あなたの起業には志(こころざし)はあるか?


あなたの起業には志(こころざし)はあるか? - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

11月18日に実施した
大和市桜ヶ丘の朝市に引き続いて
12月9日には横浜市栄区の新大船商店街で朝市です。

栄区にあるこの商店街、“栄”つながりで交流がある
長野県栄村の野沢菜漬け、しめじ、まいたけ等を販売します。

今年の5月には、栄村から農家の方に来てもらい
山菜やキノコを販売したところ、大人気で1時間ちょっとで完売でした。

今回は年末の忙しい時期なので、農家の方は来ません。
そのため、商店街の人たちとともに私も販売の手伝いをします。

商品はすべて350円均一
果たしてどのくらい売れるかな?

さて、今回のテーマは
「あなたの起業には“志(こころざし)”はあるか?」です。

“志(こころざし)”と“野心”の違いは?

サラリーマン時代には出来なかったけれど、
起業してこんな店を持ちたい、こんな仕事で自分を活かしたい
これから起業する人は、皆さん夢を抱いています。

夢を抱くことは素晴らしいことです。
でも、何のためにその夢を実現したいのか
によって、起業の成否が決まるとも言われています。

何のために夢を実現するのかによって
その夢が、“志(こころざし)”なのか
“野心”なのかの2つに分かれます。

自分のためだけの夢ならば、それは“野心”です。
世の中のために役立つ夢ならば、それは“志(こころざし)”です。

このことは、次のような公式で表現できます。
夢+フォーミー=野心
夢+フォーユー=志(こころざし)

人は“野心”には共感してくれません。
例えば、「起業を成功させて大きな家に住み、スポーツカーを買うんだ」
と言っても、人は「そう、頑張ってね」とは言うでしょうが、共感してはくれません。

一方、例えば、独居暮らしの高齢者の安否確認を
行いながら、地産地消の新鮮な材料を使用した
弁当を宅配する事業を始めると言えば

「良いですね、私の知り合いに
有機栽培で野菜を栽培している人がいるから紹介しましょうか?」
というように、共感して協力してくれる人が現れる可能性があります。

“志(こころざし)”と持つと、
・共感者や協力者が現れます。
・自分の仕事に誇りを持つことができます。

・社会に役立つという意識が積極性を引き出します。
・壁に突き当たっても考えがブレません。

だから成功につながりやすいのです。
でも、“志(こころざし)”さえあれば、
うまくいくというわけではありません。

きちんとしたビジネスモデルを
作成することが前提条件になります。

志(こころざし)は、どうやって創っていくのか?

そのためには、次の3つのステップで考えていきます。

第1ステップ:社会に困りごとの明確化
世の中にはこんな困りごと、
こんな悩みを持っている人がいる。

第2ステップ:その困りごとの解決方法
その困りごとや問題に対して
私はこんな仕事を通して解決していく。

第3ステップ:実現したい理想の社会
その結果、私は仕事を通して
こんな世の中を目指していく。

志(こころざし)を実現するには2種類のやり方がある!

まず、目標を決めましょう。
その目標を達成するための具体的な計画を立て
それに基づいて一歩一歩進めて行きましょう。

あなたが学んだ起業の本には
このようなことが書いてあると思います。
このような方法を目標達成型成功と呼んでいます。

これは極めて正しいやり方であり、
成功するための王道であると言えるでしょう。

しかし、もう一つの方法、つまり
展開型成功という方法があることをご存知ですか?

目の前の人を大切にし、
目の前の仕事に全力で取り組むことで人に好かれ
頼まれごとが増えていくうちに、どんどん道が開けていく方法です。

実際に、出会う人を幸せにすると
チャンスが増えてステージがあがっていく
ということは、良くあることだし、良く耳にもします。

目標達成型成功と展開型成功
どちらが望ましいというわけではありません。
自分に合った方法をとればいいと思います。
また、2つをミックスさせるという方法もあります。

起業家が陥りやすい“ビュリダンのロバ”

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて乾し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの乾し草の山は、
どちらも同じほど旨そうに見え
量もまったく差がなさそうに見えた。

さて、どちらの乾し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

彼は右に二、三歩あるいてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

これが、14世紀のフランスの哲学者の
ピュリダンが述べたと言われている
“ピュリダンのロバ”をいう話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択することの連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
つまり、一歩前に進むことが出来ずに時間だけが過ぎていきます。

新しいことへの挑戦には
リスクが付きものです。

リスクを恐れて行動しなかったら
“ピュリダンのロバ”のように餓死してしまうでしょう。

まずは行動してみる。
行動すれば、次の現実が見えてきます。
行動しなければ、何も見えてきません。

自分の心の中に分け入って
自分の本当の夢は何か?
どんな志(こころざし)を実現していくのか?

これさえ明確になったら
目標達成型成功を目指すにしても
展開型成功を目指すにしても、行動あるのみです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が創り出せる最も素晴らしいものが、生き方”

追 伸

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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp