人生は後半戦が勝負!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

歯医者の前に出ていた黒板POP
以前はこんなことをしなくても患者さんが来てくれました。


でも、今や歯医者さんの世界も過当競争の時代
積極的に情報発信しています。

良い商品を安く販売すれば
客は黙っていても来てくれる
こんな時代は過去のものになりました。

これからは情報発信の時代です。
とかくネットでの情報発信に目を奪われがちが
このようなリアルな世界での情報発信も極めて重要です。

さて、今回のテーマは
「人生は後半戦が勝負!?」です。

男性1位は横浜市青葉区

今朝の新聞(4月18日)の見出しです。
えっ、何のこと?と思って読んでみると
全国市区町村別の平均寿命の記事でした。

女性の平均寿命の1位は
沖縄県北中城村で89.0歳
長寿は沖縄と聞けば、やっぱりと納得できますね。

先ほどの新聞の見出しは男性の方で
1位は横浜市青葉区で83.3歳という結果

青葉区と言えば、田園都市線のたまプラーザや
あざみ野などの駅があり、私にもなじみ深い地域ですが
なぜ青葉区なのかは厚労省の担当者も分からないそうです。

ちなみに2位は、川崎市麻生区で83.1 歳
3位は、東京都世田谷区で82.8歳
4位は、横浜市都筑区で82.7歳でした。

男性の平均寿命が80歳を超えたのが2014年
これで男女とも80歳を超え、今では人生100年時代と言われています。

老後の自由時間は何と80,000時間

1日に8~9時間の自由時間があったとすると
60歳で定年退職してからの25年間で約80,000時間になります。

これは、20歳から働いで60歳まで
40年間会社勤めした総労働時間より多い時間です。

この長い老後の時間
あなたは、どうやって過ごしますか?

忙しい毎日を送っている時は
時間があったら、思う存分好きな
釣りやゴルフをやりたいなと思いますよね。

ところが、いざ定年になって
自由時間が増えても、かえって好きな釣りや
ゴルフに行く時間は少なくなったという人が多いそうです。

時間を作って行くから楽しいのであって
いつでも行けるとなると、有難味が減ってしまうのでしょうか。

夫婦2人の老後の生活費はいくら掛かる?

平成28年の生命保険センターの調査によると
夫婦2人の老後の日常生活費は最低で月額平均22万円
ゆとりある生活を送るには35万円必要だという結果でした。

これに対して、65歳以降に受け取る年金額は
月額平均22万円、これは最低限の生活費と同額です。

でも、退職金を取り崩せば多少は
ゆとりがある生活が出来るだろうと思われるかも知れません。

ところが、病気への備えも必要です。
家のメンテナンスもあるし、冠婚葬祭のお付き合いもあるでしょう。
たまには夫婦で旅行にも行きたい、これらは退職金を充てるしかありません。

定年後、毎日家に居て、何もすることがない人は
早死にしたり、痴呆症になる確率が高いとも言われています。

老後は悠々自適な毎日を過ごしたい
このように思っていても、心や身体は
いつまでも活動することを求めています。

金銭的にも、悠々自適な生活が出来たのは
先輩たちの世代であり、これからの世代は
そんな余裕はなくなり、ますます厳しくなっていくでしょう。

人生の黄金期間とは?

今まで一生懸命働いて来ました。
毎朝、満員電車に揺られ
嫌な上司のご機嫌をとったり
得意先の無理難題にも応えてきました。

生活のためには働かざるを得ませんでした。
生活のために仕事、これは“ライスワーク”と呼ばれています。

これからの長い人生は、自分が本当に
やりたいことをやって、自分の使命を果たしていく
このような仕事を“ライフワーク”と呼んでいます。

しかし、ボランティアではありません。
しっかり収入も確保していく、それが“ライフワーク”です。

“ライフワーク”で本当に自分を活かして生きる
人生の黄金期間は60歳から75歳までの15年間です。

不遇な会社人生を送った人でも
定年後の人生が輝けば、過去の人生まで一変します。

人生は後半戦が勝負です。
終わりよければすべて良し!

