今までの起業の常識は通用するのか?


こんにちは、

ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

やりたいことを仕事にして

自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

 

 

関東地方に台風16号が近づいていて

風雨が強くなり、木々が揺れています。

 

 

昭和33年9月26日

伊豆・沼津地方を狩野川台風が襲いました。

最低気圧887hPaという強力台風で犠牲者は1,300人近く。

 

沼津に住んでいた幼い私は

ミシミシ音を立てている古い家で寝ており

「早く過ぎ去ってくれ!」と心の中で叫んでいました。

 

 

写真は、狩野川の河口に近い御成橋。

橋の向こうに、高校生になって通っていた母校がありました。

 

 

翌年の昭和34年9月26日は

5千人もの命が奪われた伊勢湾台風

2年続けて同じ日に大型台風による大災害でした。

 

 

さて、今回のテーマは

「今までの起業の常識は通用するのか?」です。

 

 

今までと同じ仕事の方がうまくいく?

 

 

私の知人の話です。

彼は、ある大手アパレル会社の部長をしていました。

 

 

ところがある日帰宅して、奥さんにこう言いました。

「オレ、会社をやめて庭師になる」と。

 

 

奥さんの目は点になりました。

「えっ、庭師?」

 

 

そりゃそうですよね。

アパレル一筋にやってきたのに

突然、庭師になるというのですから…。

 

 

周囲も大反対です。

起業するなら、「長年やってきたアパレルの世界で独立すべきだ」と。

 

 

会社人をやめて独立起業する場合、

自分が今までやってきたこと

自分が得意なことで起業すべきである。

これが世間の常識です。

 

 

本当にこれでいいのでしょうか?

 

 

私の周囲には、先ほどのアパレルの業界から

庭師になった例だけでなく、こんな例が多くあります。

 

 

殺人事件などを担当していた刑事が警察をやめて

特殊な製法で干物をつくる店を開業しました。

 

 

IT企業に勤めていたエンジニアが、豆腐屋になり

大豆を使ったヒット商品を次々に打ち出しています。

皆さん、本当に楽しそうに活き活きと働いています。

 

 

起業のテーマは何を一番に考えたらいいのか?

 

 

それは、本当にその人がやりたいこと、

心からワクワクすることで起業することが一番のポイント

 

 

過去13年間、延べ600名を超える

起業相談を行ってきた私の出した結論です。

 

 

あるオリンピック選手のコーチングをしているコーチは

次のように言っています。

 

目標が達成できない原因の95%は

本人が本当にやりたいと思っていない目標だからだと。

 

 

自分の好きなこと

心からワクワクすること

これを仕事しに、毎日を活き活きと過ごすことができたら

本当に素晴らしいですね。

 

 

私は、このような起業を

ライフワーク起業と呼んでいます。

 

 

ライフワークを仕事にすることこそ

起業を成功させる最大の要因だと思います。

 

 

「エクスペリエンス・マーケティング」

を提唱して注目されている藤村正宏氏は

次のように述べています。

 

 

自分の仕事や商品は好きですか?

「好き」ということは、そこに「愛」があります。

今後のビジネスでは、これがものすごく重要になってきます。

 

 

もう一度言います。

今までやってきた仕事で起業しよう!

これは決して間違いではありません。

 

 

でも、その仕事は

本当に自分がやりたい仕事でしょうか?

 

 

これしか出来ないから、この仕事で起業せざるを得ない

とお考えでしたら、もう一度自分に問い直してみてください。

本当にワクワクする仕事ってなんだろう?と。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

今回は以上です。

 

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “探せば見つかる。

    考えれば解決できる。信じてやるだけ”

 

 

 

私の著書のご案内です。

 

「50代・60代のためのライフワーク起業のススメ」

お陰様で、発売2カ月半で増刷されました。

このたび、電子書籍版も発売になりました。

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本当に“やりたいこと”の中にも2割の嫌なことが潜む!


本来の自分らしさを活かしたワクワクする仕事で起業を!

夢を仕事に!50代・60代の起業を応援している大場保男です。

 

 

コロナの影響で、外出する機会が減ったので

最近は、自宅の周辺を良く散歩しています。

 

 

そんな途中で見つけたのが「馬頭観世音」の石碑

昔、このあたりに競馬場があったからという話を聞きましたが

調べてみると、農耕馬を集めて草競馬を年に1回やっていたということでした。

 

 

コロナだからこそ、身近な地域の歴史散歩

意外な発見があってなかなか面白いものですね。

 

 

さて、今日のテーマは

「本当に“やりたいこと”の中にも2割の嫌なことが潜む!」です。

 

 

私は、起業するなら

自分が今までやっていた仕事にとらわれるのではなく

本当に自分がやりたいことで起業しよう!と提案しています。

 

 

実際に、自分がやっていた仕事と

同じ仕事で起業する方は4人に1人と

意外に少ないのです。

 

 

多くの人が今までやっていた仕事とは

直接関係ない仕事で起業しています。

 

 

起業するなら、自分が本当に情熱を傾けられる

大好きなこと、本当にやりたいことで起業したいものです。

 

 

私は、化粧品会社に勤めていた頃

一番好きだったのは

営業所の所長を教育する仕事でした。

 

 

独立起業してからも、

商店街や地域活性化のために

商店主たちを対象にしたセミナーが大好きです。

 

 

そんな大好きな仕事でも

「面倒だな、イヤだな」と思うときがあります。

それは、教育やセミナーのために、資料や教材をつくる仕事です。

 

 

