USPなんてない!じゃ、どうする?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

神奈川県山北町、御殿場線沿いの
この町はかつて鉄道で栄えた町です。

しかし、今では駅の乗降客数もめっきり減ってしまい
とうとう無人駅になってしまいました。
それにともなって駅前商店街の飲食店も1軒だけに…。

駅前商店街を活性化しようと
役場の職員として頑張ってきた山崎氏
自分自身が身体を張らなければ、活性化などできないと考えました。

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そこで彼がとった行動、それは
公務員という安定した身分を投げ捨て
役場を辞めて駅前で居酒屋を創業しました。

それから5年経った現在
1軒だった飲食店は8件に増えました。
彼の思い切った行動が駅前商店街の活性化につながったのです。

彼の店「ぽっぽ駅前店」
山北に行く折がありましたらぜひ立ち寄ってください。
お昼も夜もやっています。月曜日は定休日です。

さて、今回のテーマは「USPなんてない!じゃ、どうする?」です。

起業の本に必ず出て来るUSPとは?

どこにもある商品やサービスを提供しても売上げは期待できない。
独自性やオリジナリティがなければ通用しない。
起業の本を読むと、このようなことが書いてあります。

提供する商品やサービスの独自性やオリジナリティ
これがUSPと言われているものであり
Unique Selling Propositionの頭文字をとったものです。

USPの成功例として良く取り上げられるのが
ドミノピザの「30分でお届けします」です。
私の知合いのラーメン屋は、ラーメンを木の桶で出しています。
これもUSPと言えるでしょう。

確かに、USPがなければ
既存の商品やサービスの中に埋没してしまい
新たなビジネスは成り立たないと言われれば
そうだなと、納得せざるを得ません。

本当にUSPがなければダメなのか?

起業に際しては、
今までにない独自性やオリジナリティを
一生懸命考えますが、そうそう簡単に出てくるものではありません。

また、USPが確立できたとしても
すぐに真似されてしまい、
USPでなくなってしまう可能性があります。

「30分でお届けします」というUSPは
ドミノピザ以外のピザ宅配業者がやっていましたが
ドミノピザが大々的に広告キャンペーンを行ったため
こちらの方が広く知られてしまったと言われています。

USPは何のために必要なのか?

何をUSPにしたらいいのかを考える前に
そもそもUSPは何にために必要かを考えてみましょう。

私たちが新しく提供する商品やサービスは
すでに似たようなものが存在している場合がほとんどです。

このような状況の中で
今までの商品やサービスにはない
独自性やオリジナリティがなければ
私たちの提供するものが選んでいただけません。

つまり、多くの競合の中で
自分の商品やサービスを選んでいただくこと
これがUSPが必要な理由です。

だとしたならば、
USP以外にお客様を引き寄せるものがあるならば
特にUSPはなくてもいいということになりますね。

“関係性”があれば、お客様を引き寄せられる!

2店の飲食店がオープンしたとします。
1店は、高校時代からの親友がやっている店
もう1店は、まったく知らない人がやっている店
あなたは、どちらの店に行きますか?

やっぱり、親友のやっている店に行きますね。
でも、自分の好きなメニューが少ない、自分の好み味ではない、値段が高い
このような店だったら、いくら親友の店であってもリピートはしないですね。

私たちは、知らない店ではなく
知っている店、つまり自分と“関係性”のある店を選びます。
ただし、自分の求めているものがそこにあるという条件が必要になります。

ターゲット層が求める商品やサービスを提供すること
ターゲット層との“関係性”を構築すること
これによって特別なUSPがなくてもお客様を引き寄せることができます。

コミュニケーションが“関係性”づくりの第一歩!

USPがあれば競争力は強くなります。
しかし、これだ!というUSPはなかなか見つからない。

では、どうするか?
お客様との“関係性”づくりを行っていけばいいのです。

以前はよく見掛けた街の電気屋さん
今ではあまり見掛けることはありませんね。
家電量販店との価格競争に負けて次々に撤退していったからです。

ところが、私の知合いの街の家電店
売上げは年々伸びており、年商は4億円に達しています。
どこにその秘密があるのでしょうか?

彼の店では、お客様のお宅を定期的に訪問するチームがあります。
訪問して商品を売り込んでいるわけではありません。
そのお宅の家電製品を点検し、困っていることをヒアリングしているのです。

つまり、定期的な訪問を通して
お客様とコミュニケーションを密にし
“関係性”づくりを行っているのです。

家電量販店に行けば
同じ商品がもっと安く買えるのです。
でも、お客様は彼の店から買っているのです。

それは、お客様と“関係性”づくりができているからです。

ニュースレター、SNSによってコミュニケーションを!

コミュニケーションは
直接訪問以外に、ニュースレターという紙媒体
ブログやメルマガ、FacebookなどのSNSを活用して行うことができます。
店の前に設置した黒板POPで行っている例もあります。

ここで忘れてならないポイント
それはあくまでお客様との“関係性”づくりが目的だということ
商品の売込みが目的ではないということです。

ここでは、自分のことを知ってもらう
お客様に役立つ情報を発信していく
このことによって、お客様に共感していただく
このことによって“関係性”づくりを行っていくのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “苦しさに耐えることは
       違う自分に出会うこと”

追 伸

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安くなければ本当に売れないのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

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神奈川県山北町、御殿場線沿いの
この町はかつて鉄道で栄えた町です。

国府津から沼津までの御殿場線
丹那トンネルができるまでは東海道本線の一部でした。

山北駅から急こう配の山を登る線路になるので
後ろに機関車を付けて、列車を押すように登りました。
そのため、山北駅には転車台があり、鉄道関係者が600名もいたそうです。

丹那トンネルが出来てからは、東海道本線を外れて支線となり
鉄道の町・山北は段々寂れていき、今では無人駅になってしまいました。

かつて活躍した蒸気機関車D52が
山北駅に隣接した鉄道公園に置かれています。
このD52は、日本で唯一実際に動きます。

10月14日と15日の2日間
SLの中では一番力があるというD52を
汽笛とともに実際に動かし、多くの鉄道ファンで賑わいました。

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15日は「D52奇跡の復活記念夕市」と称した
イベントを実施し、3,000~5,000人の来場者で賑わいました。

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さて、前置きが長くなりましたが
今回のテーマは「安くなければ本当に売れないのか?」です。

これが店主たちの口癖だ!

