ミッション、ビジョン、理念、クレドはどう違う?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

3月5日に横浜・栄区の新大船商店街で行われた
朝市祭の様子が4月7日のテレビ朝日の
スーパーJチャンネルで15分間の特集として紹介されました。

閑古鳥が鳴いている寂しい商店街に
3,000人の来場者が来て、かつての
活気を取り戻した“キセキ”を取上げており

「かながわ朝市ネットワーク」が全面的に協力しました。
私も15分ほどのインタビューを受けましたが
その内容は、ほんの短い時間だけ放映されました。

さて、今回のテーマは
「ミッション、ビジョン、理念、クレドはどう違う?」です。

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。
またかと思う方はスルーしてください。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

今回は第8ステップの
「ミッション、理念、ビジョンを決める」
の部分の2回目です。

経営理念のようなことを言っている経営者は業績が悪い

金融機関の人の一部には
経営理念のような抽象的なことを言っている経営者は
業績が悪い。
そんなことよりもっと売上げや利益を上げることを
考えるべきだ、と言っている方がいます。

また、経営理念なんて、
会社が大きくなってから考えればいいこと

たった一人で起業しているような場合
理念を考える暇があったら
どうしたら売上げを上げるかを考えることに集中すべきだ。

本当に経営理念は
起業の業績とは関係なく
経営者の自己満足なのでしょうか?

優れた理念を持ち、正しき経営は滅びず!

「日本でいちばん大切にしたい会社」という
ベストセラーを書いている法政大学の坂本光司教授は
次のように言っています。

「これまで多くの会社を見てきましたが
優れた理念を持ち、経営者自身がその体現に努める企業は
厳しい環境の中でも安定した経営を続けています。

正しき経営は滅びず
欺瞞に満ちた経営が滅ぶのです」

坂本光司教授の話を聞いて
1997年に起草された「商業界五十年宣言」を思い出しました。
「商業界」は、小売業などの店主の方々が購読している雑誌です。

商業界は真の商人とともに生きていた。
志をもった商業人とともに歩んできた。

はじめはみな、小さな店だった。
小さな店はまず、一人のお客様を満足させた。
店の中には、人の心の美しさがいっぱいに満たされていた。

やがて多くのお客たちに、さまざまな地域に、
小さな満足は広められていった。

店は客のためにある。
損得よりも善悪を先に考える。
そのために滅びてもよし、断じて滅びず

この商業界精神を貫いた店々に繁盛がもたらされ、
この商業界精神に基づく技術を獲得した企業に利益が与えられた。

ミッション経営の元祖は松下幸之助

事業は単に営利だけを目的としてはいけない。
事業とは社員、顧客、そして社会全体の幸福を実現するためのものだ。

昭和7年、松下幸之助が全店員の前で「水道哲学」を語り
250年にも及ぶ壮大な事業計画を語り終えたとき
会場は感動と興奮で包まれたと言います。

昭和7年、ときは世界恐慌の混乱の年
日本でも失業者が街に溢れ
松下電器も膨大な在庫を抱えて喘いでいた。

そんな中
高らかに「水道哲学」を語り
自分たちの使命を明確にしたのです。

松下幸之助の使命感と志に感じ入った店員たちは
全員で一丸となって在庫をすべて売りつくしたといいます。

ミッション、ビジョン、理念、社訓、行動指針はどう違う?

ミッションや理念が大切だということが
言われており、それに関する本も書店に沢山並んでいます。

でも、ミッションとビジョンはどう違う?
理念と社訓は同じこと?
最近、クレドという言葉をよく聞くけど、
これは何のこと?

こんな疑問が湧いてくると思います。
これらの言葉は混同されて使われていることも多くあります。
このブログでは、次のように分けて考えていきます。

ミッションとは?

誰に対して、どんな価値を提供するのか?
どんな貢献をするのかを明確にしたものです。

つまり、ミッションとは
「自分たちは、これをやらなければ
活動する意味がない」といえる
本質的なものです。

理念とは?

ミッションを実現していくために
大切にしている価値観です。
創業以来、代々引き継がれている社訓は
理念である場合が多いと思います。

クロネコヤマトでは、次のような理念掲げています。
「全員経営」「サービスが先、利益は後」です。

ビジョンとは?

ミッションを前提にして
具体的に将来企業がこういうふうに
なるという像を明確にしたものです。

本田宗一郎が町工場だった頃、
リンゴ箱に乗り、従業員を前にして
「ウチは世界一の二輪車メーカーになる」と言いました。
これが、ホンダのビジョンだったのですね。

行動指針とは?

ミッションや理念を現実のものにしていくために
常にどんな指針のもとに行動していくのかを
明確にしたものです。

例えば
「相手の良いところを見つけて
お互いに誉め合おう」なんていうのが
行動指針です。

クレドとは、この行動指針のことを指しています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “開き直るということは
     あきらめることではなく、突き抜けること”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
バナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男

ポジショニングでブルーオーシャンを探せ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

“暑さ寒さも彼岸まで”という言葉がありますが、
もうすぐサクラを咲く時期になりましたね。

今週の小田原城公園のサクラは
まだツボミが固く、ぼんぼりだけが
寂しそうに吊るされていました。

さて、今回のテーマは
「ポジショニングでブルーオーシャンを探せ!」

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。
またかと思う方はスルーしてください。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

今回は第6ステップの
「ポジショニングを行う」の部分です。

良い経営とは戦わない経営!