でも、その資料や教材でどんなセミナーを

やろうかと考えるときはワクワクします。

 

 

大好きなことと言っても

その中には、「2割ほどの面倒くさいこと、イヤなことが含まれている」

と言われています。

 

 

そんなときには、本当にこれって自分の本当に

好きなことなのかな?と

疑問を抱いてしまう場合があります。

 

 

そうなると、

自分の本当に好きなことは別にあるはずだと

「本当に自分が好きなことを探す旅」が始まってしまいます。

 

 

大好きなことにも、2割のイヤなことが含まれている

という事実に着目すれば、迷うことは少なくなります。

 

 

本当に好きなこと、やりたいことならば

イヤなこと、面倒なことがあっても

「えいっ」とやってしまえるパワーを発揮できるのです。

 

 

そのうちに、イヤなこと、面倒なことが

気にならなくなってきます。

 

 

もしも、「エイッ」とやってしまえる

パワーが発揮できないのであるならば、

そのときは、それが本当に好きなことではない可能性もあります。

 

 

でも、イヤなことを乗り越えてやった結果が

本当に自分でワクワクできるならば、

やはり、それはあなたの大好きなことなのです。

 

 

今回は以上です。

 

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今、日の一言から

 

 “魚は水から出た時に、水がないことに気付き

         人は一人になった時に、支えられていたことに気付く”

 

 

追 伸

 

 

このブログをご覧になっている方に、

50・60代のライフワーク起業マニュアルをプレゼントしています。

 

 

私の600名を超える起業相談を踏まえ、

起業の最も重要な3つのポイントをまとめた

30ページのPDF資料です。

 

 

無料ですので、下記のURLを

クリックしてぜひ入手してください。

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アメリカの成功者の9割以上が持つ秘密の〇〇とは?


本来の自分らしさを活かしたワクワクする仕事で起業を!

夢を仕事に!50代・60代の起業を応援している大場保男です。

 

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)は

七十二候の一つであり、5月21~25日ごろの時期であり、

 

卵から孵化した蚕が

盛んに桑の葉を食べ始める頃を表現しています。

 

蚕は「一匹」ではなく

「一頭、二頭」と数えるそうです。

 

蚕は人々の暮らしを支える大変重要な生き物だったので

牛や馬と同じく家畜として扱ってきたからということです。

 

私が住んでいる相模原市も

昔は一面の桑畑が広がっていて

子供たちは、写真のような桑の実を食べたそうです。

さて、今回のテーマは

「アメリカの成功者の9割以上が持つ秘密の〇〇とは?」です。

 

このブログは、動画でも見ていただけます。

 

 

何年か前にアメリカで大きな話題になり

成功者の9割以上が持っているという“グリット(GRIT)”

これは「やり抜く力」という意味だそうです。

 

成功のために最も大切なのは

IQや天賦の才ではなく「やり抜く力」という理論を広めたのが

ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース教授です。

 

ダックワース教授によれば

義務感による勤勉さや根気はグリットとは違う

「やり抜く力の特徴は、興味、練習、目的、希望の4つ」

だというのです。

 

まずは、長期間一つのことに打ち込み

情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか。

一時的に夢中になることと、情熱を持ち続けることとは違う。

 

永続的に「興味」を持ち続けることが

「やり抜く力」につながると言うのです。

 

次にカギとなるのが

高い目的意識に裏打ちされた長期的目標。

自分の目的意識に社会的意義があると思えば

逆境やマンネリを打破できる。

 

「目的」の実現や成功に希望を抱き続け

粘り強く地道な努力を続ける

これが「やり抜く力」であり、成功の秘訣だと言うのです。

 

ダックワース教授は次のように述べています。

「目標に向かって創造性を発揮するには

絶えずそのことを考えているくらい好きでなければダメ

私は常に研究のことを考えていますが、義務感からではなく

 

好きだからやっているのです。

興味なしに長年続けても、やり抜く力があるとは言えず、

偉業も生まれません」

 

“ライフワーク起業”が“グリット”につながる!

 

このメールマガジンのテーマであるライフワーク起業とは

好きなこと、本当にやりたいことを

自分の存在の本質から探り出し、それをテーマにした仕事で

 

自分自身を最大限に活かして社会に貢献するとともに

経済的にも、精神的にも豊かに生きる起業のことです。

 

好きなことを起業すると言っても

一時的に興味があることで起業するのではありません。

 

長期間一つのことに打ち込み

情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか

これをテーマにすることがライフワーク起業です。

 

ライフワーク起業では

これが今流行っているから

これが儲かりそうだからということで

起業のテーマを決めることはしません。

 

人々や社会に役に立つ、貢献するという

高い目的意識に裏打ちされた長期的目標

つまり、ミッションやビジョンを明確にすることが

ライフワーク起業には必要なのです。

 

起業を考える際や、日々の仕事を行う際には

「グリット」という視点から考えてみてください。

 

5月30日と6月6日に実施予定の

下記のセミナーは、「グリット」の視点から

起業を考える上で参考になると思います。

https://resast.jp/page/consecutive_events/11595

 

今回は以上です。

 

最後に私が自分で勝手にメンターだと思っている

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

泳ぎ続けると、泳ぎ方がうまくなる

     挑戦し続けると、命の使い方がうまくなる”

 

 

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“天職”といえる仕事で起業する!


