シニア起業で失敗する人はこんな人!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

さて、今回のテーマは、
「シニア起業で失敗する人はこんな人!」です。

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このブログは、動画でも見ることが出来ますので
文字か動画か、どちらかお好みの方でご覧ください。

年齢とともに脳の働きは衰えるのか?

年齢とともに、体力だけでなく
記憶力や知的能力が衰えていく。
だから、やっぱり若い人には敵わないと思っているあなた

しかし、体力はともかく
脳の働きは年齢とともに高くなっていく
という最新の研究結果があります。

アメリカのジーン・コーエンは、長年の加齢研究の結果
年長者の脳には、若年者と同等の学習能力はない
年齢とともに創造性は衰えるという常識はすべて間違いであると言っています。

ジーン・コーエンは次のように述べています。

・経験や学習に応じて、脳は自ら変化する。
・新しい神経細胞が生涯にわたって生成され続ける。
・感情を司る脳回路は、年齢とともに成熟しバランスが良くなる。
・年長者の脳は、若年者よりも脳の多くの場所を同時に使う。

つまり、刺激や学習によって脳自体が活発に結合を繰り返し
年齢とともに成長を続けていくことが、
脳科学の最先端分野で明らかになったということです。

もう年齢だから脳が働かないというのは
脳に刺激を与え、学習をしていないか
言い訳にしか過ぎないのです。

こんな人が起業しても失敗する!

まず第一にあげられるのは
本当に自分がやりたいこと、
情熱を持って取り組めることで起業していない人です。

40代後半以上になると
今まで長年やってきた仕事があります。
だから、会社をやめてもその仕事で起業する人がいます。

本当にその仕事が自分のやりたいこと
情熱を持って取り組める仕事なら、成功する確率は高いでしょう。

しかし、本当にやりたいことは別にあるけれど
その仕事しかできないから、それで起業する
ということでは、成功する確率はグンと低くなります。

本当にやりたいことならば、
そのことについて積極的に勉強するでしょう。
脳は、刺激や学習によって成長していきます。

やりたい仕事ではないけれど
今までの延長で起業するならば
新たな刺激もなければ、学習意欲も沸いてこないでしょう。

そうすると、脳の発達は期待できません。

自分のやりたいこと、
ワクワクすることをやっていれば
毎日が楽しくなります。楽しいから工夫が生まれます。

人を惹きつけることができます。
だから成功の可能性が高くなります。

二番目にあげられる起業に失敗する人は
過去の実績や会社での肩書にこだわる人です。

自分は過去にこんな実績がある
だから、その通りにやれば成功するはずだ。
でも、過去の実績が通用するとは限りません。

過去の実績は、属していた会社の看板や
組織があってのものです。起業したらそんなものはありません。
協力者がいるとしても、自分一人が頼りなのです。

会社にいた時は、自分は部長だった
という意識から抜け出せない人がいます。
会社をやめたら、過去の肩書は関係ありません。

過去の肩書を振り回す人には
誰もついていかないでしょう。

三番目にあげられる起業に失敗する人は
人の話を聞かない、マーケットを見ていない独りよがりの人です。

次のような人の話を聞かない人は
起業しない方が良いでしょう。

・人の話を聞かずに自分の考えを主張する。
・聞かれてもいないのに、昔の自慢話をする。
・同じことをクドクド繰り返す。
・自分ばかりしゃべっていて相手にしゃべらせない。

こんな人が起業しても
うまくいかないというのは想像できますが、
次のようにマーケットを見ていない人も多いのです。

私のところにも、こんな商品を開発したけど
どこか売り先はないだろうか、販路を開拓したい
という相談に来る人が多くいます。

商品開発が得意な人に
このような傾向が強いのですが
その商品を使う人やマーケットについてまったく意識していません。

しかも、商品開発にお金を注ぎ込んでしまって
もう資金がほとんど残っていないケースもあります。

これは絶対にいけると思っているから
お金を注ぎ込んでしまうのでしょうね。

事業とは顧客の抱えている課題を解決することです。
したがって、顧客がどんな課題を抱えているのか
ということから発想することが起業成功のための必須条件なのです。

起業に当たっての3つの留意点とは?

起業に失敗して多額の借金を背負わないためには
次の3つのことに留意することが必要です。

一つ目は、在庫を抱える事業は控えること。

大きな在庫を抱えているけど
商品は少しも売れない
これでは経営は苦しくなりますね。

在庫商品が動かなければ
資金繰りが大変になります。
起業の当たっては、在庫を抱える事業は控えることを心掛けてください。

二つ目は、なるべく固定費を低くすること。

売上げがあがらなくても
家賃や人件費は出ていきます。
このような固定費が高いと、やはり資金繰りが大変になります。

三つ目は、自己資金を全部使わないこと。

起業に当たって
借金はしたくないから、自己資金ですべても賄う
これは一見正しい選択に見えますね。

売上げが順調に伸びていけば問題はないのですが、
売上げが伸びないので運転資金が足りなくなる
そのため、融資を受けようとしても、なかなか融資は受けられません。

これから起業する場合は
まだ実績がないので、創業資金として融資は受けやすいのです。

しかし、事業をスタートさせて芳しくない実績が出てしまうと
金融機関は厳しい見方をして、融資を渋るケースが多いのです。

借りたお金は返さなければならないので、
借金はしたくない気持ちが理解できますが、
芳しくない実績が出た後の融資は難しいということは留意しておきましょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “一日一回は笑顔になる。
    それだけで、笑顔の人生になる”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
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起業は若い時の方が本当に成功しやすいのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。
好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

さて、今回のテーマは、
「起業は若い時の方が本当に成功しやすいのか?」です。

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起業するならやっぱり若い時の方がいいのか?

起業するなら若い時の方がいい
という話は良く聞きますね。
その理由は、たとえ失敗してもやり直しが効くから。

確かに若い時の方が体力はあるし
発想も豊かであり、行動力もあります。

孫正義、堀江貴文、ビル・ゲイツなどは20代で起業しています。
柳井正や三木谷浩史などは30代で起業しています。

40代を過ぎた場合はどうでしょうか?
失敗したら、家族を路頭に迷わせることになりかねません。

だから、40代を過ぎたあなたが「起業する」と言ったら、
家族は反対するでしょう。友人や知人も「やめとけ」と止めるでしょう。

本当に中高年からの起業は止めておいた方が良いのか?