経営とは、日々戦いである。
戦いに敗れたものは去っていく。
生き残っていくには、敵を打ちのめすしかない。

私がサラリーマンだった頃
こんな言葉をよく聞かされて、ハッパを掛けられました。

でも、この言葉を真剣に受け止めている社員はほとんどいませんでした。
いつもこんなことを考えていたら、疲れてしまいますから…。

いつの頃からか
レッドオーシャン、ブルーオーシャンという言葉を
よく耳にすることが多くなりましたね。

血で血を洗う競争の激しい領域が
赤い海、レッドオーシャン

これに対して、競合相手が少ない
あるいは、いない領域
これば青い海、ブルーオーシャン

誰もが、レッドオーシャンではなく
ブルーオーシャンでビジネスをやりたいですよね。
その方がストレスが少ないし、楽しいですから…。

今日のテーマであるポジショニングとは
同じ市場の中で
自分のビジネスがどこに位置付けられるかを
マトリックスで表現したものです。

これによって
ブルーオーシャンを見付け
そこでビジネスをやっていくことが求められます。

ブルーオーシャンに期待できる3つの効果

ブルーオーシャンでビジネスができると
次の3つの効果が期待できます。

価格決定権があり、収益性が高い

競合相手が多い領域では
どうしても価格競争になります。
競合より1円でも安く
結局、大きくて体力のある企業が勝つ
ということになってしまいます。

ブルーオーシャンでは
価格よりも提供価値を強く訴えていくことができます。
独自性があるので、価格決定権があり
収益性が高くなります。

継続率が高い

レッドオーシャンでの戦いは
前から、後ろから、斜めから切り付けられます。
いつ、競合にやられるか分りません。

ブルーオーシャンでは
競合はいない、あるいは少ない
だから、ビジネスが長く続けられる可能性が高いのです。

ストレスの少ない経営ができる

毎日、やるかやられるか
ということを気にしなければならない
レッドオーシャンでのビジネスよりも

どうしたら、もっとお客様に満足していただけるか
このようなブルーオーシャンでのビジネスの方が
ストレスが少ないのは当然ですね。

私の知り合いの米屋さん、
明日はどんなことをしてお客様に喜んでもらおうか
こんなことを考えて商売していると
毎日が楽しくてしかたがないと話していました。

でも、また近くに競合する店ができた
客をとられたらどうしよう…
こんな心配ばかりしている商店主が多いのも事実です。

ポジショニングの事例 コンビニのコーヒー

コンビニのヒット商品と言えば
淹れ立ての美味しいコーヒーですね。
これは、コーヒー市場の中で
どこにポジショニングされるのでしょうか?

マトリックスの縦軸にテイクアウト型と店内型をとり
横軸に低価格と高価格をとります。
すると、従来の市場は次のようになります。

まず、空いていた左下の領域に入って来たのが
ドトールに代表される
セルフサービスのコーヒーショップです。

次に、右上の領域に入ってきたのが
スターバックスに代表される
スペシャリティコーヒーショップです。
もちろん、店内型もありますが
テイクアウト型が大きな売上げ比率を占めています。

コンビニのコーヒーは
自販機の缶コーヒーがありますが
比較的空いていた左上の領域に入ってきました。

このように見てみると
コーヒー市場の競合関係が良く分かりますね。

みんな、空いている領域を目指して入ってきます。
しかし、その領域にウマみがあるとなると
どっと、そこへなだれ込んできます。

そうすると、新たな競合が生まれ
そこがレッドオーシャンになってしまいます。

そうならないためには
切り口を変えた軸でのマトリックスに
ポジショニングし直してみることが必要です。
これをリポジショニングと言います。

あるいは、そこでの独自性を徹底して
強化していく方法が考えられます。

リポジショニングの例

駅から遠く離れた山の中で
人形の焼き物を制作しながら販売している人がいます。

山の中といっても
近くに滝があるので
夏は滝の近くにキャンプの客が来ます。
土日も、そこそこの人が通ります。

でも、売上げはあまりありません。
この販売所を土産物店として
ポジショニングすると
次のようになります。

これでは、売上げは期待できませんよね。
そこで、ポジショニングを変えます。

近くに畑があるので、農業体験ができます。
販売所には焼き物の工房があるので
焼物体験もできます。

農業体験、焼物体験ができる土産物店として
ポジショニングすると
次のようになります。

こんな形にすれば売上げは期待できますね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “何事も最低から始める方が面白い”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
バナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

絶対やるべきSWOT分析!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

先週の日曜日
横浜・栄区の新大船商店街で
朝市祭りを実施しました。

かつては栄えたこの商店街
今は空店舗ばかりが目に付く
シャッター通りになってしまっています。

83歳の和菓子屋の店主である商店会長が
ぜひ、昔のような賑わいをもう一度取り戻したい
と話していたので、

神奈川県各地から店が出店して
朝市祭りをやることにしました。

当日は天候に恵まれ
写真のように大変な賑わいになりました。

テレビ朝日も取材に来ており
スーパーJチャンネルで特集をやると言っていました。
私もインタビューを受けましたが
果たして、いつ放送してくれるのかな?

さて、今回のテーマは
「絶対やるべきSWOT分析!」です。

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

繰り返しになりますが
ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

今回は第4ステップの
「SWOT分析を行う」の部分です。

学生が進路を考える際にSWOT分析を薦めている!

私は、回数はそんなに多くはないのですが
ある大学で非常勤講師として授業を行っています。
その際に、さまざまな小売店の事例をもとに
簡単なSWOT分析を行ってもらっています。

SWOT分析は
店や企業が今後の事業戦略を考える場合や
これから起業をする場合に
とても有効な手法であり、重要なものです。

SWOT分析とは
自分や自社の強み(Strength)と弱み(Weakness)は何か?
自分や事業を取り巻く環境変化が
チャンスや機会(Opportunity)になるのはどんな点か?
マイナスや脅威(Threat)になるのはどんな点か?

という4つの点から分析するもので
その頭文字をとってSWOT分析と言われています。

私の授業を受けている学生には
自分の強みと弱みは何か?
これからの社会がどのように変わっていくかを考え
それが自分のチャンスにつながる点は何か?
自分のマイナスや脅威につながる点は何か?

というSWOT分析を行い
社会人としての自分の進路を検討する際に
活かして欲しいと薦めています。

実際に青果店の事例でやってみよう!