商品の価格設定は極めて重要です。
競合より安い価格設定で起業すると
忙しいばかりで、ちっとも利益は出ないという
「働けど働けど猶わが生活楽にならざり」型の起業になってしまいます。
でも、利益は少なくても売れるうちはまだマシです。
そのうち、自社より安い商品が出てくると
売上げ自体がバッタリと止まってしまいます。

では、価格設定を高くすればいいのか?
しかし、今まで20数年間、私は商店街の店主から
こんな声ばかりを聞いてきました。

「今は不景気だから、安くしなければ売れないよ」
「この地域の客は高いものには手を出さないよ」
「安売りのスーパーに客を奪われて、商店街は閑散としているよ」

ほぼ完売した店は必ずしも安くはなかった!

昨日の夕市でのことです。
青果を販売する店が2店出店していました。
一方は、スーパーで良く見掛けるような野菜を
安く販売していました。

もう一方は、無農薬で栽培した
あまり見掛けない野菜を販売していました。
決して安い価格ではありませんでした。

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どちらの方が良く売れたと思いますか?
このブログの流れからいったら、後者の方だと見当が付きますね。
そうです。決して安くはない野菜の店は、ほぼ完売状態でした。

お客様は安いものを望んでいるのではない!

お客様は安くなければ買わないというわけではありません。
それなのに、どうして安い商品が売れるのでしょうか?
それは、高い方の商品を選ぶ理由が分からないからです。

だから、安い方が売れるのです。
その商品の価値が分かれば、高くても買うのです。

夕市でほぼ完売した店は、売り方が違っていたのです。
無農薬で栽培する際、害虫からどのように守っているのか?
どんな食べ方をすれば美味しいのか?
こんな話をお客様との会話の中で伝えています。

一方の店は、「これをちょうだい」
と言われると「はい、ありがとうございます」
と言って売っており、ほとんど会話はありませんでした。

「プロダクトセリング」と「バリューセリング」

私の妻は、毎日スーパーのチラシを見て
1円でも安い商品を狙って買物に出掛けています。

スーパーで売っているような商品は
どこで買っても同じような品質なので
安いものを買い求めますね。

これは「プロダクトセリング」と言って
大量仕入れで原価を安くし
販売価格も安くしてお客様を獲得する方法です。

この方法は、量が多くなればなるほど
安く仕入れられるので
大きな会社に有利に働きます。

一方、徹底的に提供する価値を高めて
お客様満足度を高める方法、
これを「バリューセリング」と言います。

これから起業しようという
私たちが「プロダクトセリング」という方法をとって
価格競争に巻き込まれていったら、
消耗するばかりで、息切れするどころか
倒れてしまうでしょう。

だから、「バリューセリング」という方法をとることが原則です。

価値を伝えるには「関係づくり」が必要!

あなたが提供する価値に対して
お客様が納得できれば
高い商品でも購入していただけます。

そのためには、価値を伝えることが必須です。
しかし、お客様との間に信頼関係がないと
なかなか価値は伝わりません。

そのためには、どうしたらいいのか?

商品の価値とともに私たち自身を知ってもらうことが必要です。
毎日、どんな気持ちでビジネスを行っているか?
どのようにお客様に喜んでいただきたいのか?

このようなことを伝えていくとともに
自分の出身地、趣味、好きな食べもの、こんな本を読んだ等々
積極的に自己開示をしていきます。

そうすることによって
お客様に親しみを感じていただけるようにます。
お客様から信頼されるようになります。
このようにしてお客様との「関係づくり」を行うことが
価値を伝えていく前提となります。

そして、そのための手段が
ニュースレターであり、ブログやSNSなのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “お客様は幸せになるためにやって来る”

追 伸

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お花見に商売繁盛のヒントがあった!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
「第3回さがみはら朝市まつり in 古淵」が行われました。

前日の午後には雨があがったので、
このまま明日は大丈夫かなと思って翌日になると
朝からざんざん降りの大雨です。

8時から搬入でしたが、雨は一向に衰えません。
次々に出店者がやって来ますが、
空を眺めて出店を取りやめる出店者や
電話で出店を辞退する出店者もありました。

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しかし、60店の出店予定が50店に減ったものの
「朝市まつり」としては、それ相応の出店者数になりました。

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11時前には雨はあがり
来場者も徐々に増えてホッとしました。
私はずぶ濡れ状態で会場を飛び回っていたので
身体はすっかり冷えてしまいました。

屋外でのイベントは天候に左右されるのが宿命
それに負けずに元気に声を出して
販売している出店者に励まされました。

さて、今回のテーマは
「お花見に商売繁盛のヒントがあった!」です。

季節外れの今、なぜ花見の話?