私は、過去8年間にわたって
400人以上の起業相談を担当してきました。
その内訳をみると、40代以上の人の相談が圧倒的に多いのです。

前回のブログでは
起業する人のうち、50歳以上の人の割合が
46.7%と半分近くを占めていることをお知らせしました。

ある年齢を過ぎると
確かに体力は落ちるでしょう。

でも、さまざまな経験や人脈があります。
今までの仕事の中で培ってきた交渉力や知恵もあります。
これは若い人にはない大きな財産だと言えるでしょう。

シニア世代の起業が増えている理由
それは、前回のブログでご紹介したように
50歳の男性ならば、あと32年は生きられるという平均寿命が延びたことが大きいと思います。

でも、これだけではないでしょう。

中年と言われる年齢に達すると
次のような疑問や意向を抱く人が多くなります。

・このまま会社にいてもせいぜい課長どまり
 これで自分の人生終わってしまっていいのだろうか?

・今の会社勤めのままで、
 本当に自分のやりたいことができるのだろうか?

・会社でのノルマに追われる日々から抜け出し
 自分のペースで仕事をしたい。

・定年だからといってリタイアしたくない。だったら今のうちに起業して
 自分の可能性をもっと活かし、年齢に関係なく働きたい。

ファッション流通企業で部長だった私の知人の話です。
ある日突然、奥さんに対して「会社をやめて庭師をやる」と言った。
奥さんは目が点になったそうですが、奥さんの気持ちは分かりますよね。

いつも流行を気にしなければならない仕事より
植物を相手に、もっと自分らしく生きたいというのが
庭師をやりたかった理由だったようです。

その後、彼は庭師として立派にやっています。
起業して本当に良かったと思っているそうです。

IT業界から介護のできる美容師に転身した事例

IT業界で一貫して営業畑を歩いてきた彼、
施設で暮らす92歳の老女の新聞記事を目にしました。
終日ベッドに寝たきり、医師が診ても活力を取り戻しません。

ところが、ある日ボランティアの美容師グループが来て
きれいに髪をカットし、セットしたところ
その日からあちこちの部屋に顔を出し、施設内を元気に歩き回ったという話です。

この記事に触発され、「介護のできる美容師」を
目指したいと思うようになりました。

それからすぐ、美容専門学校の通信教育を受講、
毎週土曜日には紹介された美容院で働き、
週に2日間は、夜9時から11時半までの実技の勉強会に参加しました。

美容師の免許を取得したのは55歳のときでした。

次には、ホームヘルパー二級の資格に挑みました。

こうして60代に入って美容院を開業、
「介護のできる美容師」に転身しました。

「何の目的もないから老けるのよ」

「わりなき恋」という官能小説を書いて
話題になった女優の岸恵子は80代

若さの秘訣を聞かれて
「何の目的もないから老けるのよ。新しいことに挑戦していれば
老ける暇なんかない。言葉をかえれば、もっと苦労することが必要なのよ」
と答えたということです。まさに脱帽ですね。

確かに何歳になっても
挑戦し続けることは大切だと思うけれど

年齢とともに体力も脳の働きも弱くなるし
もし失敗して多額の借金を背負って家族を路頭に迷わすわけにはいかない
だから起業といっても、やっぱり考えてしまう。

こんな風に思っている方も多いと思います。
次回は、この点について考えていきたいと思います。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “後になって、あの時、もっとやればできたのに、
      と絶対に思いたくない。それがいつまでも残る後悔になるから”

今回は以上です。

追 伸

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自分がこの世を去る時に後悔することは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。
好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

このブログ、100本目の投稿を機に3週間休んでいましたが、
今回から気持ちも新たに再開しますので、宜しくお願い致します。

なお、今まで大場靖夫という
ネット上の名前を使用していましたが
リアルおよびネットとも本名の大場保男で統一させていただきます。

さて、今回のテーマは、
「自分がこの世を去る時に後悔することは?」です。

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50歳以上の起業が増えている!

若い時の起業は、たとえ失敗してもやり直しが効くから、
起業するなら若い時という考え方が一般的でした。

ところが、ここ10年くらい前から
50歳以上の起業が増えているのです。

2014年版の中小企業白書によると
起業する人のうち、50歳以上の人の割合が
46.7%と半分近くを占めているのです。

私が子供の頃は、「人生50年」と言われており
50歳からの起業などとても考えられませんでした。

事実、昭和22年の平均寿命は
男性が50.06歳、女性が53.96歳であり
80歳を過ぎた人を見掛けるのは稀でした。

厚生労働省は、昨年の7月31日に、
日本の男性の平均寿命が80.21才になったと発表され、
女性の86,61歳とともに、
男女とも80歳を超える時代になりました。

思えば、この70年近くで
30歳以上も伸びたことになります。

このような平均寿命の大幅な伸びが
中高年の起業の増加につながっている大きな要因だと思われます。

第2の人生をどう生きる?

平均寿命とは、0歳児が平均して
後何年生きられるかを示したものです。

あと何年生きられるかは平均余命で分かります。

50歳の男性ならば31.51年、女性ならば37.61年
60歳の男性ならば22.84年、女性ならば28.37年生きられるのです。

毎日、忙しく働いていると
定年になったら、毎日温泉旅行に行こう!
好きなゴルフ三昧の日々を過ごそう!
このように考える方も多いと思います。

しかし、実際に定年を迎え、
毎日温泉旅行だ、ゴルフだという生活をしていると
最初のうちは良くても、それが続くと飽きてしまうそうです。

考えてみてください。

あなたが50歳の男性の場合
あと32年ほど生きられるということは
どういうことかということを…。

大学を卒業して入社したのが22歳だったとします。
あと32年ということは、54歳ということになります。

つまり、50歳のあなたは、
今、新入社員だったとしても
定年近くまで生きることができるということです。

この長い第2の人生をどう生きるのか?
人生80年時代を生きる私たちが
考えなければならない課題であるとともに、大きな可能性だと思います。

人生を2度生きられる時代!