このブログを読まれている方は
SWOT分析をやったことがある
という方が多いと思いますが

今までやったことがないという方は
次の青果店の事例にやってみてください。

N青果店は
35店からなる商店街の一角で野菜と果物を中心に
漬物や缶詰、調味料などを販売している。

店の広さは12坪で、駐車場はない。
従業員は雇わずに夫婦2人でやっている。

30年前に当地で創業し
一時は年商5,500万円までいったことがあるが
その後売上は減少し続けており

特に当店から500mのところに
大型スーパーができてから減少が著しく

現在の年商は2,500万円まで落ち込んでいる。

店の2階が住まいになっており
住宅ローンの支払いはもう済んでいるので
なんとか生活できるが

家賃を払いながらでは
この売上ではやっていけない状態である。

野菜や果物は毎朝市場に行って仕入れており
特に品質にこだわって良いものを仕入れるようにしている。

売れ残って古くなった野菜を使って
妻が自家製の漬物を作っており
根強い人気商品となっている。

商店街の周辺はマンションなどが続々出来ており
新住民が多くなってきているが

商店街で買物する客は高齢者が多く
当店の客も高齢者が多い。

当店独自の販売促進はやっていないが
商店街でポイントカード事業をやっており
当店もこれに加盟している。

当店がある商店街は
鉄道の駅からは歩いて20分ほどの住宅地の中にあり
最盛期には50店以上の店があり
生鮮三品の店が揃っていたが

10年ほど前に鮮魚店が撤退し
それ以来商店街の集客力が大きく落ち込んでいる。
商店街の周辺にはまだ、畑がけっこう残っている。

店主は60歳、妻は58歳であり
まだまだ元気に店をやっている。

一人息子が大学3年であり
店主は当店を継いで欲しいを思っているが
今のような売上ではとても店を継いで欲しいとは言えない。

事例は以上です。
さあ、次のマトリックスの強み、弱み、
機会、脅威を記入してみてください。

学生たちには授業で10分程度でやってもらっています。

これが正解という答えはありませんが
事例からは次のようなSWOT分析ができます。

強 み

・30年の実績があり、固定客がついている。
・品質にこだわり良いものを仕入れている。
・従業員を雇わず、住居併用店舗なので、人件費および家賃負担がない。
・人気商品となっている自家製漬物がある。
・商店街のポイントカード事業に加盟している。
 
弱 み

・年々売上が減少しており、厳しい経営を強いられている。
・商圏が狭い範囲に限定されている。
・店の広さが15坪と狭い。
・店の駐車場がない。
・顧客は高齢者中心であり、新住民を顧客として取り込めていない。
・後継者が決まっていない。

機 会

・“安全な食”に対する関心が高まっている。
・“地産地消”に対する関心が高まっている。
・店の周辺に畑が残っており、農業が続けられている。
・店の周辺にはマンションが続々でき、新住民が多くなっている。

脅 威

・当店から500mほどのところに大型スーパーができた。
・商店街の集客力が大きく落ち込んでいる。
・消費税の増税で、家計が苦しくなっている。
・ネットスーパーで買物する人が増えている。

これは、あくまでもSWOT分析とはどんなものかを
体験していただく簡単な事例です。

あまり難しく考えないで
あなた自身の強みや弱み
あなたが行おうとしているビジネスを
取り巻く環境が

あなたのビジネスにとってプラスに働くことは何か?
マイナスに働くことは何か?
を考えて、マトリックスに記入してみてください。

あなたの強みや
不十分なビジネススキルが明確になったと思います。

今回は以上です。
最後に、私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “人の欠点は気になるけど
    自分の欠点は気にならないんだよね~”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

バナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

ターゲットの悩みやニーズがリストアップできているか?


こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
シニア世代のライフワーク起業を応援しています。

3月26日に秦野で行われる
「第8回かながわ朝市サミット」の
チラシが出来上がってきました。

当日は、他の地域のイベントが多く
重なってしまうために
いつもは100店以上が出店するのですが
今回は80店くらいに出店になりそうです。

会場近くの川沿いに
サクラが咲く時期だと思いますので
お近くの方は、花見がてらにお出掛けください。

さて、今回のテーマは
「ターゲットの悩みやニーズが
リストアップできているか?」です。

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

繰り返しになりますが
ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。

「またか!」と思われる方は
この部分はスルーしてください。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

さて今回は、第3ステップ
についてご紹介していきます。

お客の欲する時に、欲するものを売る

日本のセメント王と言われ
一代で浅野財閥を築いた浅野総一郎は
若いとき、裸一貫で東京に飛び出してきた。

どうしても金儲けをしなければならないと
足を棒にして東京中を駈けずり回ったけれど
儲け話などない。
      
お茶の水を通りかかった時
ふと思いついて宿に帰り
手桶と盆と
ギヤマンのグラスを5,6個買って戻ってきた。

お茶の水という地名は、
将軍に献上した水をここから汲んだというので付いた名前
明治のはじめ頃はきれいな水がこんこんと湧いていた。

その水を手桶に汲んで本郷の湯島切り通しの上に立っていた。
ここを大八車に材木、庭石、植木などを積んで通る。

真夏の暑いときなど、皆、坂を上がってしまったら、
かじ棒を下ろして、やれやれと汗を拭いている。

こんなときに冷たい水が飲めたらなと思っていると
ひゃっこい水、ひゃっこい水と
お茶の水の水を汲んできた少年が水を売り歩いている。

たちまちのうちに売り切れて
何遍も水を汲んでは売る。
土手の下に行ったらただの水が坂の上に行ったら1銭の値打ちがある。

人間が持つ共通の動機は2つ

人間の行動は
私たちが思っているほど複雑なものではないと言われています。

フロイトは
人間の心の第一の要素は“イド”だと説きました。
“イド”は、快楽を求め、苦痛を避けようとします。

この作用を心理学では、「快楽と痛みの法則」と呼んでいます。

つまり、人間はつねに
「快楽」を求め
「苦痛」を避けようとしています。

浅野総一郎の話は
喉が渇いて堪らない
という「苦痛」を避ける欲求に即していたから
うまくいったのですね。

「快楽」を求める欲求と
「苦痛」を避ける欲求のどちらの方が強いのでしょうか?

