運動神経が鈍いのにスポーツ選手を目指している愚を犯していないか?


運動神経が鈍いのにスポーツ選手を目指している愚を犯していないか? - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

久し振りに巣鴨の商店街に行って来ました。
この日行った谷中銀座の商店街では外国人を多く見掛けましたが
巣鴨ではほとんど見掛けませんでした。

同じ日本らしさが感じられる商店街といっても、
谷中と巣鴨では、外国人へのアピールポイントが違うのでしょうか?

巣鴨の駅前のアーケードの屋根には
ソーラーパネルが取り付けられており
太陽光発電を行っていました。
巣鴨と太陽光発電、この取り合わせが面白いですね。

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さて、今回のテーマは
「運動神経が鈍いのにスポーツ選手を目指している愚を犯していないか?」です。

私たちは不得意科目を克服するよう教えられてきた!

子供の頃、通知表を親に見せると「国語と社会は良いけれども
算数と理科がこれじゃダメじゃないの。この2科目をもっと頑張りなさい!」と
得意科目よりも不得意科目を指摘されて説教されたものですね。

子供の頃からこのように育てられてきた私たちは
どうしても、自分の弱い部分に注目してしまい
そこを何とかしようと思ってしまいます。

会社でも同じです。
この商品の問題点は何か?わが社の弱点は何か?
問題点や弱点ばかりに着目します。

店やホテルに行くと、こんな紙が置かれていたりします。
「当店(当ホテル)で、行き届かない点がありましたら
自由にお書きいただき、箱の中に入れてください」

ここでもお客様に問題点を書いてもらうようにしています。
これで果たしてうまくいくのでしょうか?

良かった点に着目すれば、みんなイキイキとなる!

神奈川県の葉山の朝市
マスコミにもしばしば取り上げられる
有名な朝市で、地元だけでなく東京、横浜方面からのお客様で賑わっています。

葉山朝市の柳会長がこんなことを言っていました。
「朝市がうまくいかない時に
なぜダメだったのか反省会をやっても、出るには愚痴ばかりになる。

うまくいった時に会合を持てば
これからは、もっとこうしようという建設的な意見が出る。
だから、ウチの朝市ではダメだった時の反省会は行わない」

私も色々なイベントをやってきたので
この気持ちは良く分かります。

かつて、宮崎県の繁盛している
飲食店に取材に行ったことがあります。
この店にも、お客様から意見を書いてもらう紙が置いてありました。

それには、こんなことが書いてありました。
「私たちはお客様にご満足していただくよう心掛けています。
お客様の目からご覧になって、こんな点が良かったということがありましたら
ぜひご記入ください。お客様の声ほど私たちの励みになるものはありません」

お客様からのクレームではなく
店や従業員の良かったことを書いてもらっているのです。
したがって、お客様の喜びの声が沢山集まります。

その声は翌日の朝礼で発表されます。
お客様の喜びの声を朝から耳にするのですから
従業員はみんなやる気満々になります。

逆に、朝からクレームを聞かされたら
やる気はなくなってしまいますよね。

成果をあげるには強みを活かさなければならない!

かのピーター・ドラッカーにこんな言葉があります。
「成果をあげるには強みを活かさなければならない。
弱みからは何も生まれない。

大半の人は自分の強みを知らない。
彼らに聞いてみると、ポカーンとするか
自分の知識で答える。それは間違った答えである」

これから起業する方は
このドラッカーの言葉を良くかみ締めることが重要です。

自分は今までこれをやってきたから
これが自分の強みだと思って起業する。
しかし、本当にそれが自分の強みがしっかりと見極めることが必要です。

これまでに世界中の多くの起業家にビジネス戦略を教え
沢山の億万長者を生み出してきたリッチ・シェフレンは
次のように言っています。

「自分の弱みを知り外に助けを求めつつ、
強みを活かせるように自分のビジネスルールを
変えていかなければならない」と。

弱みを克服してビジネスを展開しようとする人は
運動神経が鈍いのに、スポーツ選手を目指しているのと同じです。

趣味でスポーツをするには、それでもいいのかも知れませんが、
それでメシを喰っていくというプロを目指すということは
とても他の人たちには太刀打ちできません。

どんなビジネスが自分に向いているのか
どんな仕事をしている時に最も成果が出るのか
自分の充実感をもたらせてくれる仕事はなにか

これを明確にしていくことが大切ですが
そのためには、自分の存在意義を見極めていくことが必要です。

原因論ではなく目的論から考える!

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになり
大きな話題となっている心理学者のアドラー

彼は、問題の原因からその解決を考えてのではなく
自分は何を目指していくのかという目的論から
考えアクションプランを作り、そこに向かって行動していくことで
問題が解決すると唱えています。

つまり、原因論ではなく目的論を唱えているのです。

さて、今日の結論は
起業を成功させるには、自分は存在意義を見極め
自分の強みを活かしたビジネスを展開していくこと

そして問題が起きたならば
何が原因かを考えるのではなく
自分は何を目指していくのかという目的論から
考えていくこと、これが大事ですよという話しでした。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “気分ではなく
     使命で仕事をする”

追 伸

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