“ライスワーク”から“ライフワーク”へ!
悔いのない人生は、これから始まります。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“感動の前には、必ず困難がある!”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ラーフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp  090-5521-7427

 

ビジネスモデルキャンバスで事業を見える化する!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

新宿西口の高層ビル群が建っている場所
ここには、かつて淀橋浄水場がありました。

前回の東京オリンピックの翌年(1965年)に
廃止になり、その機能は東村山市の東村山浄水場に移され
跡地の再開発計画として、新宿副都心計画がスタートしました。

最初に出来た高層ビルが京王プラザホテル
ポツンと一棟だけ建っている姿を覚えています。

その当時は、今のような西口の
光景になるとは思いもしませんでした。

さて、今回のテーマは
「ビジネスモデルキャンバスで事業を見える化する!」です。

“ライフワーク起業の家”とは何か?の復習

「自分のワクワクの源泉を明確にする」という
基盤の上に建つ4階の家、それが“ライフワーク起業の家”です。
復習の意味で、もう一度振り返ってみましょう。

基盤→自分のワクワクの源泉の明確化

まず、一番大事なのは「自分のワクワクの源泉を
明確にする」という家を建てる基盤の部分です。

これこそが、自分自身を深く知り
本当のモチベーションの源を見つけ
高いパフォーマンスを発揮することにつながります。

どんなビジネスが自分に向いているのか
どんな仕事をしているときが最も成果が出せるのか
自分の幸せや充実感をもたらしてくれるものは何か
を明確にする最も重要な部分です。

1階→ビジネスの根幹の明確化

いかに自分がやりたいことであっても
次の3つの要素を満足させたいと事業はうまくいきません。

〇人が求めている
〇人が喜ぶ
〇時代の流れ

つまり、誰にどんな価値を提供するのか
ポジショニングをどこに設定するかを明確にするとともに

事業を通して、どのような
ミッションやビジョンを追求していくかを
具体的に描いていくのが、この1階の部分です。

2階→ビジネスモデル

ビジネスの根幹を明確にしたならば
これをビジネスモデルに落とし込んでいきます。
そのためには、ビジネスモデルキャンバスというフレームを使います。

これによって、次の9つの要素でやりたいことを
見える化することができ、体系化することができます。

9つの要素とは
1 顧客価値   2 提供価値
3 チャネル   4 顧客との関係

5 収入の流れ  6 主なリソース
7 主な活動   8 キーパートナー
10 コスト構造

3階→事業計画書

ビジネスモデルを
事業計画書という形態に落とし込んでいきます。

事業計画書は、協力者や協力企業に説明するとき
金融機関から起業のための融資を受けるときに
必ず必要になるもので、自分の事業の羅針盤とも言えるものです。

また、実際に起業する前に
この事業計画書を多くの人に見てもらい
意見を聞くことが、きわめて重要です。

4階→アクションプラン

何を、いつまでに、どのようにやるのか
という行動計画です。

実際に行動を起こさなければ
現実は1ミリも動きません。
動いてこそ、次の現実が見えてくるのです。

アクションプランに基づいて
PDCAを回していきます。

これを確実にやっていくには
そのためのツールが必要です。

このブログでは
基盤の「自分のワクワクの源泉を明確にする」と
1階の「ビジネスの根幹の明確化」について
ご紹介してきました。

今回からは2階以上についてご紹介していきます。
まずは、2階の「ビジネスモデル」の部分です。

その1回目の今回のテーマは
「ビジネスモデルキャンバスで事業を見える化する!」です。

これがBMC(ビジネスモデルキャンバス)!

なにこれ?というあなたの声が聞こえてくるようです。
私の落書きではありません。
起業する場合、自分のやりたいことを見える化する
強力なツールなのです。

BMC(ビジネスモデルキャンバス)は
IBM、エリクソン、デトロイトやカナダ政府をはじめ
世界中の企業や組織で活用されているフレームワークです。

えっ、そんな大層なものが、自分の起業に使えるの?
って思われているのかも知れません。

漠然と、こんなことで起業化したい
起業にあたり、色々なことを検討してきた
そんなあなた

漠然とした起業の内容を具体的に見える化する
色々な要素を体系的にとらえる
こんなことにピッタリのツールなのです。

BMCには、どんなメリットがあるのか?