歯医者に行ったとき
ホワイトニングという歯を白くする方法があるのを知りました。

若い女性にとっては
真っ白な歯になることは
男性に持てるようになるでしょう。

だから、ホワイトニングは
「快楽」を求める欲求ということになりますね。

一方、虫歯が痛くて痛くて…
こんな場合は、すぐにでも直して欲しい。
文字通り「苦痛」を避ける欲求です。

この例を考えれば、すぐに分かりますね。

「苦痛」を避ける欲求の方が
「快楽」を求める欲求の方が強いのです。

悩みや困りごとのリストアップ

あなたが起業しようとしている事業で
お客様が困っていること
悩んでいることをリストアップしてみましょう。

10個以内のリストアップでは不十分です。
最低50個以上あげてください。

満足度が高まることをリストアップ

今度は、こうすれば
もっとお客様の満足度が高まるだろうということを
リストアップしてください。

これは、困っていることや悩んでいることほど
多くリストアップできないかも知れません。

でも、一生懸命考えてくださいね。
困っていること、悩んでいることのリストアップ
満足度が高まることのリストアップ

これは、あなた自身が考えるとともに
想定しているターゲット層の何人かに
インタビューしてみることも必要です。

いずれにしても
ターゲットとているお客様を幸せにするという
強い気持ちで取り組むことが必要です。

“不満”の“不”をどのように解消していくか考える

化粧品や健康食品・サプリメントで知られている
ある企業では

お客様が感じている
不満、不便、不信、不平、不備、不透明、不快
という7つの“不”をリストアップし
その“不”を解消する方向で
商品開発に取組んでいるという話を聞いたことがあります。

ニーズとウォンツから考えてみる

ニーズとは必要性
ウォンツとは欲求です。

「苦痛」を避け、「快楽」を求める
これはウォンツの領域です。

でも購買行動は、欲求だけでなく
ニーズによっても喚起されます。

次にあげるのは
ある寿司店の売上げの高い月です。

 第1位 12月(忘年会、お節料理の注文)
 第2位 8月(お盆)
 第3位 3月(送別会、卒業、入学)
 第4位 5月(GW、こどもの日、母の日)

それぞれの月に
(   )内のような必要性が
あったから、寿司屋を利用するという行動をとったのです。

想定したターゲットは
どのような時に必要性を感じるのか
この観点からも考えてきてください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “成功者が見ているのは、他人の幸せ”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
バナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

起業のテーマを決める時の第一優先は何か?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
シニア世代のライフワーク起業を応援しています。

千葉県の道の駅で買った早咲きのサクラ
花がいくつか咲きました。小さな花ですが、
やはり周りがパッと明るくなります。

暑さにはめっぽう強いのですが
寒さが苦手な私は、2月になると
「春はまだか」「春はまだか」と

春が訪れるのを待ち望んでいる毎日
まだ寒くても、桜の花を見るだけで心が温かくなります。

さて、今回のテーマは
「起業のテーマを決める時の第一優先は何か?」です。

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

前回のブログで、ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップについてご紹介しましたが
ここで、それをもう一度確認しておきましょう。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズを応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

さて今回は、第1ステップの
「自分の起業のテーマを決める」についてご紹介していきます。

好きなことをやれば脳全体が活性化!

起業のテーマを考える時に
第一に優先すべきことは何か?

それは、本当に好きなこと、やりたいこと
それをやると心からワクワクすること
これを第一優先にすべきです。

なぜ、そうなのか?
人間の脳の構造から考えていきたいと思います。

医学博士ポール・マクリーンの「三位一体脳モデル」によると、
私たち人間の脳の中には、
爬虫類脳(脳幹、視床下部)、哺乳類脳(大脳辺縁系)、人間脳(大脳皮質)
という3種類の動物の脳があるということです。

爬虫類脳は「生きていくための脳」であり、
心拍、呼吸、体温、血圧といった
生命維持機能を司っています。

哺乳類脳は「感じるための脳」であり、
種の保存のための本能的な情動、快・不快の
判断を司っています。

人間脳は「考えるための脳」であり、
論理・学習・言語や創造的思考など、
知性・知能を司っています。

しかし、勉強をする、文章を書くなどの知的な活動のためには、
人間脳が働いていればいいという訳ではありません。
質の高い知的活動のためには、
3種類の脳が協力することが求められます。

嫌いで嫌いで仕方がない訪問営業活動、こんなときも脳は働きません。
私が化粧品の訪問営業活動をやっていたとき、
スポーツ新聞や週刊誌ばかり読んでいました。
難しい本を読む気にもならないし、読んでも頭に入ってこないのです。

人間脳が活躍できるようになるのは、
爬虫類脳、哺乳類脳が満足した後になります。

脳はまず、「快・不快」、「好き・嫌い」で判断します。

哺乳類脳は、「考えるための脳」である人間脳から、
「この問題を解決せよ」と命令が来ると、
それが「好きか・嫌いか」で見極めます。

その判断は、「快・不快」を判断する「扁桃核」、
そして記憶に深く関わっている「海馬」に問い合わせて行います。

そのことについて、
過去に満足したという記憶があれば、「好き」と判断します。

「好き」と判断した場合には、
爬虫類脳に近接している「欲の脳」(側坐核)から
「やる気ホルモン(TRH放出ホルモン)」が放出されます。

「やる気ホルモン」は、
脳のさまざまな部分に働きかけて、
脳全体を活性化させます。

その結果、人間脳の内部では、
火花と火花が飛び散るようにニューロンとニューロンが結合します。

そうすると、想像と連想が絶え間なく広がり、
新たな気付きを生んでいきます。
起業を成功させるには、脳がこのような状態になることが必要です。
人間脳がやるべきことを命令すると、
哺乳類脳が「好き・嫌い」について判断、
「好き」となると、爬虫類脳は本能的な欲求によって、
行動に向けて猛烈にドライブをかけていきます。

このように、「好き・嫌い」を判断する哺乳類脳は、
脳全体を活性化するうえで、中核に位置付けられていると言えます。

つまり、論理的分析よりもワクワクすることを考える方が集中力が高まり、
良い結果が出ることにつながります。

人間は“喜ばれることに喜びを感じる”ように創られている!

