「できること」で起業するか?「やりたいこと」で起業するか?

 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

今どき珍しい靴の修理屋
ヒールや踵の取り換え
靴底の取り換えなどをやっています。

修理をして履くよりも
買ってしまう人の方が多いのでは?
と思いますが、現実はその通りです。

だから、修理をしてくれる
靴屋はほとんどなくなってしまいました。

しかし、高価だった靴
思い出のある靴は、修理してでも履きたい
という人もかなりおり、
そういう人たちが、この店のお客様です。

やってくれる店がなくなってしまったので、
クチコミで知った人たちが遠方からも来店して
けっこう繁盛しているのです。

写真は、靴の修理に使う道具です。
父親の代から使っているものだそうです。

さて、今回のテーマは
「“できること”で起業するか?“やりたいこと”で起業するか?」です。

シニア層の起業が増えている!

実は最近、こんな理由から起業する中高年の方が増えています。

□すでに見えているゴールを目指すのではなく、
 体力のある50代のうちに起業して、次の夢を目指そう。

□定年まで会社にいるよりも、
 今のうちに早期退職制度を利用して起業した方がいい。

□定年後も働きたいが、給与は激減することは明らか。
 今のうちに起業しておけば、定年後もある程度の
 水準を確保できるのではないか。

□今の会社でノルマに追われる日々から抜け出し
 自分のペースで仕事がしたい。

□定年後、年金だけでは生活費が足りないかも知れない。
 だったら、早く起業して老後の備えをしておこう。

□子供が大学を卒業し、親としての責任を果たした。
 これからは自分のために仕事をしてもいいのではないだろうか?

事実、日本政策金融公庫の資料によると
独立起業時の年齢が50歳以上の人の割合が
1991年では11.5%、2011年では24.3%と大幅に増えています。

現実逃避からの独立起業は失敗する!?

毎週、月曜日になると会社に行くのが
イヤでイヤで堪りません。
日曜日の午後になるとユウウツな気分になります。

月曜日には営業会議があり、
先週の営業結果を報告しなければなりません。
彼の場合、いつも目標未達なのです。

他の人が発表している間、
身体を縮めてそれを聞いています。

こんな状態ですから、会社をやめたくて仕方がないのです。

このような心理状態の人にとって
他の仕事はすべてバラ色に見えます。
そんな彼が、独立起業したらどうなるのでしょうか?

何かをやりたいから独立起業するのではなく、
現実から逃避するために起業する
こういう起業は、うまくいくはずがありませんね。

“逃げ”からは、新しいものは生まれないのです。

「CAN」「WANT」「MUST」の3種類の動機からの起業

起業の動機には、「CAN」「WANT」「MUST」の
3種類があると言われています。

「CAN」は、自分が出来ることがあるから起業するという人
例えば、今まで貿易の仕事をやっていた人が
貿易の仕事で独立起業するようなケースです。

「WANT」は、自分が本当にやりたいこと、
好きなことで起業するという人です。
例えば、旅行が大好きなので、
旅行をテーマにした事業で起業するなどのケースです。

「MUST」は、
起業しなければならないから起業するという人です。
例えば、親の仕事を継がなければならなくて会社をやめる人

リストラされ、転職先がないので、
起業せざるを得ない人などが当てはまります。

「WANT」で起業すると、うまくいく!?

今まで9年間、起業相談を行ってきて
一番多かったのは、「CAN」のケースの人です。

パン屋にいたので、自分でパン屋を始める、
ラーメン屋にいたので、自分でラーメン屋を始める。
決して悪いわけではありません。
それが本当にやりたいことであるならば
うまくいく可能性が高く、その人の人生も充実したものになるでしょう。

でも、本当にやりたいことは別にあるけれども
ラーメン屋しかできないから、ラーメン屋をやるというのでは
うまくいかない可能性が高いのです。

では、自分が本当にやりたいこと、好きなことで起業する
「WANT」のケースの人はどうでしょうか?

オリンピック選手のコーチングで有名なあるコーチによると、
目標設定の95%が実現しないのは、
立てた目標が自分の本当にやりたいことではないからだということです。

自分が好きなこと、ワクワクすることをやっていれば、
毎日が楽しくなります。

楽しいから工夫が生まれ、人を惹きつけることができ
結果として長続きします。

だから、うまくいく可能性が高いのです。
だから、「WANT」で起業して欲しいのです。

しかし、「WANT」で起業する人ほど、周囲から反対されます。
今までアパレルの仕事一筋でやってきた人が
会社をやめて、庭師をやりたいと言ったとします。

周囲の人は、
「やったこともないそんな仕事でうまくいくはずがない」
と声を大にして反対するでしょう。

そんな周囲の反対の声に対して
「やっぱり、そうだよな」と思ったとしたら、
それは、本当にやりたい仕事とは言えないでしょう

いかに周囲から反対されても、
どうしても、その仕事がやりたいのであれば
それがライフワークなのです。

生まれ変わってもやりたいこと
それがライフワークなのです。

周囲が反対する理由を
一つひとつ塗りつぶしていけば
立派な事業計画書をつくることができるでしょう。

本当にやりたいならば、周囲の反対の声を、
自分の事業に活かしていくことを考えるくらいの心構えが必要です。

アパレル一筋に仕事をしてきた人が
庭師として独立した話、これは私の知人の実話です。
まったく違う畑で、今も活躍しています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “すべては機会。脅威とは、機会と思っていないこと”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

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