BMCは、たった1枚の紙です。
こんな簡単なものですが、様々なメリットを持っています。
もう一度、その紙をみてください。

9つの枠にポストイットで
何が入るかの略号を書いてみました。

BMCには、次の7つのメリットがあります。

メリット1 ビジネスの全体像を一目で見ることができる。
      何しろ、たった1枚の紙ですから
      全体像が一目で分かります。
      第三者にも簡潔に説明することができます。

メリット2 競合するビジネスとの違いが良く分かる。
      競合するビジネスと自分のビジネスの
      BMCを描いて比較すると
      お互いのビジネスの違いがはっきり分かります。  

メリット3 自分の描いているビジネスモデルの弱い部分が分かる。
      一目で全体像が分かりますから
      パッと見て、自分のビジネスの弱い部分
      詰めが甘い部分が分かります。

メリット4 簡単に描き直せる
      弱い部分や詰めが甘い部分が見つかったら
      それをカバーした新しいビジネスモデルを
      簡単に描き直すことができます。

メリット5 顧客視点と企業視点のバランスをとることができる。
      BMCの右側が顧客の視点
      左側が企業の視点という構成になっています。
      したがって、双方の視点のバランスをとることができます。

メリット6 描かれたアイデアが新しいアイデアの引き金になる。
      BMCでは、9つの枠にアイデアを描いていきます。
      そこに描かれたアイデアが新しいアイデアの引き金になります。
      だから、アイデアはポストイットに描いていきます。

メリット7 起業の要素を体系化する構造を提供している。
      BMCでは、起業に当たって考えるべき
      9つの要素を体系化しています。
      だから、各要素のつながりや関連が一目で分かります。

今回は以上です。
次回からは、BMCの具体的な内容についてご紹介していきます。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “今日も一歩、明日も一歩
         それが一番早い道”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
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これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男

理念とは、ミッションを実現していくために大切にしている価値観


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

近所にオープンした「てんや」に行ってきました。
満席で10分くらい待たされました。
この店、駐車場を広くとってあり、21台分ありました。
店内は満席でも、駐車場はまだ4~5台分は余裕がありました。

P1080182

駐車場がないことが商店街の衰退の原因の一つ
と言われています。

先日,NHKで新幹線の誕生の特集番組をやっていました。
新幹線の構想は戦前からあったそうですが、
具体的に検討されたのは昭和20年代
その時、これからは自動車と航空機の時代
高速鉄道などは無用の長物になってしまうという意見が多かったということです。

自動車の時代
だから、駐車場が整備されていない商店街は衰退する。
でも、新幹線は多くの利用者があり、リニアが現実になってきた。

私たちは、時代のニーズをどのように
とらえればいいのか
起業する場合、しっかり考えなければいけませんね。

さて、今回は理念について考えていきます。

理念とは、ミッションを実現していくための価値観!

理念は、ミッションやクレドと混同されることが多いようですが
このブログでは、ミッションを実現していくために大切にしている価値観と考えています。

老舗企業が代々伝えてきた家訓や社訓も
理念と言えるでしょう。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の“三方よし”は、
近江商人たちが商売をする上で守ってきた価値観です。

それにしても最近は
「売り手よし」だけで
「買い手よし」「世間よし」が
軽んじられているように感じるには
私だけでしょうか?

ここでいくつかの会社の理念をご紹介します。
理念の面から、その会社を見るのも面白いですね。

日清食品
「決断なき上司は無能と思え。社長に直訴せよ」

楽 天
「スピード!!スピード!!スピード!!」

本興行
「修羅場で君は光っているか?君の価値はここで決まる」

YKK
「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」

雪国まいたけ
「私たちはできない理由は探しません。できる理由を探します」

「利他」と「感謝」はライフワーク起業の理念として不可欠

理念は、今まで生きてきた中であなたが大切にしてきた価値観
今後、仕事をしていく上で大切にしたい価値観
ミッションを実現していくために大切にしたい価値観です。

あげられた価値観は、人によって様々だと思います。
100人いれば、100通りの価値観があると思います。

でも、ライフワーク起業には
「利他」と「感謝」という価値観は不可欠です。

なぜなら、人は種の保存のためだけでなく
人に喜んでもらうこと
社会に貢献すること

このために存在しているのです。
だから、このような「利他」の行動によって
大きな喜びが得られるように創られているからです。

毎日、ワクワクし活き活きと働くこと
これがライフワーク起業

それは「利他」という価値観によってもたらされます。

もう一つの価値観は「感謝」
古来、日本では「人は他の動植物の命をいただくことで
自らの生存を確保している」考え方が存在しています。
だからこそ、人々は自分たちを
「生かしてくれる」大自然の恵みに感謝しながら生きてきました。
私たちは「生かされている」のです。