人間は、人に喜ばれることをするよう創られています。
だから、人に喜ばれると、心の底からジーンと喜びを感じます。

そうなると
脳はより創造的に働くようになります。

あなたは、こんな経験があるでしょう。
あることをやることによって大変喜ばれた。
そうすると、次にはどんなことをして喜んでもらおうかを考える。

すると、心がウキウキしてくる。
楽しい気持ちでいっぱいになる。
考えなくても、アイデアが次々に浮かんできます。

自分が本当に好きなことをやる
人に喜ばれることをする
それが、成功のポイントなのです。

なぜなら、人間はそのように創られているからです。

しかし、本当にやりたいこと
心からワクワクすることであっても
起業とはビジネスですから
収入につながらなければなりません。

次からのステップでは
このことを考えていきます。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “日常の中にこそ、発見がある”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
バナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

「できること」で起業するか?「やりたいこと」で起業するか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

今どき珍しい靴の修理屋
ヒールや踵の取り換え
靴底の取り換えなどをやっています。

修理をして履くよりも
買ってしまう人の方が多いのでは?
と思いますが、現実はその通りです。

だから、修理をしてくれる
靴屋はほとんどなくなってしまいました。

しかし、高価だった靴
思い出のある靴は、修理してでも履きたい
という人もかなりおり、
そういう人たちが、この店のお客様です。

やってくれる店がなくなってしまったので、
クチコミで知った人たちが遠方からも来店して
けっこう繁盛しているのです。

写真は、靴の修理に使う道具です。
父親の代から使っているものだそうです。

さて、今回のテーマは
「“できること”で起業するか?“やりたいこと”で起業するか?」です。

シニア層の起業が増えている!

実は最近、こんな理由から起業する中高年の方が増えています。

□すでに見えているゴールを目指すのではなく、
 体力のある50代のうちに起業して、次の夢を目指そう。

□定年まで会社にいるよりも、
 今のうちに早期退職制度を利用して起業した方がいい。

□定年後も働きたいが、給与は激減することは明らか。
 今のうちに起業しておけば、定年後もある程度の
 水準を確保できるのではないか。

□今の会社でノルマに追われる日々から抜け出し
 自分のペースで仕事がしたい。

□定年後、年金だけでは生活費が足りないかも知れない。
 だったら、早く起業して老後の備えをしておこう。

□子供が大学を卒業し、親としての責任を果たした。
 これからは自分のために仕事をしてもいいのではないだろうか?

事実、日本政策金融公庫の資料によると
独立起業時の年齢が50歳以上の人の割合が
1991年では11.5%、2011年では24.3%と大幅に増えています。

現実逃避からの独立起業は失敗する!?

毎週、月曜日になると会社に行くのが
イヤでイヤで堪りません。
日曜日の午後になるとユウウツな気分になります。

月曜日には営業会議があり、
先週の営業結果を報告しなければなりません。
彼の場合、いつも目標未達なのです。

他の人が発表している間、
身体を縮めてそれを聞いています。

こんな状態ですから、会社をやめたくて仕方がないのです。

このような心理状態の人にとって
他の仕事はすべてバラ色に見えます。
そんな彼が、独立起業したらどうなるのでしょうか?

何かをやりたいから独立起業するのではなく、
現実から逃避するために起業する
こういう起業は、うまくいくはずがありませんね。

“逃げ”からは、新しいものは生まれないのです。

「CAN」「WANT」「MUST」の3種類の動機からの起業

起業の動機には、「CAN」「WANT」「MUST」の
3種類があると言われています。

「CAN」は、自分が出来ることがあるから起業するという人
例えば、今まで貿易の仕事をやっていた人が
貿易の仕事で独立起業するようなケースです。

「WANT」は、自分が本当にやりたいこと、
好きなことで起業するという人です。
例えば、旅行が大好きなので、
旅行をテーマにした事業で起業するなどのケースです。

「MUST」は、
起業しなければならないから起業するという人です。
例えば、親の仕事を継がなければならなくて会社をやめる人

リストラされ、転職先がないので、
起業せざるを得ない人などが当てはまります。

「WANT」で起業すると、うまくいく!?

今まで9年間、起業相談を行ってきて
一番多かったのは、「CAN」のケースの人です。

パン屋にいたので、自分でパン屋を始める、
ラーメン屋にいたので、自分でラーメン屋を始める。
決して悪いわけではありません。
それが本当にやりたいことであるならば
うまくいく可能性が高く、その人の人生も充実したものになるでしょう。

でも、本当にやりたいことは別にあるけれども
ラーメン屋しかできないから、ラーメン屋をやるというのでは
うまくいかない可能性が高いのです。

では、自分が本当にやりたいこと、好きなことで起業する
「WANT」のケースの人はどうでしょうか?

オリンピック選手のコーチングで有名なあるコーチによると、
目標設定の95%が実現しないのは、
立てた目標が自分の本当にやりたいことではないからだということです。

自分が好きなこと、ワクワクすることをやっていれば、
毎日が楽しくなります。

楽しいから工夫が生まれ、人を惹きつけることができ
結果として長続きします。

だから、うまくいく可能性が高いのです。
だから、「WANT」で起業して欲しいのです。

しかし、「WANT」で起業する人ほど、周囲から反対されます。
今までアパレルの仕事一筋でやってきた人が
会社をやめて、庭師をやりたいと言ったとします。

周囲の人は、
「やったこともないそんな仕事でうまくいくはずがない」
と声を大にして反対するでしょう。

そんな周囲の反対の声に対して
「やっぱり、そうだよな」と思ったとしたら、
それは、本当にやりたい仕事とは言えないでしょう

いかに周囲から反対されても、
どうしても、その仕事がやりたいのであれば
それがライフワークなのです。

生まれ変わってもやりたいこと
それがライフワークなのです。

周囲が反対する理由を
一つひとつ塗りつぶしていけば
立派な事業計画書をつくることができるでしょう。

本当にやりたいならば、周囲の反対の声を、
自分の事業に活かしていくことを考えるくらいの心構えが必要です。

アパレル一筋に仕事をしてきた人が
庭師として独立した話、これは私の知人の実話です。
まったく違う畑で、今も活躍しています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “すべては機会。脅威とは、機会と思っていないこと”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。
お陰様で、読んだ方からは大変ご好評をいただいています。

これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。

ブログのサイドのバナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
メールアドレスを登録して、ぜひ入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

情報発信は自分を語ることから始まる!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

今、ある商店街の各店の
ニュースレターづくりをやっています。

A4サイズを2つ折りにして
A5サイズで4ページものです。

最初のページには
店主の写真と、人となりを載せています。

IMG_2153

情報発信の3要素の中の
パーソナル訴求がこの部分です。

さて、今回のテーマは
「情報発信は自分を語ることから始まる!」です。

商品・サービスの販売は情報を伝えることから始まる!