人生50年時代は、たった一度の人生しか生きることができませんでしたが、
今は、たとえ50歳であっても、あと32年生きられるということは
人生を2度生きることができるということです。

したがって、
今後生まれ変わったら、こんなことをしたい
と思っていることを
生まれ変わらなくても、それが今の人生の中でできるのです。

これって、凄いことだと思いませんか?

では、どんなことをしたいのか?

リタイアメント研究のインタビューの中で、
「あなたにとって、人生の意味や目的を感じさせてくれるものは何ですか?」
という質問に対して、ほとんどの人が
「人の役に立つこと」を答えているそうです。

このように、多くの人が、
人や社会の役に立つことに生きがいを感じます。
また、人間はそのように創られているとも言われています。

自分を活かして社会の役に立つ、
しかも自分の好きなことを仕事にして、
これが叶うなら、きっと充実した第二の人生になるでしょう。

私はこれを「ライフワーク起業」と呼んでいます。

このブログでは、40代後半から60代の人たちのための
「ライフワーク起業」をサポートしていく
スキルやノウハウをお伝えしていきます。

「私の後悔することは、
しなかったことに対してであり
出来なかったことではない」

これは、女優イングリッシュ・バーグマンの言葉です。

私たちも、この世を去る時に
「あれをしておけばよかったな!」という
後悔をしないように生きたいものです。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “とんでもないところに行った人は
          とんでもないことを思ったから”

今回は以上です。

追 伸

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100回151020 起業家が一番力を入れるべき仕事は何か?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

先日の日曜日は、
近隣自治会との合同防災訓練でした。

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写真は、毛布と竹竿で簡易担架を作る訓練
実際にやってみると要領が分かり、いざという時の自信になります。

昨年10月30日にスタートしたこのブログ
お陰様で今回が100回目、週に2回ずつアップしてきましたが
飽きっぽい自分が、よく続いたなと感慨深いものがあります。

今後とも宜しくお願い致します。

さて、今回のテーマは
「起業家が一番力を入れるべき仕事は何か?」です。

良い商品が出来たから起業する!は早計か?

このところ、こんな相談者が増えています。

良い商品が出来たので起業したけど
ちっとも売れない。どう売っていったらいいのか?

こういう相談者の話を聞くと
この商品がどんなに素晴らしい商品か
この商品を開発するのに、どれだけ苦心したか
こんな話を滔々とします。

良い商品であれば、きっと売れるはずだ。
一度使ってもらえば、
その評判が口コミで伝わって
どんどん売れていくはず。

ところがちっとも売れない。
では、どうするか?
多くの人が、ホームページを作ろうとします。

さっそく、専門業者を探して依頼する。
ホームページを作ってもらうのに
150万円掛かったという事例もありました。

そのホームページを見てびっくり!
これって、本当に専門業者が作ったの?
というレベルなのです。

はっきり言って、詐欺にあったようなものです。

起業家の第一の仕事は顧客を作ってリピートさせること!

商品が出来ただけでは、ビジネスになりません。
その商品の価値を分かってもらい
買ってもらわなければ、ビジネスは成立しません。

冷静に考えれば、当たり前のことが
商品開発に夢中になると、このことが忘れ去られてしまいます。

苦労して、商品が出来上がると
やったぁ!これは絶対売れるぞ!
こう思って起業してしまうのです。

これでは、まったく早計です。

もっとも良い方法は
起業する前に、お客様を作ってしまうことです。

これも、私のところに相談に来た方の事例です。
マッサージサロンを起業するのに
友人・知人に話し、すでに10人程の
お客様を作っており、その段階で起業融資の相談に来たのです。

融資の話もスンナリ決まり、
起業した後も、順調に営業しています。
このように、起業する前にお客様を作っておくと成功するのです。

起業前後には色々な仕事が待っています。
その中で次の2つは欠くことができない仕事です。

それは、提供する商品・サービスを準備することと
顧客を作ってリピートさせることです。

このうち、提供する商品・サービスの準備、
これをやらずに起業する方はいません。
これを前提に起業を考えるからです。

ところが、顧客を作ってリピートさせる、
これについて十分考えずの起業してしまう人が多いのです。

だから、起業がうまくいかないのです。
詐欺まがいの業者に引っかかってしまうケースもあるのです。
起業家=マーケッターでなければ、うまくいかないのです。

起業を成功させるには
まず、マーケティングの仕事をせよ
残りの時間で、それ以外の仕事をせよ
これが鉄則です。

3つのMが正しいときにうまくいく!

マーケティング成功のための
基本的な原則に、3Mというものがあります。

マーケット(Market)、メッセージ(Message)、メディア(Media)
の3つの頭文字をとって3Mなのです。

まず、マーケットです。
これは、誰が顧客なのかというターゲット選定
そのターゲットに対して、どんな価値を提供するのか
これを明確にすることです。

特に、提供価値を明確にすることがキモになります。
自分が提供する商品を起点に考えるのではなく
ターゲットとしている顧客を起点として考えることが必須です。

ところが、顧客視点からの発想ではなく
商品の視点からの発想の方が非常に多いのが実情です。

だから、せっかく起業しても生き残れないのです。
起業を成功させるには、
ターゲットとしている顧客は何に困っているのか
何を求めているのか、この点を十分に検討することです。

次が、メッセージです。
自分が提供していく価値を
どのようなメッセージでお客様に伝えていくのか
これが第二のMなのです。

これって、私に対するメッセージのようだ。
そうそう、こんなことで困っているんだよな。

へぇ、こうすれば困っていることが解決できるんだ
困っていることを解決できた人の話も出ているぞ。

これは良さそうだ。
今だったら、お得のようだから、買ってみようか。

このように思ってもらうような
メッセージを発信することです。

第三のMは、メディアです。
メッセージを、どのような媒体を使って発信してくかです。

先ほど紹介したマッサージサロンでは
チラシでメッセージを発信しました。
その時、すでにマッサージを体験したお客様の声が宣伝効果を高めました。

チラシ以外に、DM、タウン紙への広告
ブログ、メールマガジン、フェイスブック
ホームページなど、色々あります。

ターゲットとする人たちに
メッセージを伝えるのに、どんな媒体を使ったらいいのか
この点をしっかり把握しておかないと、空振りになってしまいます。

もう一度繰り返します。
起業家の第一の仕事は
顧客を作り、リピートさせること

このことを忘れないでください。
起業を成功させるために…。

100回目のブログは以上です。
少し、休みをいただいて、11月上旬から再スタートさせます。
今後とも宜しくお願い致します。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “世の中を笑顔でいっぱいにするために
            まず今、自分が笑顔になる”

追 伸

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こうすれば確実に顧客に嫌われる!