花見と言えば春の話題なのに
季節外れの今、なぜそんな話をするの?
と疑問に思うのは当然です。

今は稲刈りなどの収穫の時期ですが
実は、秋の収穫のためにお花見をやっているという説があるのです。
しかも、ここに商売繁盛のヒントが隠されているというのです。

そんな眉ツバな話は信じないというあなた
決していい加減な話ではないのです。

日本には、農耕儀礼のひとつとして
予祝行事と呼ばれるものがあります。

あらかじめ期待する結果
つまり秋の豊作に感謝してお花見を行うと
その通りの結果が得られるという考え方です。

お花見は本来
桜に宿った穀物の神様に
秋の豊作を先にお祝いし、神様に感謝する予祝だったのです。

駅のトイレにも予祝の貼り紙が!

何年前からでしょうか?
駅のトイレにこんな貼り紙があるのを目にしますね。
「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」

最初の頃は、この貼り紙を見た時には
「まだ、きれいに使ってないのに、なぜありがとうなんだ」と不思議に思いました。

実は、これも予祝だそうです。
先にお礼を言うことで
きれいに使っていただくという結果を期待しているのです。

ところで、この貼り紙を目にするようになって
駅のトイレがきれいになったように感じるのは私だけでしょうか?

予祝は起業にも必要な考え方だ!

起業してビジネスを始める前に
自分がお客様として想定している人に感謝しよう
起業がうまくいっていることを感謝しよう
というのが、起業における予祝の考え方です。

そんな非合理的な話は信用しない
起業はもっとマーケティング的に考えるべきだという
考え方が必要だというあなた

私はマーケティングの話をしているのです。
あなたは起業によって価値を提供します。
提供した価値に対する対価が売上げです。

誰にどんな価値を提供するのかを明確にするのが
起業におけるマーケティングの第一歩です。

私たちが提供した価値によって、お客様が喜んでいる状態
これをありありとイメージとして思い描くこと、これが重要です。

この段階からは、マーケティングとともに
潜在意識の活用が加わります。

稲盛和夫氏は「イメージはカラー映像で
くっきり映し出されるくらい鮮明でなければならない」
と述べています。

喜んでいただくお客様が増えるほど
私たちの売上げは上がります。

自分の起業がうまくいく
そして、大勢のお客様が喜んでいる
このことに対して感謝する

ビジネスを始める前からこれがイメージの中で完了している
それが予祝なのです。

神様へはお願いするのではなく感謝する

神様へのお詣りも予祝が良いと言われています。
「こうなって欲しい」とお願いするのではなく
願った通りになる前に
「こうなりました。ありがとうございました」
と予祝するのです。

でも、何でもかんでも予祝すればいい
という訳ではありません。

私たちが起業するビジネスは
果たして市場性はあるのか?
競合の中で独自性を発揮できるのか?
提供価値をどのようにお客様に伝えていくのか?

このようなことをしっかり検討した上で
お客様が喜んでいる姿と
自分のビジネスが成功しているイメージを具体的に思い描き
そのことに感謝する予祝を行うのです。

お花見の中に商売繁盛のヒントがある!
今回の話にあなたはどう思いましたか?

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “比較とは、他人とではなく
        なりたい自分とするもの”

追 伸

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情報洪水の中で溺れていないか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
「第14回相模原よさこいRANBU!」が行われました。
45チームの1400名の踊り子が参加し、パフォーマンスを披露しました。
私は踊りの審査員を依頼されてやっています。

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審査員席は一番踊りが見やすい良い席
じっくりと堪能し、踊り子たちからパワーをもらいました。

さて、今回のテーマは
「情報洪水の中で溺れていないか?」です。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

第1の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物
だから、不安がいっぱいです。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

第2の原因は「分かっていない」からです。

起業に当たって、
何が必要な情報かが分かっていないために
闇雲に情報収集してしまう人がいます。

例えば、起業するからには
法人化しなければならないと考え
法人化のための本を3~4冊買って読んでいる人がいます。

確かに、法人化の知識は必要かも知れません。
でも、その前にもっともっと必要な情報が沢山あります。

それが何かが分からないので、
優先順位の低い情報収集に力を入れてしまっているのです。
起業を成功させるにはどんな情報が大切か
優先順位を付ける基準を知ることが必要になります。

第3の原因は「考えていない」からです。

目に付くものは何でも食べて、腹いっぱいになる
でも、食べたものをしっかり消化しないと栄養にはなりません。

これと同じようなことをしていませんか?
例えば、次から次へと本を読む
読んだ本の内容をノートにまとめる

これだけだったら、腹いっぱい食べても
それをしっかり消化していないのと同じことです。

集めた情報を自分の起業にどのように活かしていくのか
これをしっかり考えていくことが必要です。

例えば、本を読んでノートにまとめる場合
ノートの左のページに本の内容をまとめたら
右のページには、その内容について
自分の起業と関連させて考えたことを記入するのです。

情報収集したら、それを自分なりに消化する
この作業を行っていない人がいかに多いか
創業相談を行っていると、このことを実感させられます。

情報洪水の中で溺れないようにするには、どうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった4%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っているケースが多くなっています。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “結果が出ない時間は
         成長の時間”

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2つのタイプの起業家の落とし穴とは何か?