本来の自分らしさを活かしたワクワクする仕事で起業を!
夢を仕事に!50代・60代の起業を応援している大場保男です。

 

さて、今日のテーマは
「“天職”といえる仕事で起業する!」です。

文字と動画のお好きな方でご覧いただけます。
動画の方は下記の画像をクリックしてください。

ライスワーク(rice work)とライフワーク(life work)

この2つの違いについて、私は次のように考えています。

 

ライスワーク(rice work)とは

「rice」、つまり食べるため、生活のために

必要な収入を得るために働くことを言います。

 

私は、商店街の活性化の仕事を通して

色々な商店主の方々と話す機会が多くあります。

 

時折、親しい商店主に

「何のために商売やっているの?」と聞くことがあります。

 

すると「商売やって稼がなきゃ、女房と子供を

食わせられないからやっているんだよ。そんなこと当たり前だろう」

という答えが返ってくる場合がほとんどです。

 

一方、会社に目を向ければ、上司と部下の狭間に立ち、

クライアントからの無理や要求にも

“顔で笑って心で泣いて”対応し、

目標必達に向けてハッパを掛けられる会社員がいます。

 

私たちは仕事をして収入を得ており、これが生活の糧になっています。

こういう点から考えれば、すべての仕事は食べるため、

つまりライスワークなのです。

 

商店街のオヤジさんも会社員も

家族のために頑張っており、これは大変尊いことです。

 

生活のためにガマンしなければと思いつつ

家族のために働くことに生きがいを感じてもいるでしょう。

 

ただし、生活のために糧を得るためだからといっても、

やりたいことがあるにも関わらず、生活のためだけで

一生終わってしまうのは寂しいことではないでしょうか。

 

特に、もうすぐ定年、あるいは定年を過ぎて

第二の人生に入った方々にとって、これからの自分自身の人生を

充実させるためには、ただ食べるだけではない仕事は何か、

じっくり考える必要があると思います。

 

ライフワーク(life work)とは

本来の自分らしさを活かし、「私はこれをやり切った」と

満足して生涯を終えることができるような“天職”といえる仕事です。

 

自分の可能性を最大限に活かしてお客さまに喜んでもらい

経済的にも豊かに生きる、こんなワクワクする第二の人生こそ

私たちは目指すべきではないでしょうか。

 

計測器の世界的メーカーである堀場製作所の創業者

堀場雅夫氏は「仕事は面白くなければいけない、

仕事は人の役に立たなければ面白くない」と言っています。

 

哲学者のキルケゴールは

「私たちがこの世に生まれてきた目的は

使命を実践することです。使命の中に私たちの

生まれ持った才能が隠されているのです」と言っています。

 

でも、起業相談に来られた方と話してみると

「自分らしさって何だろう?」「自分の隠された才能なんてあるのだろうか」

と思っている方が大半です。

 

そこで、「本当に“やりたいこと”を見つけて

ビジネスにしていく手法とは?」をテーマに書いた本が

「50代・60代のためのライフワーク起業のススメ」です。

 

今回、この本のポイントとともに

書き切れなかったことも含めて

ご紹介するセミナーを行うことになりました。

 

「50代・60代のための夢を実現する起業成功法入門」

というZoomを使ったオンラインセミナーです。

4時間のセミナーを通して、私の話とともに

参加された方々の交流もまじえて実施していきます。

 

終わった後に、特典として

起業に向けての個人相談にも対応させていただきますが

それも含めて、参加料は1,800円です。

 

詳しくは下記のクリックしてください。

https://resast.jp/page/consecutive_events/11595

 

今回は以上です。

最後に私が自分で勝手にメンターだと思っている

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

いつもゴールを見ていれば、迷わない

 

 

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起業で迷ったら、やって楽しい方を選べば売上げが上がる!?


こんにちは

ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

 

さて、今日のテーマは

私が化粧品のセールスをしていた頃

「販売は断られたときから始まる」

と教えられました。

 

はい、待っていました、なんていう客がいるわけはない。

客とは断るものだ。

断られて帰ってきたら、商品なんて売れるわけがない。

 

販売とは客との戦いだ。

戦いとは苦しいものだ。

でも、戦いに勝って販売してくるのだ。

 

毎日、こんなハッパを掛けられていました。

 

私は、こんな戦いにいつも負けていました。

だから、売れないダメなセールスマンでした。

 

私は考えました。

客との戦いに勝って、販売してくるということは

客は戦いに負けたということか?そんなバカな…。

 

さすがに今では、こんな考え方は通用しないと思いますが、

仕事は苦しいものだ、つらいものだ

という意識は残っていると思います。

 

今年のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の

第1回目の冒頭に、徳川家康が出てきたのには

ビックリしましたね。

徳川家康と言えば

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」

という言葉が有名です。

 

人生とは苦しいものだ、

だから、それを乗り越えなければならない

という教えだと思いますが、本当にそうでしょうか?

 

私の知合いの米屋の店主

明日は、どんなことでお客様に喜んでもらおうか?

と考えると、毎晩楽しくて仕方がない。

 

彼の店はとても繁盛しています。

 

自分が楽しいと、周囲の人も楽しくなります。

これがお客様に伝わっていきます。

 

人間は、自分以外の人が喜ぶと

それが自分の喜びになる

このようにつくられていると言われています。

 

まさに“他人に喜ばれることが自分の喜び”なのです。

こういう状態だと、商売が楽しくて仕方がなくなります。

 

と言いつつも

私たちは、どうしても損か得かで考えてしまいます。

 

ある酒屋の例です。

 

山梨県へ、ワインにするぶどうの収穫ツアーを企画しました。

参加するお客様から参加実費はいただきますが、

色々と経費が掛かります。

 

その分、ワインを割引販売した方が売上げがあがるのではないか

と考えました。

 

お客様とぶどうの収穫ツアーに行くのと、

ワインを割引で販売するのでは

どちらが楽しいか?