 

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今月の25日に
相模原・古淵のイオンの隣の公園で
「さがみはら朝市まつり in 古淵」が行われます。

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写真は昨年実施した時のものです。
神奈川県内各地から58店が出店し
約8千人の来場者で賑わいました。

今日は、実施に向けての最終打合せ
果たして、今年は何人のお客様が来てくれるかな?

さて、今回のテーマは
「こうすれば確実に顧客に嫌われる!」です。

結構やってしまっている顧客に嫌われること

顧客の立場にたって考える!
マーケティングでは、耳にタコができるほど
良く聞かされています。

しかし、自分が顧客だったら
こんなことはして欲しくないと思うことを
自分が売り手になると、結構やってしまっています。

人間とは、
いつも自分本位に考えてしまう存在なのです。

だから、売る側になると、その立場で考えてしまう。
買う側になると、その立場で考える。

私たちは、日常生活の場では買う側ですが、
仕事も場面では売る側です。

でも、仕事の場面でも買う側に立って考えなければなりません。

そのため、今回は「こうすれば確実に顧客に嫌われる!」をテーマに
無意識に陥ってしまう買う側を無視した行動を
戒めるためのキッカケにしていただきたいと思います。

1 適切な情報提供がない

顧客が商品やサービスを購入する場合
して欲しいことは、次の3つです。

ア 信頼させて欲しい
イ 適切な情報が欲しい
ウ 背中を押して欲しい

まずは、信頼できる販売者なのかを
見極めるための情報が欲しい。
そのために、人間関係づくりが重要です。

自己開示をする、接触頻度を多くする
このようなことが必要ですね。

次に、その商品やサービスが
自分が抱えている問題を解決してくれるのか
自分が求めていることを与えてくれるのか
このような、相手にとって適切な情報を欲しがっています。

いざ、購入しようかというとき、やはり人は迷います。
そんな時に背中を押してくれるような情報があると
購入という行動に踏み切ることができます。

すでに購入した人の良い評価などがこれにあたります。

2 相手の意向や欲求を把握していない

私がかつて化粧品のセールスをやっており、
売れない落ちこぼれのセールスマンだったことは
このブログでもたびたびご紹介してきました。

なぜ、売れないセールスマンだったのか?
化粧品の効能効果ばかりを説明していたからです。
相手のお肌に悩みを聞こうともしませんでした。

相手の意向や欲求を良く把握しましょう
これもマーケティングでは、いつも言われていることです。

でも、つい商品説明に走ってしまって
相手のことが念頭から離れてしまいます。

あなたは、自分に限ってそんなことはない
と思っているかも知れません。
でも、やってしまうことが多いのです。

3 タイミングが悪い

これから出掛けようと
ししている時に、セールス電話

なんとなく商品を見ていると
「何かお探しですか?」と声をかけて来る店員

セールス電話の場合は迷惑
声を掛けて来る店員には引いてしまう。

いずれもタイミングが悪いですね。

売れない訪問販売のセールスマンだった私
飛込み訪問ですから、相手の都合なんて考えていません。

買う側から見れば明らかなことも
売る側になると、気が付かないことが多々あります。

4 売り込んでくる

もう、かなり前のことですが、
秋葉原のデパートの前で
よく実演販売をしていました。

買う気はなく、面白いので見ていると
つい買ってしまったことがしばしばありました。
実演販売の達人たちは
決して売り込んで来ません。
お客が欲しくなるような心理にしてしまうのです。

ジャパネットたかたのテレビ通販もそうですね。
甲高い声で、決して売り込みません。
欲しくなるように仕向けています。

売り込むと客は引いてしまいます。
欲しがらせるのです。

そのためには、お客が何に悩んでいるのか?
お客が求めているのは何か?
いつも、これに焦点を当てることが重要ですね。

5 情熱を感じない

この人、本当に私のことを
一生懸命考えているのだなと感じた時
やっぱり、心打たれます。

人は感情で購買を決定し
あとで、その行動を理屈付けると言われています。

あくまでの相手の理性に訴えること
これは、業務用の商品を販売する時には重要なことです。

しかし、感情の動物である人間
意気に感じたら、相手に同調してしまいます。

情熱的な人には意気を感じます。
情熱的な人は魅力的です。
情熱的な人には引き込まれてしまいます。

そして、情熱的な人は美しいです。

駆け引きなしに
正面から飛び込んでいく人
こんな情熱的な人、
惹かれないわけがありません。

その情熱はどこから生まれてくるか?

それは、人のために役に立ちたい
そのことを自分が好きで好きでたまらない。
ここに、情熱が生まれてくるのです。

そうです。これぞ自分のライフワーク
だと思うことに取組んでいるときに
生まれてくるのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“どうにもならない時こそ
        どうにかすると決意する”

追 伸

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ポジショニングは起業成功のキーポイント!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

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中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

今日は気持ち良く晴れた爽やかな一日でしたね。
空気が澄んでいるので、夕日もきれいです。

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この時期の夕日は「つるべ落とし」と言われ
あっと言う間に暗くなります。

思えば高校時代
練習がキツかったクラブ活動

「つるべ落とし」の夕日に向かって
早く落ちて暗くなれと、そんなことばかり考えていました。

さて、今回のテーマは
「ポジショニングは起業成功のキーポイント!」です。

ビジネスのポジションを間違うと致命傷!

空き店舗だらけの商店街がありました。
その空き店舗の一つを使って
ある人が青果店を始めました。

果たしてうまくいくでしょうか?