 

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9月1日、神奈川県葉山町の
「HAYAMA STATION」がグランドオープンしました。
葉山の逸品や特産品を販売する商業施設です。

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葉山コロッケや葉山牛の旭屋牛肉店
日経新聞に日本一美味しい食パンの店と評されたブレドール
葉山日曜朝市で牛筋のワイン煮込みが人気のミラマール
ケーキのレリッシュプレインやブラウンスイーツなど
葉山の名店9店がテナントとして入っています。

これに葉山・三浦地域の野菜、三浦湾の魚介類などを
販売する“道の駅”のような店であり、駐車場は70台がとめられます。

行政や商工会が別会社を作って
そこが経営するという形態は見られますが
ここは葉山町商工会が経営主体となっており
全国的に見ても珍しいケースです。

グランドオープンの前日には
黒岩神奈川県知事などの来賓によるテープカットが行われました。
私もこのプロジェクトの一員として参加してきたので感慨深いものがありました。

IMG_1554

さて、今回のテーマは
「2つのタイプの起業家の落とし穴とは何か?」です。

起業家には2つのタイプがある!

これから起業を目指す40代以降の
会社員の場合、2つのタイプがあります。

1つ目は、組織に縛られないで
自分で自由に働きたいというタイプです。

私の場合はこれでした。
とにかく会社に縛られるのが嫌で堪りませんでした。

独立してから、辞めた会社にセミナー講師として呼ばれたとき
かつての先輩や同僚から「お前は会社を辞めて本当に良かったな、
お前ほど組織に向いていない奴はいないからな」と言われました。

もう一つのタイプは、
自分のやりたいことで働きたいという人です。

今まで家族のために一生懸命働いてきた。
会社で嫌なことがあっても、
家族のためだと思って我慢してきた。

子供も独立したので、これからは自分にために
働きたいという人がこのタイプです。

家族のために働くことは素晴らしいことですが
このタイプの人の胸の奥にある気持ちは分かりますよね。

この2つのタイプ
どちらかのタイプに分かれるのではなく
両方の要素を持っているケースが多いようです。

2つのタイプには落とし穴があります。
これをしっかり意識しないと穴にハマってしまう恐れがあります。

1人で起業しても組織からフリーになれない!

組織に縛られるのが嫌で起業した私の場合
組織からフリーになれたでしょうか?
決してそんなことはありません。

クライアントは
行政や商工会・商工会議所、企業という組織です。
したがって、クライアントである組織の論理には従わなければなりません。

打合せや会議に遅刻なんてもってのほかです。
納期に遅れれば、次からは仕事は来ないと覚悟しなければなりません。
この点は、会社員時代より厳しいと言えるかも知れません。

しかし、毎朝満員電車で通勤しなければならないことはなくなります。
嫌な上司と付き合う必要もありません。
この点は、私自身独立して良かったと思っています。

会社という組織に縛られないということは
ある意味では自由気儘に毎日を過ごすことができます。

今日はやる気がしないから
その仕事は明日やればいいかと
先延ばししても誰にも怒られません。

こんな気持ちで毎日を過ごすと
自堕落な日々を送ることにつながってしまいます。
だから、強い気持ちで自分を律することが必要です。

起業前の人にこんなことを言うと
「そんなことはあり得ないだろう」という反応が大半ですが
人間は弱い存在、どうしても楽な方に流れていってしまいます。

本当に自分のやりたいことが分からない!

今まで家族のために
嫌なことがあっても頑張ってきた。
これからは起業して自分のやりたいことをやるぞ!

こう思っても、自分の本当にやりたいとは何だろうと考えると
はたと困ってしまう人も多いようです。

私のこのブログでも
好きなこと、本当にやりたいことで起業しましょうと言い続けてきました。
そうすれば、時間を忘れて没頭できる
毎日が楽しく、仕事をしていても疲れない、と訴えてきました。

でも、本当にやりたいことが分からない
自分はそもそも何をするためにこの世に生まれてきたのだろうか?

そうなんです。
日々の生活の中で、自分自身のことを深く考える機会がなく今まで来ていたのです。
だから、いざとなると、このような悩みが生まれてくるのです。

あなたの本当にやりたいこと
あなたの本質は、あなたの過去に隠されているのです。

幼かった頃から今までの自分の人生を振り返ってみてください。
子供の頃、中高生や大学生の時
何に夢中になっていましたか?

なぜ、それに夢中だったのですか?
今までで一番嬉しかったこと、ワクワクしたことは何でしたか?
なぜ、嬉しかったのですか?ワクワクしたのですか?

そこにあなたの本当にやりたいこと
あなたの才能、あなたの本質が隠されているのです。

気を付けなければならないのは
Wont to(やりたいこと)と
Have to (やらなければならないこと)を
混同してしまうことです。

Have to は、自分ではない世間や他人の
価値観で動くということです。

あくまでの自分のWont to、つまり
自分の価値観で動くことが重要です。

今回は以上です。

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身体を動かしてビジョンを潜在意識に届けよう!


 

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先週はわが町内会の夏まつり
今週は隣の町内会の夏まつりです。

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少子高齢化の影響で
昔に比べて子供の姿が少ないようです。

一番の最盛期は、現在60代の人たちの
子供が小学生だった頃だったそうです。

今は役員のなり手も少なくなり
町内会自体の維持も大変なようです。

さて、今回のテーマは
「身体を動かしてビジョンを潜在意識に届けよう!」です。

ミッション、ビジョンの明確化は何よりも大切!

私のところに起業相談に来られる方で
ミッションやビジョンを明確化している人は1割もいません。
でも、起業にあたってミッションやビジョンを明確に策定することが
極めて重要であることは、このブログでも何度も書いてきました。

私たちは事業を通して、誰に喜んでもらうのか?
誰にどんな価値を提供するのか?
人々や社会にどんな貢献をするのか?

