起業を成功させるには
苦しみを通して学ぶべきことを早く学ぶことが必要なのです。

俺は好きなことをやりたいのだ。
こんな苦しみは「好きなことで起業!」
の趣旨に反しているのではないか。

それこそ、世に中はそんなに甘くはないのです。

自分の人生を賭けた本当に好きな仕事は何か?
その仕事をやっていくプロとしての覚悟が出来ているか?

新しい年の始めに当たって少々辛口ですが
今年あるいは数年中に起業を考えている人に
このことを申し上げておきたいと思います。。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“命の時間を使い切る”

追 伸

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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場保男
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不安な人ほど良く勉強する?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

いま、小田原城では菊花展が開かれています。

もうそんな時期かと思ってしまうほど、季節の移り変わりは速いですね。

「菊作り 菊見るときは 陰の人」

自分が丹精込めて作った菊を
大勢の人の陰からじっと見つめている。

自己主張をしない謙虚さの中に
自信を感じさせるこの言葉が私は好きです。

さて、今回のテーマは
「不安な人ほど良く勉強する?」です。

起業に不安が付きまとうのは当たり前!

世の中に起業しようと思っている人は沢山います。
でも、実際に起業に踏み切る人は、ほんの一握りです。

本当にうまくいくかな?
失敗したらどうしよう?
家族は反対するだろうな?

起業とは、今までの自分とは
違うことに挑戦することです。

人間は、もともと新しいこと
やったことがないことには不安を感じるように出来ています。

だから、起業に当たって
不安を感じるのは当然のことなのです。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

一番の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物、だから不安がいっぱい。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

つまり、不安な人ほど
情報収集という勉強を良くしているのです。
そして、情報洪水の中に溺れてしまうのです。

起業に当たって、不安に思うのは当たり前
だから情報を集めまくって不安を解消しようとする

では、情報洪水の中で溺れないようにするにはどうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった5%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っている人をちょくちょく見掛けます。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

起業を成功させるために最も重要な情報は?

起業に必要な3つの情報についてご紹介してきましたが
これらの情報の前提として、
起業を成功させるための最も重要な情報があります。
それは、“あなた自身”の情報なのです。

自分は本当に何をやりたいのか?
自分の才能や能力を活かす仕事は何か?
自分はどんなことをやるために生まれてきたのか?

このような自分についての
本源的な情報を知ることが最も重要なのです。

したがって、起業を考えるならば
まず第一に、このような情報について
しっかり把握することが求められます。

つまり、自分のとっての
ライフワークは何かを明らかにすることです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“一歩踏み出す
その勇気が新しい人生になる”

追 伸

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絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
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