この商店街、空き店舗だらけになったというのは
近くにスーパーなどの大型店が出来たために
客が来なくなって閉店した店が多くなったのでしょう。

そんな商店街で青果店を始めても
スーパーとダイレクトに競合してしまうでしょう。
スーパーとは違ったポジションにしないと客は来ません。

例えば、無農薬にこだわった野菜だけの品揃えする。
会員を募って、農業体験ツアーを実施する。

こんな青果店ならば、スーパーとは競合しないので
成り立っていく可能性がありますね。

このように、ポジショニングとは
市場における自社の立ち位置を考えて
ブルーオーシャンでビジネスを行っていくことです。

ポジショニングの効果とは?

競合がひしめいている
レッドオーシャンでビジネスを行っていると
毎日が戦いなので、ストレスがたまる一方で
やっていて楽しくありません。

良い経営とは、関わるすべての人を幸せにすることです。

毎日が戦いで苦しい日々を送っていたら
あなたは幸せになるでしょうか?

とても幸せになるとは思えませんよね。
あなたが幸せでなかったならば、お客様をはじめ
関わるすべての人を幸せにすることはできません。

的確なポジショニングを行うことによって
競合がない、あるいは少ない環境の中で経営ができます。

あなたは、競合のことを考えずに、
いかにしたらお客様に喜んでいただけるかだけを考えればいいのです。

想像するだけでワクワクしますね。

価格競争に陥ることがないので
価格決定権もあなたにあります。
だから、収益性も高く、経営も安定します。

ユニークなポジションを見つけるコツとは?

ユニークで独自性のある
ポジションを見つけるための3つのコツをご紹介します。

1番目は、反対にしてみることです。

焼き鳥屋というと、
会社帰りのお父さんたちが集う場所
というイメージが強いですね。

これを反対にして見るのです。
中年のお父さんの反対は何でしょう?
そうです、若いOLの皆さんです。

したがって、若いOLを対象にした焼き鳥屋
これはユニークで独自性がありますね。

そのためには、彼女たちを惹きつけるような
雰囲気や演出を考えることが必要です。

2番目は、ポジションを小さくするです。

私の妻は、靴のサイズが26センチです。
普通の靴屋に行ってもなかなか合うサイズの靴がありません。

このような女性のために、
大きいサイズ専門の女性向けの靴店
これがポジションを小さくするということです。

つまり、より専門化することです。
でも、気を付けなければならないことがあります。

それは、商圏を広くとることです。

ある酒屋さん、
品揃えをワインに絞り込み
さらに、そこからドイツワインだけに絞り込みました。

この場合、コンビニのように
半径500メートルが商圏範囲だったら
この酒屋さんは成り立たないでしょう。

ドイツワインに絞り込んだ酒屋さん
お客様は全国から来るそうです。

今はネットが使える時代なので
商圏を広げることは、以前に比べたら楽になりましたね。

3番目は、意外なものを組合わせることです。

面白い飲食店がありました。
なんと、店内に釣り堀があるのです。

食事をしたあと、釣りを楽しめるのです。
食事と釣り、この意外なものの組合せが
ユニークさと独自性につながっています。

この事例はやや違和感がありますが、
これは面白いと思われるか
これはミスマッチだなと思われるかが
うまくいくかどうかの分かれ目になるでしょう。

ポジショニングを決める4つのステップ

ポジショニングは
次の4つのステップを踏んで決めていきます。

第1ステップ 競合相手をリストアップ

       あなたのビジネスや商品の競合となるような
       既存のものをリストアップします。

第2ステップ 競合するビジネスや商品の特徴を書き出す。

       どんな特徴があるのか書き出します。
       この場合、お店ならば実際に行ってみる
       商品ならば使ってみることが大切です。

第3ステップ 比較表を作成する。

       それぞれのビジネスや商品について
       比較してひと目で見ることができる表を作成します。

第4ステップ 軸を決めてマップを作成する。

       2本の軸を決めて、4つのポジションを作り
       ここに、自社および競合をポジショニングしてマップを作成します。
       ここでのポイントは、軸の決め方です。

       それぞれの特徴が明確になり
       しかもあなたのビジネスや商品が
       独自な場所に位置づけられる軸を決めていきまS。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “何も恐れる必要はない。
      恐れていたら、命がもったいない”

追 伸

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これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
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大好きなことをやっているのにお金がついてこない人


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日に行われた自治会の運動会
お昼は、各組の人たちが集まって昼食をとっています。

運動会

お互いが作ってきたおかずを出し合って
ともに箸をとる光景を見ると
昭和のような懐かしさを感じます。

大地震や火山の噴火など、
いざ、災害が起きたとき
こんな隣近所同士の交流が助けになるのですね。

さて、今回のテーマは
「大好きなことをやっているのにお金がついてこない人」です。

私のこのブログのタイトルは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」です。

本当に好きなこと、ワクワクすることで
起業することが成功するためのポイントですよ
という考え方で書かれたブログです。

しかし、大好きなことをやっているのに
お金がついてこない人がいます。

お金がついてこない人の特徴

本田健さんが
「大好きなことをやって生きよう!」という本の中で
大好きなことをやっているのに
お金がついてこない人の特徴として
次の7項目をあげています。

1 受け取り下手
2 ひとりよがり
3 プレゼンができていない
4 料金設定の失敗
5 自分の売りがない
6 集客(セールス)が下手
7 自信がない

今回は、この7項目について
私なりの考え方をご紹介していきます。

1 受け取り下手

  このタイプの人は
  「好きなことをやっているだけだから、お金をもらっては申し訳ない」
  と心の中で思っている人です。

  お金に対する心のブレーキが
  働いているのかも知れません。
  また、自分の自信をもっていないせいかも知れません。

お金を受け取ることがプロであり
  お金を受け取るからには
  「さすがにプロだ!」と言われるような仕事をする
  覚悟が必要だと思います。

2 ひとりよがり

  「この商品は絶対売れる」と自信満々
  私のところに創業相談に来る方で
  このような人は結構います。

  実際に販売してみると
  まったく売れないというケースが大半です。
  その商品を開発・生産するのに要した資金は
  回収できず、債務だけが残って撤退という事態になってしまいます。