これを明確にしたものがミッションであり
「自分たちは、これをやらなければ活動する意味がない」
と言えるほど本質的なものです。

ミッションを実現するために
どんな将来像を描くのか、それがビジョンです。

小さな町工場の親父だった本田宗一郎が
ミカン箱に乗って従業員を前に
「今にウチは世界一の二輪車メーカーになる」と
こともなげに夢を語ったとき、
宗一郎の頭の中には、くっきりとそのイメージが描けていたことでしょう。

それが成就したときのことをありありと思い浮かべる!

ビジョンとは、将来このように
なりたいという夢や願望です。

日野原重明先生は、
夢について次のようなことを言っています。

願望は思い描くのではなく
その夢や目標が成就したときのことを思い浮かべ
そのときに天にも昇るような喜びや達成感を想像するのだ。

すると、身を焦がすような
強烈な喜びが身体を突き抜け
成功した者のバイブレーションが宇宙に発信されていく。

自分への問い掛けからビジョンを作成

〇あなたの事業は、どのような規模になっていますか?
〇あなたの事業は、世の中をどのように変えていますか?
    世の中からどのように見られていますか?

〇あなた自身やあなたのご家族
 あなたとともに事業をやっている人たちは
 どのような生活を送っていますか?

このような問い掛けを自分自身にしてみてください。
その答えがあなたのビジョンなのです。

いつまでにどうなっているか?

期限を区切らずに
そのうち、こんな夢を実現したいなぁ~
というのは単なる願望であり、ビジョンとは言えません。

ビジョンは期限を区切って考えます。

1年後はどうなっている?
2年後はどうなっている?
3年後はどうなっている?
5年後はどうなっている?
7年後はどうなっている?
10年後はどうなっている?

これを紙に書いてください。
ビジョンは大切だと分かっている人でも
ビジョンを紙に書いている人は10人に1人

それを定期的に見ている人は
そのまた10人に1人
全体では100人に1人だと言われています。

あなたがビジョンを紙に書き出し
それを定期的に見ていれば
100人に1人になれ、ビジョンが現実になる可能性は極めて高くなります。

ビジョンを潜在意識に届けよう!

ビジョンを実現するのに
潜在意識が大きな役割を果たします。
いつも潜在意識があなたのビジョンを
実現するために働いてくれます。

そのためには、ビジョンを潜在意識に届ける必要があります。
身体を動かしながらビジョンをイメージすると潜在意識に届きます。

具体的には次のように実施します。

1年後、2年後、3年後、5年後、
7年後、10年後のビジョンを紙に書いてください。
それをイメージにしてください。

次に、部屋の中で立ち上がり
1歩あるいて1年後に実現したビジョンをイメージしてください。
もう1歩あるいて2年後
もう1歩あるいて3年後
もう2歩あるいて5年後
もう2歩あるいて7年後
もう3歩あるいて10年後をイメージします。

これを毎日実施します。
これをやるのに5分程度の時間で済みます。

まず、期限ごとのビジョンを紙に書く
それを毎日、部屋の中をあるきながらイメージする
これに加えて、ビジョンを実現していくための行動を起こしていきます。

イメージするだけで
行動しなければ何も始まりません。
行動に移すことによって、その行動がビジョンの実現に
つながるよう潜在意識が働いてくれるのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “起こったことは終わったこと
      これから何を起こそうか?”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
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この質問に答えられなければ起業するな!


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こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

日曜日、横浜・山元町商店街の縁日に行って来ました。
この商店街は定期的に朝市を実施していますが、
昼から夕方までの縁日は初めての試みだそうです。

夏休みなので、多くの子供たちが
縁日を楽しんでいる姿が見られました。
学校のPTAと連携して実施したとのことです。

商店街の活動は、商店街だけでなく
学校やPTA、地域の様々な団体との
連携のもとに実施していくことが重要だと思いました。

さて、今回のテーマは
「この質問に答えられなければ起業するな!」です。

起業にあたって、この質問に答えられますか?

起業にはリスクが付き物です。3年後まで生き残れるのは3割しかない
あるいは、もっと厳しいのが現実だと言われています。
だから、安易に起業することは避けなければなりません。

起業にあたって、次の5つの質問に
答えられなければ、それは安易な起業と言わざるを得ません。

質問1 あなたは何を成し遂げたいのですか?(目標)

質問2 あなたはなぜそれを成し遂げたいのですか?(目的)

質問3 あなたは商品やサービスを通して、どのような
    価値を提供するのですか?
                それにはあなた独自のユニークさがありますか?

質問4 あなたは誰に価値を提供しますか?
    価値を提供された人が喜んでいる姿や表情を
                思い浮かべることができますか?

質問5 あなたの商品やサービスを
    どのような手段で伝えていきますか?
    どのようなメッセージで伝えていきますか?

いかがでしょうか?この5つが明確になれば
ビジネスモデルを作成することができます。
では、一つひとつ見ていきましょう。

質問1 事業の目標

私のところには、居酒屋を起業したい
という相談が、なぜか一番多いのです。

居酒屋と言っても
地域の産品を使って地域密着型の
みんなが気軽に集えるような店にしたいという人もいれば

何店か複数の店舗を持ち
材料を安く仕入れて安い料金で提供する店にしたいという人もいます。

このように事業の目標を明確にしていきます。

質問2 事業の目的

何のために、その事業をやるのかという目的については
2つの側面から考えていきます。

一つ目の側面は自分の軸です。
例えば、お金儲けをしたいから
自分の能力を活かすことができるから
自分が本当にやりたいことだから
などが考えられます。

この中には、自分が本当にやりたいことだから
という目的が必ず入るようにしてください。

二つ目の側面は社会の軸です
例えば、地域の活性化に役立ちたいから
本当の寛ぎの場を提供したいから
など、人の役に立つ、社会貢献する
という側面から考えてください。