 

やっぱりぶどうを収穫し、その後みんなで日帰り温泉に入って来る

この方が楽しいな!

だったら楽しい方を選ぼうということになりました。

 

ワインの売上げはどうだったか?

自分たちが収穫したぶどうで作ったワイン

全部予約販売ではけてしまいました。

 

迷ったら、楽しい方を選ぶ

結果として、売上げもあがったのです。

 

起業の場合も同じだと思います。

この仕事とあの仕事、どちらにしようか迷ったら

やって楽しくなる方の仕事を選ぶ

 

多くの起業家を見ていると

こちらの方が正解だと実感します。

 

もちろん、仕事ですから

楽しいことばかりではありません。

当然、苦しいことに出会います。

 

そんな時には、

何をやればお客さまが喜ぶのかを考える

これが一番のポイントだと思います。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “最も早く夢を実現する方法は

          今、行動すること”

 

追 伸

 

このブログをご覧になっている方に、

50・60代のライフワーク起業マニュアルをプレゼントしています。

 

私の600名を超える起業相談を踏まえ、

起業の最も重要な3つのポイントをまとめた

30ページのPDF資料です。

無料ですので、下記のURLを

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ライフワーク起業ナビゲーター

経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男

yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

夢を描くことが起業の第一歩!



 

本来の自分らしさを活かした
ワクワクする仕事で起業を!

こんにちは
50・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

今年は自治会の組長
コロナの影響で、ほとんどの自治会事業は
中止になりました。

でも、年末の「火の用心」は例年通りに行います。

拍子木を打ちながら
「火の用心」と声を出しながら
夜の町内を回る季節の風物詩です。

さて、今回のテーマは
「夢を描くことが起業の第一歩!」です。

このブログは、動画でもご覧いただくことも出来ます。
同じ内容を文字でも読むことも出来ますので
18 分の動画か文字かお好きな方をお選びください。

動画は、こちらからご覧ください。

https://www.facebook.com/oobalifework/videos/419567879487382

お前らは、自分は破滅しても夢に向かっていくというのか!

失敗するリスクがあるにもかかわらず
なぜ、起業するのでしょうか?

それは、どうしても自分の夢を実現したい
こんな想いから起業する人が多いのではないでしょうか。

かなり以前、このブログで
自動車で国に尽くしたいという豊田喜一郎の話を紹介したところ
いい話だったという反響が多かったので、
もう一度、ご紹介していきます。

「日本を強く豊かな国にしたい」という志のもとに
「気違い佐吉」「穀つぶし佐吉」と言われながらも
自動織機を発明した豊田佐吉

亡くなる前の床の中で
佐吉は息子の喜一郎に尋ねます。

「おれは、織機で国に尽くした。お前は何で国に尽くすんだ?」
喜一郎は「自動車がやりたい」と答えました。

「よし、わかった」と言って
自動織機の特許料として得た100万円を喜一郎に渡します。

喜一郎、研究につぐ研究の日々
佐吉にもらった100万円を使い果たしてしまいました。
それでも見通しは立ちません。

佐吉の娘婿の利三郎の家に増資の依頼に行きました。
「お前、車をやるのか?」
「そうだ、だが、金が足らん。貸してくれ」
「だめだ、会社を潰すわけにはいかん」

こんなやり取りが明け方近くまで続きます。
それまで黙っていた利三郎の妻
つまり、喜一郎の妹の愛子が
涙を流しながら利三郎に訴えました。

「今、お兄さんが帰ったら豊田は残るでしょう。
でも、夢は潰れます。
天にいるお父さんはそんなことは喜びません。
会社を潰しても、夢を潰してはいけません!」

妻の言葉を聞いて利三郎は叫びます。
「豊田家の血はどうなっているんだ。
お前らは、自分は破滅してでも夢に向かっていくというのか!
お前たちは気違いだ。わかった、いくらいるんだ!」

と言って、200万円を出しました。
もしもこの時、愛子の訴えがなかったならば
その後の自動車王国日本は誕生していたでしょうか?

夢を実現するには、自分の催眠術をかける!

日本一のマーケッターと言われている神田昌典さんから、
夢を実現するには、自分の催眠術をかけなさいという話を聞きました。

その方法とは
・目標を書いた紙を夜寝る前にボヤーと眺める。
朝起きたときに、またボヤーと眺める。
・目標設定は現在形  「私は○○になる」
・この目標に一歩でも近づくためには、
今この瞬間に何が必要だろうか?
心に質問するだけでいい。

目標を書いた紙を夜寝る前にボヤーと眺めるのは
昼間のあいだ、意識の上で思いつめ、
考えあぐねて解決できなかった問題を
潜在意識が一生懸命考えてくれるからだというわけです。

夢は大きい方がいいと言われていますが
いきなり、大きな夢が実現するわけではありません。

大きな夢というゴールに至るまでの
階段を作っていきます。
それも、少しずつ確実に登っていける階段が望ましいのです。

つまり、目の前の目標を確実に達成していくこと
これを繰り返して、少しずつ夢に近づいていくようにします。

では、どのような目標がいいのでしょうか?
神田昌典さんは、次のような目標が望ましいと言っています。

S 具体的である。 (例:年収アップ)
M 計測できる。  (例:1000万円)
A 同意している。 (例:この年収は確かに必要だ)
R 現実的である。 (例:そのくらいは達成可能な数字だ)
T 期日が明確である。(例:来年4月30日まで)