  このタイプの人は
  思い込みが激しく、人の意見を聞かないという
  特徴があります。

  このブログで何回も繰り返していますが
  自分が販売しようとする商品・サービスについて
  ターゲットとなる人たちの意見を
  徹底的に聞くことが不可欠です。

3 プレゼンができていない

  自分の商品・サービスについて
  相手に分かるように伝えられない人です。

  これには、2つの原因が考えられます。

  1つ目は、商品・サービス自体に
  これといった特長がないのに、
  長々と説明するために、相手は何のことか良く分からないケース

  2つ目は、商品・サービスのポイントを
  ターゲット層のニーズに合わせて説明していないケースです。

  ターゲットのニーズに合わせた
  特長があるのかどうか検証するとともに

  説明する際のキーワードを
  明確にしておくことが求められます。

4 料金設定の失敗

  これも、受け取り下手の人と同様に
  お金に対する心のブレーキがあるのかも知れませんね。

  この値段では高いと思われるだろうな
  と考えるのではなく、

  この値段で満足してもらうには
  どんなことをやればいいのかを
  徹底して考えることが必要です。

5 自分の売りがない

  自分の売りがなく
  他と同じような商品・サービスを販売していたら
  わざわざ、その人から買う必要はありませんよね。

  買ってもらうには、結局価格勝負
  だったらお金はついてきません。

  売りが明確で
  ターゲットのニーズに合致していれば
  価格も高く設定できます。

6 集客(セールス)が下手

  ある整骨院、集客に悩んでいました。
  店の前に、A字看板を出しただけで
  お客様が増えました。

  集客の第一歩は、知ってもらうことです。
  あなたのお店、提供している商品・サービスをです。

  店頭のA字看板や黒板POP、チラシ、DM
  ブログやメールマガジンなど、
  方法はアナログ、ネットと色々あるでしょう。

  次に考えることは
  集客のプロセスは、情報提供のプロセスだということです。

  買ってくださいというのではなく、
  お客様に役に立つ情報を提供していって
  お客様との間に信頼関係を築くことです。

  そのために手段として、ブログやメールマガジン
  ニュースレターなどの手段が効果的です。

7 自信がない

  自信満々のひとりよがりの人と
  対照的なタイプの人で
  創業相談をやっていると、このような人も時々います。

  対応策は、ひとりよがりの人と同様です。

  自分が販売しようとする商品・サービスについて
  ターゲットとなる人たちの意見を
   徹底的に聞くことです。

  そこで、高い評価を得たならば
  自信につながります。
  一人であれこれ考えているから自信をなくすのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “はるか遠くの山も
     歩み続ける者の足元になる”

追 伸

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クチコミが一番有効な宣伝方法だ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニア(中高年層)のライフワーク起業を応援しています。

今回のテーマは
「クチコミが一番有効な宣伝方法だ!」です。

「私はよく気が利く腕のいい大工です」

こんな看板を出している大工の店があります。
何か違和感を抱くのは、私だけでしょうか?

大工

第三者が「あの大工はよく気が利く腕のいい大工だよ」
と言ったとしたら、
「今度、何かあったら頼んでみようかな」
と自然な気持ちで思いますよね。

同じように、
自分で自分のことを「私は美人です」
と言ったとしたら、「よく言うわ」と思いますが、

他人が、「彼女は美人だよ」と言ったら、
信じますよね。

本人ではなく第三者が言うこと
特に、自分の信頼している人が言うことは信じます。
これがクチコミであり、一番有効な宣伝方法だと言われています。

クチコミと宣伝広告のどちらを信じますか?
というアンケートでは、クチコミが83%となっており
宣伝広告を信じる人は17%しかなかったということです。

女性のクチコミは男性の3倍の伝達力がある!

正確なデータをとったわけではありませんが
女性のクチコミは男性の3倍に伝達力があると言われています。
そう言われると、感覚的に頷けますね。

アメリカでは消費財の80%が
女性によって購入されているそうです。

日本ではアメリカよりも
女性が購買決定権を持っている比率が
高いのが実態でしょう。

そうすると、女性による消費財の購入率は
アメリカよりも高いと見るのが妥当ではないでしょうか・

つまり、消費財を購入するのは
女性が圧倒的に多い。
しかも、女性のクチコミ伝達力は
男性の3倍もある。

だとしたら、
消費財を扱っている業種は
女性のクチコミの力を
どのように誘発していくかが大きなポイントになります。

この商品の素晴らしさを誰かに教えたい!

お客様を紹介していただいたら
売上げの何割かの手数料を差し上げます。
紹介キャンペーンや
ネット上のアフェリエイトがそうですね。

でも、本当のクチコミ紹介は
紹介したら自分の得になるから、特典があるから
という動機からではなく

「この商品の素晴らしさを誰かに教えたい」
「気に入ったこの店のために何かしてあげたい」
という純粋な動機から生まれます。

そして、紹介した人から「ありがとう」と言われる、
紹介してあげた店から「ありがとう」と言われる。
その結果「うれしい」気分になる。
これが本来のクチコミ紹介です。

つまり、「ありがとう」という感謝の気持ちと
「うれしい」という喜びの気持ちが交錯する世界
これが、本来のクチコミ紹介の世界なのです。
このようなクチコミ紹介が広がっていきます。

だから、その人が本当に紹介したくなるような
魅力がその商品や店になければ
本当にクチコミ紹介を誘発することはできません。

クチコミ紹介をしてもらう前に
クチコミで紹介してもらえるような
魅力ある店や商品にすることは前提になります。

この前提なしに、クチコミのテクニックに走ると
結局は失敗するでしょう。

同時に、クチコミで紹介してもらえるような
ワンフレーズを用意していくと効果的です。

あんな商品をよく紹介するわ!