質問3 提供価値と独自性

ドリルを売るのではない
ドリルで開けられた穴を売るのである。
商品を販売するとは何か?を考える場合、良く使われる言葉ですよね。

そうです、私たちは商品やサービスを通して
お客様に価値を提供しており
お客様は、提供された価値に対してお金を支払っているのです。

さて、あなたは商品やサービスを通して
どんな価値を提供しているのでしょうか。

提供する価値をどこでも得ることができるならば
お客様は、あなたからその価値の提供を受ける必要はありません。
だから、あなた独自のユニークさを持った価値の提供が必要です。

質問4 市場、ターゲット

私のところに相談に来る人に
ターゲットは誰ですか?と聞くと
ターゲットは特に決めていません。
ターゲットを決めてしまうと、買ってくれる人の範囲が狭くなってしまうからです。
こんな答えが返ってくることが良くあります。

しか、これでは訴求力が非常に弱くなります。
明確にターゲットを絞り込み、その人が困っていること
望んでいることを訴えることによって、訴求力が高まります。

さて、あなたの商品やサービスによって
誰に喜んでもらいますか?その人の喜んでいる
姿や表情をはっきり思い浮かべることができますか?
さらに、喜んでくれたお客様は、あなたに何と言っていますか?

このことをイメージしましょう。
そうすると、あなたの潜在意識に伝わり、
潜在意識があなたのイメージを現実のものにすることを助けてくれるでしょう。

質問5 手段、メッセージ

あなたの商品やサービスが
このような人たちに、このような価値を提供します
ということを、どのような手段とメッセージで伝えていきますか?

販売とは教育だという言葉があります。
私たちはメッセージを伝えていくことによって
お客様を教育していくのです。その結果、商品やサービスが売れていくのです。

このことを常に念頭に置いて
情報発信していくことが必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “一生懸命に生きれば
    失敗することはあっても、後悔することはない”

追 伸

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機を待たずして行動した者が勝つ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

各地の商店街からモノを販売する専門店が消え
その後に出来るのが、飲食店やサービス業
こんな状況が増えつつあります。

昨日、久し振りに八王子の商店街をぶらついて来ました。
ここでは、布団専門店、靴専門店などが頑張っています。

さらに、染物店、筆と額の店、鰹節店など、
他ではほとんど見られなくなった専門店もいくつかありました。

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ライフスタイルの変化に伴って
消えていく専門店が多い中で、このような店が残っているのを見ると
日本人の生活文化の奥深さを感じさせられます。

さて、今回のテーマは
「機を待たずして行動した者が勝つ!」です。

“そのうち起業家”が多いサラリーマン!?

何年振りかで偶然出会った知合い
「おっ、久し振りだな!
そのうちメシでも食いに行くか」
「そうだな、そのうち行こう!」と言って別れる。

この2人が“メシを食いに行く”ことは殆どありません。
“そのうち〇〇しよう!”をいうのは
ほぼ実行されない希望的観測を述べているのに過ぎないのです。

多くのサラリーマンは
現状の仕事に決して満足しているわけではありません。
そんなサラリーマンたちが飲み屋で話す言葉が
「オレもそのうち会社を辞めて起業しないなぁ!」です。

でも、独立起業する人は殆どいません。
私はこれを“そのうち起業家”と呼んでいます。

実は、私も“そのうち起業家”の一人でした。
しかし、起業する自信も勇気もありませんでした。

ところが、自分が所属していた会社が倒産したため
やむなく独立したという極めて主体性の乏しい起業だったのです。

多分、会社が倒産していなければ、
“そのうち起業家”のままだったと思います。
でも、起業して本当に良かったと思っています。

しっかり準備しなければ起業は失敗するのか?

起業はリスクが付き物です。
起業して10年後まで生き残れるのは
たったの4%、100人中4人という厳しさです。

独立起業することを家族や知人に話すと
「絶対にやめた方がいい」と
反対されるケースが大半だと思います。

このように、リスクが高く周囲の反対も多いので
失敗しないように万全の準備をする方が多いようです。
しかし、起業の成功は万全の準備に比例するのでしょうか?

必ずしも、そうとは言えないのが現実です。
なぜなら、準備周到な人ほど、行動力が弱いからです。

“あれも必要、これも必要”というコレクターはチャンスを逃す!

起業にはリスクが付きもの
だから、こんな情報も、あんな情報もと
沢山の本を読んで勉強します。ネットで色々調べます。
中には高額な情報教材を次々に買い求める人もいます。

これらの行動が悪いというわけではありませんが、
このように一生懸命勉強したり、情報収集するのは
起業に伴う不安な心理の裏腹なのです。

でも、不安な心理はいくら情報を集めても解消しません。
だから、これで良しというゴールがありません。
したがって、なかなか行動に移せないのです。

機会を待たずに行動せよ!

数多くの起業家を育てて来たダン・ケネディ
底辺から大富豪に上り詰めた起業家の
秘密として、次のようなことを述べています。

・行動すること自体が富とチャンスを引き寄せる磁石になる。
・成功者は行動するという事実が重要。1つの成功が次の成功を呼び
 全員が例外なく望んだ以上の富を享受している。
・機を待たずして行動あるのみ。考えるよりも動いた者が勝ちだ!

人は今までの生活を変えることに大きな抵抗があります。
だから、なかなか決断ができないのです。
しかし、どこかで決断しなければ、次の段階には進めません。

ダン・ケネディの言葉は、行動を煽っているようにも聞こえますが
決断することの重要性を説いているのだと思います。

最小限、準備すべきものは?