そして、
絞り込んだ1個の目標について、
今日一歩でも近づくために、いったい何をしなければならないか、
どんな小さいことでも書き出すことが必要だと言っています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“景色を変えたいなら
         歩き出す”

 

オンライン講座のご案内

1月17日と24日の2日間
「50・60代のための夢を実現する起業成功法」
というオンラインでの講座を行います。

本来の自分らしさを活かし
人に喜こばれて社会に貢献でき
経済的にも豊かに生きるライフワーク起業

これを成功させるノウハウをシェアしていきます。

参加費は2日間で3,300円(税込)
詳しい内容はこちらからどうぞ。
https://resast.jp/events/513778

メルマガ登録のお勧め

5年ほど前から50・60代の起業を応援する
メルマガを週に1回の頻度で配信しています。

今、登録していただいた方には
「大脳生理学が明らかにした
50・60代は起業の適齢期」という資料を
プレゼントしています

メルマガの詳しい内容や申込みは
下記のURLまたはQRコードからご覧ください。

https://resast.jp/subscribe/147370

147370

 

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

ライフワークで得られる3つのものとは?



 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

第7の栄養素と言われているファイトケミカルが
が含まれているブロッコリー・スプラウトを育てています。

今日で5日目ですが、4日目までは日光を当てずに育て、
今日から日が当たる場所に移しています。

もっと早く大きくなるかと思っていたら、こんな感じです。
スーパーで売っているもののようになるのかなぁ?
今日はどうかな?と、育つ様子を見るのは楽しみですね。

さて、今回のテーマは
「ライフワークで得られる3つのものとは?」です。

それは「生きがい」「社会貢献」「経済的な豊かさ」の3つ

収入を伴う仕事であれば、
どんな仕事でもこの3つを得ることはできるでしょう。
しかし、仕事によっては、3つが偏ってしまう場合があります。

ライフワークは3つのバランが非常に良いので、
ワクワクしながら仕事をすることができ、
充実した人生を送ることが出来ます。

ミッションとは、どのような社会貢献をするのかを表現したもの

ライフワークで得られる
3つのものの一番目は「社会貢献」です。

ライフワークとは、自分のミッションや使命に基づいて、
「私はこれをやり切った」と思って生涯を終えることが出来るような仕事です。

ここでミッションについて考えてみましょう。
こんな公式があることをご存知でしたか。

夢+自分のため=野 心
夢+相手のため=ミッション

自分だけの夢を追求したもの、これは野心です。
例えば、「起業を成功させて大きな家に住み、
スポーツカーを買うんだ」というもの

これを誰かに言っても、
人は「そう、頑張ってね」とは言うでしょうが、
共感はしてくれません。

しかし、モチベーションを高めるためには、
自分のための夢を持つことは効果的です。

ミッションとは、人の役に立ち喜ばれる夢です。
例えば、独り暮らしの高齢者の安否確認を行いながら、
地産地消の新鮮な材料を使用した弁当を
宅配する事業を始めると知人に言えば、

「私の知り合いの農家を紹介しましょうか。
あそこなら安く仕入れられるわよ」と、
共感して協力してくれる人が現れる可能性があります。

しかし、ミッションさえあればうまくいく訳ではありません。
キチンとしたビジネスモデルの作成と、
それに基づいた行動が前提になります。

人に喜ばれることが生きがいの源泉

ライフワークで得られるものの2つ目は「生きがい」です。
私が化粧品会社のサラリーマンだった頃の話です。

その会社では“喜ばれることに喜びを”
ということをとても大事にしていました。

この言葉を聞いても、その当時は「そんなものかな」
と思っていましたが、年齢を重ねてくると、
“人間の本質”を突いた言葉だと思うようになりました。

「商売やって稼がなきゃ、女房と子供を
食わせられないだろう」と話していた商店街のオヤジさん、

そうは言いつつも、お客さまが喜んで
くれることに無上の喜びを感じている人でした

色々なお店の人に、「今まで商売をやっていて
嬉しかったことはなんですか?」と質問すると、

大半の店主たちが「喜んでくれて、お客さんの方から
“ありがとう”と言われたとき」と答えるのです。

あるリタイアメント研究の調査によると、
「あなたにとって、人生の意味や目的を
感じさせてくれるものは何ですか?」という質問に対して、
ほとんどの人が「人の役に立つこと」と答えたということです。

人間はもともと、人のためになること、
人に喜んでもらうことに悦びを感じるように
創られているという説を唱えている人もいます。

色々な人を見ていると、
これは一つの説にとどまらず、真理のように思います。

このように考えると、誰にも共通する「やりたいこと」とは、
人に喜ばれることではないかを思います。

したがって、「やりたいこと」で起業を考えるならば、
個々の「やりたいこと」を通して、人の役に立つには
どうしたらいいのかということを考えていくことが必要でしょう。

