起業の失敗と生け捕りにされてしまうチンパンジーの共通点は?


起業の失敗と生け捕りにされてしまうチンパンジーの共通点は? - 夢を仕事に!ライフワーク起業夢を仕事に!

ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

 

2月末に発売された私の著書

「50代・60代のためのライフワーク起業のススメ」を

増刷するという連絡が出版社からありました。

 

増刷されるのは、出版された本の

13~16%だと言われているので、大変嬉しかったです。

 

また、江戸川区図書館、江東区図書館

小金井市立図書館、さいたま市図書館に

置かれているそうで、これも嬉しい限りです。

 

さて、今日のテーマは

「起業の失敗と生け捕りにされてしまうチンパンジーの共通点は?」です。

 

このブログは文字と動画と両方でご覧になることができます。

動画の方は、下記をクリックしてご覧ください。

 

アフリカでは、

チンパンジーやオランウータンを生け捕りにする際、

木のウロにバナナや木の実を入れておきます。

 

チンパンジーやオランウータンは、

獲物を見つけると穴の中に手を入れます。

 

その穴は、ものを掴んで拳を握ったときには、

それを引っ張り出せない程度の大きさになっています。

 

だから、手を放せばすぐに逃げられるが、

一度掴んだものを放そうとしません。

だから彼らは生け捕りにされてしまいます。

 

執着やこだわりから解き放された人のことを

日本語では「ほとけ」と呼びました。

 

「ほとけ」の語源は

「ほどけた」「ほどける」という言葉から始まっています。

 

つまり、自分の縛るもの(=執着)から

放たれた人が「仏」だと言われています。

 

私は10年以上、起業相談をやってきましたが

起業に失敗する人は、執着心が強いように感じます。

 

「それで本当に売上げを上げることができますか?」

という質問に対して

「絶対、これは売れます!」と言い切ります。

 

これを自信があると見るのか

執着心が強いと見るのかですが、

確たる根拠があれば、自信と見ることができます。

 

しかし、ほとんどの場合、

根拠がなくて、こう言い募っています。

これは、執着としか言えません。

 

一度、ある方向を見てしまうと

そこから離れることができないのです。

別の角度から見ることができないのです。

 

起業に成功するのは、

人の意見をよく聞く人です。

 

自分の見方からは違う意見を聞くと

ああ、そういう見方もあるのか?と

状況を柔軟で多面的に見ることができるのです。

 

違う視点から見て、

自分の事業について見直してみることが

起業の成功につながりやすいのです。

 

かといって、人の意見に左右されていいと

言っているわけではありません。

 

チンパンジーの生け捕りの話をもとに

起業を成功させる3つのマインドセットについてご紹介します。

 

その1つ目は、やり方や方法論については、

富士山に登るのに、富士吉田口や御殿場口があるように

色々な視点や角度から見て検討すること。

 

2つ目は、人の意見を素直に聞く謙虚さが

必要であること。

逆に、意見を聞かない人には

人は何も意見を言ってくれません。

 

特に、年齢が高くなると

こういう傾向が強くなるので、お互いに気をつけましょうね。

 

3つめは、執着はいけないとは言いつつも、

自分のポリシーや価値観には執着を持つこと。

つまり、変えてはならない点については妥協しないことです。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “人は 身近な人から

信頼されるほど やる気になる

 

 

【発行元】

経済産業大臣登録中小企業診断士 大場保男

 

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