私の知合いの陶芸家です。
いい作品を焼いているのですが
それを販売するのが大の苦手

そんな彼が
ある場所で自分の作品を販売していました。
全然売れませんでした。

作品の価格を表示して並べてあるだけだったのです。
分かってくれる客は、自分の作品の良さを分かってくれるはずだ
というのが彼の言い分なのです。

しかし、作品の良さを知ってもらう努力をしなければ伝わらないのです。
つまり、販売は情報発信から始まるのです。

情報発信の1つ目のポイント→パーソナル訴求

販売者や制作者の人間性を伝えることが1つ目のポイントです。

先の事例で言えば、陶芸家自身について次のようなことを伝えていきます。
・どこで生まれ育ったか
・なぜ陶芸家を目指すようになったのか
・どのように陶芸の修業をしたのか
・陶芸に対してどのような考え方を持っているのかなど

お店の例ならば、店主自身の出身地や趣味
好きな食べもの、好きなスポーツ、仕事に対する考え方などを
店主の顔写真とともに紹介していきます。

相模原市のある商店街のお店紹介の冊子を作ったことがあります。
その時に、店主の顔写真とともに、出身地や趣味を書き添えました。

相模原市は全国から人が移り住んでいる街です。
店主の出身地を知って、「あら、私も同じ!」と
それだけで話がおおいに盛り上がった店がたくさんありました。

店主のことが分かると
その店に対して親しみと信頼感を抱くようになります。

また、顔写真を載せると
注目率が3割アップすると言われています。

その理由は、「人間が最も興味を持つ対象は人間である」
という心理法則があるからです。

情報発信2つ目のポイント→プロセス訴求

焼き豚が評判の私の知合いの肉屋の事例です。

私の爺さんが、横浜・中華街の店に修行に行きました。
焼き豚の美味しさで知られている店です。

どうしてもその美味しさの秘密を知りたい。
でも、教えてくれませんでした。
だから、見よう見まねで、その秘密を探るしかありません。

自分の店に戻ってから
見よう見まねで作ってみましたが
うまく作れません。

何度も試行錯誤を重ねました。
1年の月日が流れ
ようやく納得のいく焼き豚を作ることができました。

どうですか?
このような商品ができるまでの
プロセスを知ると食べてみたくなりますよね。

プロセスを表現すると

そこにストーリーが生まれます。
だから、人の興味を惹きつけることができるのです。

プロセス訴求として
次のようなことを考えてみてください。

・その商品やサービスが生まれたプロセスを表現する。

・その商品やサービスを生み出すのに、
どんな点に苦労したのか、どんな願いを込めたかを表現する。

・なぜ、その商品をお客様にお奨めするのか、
その理由を自分のポリシーとともに表現する。

・仕入商品の場合でも、なぜその商品を仕入れるのか、
その理由やプロセスがあるはずであり、そのことを表現する。

情報発信の3つ目のポイント→体験訴求

ある食品スーパーでの話です。
その店のPOPは大変人を惹きつけていると言われています。

食品ごとに担当する店員がいます。
この店では、自分が担当する食品は
必ず自分で食べてみます。

自分が食べた実感をPOPとして表現するのです。
だから、言葉が生きているのです。
つまり、自分の体験を表現しているのです。

書店では、店員が本を読み、
その感想をPOPとして表現している例がありますね。
この方法でベストセラーになった本もあります。
これも店員の体験訴求です。

体験訴求でポピュラーな方法は
その商品を使ったお客様の声を紹介するというやり方です。

この手法があまりにも多く使われるので
お客様の声と言っても、これって店側の作文じゃないの?
という意見も聞かれるようになりました。

でも、本当に信頼されるようなお客様の声は
やはり効果があります。
それは、お客様の体験を表現しているからです。

いずれにしても
その商品を使ったお客様の体験
店主や店員の体験、これを表現することはきわめて効果的です。

以上、情報発信の3つのポイントについてご紹介してきましたが
これは、チラシなどの紙媒体だけでなく
ホームページなどでの表現にも通用することです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “すべてを楽しみ、すべてに感謝
            この瞬間を生きる”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。
これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
ブログのバナーをクリックして入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

ビジネスは顧客づくりが最優先!


 

んにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

今日と明日は、
この冬で一番厳しい寒波が来るそうです。

今日の午後、イヌを散歩に
連れて行ったら風がとても寒かったです。

しかし、昨日小田原城に行ったら
サクラが咲いていました。
寒桜という種類だそうです。

IMG_2151

さて、今回のテーマは
「ビジネスは顧客づくりが最優先!」です。

ある飲食店の店主の話です。
客が一人も来ないから
暇つぶしに店内の置いてあるテレビをみている。
ところが、目はテレビの画面を見ているけれども
番組の内容はほとんど分からない。

このまま客が来なかったらどうしようと
心の中は不安で一杯です。
とてもテレビの番組どころではありません。

砂漠の中で水がなかったら
干上がってしまいます。
同様に、ビジネスをやっていく上で
お客様がいなかったならば、干上がってしまいます。

まずは、見込み客を集めること

自分のことを知ってもらう
自分のことに興味を持ってもらう
こんなお客様が見込み客です。

そのためにやることは2つです。
一つ目は自分の露出を高めること、
二つ目は自己紹介することです。

一つ目の露出を高めるにはどうしたらいいのか?
それは、あらゆる機会や方法を使うことです。

店舗がある場合には、
店の看板や、店前の黒板POP、店のファサード、
また、チラシも大きな露出媒体です。

Netでの展開を考えるならば、
ブログやメルマガ、SNSなどです。

二つ目の自己紹介では、どんな紹介をすればいいのか?
あなたは誰のために役立つことができるのか、
あなたはどんな悩みに役立つことができるのか、
こういう内容を紹介していくことが必要です。

今どき、チラシは効果がないのでは?