喜んでいただいた、役に立った対価が売上げ

ライフワーク起業で得られる3つ目のものは「経済的豊かさ」です。
ガランとして客は誰もいない居酒屋の店内、

やることがないので店内に設置してある
テレビを見ているけれど、番組の内容なんて全然頭に入って来ない。

このままお客さんが来なかったらどうしよう、
今月の支払いはどうしよう、考えることはこんなことばかり。

お客様が誰も来ない、今日も売上げが上がらない、
商売をやっていてこんなに心が重くなることはありません。

幸せな起業とは、十分な収入があることだ
ということは言うまでもありません。

売上げとは、お客さまに喜んでいただいた、
役に立った対価としていただくものです。

お客さまが来なくて売上げがゼロだったら、
どうしたら喜んでもらえるか、どうしたら
そのことを知ってもらえるかを徹底的に考えることが必要なのです。

お客さまが来なくて焦る気持ちは分かりますが、
それだけ考えていても、何の解決にもならないのです。

ライフワークとは、
「夢+相手のこと=ミッション」を明確にした経営です。

この原点に立って「相手のこと」を考えれば、
売上げにつながります。それが経済的な豊かさをもたらします。

利益追求は、ビジネス継続のための手段

ビジネスにおける利益追求と顧客満足、
どちらを重視すべきでしょうか。

公共機関や公共団体ではないから、
利益追求を重視しなければならない、
いや顧客満足こそ大事だ、色々な意見があります。

利益がなければ、商品の仕入れも、
家賃も従業員の人件費も払えない。だから、
商売を継続させるためには利益は必要不可欠のものです。
では、利益追求が商売やビジネスの目的なのでしょうか。

私たちは呼吸しなければ生きていくことはできません。
では、呼吸することが生きている目的でしょうか。

呼吸は目的ではなく、生きていくために必要な手段ですね。
利益もそれと同じように考えればいいと思います。

利益追求は商売継続のために手段、
目的はお客さまに満足していただくこと、

利益とはお客様の喜びがお金に転換されたもの、
だから利益より先にお客さまの喜びがある、
これがライフワークの基本的な考え方です。

しかし、利益を上げることや
儲けることに罪悪感を抱いてはいけません。

松下幸之助は「企業は社会的責任として
利益を上げなければならない」と言っています。

起業して事業が継続出来なくなること、
こんなに辛いことはありません。追求の対象として
売上げや利益があるのではなく、継続するための管理の対象としてあるのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“困ったことを、解決するほど
困った人を、救うすることができる”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク、この3つはどう違う?



 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

コロナの影響で、観光も大きな打撃を受けていますが
私たち日本人は、昔から旅行が好きだったようです。

広重の東海道五十三次の戸塚淑
夕方になり、旅人たちが旅籠に足をとめ
旅籠「こめや」には、講中札が下げられています。

講というグループで旅行することが多く
その講の「宿泊場所がここです」と示しています。
個人旅行よりもパック旅行が多かったのですね。

さて、今回のテーマは
「ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク、
この3つはどう違う?」です。

私は動機や目的によって、
仕事を次の三つに分けて考えています。

それぞれに厳密な定義があるわけではなく、
色々な要素が絡み合っているので、
単純に分類することはできません。

しかし、このようにすると、
分かりやすく整理できると思います。

・ライスワーク(rice work)
「rice」、つまり食べるため、生活のために
必要な収入を得るために仕事をすること

・ライクワーク(like work)
「like」、つまり自分の好きなこと、
やって楽しく面白いことを仕事にすること

・ライクワーク(life work)
「life」、つまり心からワクワクできる
自分の使命やミッションに基づいた仕事をすること

すべての仕事はライスワーク(rice work)