ミッションを実現していくために
自分一人ではできません。
周りの人たちや世の中の多くの人の協力や助力が必要です。
これに素直に感謝すること、
「感謝」の気持ちがあるところに
人は集まってきます。
そこに、新たなエネルギーの磁場ができます。
だから、ライフワーク起業には「感謝」の価値観が不可欠なのです。

売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決める

今までのブログの中でもご紹介しましたが、
福島正伸先生は、著書「起業学」の中で次のように述べています。

“起業とは、社会に貢献することで
自己の社会的存在価値を創造するための活動”

“社会に貢献する夢を抱き、幾多の困難に挑み続ける。
めげそうになる時があっても、夢を思い出して
自分の道をひたすらに前進する。苦労の先にある
いくつもの感動を心に蓄積して
強くそして心豊かな人になる”

“売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決めます。
だから私たちは社会やお客様のために何ができるか
どんな価値と感動を提供しようとしているのかを考えるだけでいい。
そんなふうにシンプルに考えるだけで
すべての事業はうまくいくようになっているのです。”

私たちはこのような言葉を読むと「なるほど」と納得します。
しかし、今までの創業相談の経験からすると
お客様が喜ぶことや
社会に役立つこと
このことを真剣に考えている人は多くはいません。

起業してから3年後まで生き残るのは3割
こんな厳しい数字になるのは、「利他」の価値観が
しっかり腹の中に落ちていないのが原因かも知れません。

ドラッガーは
「マネジメントの最終の目的は人を幸せにすること」と述べています。

「感謝」の気持ちは最強のパワーを発揮!

もう随分昔のことになりますが、私が勤務していた化粧品会社で
「日本語の中で一番好きな言葉は何ですか?」というアンケートに対して
「ありがとう」という言葉が一番でした。

その化粧品会社で、訪問販売の実習を1年半やりました。
どこに行っても断られていました。
押し売りが来たような扱いを受けます。

売れない化粧品がぎっしり詰まったセールス鞄をさげて
夕方の商店街を、とぼとぼ歩いていると
店は買物客で賑わっています。

「わざわざお客様が店に来てくれる。いいなぁ~」
本当に羨ましく思いました。

その後、中小企業診断士として
商店街の人たちと接する機会が多くありました。
中には、お客が店に来るのは当たり前
と思っている商店主の方が何人もいました。

私は自分の訪問販売の時を思い出しました。
お客様が来ていただくことは、本当にありがたいことなのだと…。

「感謝」の気持ちこそ
あらゆるマインドの中で最強のパワーを発揮すると言われています。

従業員が互いに感謝し合う「サンクスカード」
超優良企業として知られている株式会社武蔵野
ここでは毎月約7000枚のサンクスカードが社内を飛び交っていると言われています。

しかし、逆の見方をすることもできます。
「サンクスカード」なんてものを書いて渡さなければ
感謝することができないのか?と。

私たちは「感謝」の気持ちが大切だと、小学生でも知っています。
でも、毎日の生活の中で、素直にそんな気持ちになれないでいます。
だから、意識して「感謝」の気持ちを持つこと、
その気持ちを伝えることが必要なのだと思います。

私もなかなか「ありがとう」という言葉が素直に出て来ません。

簡単に出来そうで、実は難しいこと
それが「利他」と「感謝」かも知れません。

理念とは、ミッションを実現していくために大切にしている価値観

ライフワーク起業には「利他」と「感謝」という2つの価値観を持つことが絶対に必要なのです。

今回は以上です。
次回はビジョンについてご紹介していきます。
楽しみにしていてください。