決断だ、行動だといって
闇雲に起業しても成功するのは難しいでしょう。
やはり、これだけは準備しておかなければならないものがあります。

それは次の4つです。
その1 あなたのビジネスは、誰を対象にしていますか?(ターゲット)
その2 あなたのビジネスは、どんな価値を提供していきますか?(提供価値)
その3 あなたのビジネスは、世の中から求められていますか?(市場性、独自性)
その4 あなたのビジネスを行っているのに、必要なものは何ですか?(ノウハウ、経営資源)

準備作業では、これらを明らかにしておきましょう。
そして、その内容を計画書にまとめておきます。
さらに、これを何人かの人たちに話して意見を聞きます。

そうすると、やはりここが心配だと
情報収集に走ってしまい勝ちですが
こうなると、また行動できないコレクターに戻ってしまいます。

これで6割がたはOKだろうと思ったら
行動しましょう。行動しながら考えていく、これが重要です。
行動すれば、次の現実が見えて来ます。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “うまくいくかどうかよりも
    うまくいくまであきらめないこと”

追 伸

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起業家にはどんな悩みが多いのか?」


こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

昨日(7月8日)、
小田原駅の地下街に行ったら
参議院選挙の期日前投票所が出来ていました。

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今回から18歳より投票できることになり
学校など、あちこちに期日前投票所ができており
ニュースによると、期日前投票は前回より24%アップしているとのことです。

投票率アップにつなげようと、投票を済ませた有権者対象に
割引や特別サービスを提供する店舗も広がっているようです。

「横浜ワールドポーターズ」では
10~22日まで、投票証明書を提示すると
施設内の約20店舗で割引サービスを受けられる
「選挙割」が実施されるそうです。

でも、投票証明書って投票所でもらえるのかな?

さて、今日のテーマは「起業家にはどんな悩みが多いのか?」です。

起業前と起業後では悩みが変わる!?

起業して、順風満帆にいく事例は少なく、
ほとんどの方が色々とご苦労をされています。

どんなご苦労が多いのかを
日本政策金融公庫の2012年度新規開業実態調査の結果から見てみましょう。

起業後のトップ5は、次のようになっています。

第1位 顧客・販路の開拓         56.4%
第2位 資金繰り・資金調達         44.0%
第3位 財務・税務・法務に関する知識の不足 33.1%
第4位 従業員教育・人材育成       27.6%
第5位 従業員の確保            24.6%

これに対して、「開業前に心配だったことは何ですか?」
という設問への回答は、次のようになっています。

第1位 資金繰り・資金調達                             74.5%
第2位 顧客・販路の開拓                              65.8%
第3位 財務・税務・法務に関する知識の不足 33.8%
第4位 従業員教育・人材育成                     20.3%
第5位 仕入先・外注先の確保                    18.6%

いかがでしょうか?この結果を見て。

第1位と第2位は
「顧客・販路の開拓」と「資金繰り・資金調達」
しかし、起業前と起業後では1位と2位が入れ替わります。

起業前は、自己資金だけで起業できない場合は
資金調達が心配になります。

私は創業相談をやっていますが、
相談者は「足りない分の資金の融資を受けたいけれど
本当に融資してもらえるかなぁ~」と心配している人が大半です。

起業後は、顧客・販路の開拓に苦労されている方多いですね。
そうすると、売上げが思うように上がらないので
資金繰りに苦労します。

起業して一番苦しいのは、お客様が来ないこと!

居酒屋に行って、
店主がヒマそうな時に話しを聞くことがあります。
「店やっていて、一番苦しいことは何ですか?」

すると店主、「何といっても、
店を開けていてお客が一人も来ないこと。
これほど辛いことはないよね。

やることがないから、ボーっと
テレビを見ている。しかし、テレビの内容なんて
頭に入って来ない。頭の中は、それどころじゃないからね」

お客様が来なければ、売上げは上がらない。
でも、家賃、光熱費などの固定費は出ていく一方
食材も仕入れて用意しておかなければならない。

今月の支払いはどうしよう?
こんなことばかり考えてしまうというのです。

商品が先か?集客が先か?

良い商品をリーズナブルな価格で
販売すればお客様は付いて来る。
集客が出来ないのは、商品やサービスの質が悪いからだ!

こんな考え方があります。
言われてみると、その通りだと思いますが
良い商品を手頃な価格で販売していてもお客様が来ない
というケースを、私は沢山見てきました。

良い商品を安く提供する!
これだけではダメなんです。

それは何故か?
お客様は、そのことを知らないのです。
知らせなければ集客にはつながらないのです。
良い商品、質の高いコンテンツをつくること
これは前提条件です。その価値を知らせることが重要なのです。

集客のポイントは「教育」と「つながり」

私たちは、良い商品や
質の高いコンテンツを通して
お客様に価値を提供しています。

その価値に対して、お客様はお金を支払っています。
したがって、その価値を知っていただくよう
様々な手段を通してお客様を教育することが必要です。

販売=教育なのです。
極めてシンプルな例でお話しします。

八百屋の店先にトマトが並んでいます。
POPでは何を訴えるべきでしょうか?
色々なトマトがある中で
そのトマトをお客様にお薦めする理由を訴えることが必要なのです。

つまり、そのトマトの良さをお客様に教育する
それが販売なのです。販売=教育とは、そういうことなのです。

「教育」と並んで大事なもうひとつのポイント
それが「つながり」なのです。

一方は販売者、もう一方は購入者
私たちとお客様は、このような関係ですが
もう一面では、人間対人間の関係です。

このような人間関係を
信頼関係によって強くしていくこと
それが「つながり」づくりなのです。

そこには、自分がお客様に信用され
お客様に必要とされているという
心の充足があります。
さらに、そのことが売上げの安定につながっていきます。

集客のためは様々な手段があります。
チラシ、DM、ニュースレター
ホームページ、TwitterやFacebookなどのSNS

ネット上には、Twitter集客法
Facebook集客法などの情報が溢れています。

このような手段を通して
「教育」と「つながり」づくりを行っていく
これが集客の基本なのです。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “辛さの中に意味を見出し、
           辛さの先に夢を見出す”

今回は以上です。

追 伸

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これから起業する中高年の方が
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運動神経が鈍いのにスポーツ選手を目指している愚を犯していないか?