私は仕事柄、あちこちの商店街を歩き回っています。
時折、親しい店主に、「オヤジさん、なんのために
商売やっているの?」と聞くと、

「商売やって稼がなきゃ、
女房と子供を食わせられないからやってるんだよ。
そんなこと当たり前だろう」という答えが返ってきます。

毎朝満員電車に揺られ、上司と部下の狭間に立ち、
クライアントからの無理な要求や接待にも
“顔で笑って心で泣いて”対応し、

「あの件はどうなっている?」、
「今月の目標は達成するだろうな?」
とハッパを掛けられる。

思えばガマン、ガマンの毎日の連続かも知れません。
でも、ガマンがイヤだからと会社を辞めてしまったら、

家族の生活はどうなってしまうのか。
やっぱり家族に対する責任から仕事を続けざるを得ません。

私たちは仕事をして収入を得ており、
これが生活の糧になっています。

こういう点から考えれば、すべての仕事は食べるため、
つまりライスワークなのです。

商店街のオヤジさんも会社員も、
家族のために頑張っており、これは大変尊いことです。

生活のためにガマンしなければと思いつつ、
家族のために働くことに生きがいを感じてもいるでしょう。

ただ、生活のための糧を得るためだからといっても、
やりたいことがあるにも関わらず、

生活のためだけで一生終わって
しまうのは寂しいことではないでしょうか。

特に、もうすぐ定年、あるいは
定年を過ぎて第二の人生に入ったシニアにとって、

自分のこれからの人生を充実させるためには、
ただ食べるだけだけでない仕事はなにか、
じっくり考える必要があると思います。

ライクワーク(like work)で生活が出来ればいいけれど…

次はライクワークです。
好きなことを仕事にして収入が得られれば、
こんないいことはないですね。

だからと最近は好きなことで起業する人が増えています。
でも、こんな話を聞いたことはありませんか。

ソバが大好きな人がいた。
おいしいという評判の店があれば、あちこち食べ歩く。
ソバ打ち教室に通って自分で作るほどの熱の入れよう。

やがて会社を定年となり、念願のソバ屋を開業した。
ところが、1年経つか経たないうちにその店はなくなっていた。
好きなことを仕事にして、うまくいかなかった例です。

仕事をすることによって収入を得ることが出来なければ、
それは趣味かボランティアです。

では、収入はどこから得られるのでしょうか。
私たちが提供する商品やサービスに
価値を認めたお客さまが支払ってくれる売上げからです。

ソバが大好きなこと、これはいいのです。
でも、この人の場合、こんなにおいしいソバだから、
絶対お客さまも喜んでくれるはずだと、

自分の“思い込み”だけでお店を持ってしまったかも知れません。
これは起業が失敗する典型的なパターンの一つです。

ソバを食べたり作ったりすることは好きであっても、
お店を経営することは好きだったでしょうか。

お店の経営には、販売促進や接客、会計など
色々なことが必要です。これが出来なければ
お店を継続させられないないことは言うまでもありません。

ソバを食べたり作ったりすることが好きだからといって、
ソバ屋というお店を持つことだけが選択肢ではありません。

ソバ作りを教える教室を開く、
おいしいソバ作りや魅力的なソバ屋
になるためのコンサルタントになる、

全国のソバ店巡りの手記を書いたり
YouTubeで発信するなど色々な選択肢が考えられます。

自分が好きなことで何が出来るのか、
色々な視点から考えることが必要です。

シニアが目指すのはライフワーク(life work)による起業

ライフワークとは、自分のミッションや使命に基づいて、
「私はこれをやり切った」と思って生涯を終えることが
出来るような仕事であり、生まれ変わっても

もう一度やりたい本当に好きなことなのです。
自分の持っている可能性を最大限に活かして
お客さまに喜んでもらい、経済的にも豊かに生きる。

こんなワクワクする第二の人生こそ
シニアが目指すべきではないでしょうか。

ジーン・コーエンは、50代・60代こそ
「人生の意味を見つけたい」「新しい仕事を始めたい」

「夢に挑戦してみたい」という気持ちが
湧き上がってくる時期だと言っています。

自分が「本当にやりたいこと」は何か?
これが明確になっていれば起業に踏み出す第一歩になります。

計測器の世界的メーカーである堀場製作所の創業者、
堀場雅夫氏は「仕事はおもしろくなければいけない。
仕事は人の役に立たなければおもしろくない」と言っています。

哲学者のキルケゴールは、
「私たちがこの世に生まれて来た目的は、
使命を見つけて実践することです。

使命の中に私たちの生まれ持った
才能が隠されているのです」と言っています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人の創り出せる
最も素晴らしいものが、生き方”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

ソバが大好きで始めたソバ屋がなぜ失敗?



 

おはようございます。
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

私は寒いのが苦手です。
だから、春が来るのを待ち焦がれています。

これからが冬本番というこの時期
もう、小田原城公園の紅梅が咲いていました。
とても嬉しくなりました。

これから季節、あちこちで梅が見られるでしょう。
小田原の曽我梅林、熱海や湯河原の梅林
今年はどこかに行ってみようかなと思っています。

さて、今回のブログのテーマは
「ソバが大好きで始めたソバ屋がなぜ失敗?」です。

好きな仕事で生活が出来ればいいけれど…

好きなことを仕事にして収入が得られれば、
こんないいことはないですね。

最近は好きなことで起業する人が増えています。
でも、こんな話を聞いたことはありませんか。

ソバが大好きな人がいた。
美味いという評判の店があれが、あちこち食べ歩く。
ソバ打ち教室に通って自分で作るほどの熱の入れよう。

やがて会社を定年となり、
念願のソバ屋を開業した。ところが、
1年経つか経たないうちにその店はなくなっていた。

好きなことを仕事にして失敗した例です。

仕事をすることによって
収入を得ることができなければ、
それは趣味かボランティアです。

では、収入はどこから得られるのでしょうか。
私たちが提供する商品やサービスに
価値を認めたお客さまが支払ってくれる売上げからです。

ソバが大好きなこと、これはいいのです。
でも、こんなに美味いソバだから、
絶対お客さまも喜んでくれるはずだと、

お金を払ってくれるお客さまのことにあまり想いが及ばず、
自分の“思い込み”だけでお店を持ってしまったかも知れません。
これは起業が失敗する典型的なパターンの一つです。

ソバを食べたり作ったりすることは好きであっても、
お店を経営することは好きだったでしょうか。

お店の経営には、販売促進や接客、
会計など色々なことが必要です。

これが出来なければお店を継続させることが
できないことは言うまでもありませんね。

ソバを食べたり作ったりすることが好きだからといって、
ソバ屋というお店を持つことだけが選択肢ではありません。

ソバ作りを教える教室を開く、美味しいソバ作りや
魅力的なソバ屋になるためのコンサルタントになる、
全国のソバ店巡りの手記を書くなど色々な選択肢が考えられます。

「やりたいこと」を名詞と動詞の二つの点からで考える

好きなことで起業するには、
「やりたいこと」を「何を」という名詞と
「どうする」という動詞の二つの点から考える必要があります。

「何を」に相当するのが「ソバ」「パン」「野球」「旅行」などの名詞です。
「どうする」に相当するのが「販売する」「(お店を)経営する」
「教える」「書く」「コンサルティングする」「プロデュースする」などの動詞です。

ソバ屋を開業してうまくいかなかったケースを考えると、
「ソバ」が好きでも、「販売する」ことや「(お店を)経営する」ことが
「やりたい」ことでなかったら、好きなことで起業するライフワークとは言えません。
単にソバが好きで始めたソバ屋というライクワーク(Like work)にだったのです。

建設会社の事務員として働いていた女性、
以前から東洋の医学に興味があり、
マッサージの仕事で起業したいと思っていました。

しかし、彼女はマッサージサロンを
持って、サロンを経営することは苦手であり、やりたくありません。

人とお話をすることが大好きでした。
そこで始めたのがマッサージの出張サービスです。

お客さまのお宅を訪問し、マッサージをしながら、
あるいは終わったあとお茶をご馳走になりながら、
お客さまと色々なお話をする。

これならば、固定費が掛かるサロンの経営を心配する必要はありません。
「やりたいこと」の名詞はマッサージ、動詞は人とお話をすること、
この二つがうまく結びついて、予約を取るのが難しいほど繁盛しています。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“お金がない時は、
なくてもできる方法を見つけるチャンス
相手がわかってくれない時は、
わかってくれるまで自分を変えるチャンス
人生にはチャンスしかない”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

好きで始めた仕事はなぜ失敗するのか?