「評判の店」や「最近話題の店」が
人気を落としていくときに多いパターンが
クチコミで評判が広まった
クチコミ紹介でお客様が増えた

新たなお客様の事前期待に応えることができなかった
新たなお客様の不評を呼び
悪い評判がクチコミによって広まっていった
というステップです。

クチコミで評判が広まったら
実際にその評判通りだった
あるいは、その評判以上だった
ということがクチコミ紹介が広がっていく条件になります。

最近は、ネット上でセミナーなどを紹介して
手数料を得ることができる
アフィリエイトが増えています。

あるセミナーを紹介しているメルマガがありました。
じつは、そのセミナーは私自身が受講して
内容が良くなく、がっかりしたセミナーだったのです。

それを、あたかも素晴らしいセミナーであるというように紹介しているのです。
私は、そのセミナーを紹介している人
に対して不信感を抱いてしまいました。

良くない商品を紹介すると
紹介者自身の信頼感まで失ってしまいます。
私たちは、紹介者の顔を潰してしまうような
商品をクチコミ紹介してもらうようなことは絶対避けなければなりません。

しかし、もっと多くの人に知って欲しい商品
使って欲しい素晴らしい商品ならば、
積極的にクチコミ紹介してもらいましょう。

クチコミ紹介してもらうキッカケづくりが必要

黙っていてはクチコミ紹介してくれません。
紹介してもらうキッカケづくりが必要です。

そのためには
自店の商品に満足しているお客様に
ダイレクトメールを送って
紹介をお願いするのです。

この場合、紹介していただくと
こんな特典がありますよ
ということを強調すると

自分の知人・友人を自分の得典のために
利用してしまうことになる
という気持ちを抱かせてしまう可能性があります。

紹介者だけでなく、紹介されて
新しくお客様になった方にも
特典があるというやり方の方が良いでしょう。

なお、かつて紹介でお客様になった方は
紹介をしてくれやすいと言われています。

ネット上での紹介はアフリエイトですね。
メールマガジンの読者が多い方に
アフリエイトをお願いすることになります。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “困難がやってきたら、体当たりしてごらん
             ほら、逃げて行ったよ”

追 伸

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優れた意思決定の7つのステップとは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

10月4日は、わが自治会の大運動会
会員が約900世帯の大きな自治会なので
運動会も毎年盛大に行われます。

IMG_0871

しかし、高齢化が進行しており
3.8人に1人が65歳以上の高齢者
色々なリレーや競走に参加する人を集めるのが一苦労

わが家にも「出てくれませんか」と勧誘に来たようですが
妻は、「もう年齢だから勘弁してください」と断ったと言います。
ならば、私が出てやろうと思っても、身体がついていけるかな?

さて、今回のテーマは
「優れた意思決定の7つのステップとは?」です。

起業は、今後の人生を左右する大きな意思決定です。
起業したあとも、毎日が意思決定の連続です。
意思決定の良し悪しによって、結果が大きく変わってきます。

そこで今回は
意思決定について考えていきたいと思います。

優れた意思決定の7つのステップとは?

それは、次の7つです。

1. 事実を把握する。
2. 望む結果を明確にする。
3. 方法について、いくつかの案を考える。
4. 長所と短所を検証し、最善の案を選択する。
5. リスクを評価する。
6. 他人の意見を聞き、案を改善して代替案を考える。
7. 遅滞なく実行に移す。

第1ステップ 事実を把握する

まずは、自分が意思決定をする領域について
事実を把握することからスタートします。

昔と違って、今ではネットで検索すれば
様々な情報を得ることができます。

しかし、ネットで情報収集して
事実を把握したつもりになってはいけません。

店ならば、実際に行ってみる
それをやっている人に直接会って、生の話を聞く
ターゲットとなる人たちの声を聞く

自分の5感を駆使して
皮膚感覚で事実を把握することが必要です。

私のところに起業相談に来る人を見ていると
この点が不十分な人が多いのが現状です。

第2ステップ 望む結果を明確にする

この言葉を聞くと、私自身冷汗が出ます。
46歳で中小企業診断士として独立起業したとき
資格を持っていれば何とかなるだろうと安易な気持ちでした。

そのため、来た仕事だけをこなしている
という受け身の姿勢で仕事に取り組んでいました。

もっと早い段階で、自分はこんな診断士になるんだという
向う方向をはっきりさせておけば良かったと反省しています。

なんのためにそれをやるのか?
やった結果、どんな自分になっていたいのか?
やった結果、社会や人々にどのように役に立つのか?

このような点を明確にしていくこと
これが優れた意思決定をするための必須条件であるとともに
意思決定を成功に導くのに最も重要なステップだと思います。

第3ステップ 方法について、いくつかの案を考える

望む結果を得るためには
どのような方法があるかを考えるのが
このステップです。

この場合、今までにない
全く新しい方法を考えようと
ウン、ウン唸っても、なかなかいい案は浮かんできません。

「アイデアのつくり方」という名著のなかで
“アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである”
と著者のヤングは述べています。

望む結果を得る方法も
既存のやり方を組み合わせると
いい方法が見つかるかも知れません。

また、方法は一つだけでなく
視点を変えて、複数の案を考えることが必要です。

ともすれば、一つの案を思いつくと
それで満足してしまうことが多いので
必ず複数の案を考えることを習慣にしましょう。

ステップ4 長所と短所を検証し、最善の案を選択する

このステップについては
誰もが意識するしないに関わらず
必ずやっていると思います。

なぜなら、私たちは普段の買物でも
Aにしようか、Bにしようかと
あれこれ検討して選択しているからです。

買物の場合は、頭の中でこの作業をやっていますが
意思決定の場合は、必ずそれぞれの案の
長所と短所について紙に書き出しましょう。

紙に書き出すことによって、
自分の考えを客観的に見ることができ
全体を俯瞰できるからです。

ステップ5 リスクを評価する

選択した案を実施した場合
どのようなリスクがあるのか
これをあらかじめ考えておくことが重要です。

良い案だと思ってやってみても
必ずしもうまくいくとは限りません。

うまくいかなかった場合、
やっぱり、こんなはずではなかった
と焦りますよね。焦るとロクなことはありません。

でも、あらかじめリスクヘッジを考えておくと
“これは想定内だよ”と落ち着いていられます。

ステップ6 他人の意見を聞き、案を改善して代替案を考える

自分だけで考えていると
どうしても一人よがりになってしまいます。
他人の意見を聞くというこのステップは極めて重要です。

最も身近な家族に聞くのもいいと思います。
例えば、奥さんに聞いてみる。

私も時々妻に聞いてみます。
でも、自分の考えと違うことを言われると
カチンときて、口論になってしまう場合もあります。

相手を説得するのが目的ではありません。
自分とは違う視点からもらうために
他人の意見を聞くということを忘れてはなりません。

ステップ7 遅滞なく実行に移す 

ここまでのステップを着実にやってきたら
実行あるのみ!です。

この段階で躊躇するのは
ここまでのステップが不十分だったと
無意識のうちに思っているのか
覚悟が足りないのかをどちらかでしょう。

石橋を叩いても渡らない人には
成功という文字は見えて来ないでしょう。
ここまできたら、即実行です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “うまくいくかどうかを心配するよりも
              本気かどうかを確認する”

追 伸

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これがビジネスモデルづくり最強のツールだ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

日曜日に、相模原・古淵で行われた
よさこい RANBU!