今はNetの時代、チラシなんて効果がないのでは?
と思っている人が多いと思います。
しかし、毎朝、新聞には多くのチラシが折り込まれています。
本当に効果がないのなら、チラシを利用する店や会社はなくなっているでしょう。

今日も、ある動物病院からチラシの相談がありました。
特に地域のお客様を対象にしたビジネスでは
チラシは大きな効果があります。

確かに、チラシには効果のあるものとないものがあります。
効果のないチラシ、それには3つの原因があります。

第一に商品そのものに魅力がない場合です。
いかに効果的にチラシを打っても
商品に魅力がなければ、集客することはできません。

誰のどのような悩みに対応した商品なのか?
なぜ、あなたから買わなければならないのか?
まぜ、今買わなければならないのか?
この点について見直してみる必要があります。

第二の原因は、チラシの表現方法です。
・キャッチコピーのインパクト力
・サブタイトルの分かりやすさ
・価値と価格の納得力

・写真の訴求力
・店の信頼感の演出
・お客様の行動喚起

この6つのポイントをしっかり押さえる必要があります。

第三の原因は、知って欲しい人にチラシが届いていないことです。
お茶販売店の事例で、こんなことがありました。
チラシの新聞折り込みがあまり効果がなかった。

原因を探っていったら、
その店の商圏範囲と、新聞の折り込み範囲がズレていました。

そのため、新聞の折り込みをやめて
自店の商圏範囲にチラシのポスティングを実施しました。
その結果、新聞折り込みのときよりずっと効果が高まりました。

このように、知って欲しい人たちに
本当にチラシが届いているのか
しっかり確認することが必要です。

Netの利用では、ホームページに誘導することが必須!

先日、建築会社を創業するという人と会いました。
自分のような業種は、ホームページで集客できるとは思わないが、
自分の会社に工事を依頼するお客様は
どんな会社なのか、ホームページで確認する人が多い

その時に、ホームページがないと、信用されない、
だからホームページはどうしても必要だと話していました。

このような場合のホームページは、
集客のためではなく、信頼してもらうためのホームページです。

集客のためのホームページは
ただ、開設しただけでは訪問してくれる人は皆無に近いでしょう。

お客様をホームページに誘導することが必要です。

そのためには、次のような方法があります。

一つ目は、ブログやFace bookから役に立つ情報を定期的に発信し
そこからホームページに誘導する方法です。

集客のプロとして自他ともに認める
今井さんのウェビナーを見ました。
その中で、集客とは与えるプロセスだと言っていました。

徹底的に役に立つ情報を与え続ける
これをやっていけば、集客はうまくいくというわけです。

二つ目は、クリックして初めて広告料金が
発生するというPPC広告を利用する方法や
Facebook広告を利用する方法です。

特にFacebook広告は、
地域や年齢・性別、興味を持っていることなどを
細かに設定して、そのような人だけに広告を出すことができるので
狙っているターゲットに合わせた広告を打つことができます。

三つ目は、自分の商品をメールマガジンで紹介してもらい
商品が販売出来たら、紹介手数料を支払うアフェリエイター
を利用する方法です。

四つ目は、紙媒体でホームページに誘導する方法です。
ある美容院、タウン紙に広告を出し、
そこで詳しくはホームページでと
ホームページに誘導しています。

この美容院、新規客の8割がホームページを見てのお客様だそうです。
タウン紙での誘導が効いているのですね。
名刺やカタログからの誘導も効果的でしょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “続けるだけでノウハウは積み重なる”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。
これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
ブログのバナーをクリックして入手してください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
           大場保男
  yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

成功者の99%が持つ秘密の力「グリット」と「ライフワーク起業」


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
自治会の“どんど焼き”がありました。
お飾りを持って行って、ミカンをもらって来ました。

pywupszljyvdynf1484034452_1484034845

もともと“どんど焼き”は、
門松や注連飾りによって出迎えた歳神様を
それらを焼くことによって炎とともに見送る
意味があるそうです。

子供のころは、習字を“どんど焼き”で燃やして
高く舞い上がると字がうまくなるといわれていました。
今でも、習字を持ってきて燃やす子供もいるようです。

さて、今回のテーマは
「成功者の99%が持つ秘密の力“グリット”と“ライフワーク起業”」です。

人生の勝敗は「やり遂げる力」で決まる!

雑誌「プレジデント」の最新号に
こんな話が出ていましたので、シェアしたいと思います。

2016年にアメリカで話題になり
流行語の一つになったのが“グリット(GRIT)”
これは「やり抜く力」という意味だそうです。

成功のために最も大切なのは
IQや天賦の才ではなく「やり抜く力」という理論を広めたのが
ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース教授です。

ダックワース教授によれば
義務感による勤勉さや根気はグリットとは違う
「やり抜く力の特徴は、興味、練習、目的、希望の4つ」
だというのです。

グリットにおける興味、目的の意味するものとは?

まずは、長期間一つのことに打ち込み
情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか。
一時的に夢中になることと、情熱を持ち続けることとは違う。

永続的に「興味」を持ち続けることが
「やり抜く力」につながると言うのです。

次にカギとなるのが
高い目的意識に裏打ちされた長期的目標。
自分の目的意識に社会的意義があると思えば
逆境やマンネリを打破できる。

「目的」の実現や成功に希望を抱き続け
粘り強く地道な努力を続ける
これが「やり抜く力」であり、成功の秘訣だと言うのです。

さらに、「目標に向かって創造性を発揮するには
絶えずそのことを考えているくらい好きでなければダメ
私は常に研究のことを考えていますが、義務感からではなく

好きだからやっているのです。
興味なしに長年続けても、やり抜く力があるとは言えず、
偉業も生まれません」と述べています。

“ライフワーク起業”が“グリット”につながる!