 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

小田原城の本丸広場にあるのが手裏剣道場
誰でも気軽に手裏剣が投げられる体験ができます。

小田原北條氏に仕えたのは
風魔忍者、その総帥である5代目の
風魔小太郎は、身長が2m17㎝もあったそうです。

小田原と言えば梅干しも有名ですが
忍者が大好きな外国人は、梅干しは忍者の薬
だ信じて珍重している人もいるそうです。

さて、今回のテーマは
「好きで始めた仕事はなぜ失敗するのか?」です。

このブログのタイトルは「好きを仕事に!ライフワーク起業」
なのに、好きで始めた仕事が失敗するとはどういうことと
思われるかもしれませんが、それにはこんな訳があるのです。

定年退職したら、そば屋をやりたい!

そばが大好きで、あちこち食べ歩き、
そば打ち教室に行って、そばの打ち方も習った、
だから、定年後にはそば屋で起業したい。

こんな人ってけっこういますよね。
でも、繁盛店になっているという話は滅多に聞きません。
むしろ、失敗したという話の方が多いのではないでしょうか。

そばを食べることが大好き!そばを打つことも大好き!
大好きなことで起業したのに、失敗する人が多いのはなぜでしょうか?

50代、60代の起業には4つの要素の検討が必要!

50代、60代の方が起業するには
情熱、市場性、コスト、適性の
4つの要素を検討する必要があります。

情熱とは、本当にそれが好きで
やりたくて仕方がないこと。

先ほどの例で言えば、
そばが大好きなので、これはクリアしています。

次は市場性です。
その事業の需要はあるのか、
需要はあるけれども、新たに入り込む余地があるのか
ということの検討です。

そば屋は年々店舗数が減少しています。
そばを外食する、あるいは出前を頼むという需要が減少しているのです。
このような中で事業を行っていくのは厳しいですね。

3つ目はコスト、これには2つの種類があります。
イニシャルコストとランニングコストです。

退職金を店舗改装などの
イニシャルコストに突っ込んでしまい
老後の生活資金がなくなってしまう
これでは不安で仕方がないですね。

また、売上げに関係なく
ランニングコストは出て行ってしまいます。
まるで家賃を払うために商売をやっているようだ、
こんな声を聞くこともあります。

50代、60代が起業する場合
イニシャルコスト、ランニングコスト
これが可能な限り低く抑えられるような業種を選ぶべきでしょう。

4つ目は適性、これにも2種類あります。
体力的な適性と性格的な適性です。

中高年が起業する場合
今は出来るかも知れないが
果たして、5年後、10年後も体力的に大丈夫か
これをしっかり見極めることが大事です。

私のところにこんな相談がありました。
年齢は60代、これから唐揚げの店をやりたい
それも一人でやるというのです。

毎日、厨房で立って唐揚げを揚げる
こんなことが今後もずっと続けられるでしょうか?
やはり、体力面のことを考える必要がありますね。

体力とともに性格的な適適性も検討する必要があります。
そばを作ることは好きだけど
お客様と話をすることは苦手、
こんな人もけっこう多いですよね。

奥様が接客をやってくれれば良いのですが
自分でそれをやらなければならないとすると
好きなそば屋を始めたのに、毎日が苦痛で堪らない
ということになりかねません。

仕事には3種類がある!

ライスワーク、ライクワーク、
ライフワークの3種類です。

ライスワークとは
食べるため、生活のためにする仕事です。
決して、これは良くないというわけではありません。

家族を養うため、老後の生活のためには
経済的な安定が必要であり、そのために起業することは
当然、あってしかるべきです。

でも、せっかく起業するならが
自分の好きなことで起業したい、これがライクワークです。

しかし、好きがからという理由だけで起業すると
そば屋を開業して失敗した事例につながってしまいます。

先ほどの情熱、市場性、コスト、適正の
4つの要素を検討する必要があります。

でも、これだけでも不十分です。

その仕事が本当に本人の隠れた才能を
活かすことにつながっているのか
本来やるべき使命につながっているのか

これをしっかり見極めて、本当に自分を
活かす仕事、これがライフワークです。

50代、60代が起業するならば
「これをやり切った!これが本当の自分の人生だった!」
という思いで人生を終わりたいですよね。

ライスワーク、生活のためには仕方がありません。
でも、この仕事では毎日が楽しくワクワクする
というわけにはいきませんね。

ライクワーク、うまくいけば、これも良いでしょう。
でも、慎重に検討しないと失敗する可能性が高いでしょう。

せっかくならば、自分を本当に活かすライフワーク
こんな起業をしたいですよね。
そのためには、本来の自分を見極めることが必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“働くことは、笑顔を増やすこと
働くことは、命を輝かせること”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp 携帯:090-5521-7427