IMG_0863

13回目になる今回は
45チーム、1200名が踊りました。

私は今年も審査員、一番良い席から見ることができました。

やっぱり、表情が豊かで
動きに切れがあるチームの踊りには
高い評価が与えられました。

観衆は7万人と発表され
秋晴れの一日を多くの人が楽しみました。

さて、今回のテーマは
「これがビジネスモデルづくり最強のツールだ!」です。

前回のブログで
多くの事業計画書に見られる問題点として
次の5つをあげました。

1.なぜ、その事業をやるのか、動機が不十分!
2.顧客のニーズやウォンツの把握が不十分!
3.自己の事業の独自性が明確でない!
4.事業モデルが確立されていない!
5.メッセージが伝わらない!

今回は、事業モデルが確立されていない
という問題点に対応するために
ビジネスモデル・キャンバスについてご紹介します。

ビジネスモデル・キャンバスとは
起業する場合、自分のやりたいことを見える化する強力なツールなのです。

P1080486

ビジネスモデル・キャンパスは
IBM、エリクソン、デトロイトやカナダ政府をはじめ
世界中の企業や組織で活用されているフレームワークです。

ビジネスモデル・キャンバスは
次の9つの要素で構成されています。

第1の要素 顧客セグメント

顧客セグメントとは、
あなたが創り出した価値を届ける相手です。
ビジネスを通してあなたが幸せにしたい人です。
これを明確にすることが第一歩です。

第2の要素 提供価値

顧客はあなたの商品にではなく
商品によって提供される価値にお金を支払っています。
顧客が他ではなく、あなたを選ぶ理由は、
特別な価値を提供できるかどうかに掛かっています。

第3の要素 チャネル

チャネルには、次の5つの機能があります。

1.商品とサービスの認知度を上げる。
2.見込み客に対して商品やサービスを評価してもらう。
3.顧客が購入できるようにする。
4.顧客に価値を届ける。
5.購入後の満足度の高めるサービスを届ける。

チャネルというと
商品を買う場所と思ってしまいますが
それだけではありません。
上記のような5つの機能を果たす手段がチャネルなのです。

だから、お店だけでなく、メールやブログ、ニュースレターなども
チャネルの機能を果たすための手段なのです。

第4の要素 顧客との関係

ここでは、顧客とどのような関係を
築いていくかを明確にしていきます。

あなたのビジネスでは
顧客と対面の親身なサービスを行いますか?
それとも、より自動化されたサービスでしょうか?
あるいは全くのセルフサービスですか?

また、一度きりの取引ですか?
継続性のある取引ですか?

低コストでビジネスを行っていくには、
顧客との関係にあまり手間や時間を掛けるわけにはいきません。

でも、顧客との関係を強化して生涯顧客価値を高めていくには
親身なサービスを行っていくことが必要です。

第5の要素 収入の流れ

一番単純な収入の流れは
お店で商品を販売して、その代金として
現金を受け取るというビジネスモデルですね。

これは、顧客が形のある商品の所有権を買い取る
売切りという方式です。

売切り以外に、次のような収入の流れがあります。

●リースと賃貸
●サービス料と利用料
●登録料
●ライセンス料
●仲介料

第6の要素 主なリソース

リソースとは
あなたがビジネスを行っていく上で必要な経営資源です。

経営資源とは
「ヒト」「モノ」「カネ」「ノウハウや情報」などを指します。
あなたがマッサージ業を始めるならば、マッサージの技術や知識
それに、マッサージを行うサロンが必要です。

でも、サロンを借りて商売を始めると
売上げが全くなくても、毎月家賃という固定費が掛かってきます。
そのため、出張マッサージという営業形態も考えられます。

リソースを考える場合
自分が用意できるものは何か?
用意できないものはどうするか?
を考えていくことが必要です。

第7の要素 主な活動

主な活動とは、
あなたのビジネスを維持・発展させていくための活動です。
これには2種類あります。

一つは、顧客に価値を提供していくための直接的な活動
商品やサービスを作ること、あるいは仕入れること
商品やサービスを知ってもらうこと
商品やサービスをお届けすること
顧客との関係を継続させていくこと

以上が、直接的な活動ですが
このような活動を支えていく活動も
大変重要です。
会社で言えば、経理や総務、人事などの部署が行う活動です。

あなたが一人で起業したとしても
経理や色々な事務処理は行わなければなりません。

これは意外に軽視されがちですが、
この部分が不十分だと
丼勘定的な経営となり、やがて行き詰ってしまいます。

第8の要素 キーパートナー

キーパートナーとは、
あなたのビジネスを支えてくれる人です。
商品供給先や販売提携先などが考えられます。

先ほどの事務関係を奥様にやっていただくならば
奥様もキーパートナーとなりますね。

第9の要素 コスト構造

主なリソースを手に入れ
主な活動を行い、キーパートナーに支払う
そのすべてにコストが掛かっています。

コストを考える場合、次の2つの点が重要です。

一つ目は、売上げに関係なく固定的に出ていく固定費を低く抑えて
変動費化していくこと

二つ目は、拡張性を考えること
例えば、ひとたびソフトウェアを作ってしまえば
後は、低コストで再生産・流通が可能になります。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “毎日、まわりの人を支援すると、
       毎日、まわりの人から支援されるようになる”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
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