 

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「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

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久し振りに巣鴨の商店街に行って来ました。
この日行った谷中銀座の商店街では外国人を多く見掛けましたが
巣鴨ではほとんど見掛けませんでした。

同じ日本らしさが感じられる商店街といっても、
谷中と巣鴨では、外国人へのアピールポイントが違うのでしょうか?

巣鴨の駅前のアーケードの屋根には
ソーラーパネルが取り付けられており
太陽光発電を行っていました。
巣鴨と太陽光発電、この取り合わせが面白いですね。

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さて、今回のテーマは
「運動神経が鈍いのにスポーツ選手を目指している愚を犯していないか?」です。

私たちは不得意科目を克服するよう教えられてきた!

子供の頃、通知表を親に見せると「国語と社会は良いけれども
算数と理科がこれじゃダメじゃないの。この2科目をもっと頑張りなさい!」と
得意科目よりも不得意科目を指摘されて説教されたものですね。

子供の頃からこのように育てられてきた私たちは
どうしても、自分の弱い部分に注目してしまい
そこを何とかしようと思ってしまいます。

会社でも同じです。
この商品の問題点は何か?わが社の弱点は何か?
問題点や弱点ばかりに着目します。

店やホテルに行くと、こんな紙が置かれていたりします。
「当店(当ホテル)で、行き届かない点がありましたら
自由にお書きいただき、箱の中に入れてください」

ここでもお客様に問題点を書いてもらうようにしています。
これで果たしてうまくいくのでしょうか?

良かった点に着目すれば、みんなイキイキとなる!

神奈川県の葉山の朝市
マスコミにもしばしば取り上げられる
有名な朝市で、地元だけでなく東京、横浜方面からのお客様で賑わっています。

葉山朝市の柳会長がこんなことを言っていました。
「朝市がうまくいかない時に
なぜダメだったのか反省会をやっても、出るには愚痴ばかりになる。

うまくいった時に会合を持てば
これからは、もっとこうしようという建設的な意見が出る。
だから、ウチの朝市ではダメだった時の反省会は行わない」

私も色々なイベントをやってきたので
この気持ちは良く分かります。

かつて、宮崎県の繁盛している
飲食店に取材に行ったことがあります。
この店にも、お客様から意見を書いてもらう紙が置いてありました。

それには、こんなことが書いてありました。
「私たちはお客様にご満足していただくよう心掛けています。
お客様の目からご覧になって、こんな点が良かったということがありましたら
ぜひご記入ください。お客様の声ほど私たちの励みになるものはありません」

お客様からのクレームではなく
店や従業員の良かったことを書いてもらっているのです。
したがって、お客様の喜びの声が沢山集まります。

その声は翌日の朝礼で発表されます。
お客様の喜びの声を朝から耳にするのですから
従業員はみんなやる気満々になります。

逆に、朝からクレームを聞かされたら
やる気はなくなってしまいますよね。

成果をあげるには強みを活かさなければならない!

かのピーター・ドラッカーにこんな言葉があります。
「成果をあげるには強みを活かさなければならない。
弱みからは何も生まれない。

大半の人は自分の強みを知らない。
彼らに聞いてみると、ポカーンとするか
自分の知識で答える。それは間違った答えである」

これから起業する方は
このドラッカーの言葉を良くかみ締めることが重要です。

自分は今までこれをやってきたから
これが自分の強みだと思って起業する。
しかし、本当にそれが自分の強みがしっかりと見極めることが必要です。

これまでに世界中の多くの起業家にビジネス戦略を教え
沢山の億万長者を生み出してきたリッチ・シェフレンは
次のように言っています。

「自分の弱みを知り外に助けを求めつつ、
強みを活かせるように自分のビジネスルールを
変えていかなければならない」と。

弱みを克服してビジネスを展開しようとする人は
運動神経が鈍いのに、スポーツ選手を目指しているのと同じです。

趣味でスポーツをするには、それでもいいのかも知れませんが、
それでメシを喰っていくというプロを目指すということは
とても他の人たちには太刀打ちできません。

どんなビジネスが自分に向いているのか
どんな仕事をしている時に最も成果が出るのか
自分の充実感をもたらせてくれる仕事はなにか

これを明確にしていくことが大切ですが
そのためには、自分の存在意義を見極めていくことが必要です。

原因論ではなく目的論から考える!

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになり
大きな話題となっている心理学者のアドラー

彼は、問題の原因からその解決を考えてのではなく
自分は何を目指していくのかという目的論から
考えアクションプランを作り、そこに向かって行動していくことで
問題が解決すると唱えています。

つまり、原因論ではなく目的論を唱えているのです。

さて、今日の結論は
起業を成功させるには、自分は存在意義を見極め
自分の強みを活かしたビジネスを展開していくこと

そして問題が起きたならば
何が原因かを考えるのではなく
自分は何を目指していくのかという目的論から
考えていくこと、これが大事ですよという話しでした。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “気分ではなく
     使命で仕事をする”

追 伸

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