このブログのテーマであるライフワーク起業とは
好きなこと、本当にやりたいことを
自分の存在の本質から探り出し、それをテーマにして

人々や社会に役立つ仕事で起業して、
自分を最大限に活かし
経済的にも、精神的にも豊かに生きる起業のことです。

好きなことを起業すると言っても
一時的に興味があることで起業するのではありません。

長期間一つのことに打ち込み
情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか
これをテーマにすることがライフワーク起業です。

ライフワーク起業では
これが今流行っているから
これが儲かりそうだからということで
起業のテーマを決めることはしません。

人々や社会に役に立つ、貢献するという
高い目的意識に裏打ちされた長期的目標
つまり、ミッションやビジョンを明確にすることが
ライフワーク起業には必要なのです。

あなたが起業を考える際
また、日々の仕事を行い際には
「グリット」という視点から考えてみてください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “なにごとも逃げるほど、結果は悪くなる
            楽しむほど、結果は良くなる”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んだ方からは大変ご好評をいただいています。

これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。

ブログのサイドのバナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
メールアドレスを登録して、ぜひ入手してください。

 経済産業大臣登録中小企業診断士
 ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
     yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

これって事業計画書?というものが何と多いか!


 

んにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

昨年末、座間市の商店街でのイベント
“昭和の暮らし”というコーナーがあり、
昔の生活道具が展示されていました。

img_2025

蓄音機、黒電話、鉄腕アトムやビクターのイヌ
手前では、コーヒー牛乳を販売していました。

年が明けて、今年も平成になって29年目
昭和の時代を覚えているのは、
30代半ば以上の人たちになってしまいました。

小学生の頃だったかな、中村草田男の
“降る雪や明治は遠くなりにけり”という
俳句を習ったような記憶がありますが
今や、昭和は遠くなりにけりですね。

さて、今回のテーマは
「これって事業計画?というものが何と多いか!」です。

他人が見ても分からない計画書が多い!

起業を成功させるには、何よりも行動力です。
しかし、闇雲に行動すればいいというものではありません。

何を目的に、いつまでに何をやって
どのような成果を出していくのかという
事業計画書を作成することが必須です。

事業を行うには、多くの人の協力が必要です。
そのためには、自分が何をやろうとしているのかを
他人に分かってもらうことが必要です。

特に起業のために融資を受ける場合は
金融機関の人に理解してもらうことは絶対条件です。

しかし、私は創業相談員として
何百本という事業計画書を見てきました。

これって事業計画書?と
思わず口にしたくなるものが何と多かったことか!

他人に分かってもらう以前に
自分の考えが十分に整理されていないのです。

事業計画書の7つのチェックポイントは?

前回、事業計画をチェックする
7つのポイントについてご紹介しました。

具体性、必要性、発展性、社会性、
独自性、実現性、収益性の7つです。

この中で一番重要なのは必要性でしたね。
前回は、その必要性と、具体性、発展性について説明しました。

今回は、残りの社会性、独自性、
実現性、収益性について説明していきます。

社会性―社会の人々の幸せに結び付いているか?

起業の目的は、売上げや利益を求めることだけでなく、
人々の役に立ち、社会の貢献することも目的の一つです。

人は、自分以外の人の役に立つことで
喜びを感じるようにつくられています。

私の知合いの米屋の店主は
明日はどんなことでお客さんに喜んでもらおうかと考えると
ワクワクして楽しくて堪らないと話していました。

社会性のある事業を行っていると
協力者が現れます。
自分のためだけに事業をやる場合よりも
疲れを感じなくなります。

これこそ、自分で事業をやる醍醐味です。

独自性―あなたらしいオリジナリティがあるか?

お客様は、なぜあなたからその商品を買うのでしょうか?
それは、他にはない価値があなたやあなたの商品には
あるからです。

どこにでもある商品で事業を行ったならば、
価格競争に巻き込まれ
資金力のあるところには太刀打ちできません。

独自性があれば、
競合がいないブルーオーシャンで事業を行うことができます。

オリジナリティを打ち出すためには、
今まで気が付かなかった不満や悩みに焦点を当てる、
今まで対象になっていなかった人たちに焦点を当てる、
今までのものを組み合わせて新しい価値をつくる
など、色々な方法があります。

「あなたの事業、商品の“売り”は何ですか?」
と聞かれたとき、
スッと答えて、相手が納得できなかったら
独自性があるとは言えません。

実現性―すぐにスタートできる状態にあるか?

夢のような将来ビジョンを持ちことは
大変重要なことです。

でも、そこに至るまでのプロセスがなければ
単なる夢に終わってしまいます。

壮大なビジョンを目指すには、
それに向かっての第一歩を踏み出すことが必要です。
その第一歩がすぐに踏み出せるような状態になっていることが求められています。

事業を行うための知識やノウハウを習得していますか?
事業を行うための商品の準備はできていますか?
事業を行うための設備や備品の準備はできていますか?

あなたの商品をお客様に知ってもらい、お届けする準備はできていますか?
事業を行うための人は確保できていますか?
事業を行うための資金確保の方法は明確になっていますか?

収益性―集客や売上げは計画通り確保できるか?

お客様が集まらない
だから売上げがあがらない。

でも、日々の生活費は必要だ。
段々、蓄えは底をついてきている。

困った、困った、どうしよう、どうしよう
こうなると気持ちばかり焦って、良い知恵も思い浮かんできません。

こうならないように、収益性をしっかり考えておくことが必要です。

創業にあたって、金融機関から借り入れをしているならば、
その返済を考えなければなりません。
売上げが上がっても、
入金までに期間があいてしまうなら、
その間の資金繰りを考えておく必要があります。

収益性を考える場合
価格設定と集客方法に留意してください。

低価格で勝負すると
価格競争に巻き込まれ、収益は悪化します。
高い価格でも、お客様に満足していただける価値の提供を徹底的に考えてください。

集客方法については、
ただ、お客様が来るのを待っているのではなく、
どのように対象顧客に働きかけていくのか
“待ち”ではなく、“攻め”の集客方法を考えてください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “「無理!」と思ったら
     「感動が待っている」と思う”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んだ方からは大変ご好評をいただいています。

これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。

ブログのサイドのバナーをクリックすると
詳しい内容が分かるようになっています。
メールアドレスを登録して、ぜひ入手してください。

 

 経済産業大臣登録中小企業診断士
 ライフワーク起業ナビゲーター
            大場保男