“組織病”から脱却しないと起業は成功しない!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

このブログは、動画でも見ていただけます。

今までと同じように
同じ内容を文字でも見ることができますので、
動画か文字か、お好きな方でご覧ください。

江戸時代の始め、日本に漂着した
イングランド人のウイリアム・ジェームス

三浦按針という日本名を与えられ
徳川家康の外交顧問として仕え
259石の旗本として取り立てられてと言われています。

彼の領地があったのが、横須賀・逸見の鹿島神社の近くです。

IMG_0220

寛永13年、三浦按針の子が
鹿島神社の社殿造営した旨の棟札が残っていたそうです。

三浦按針との所縁が深い逸見駅前の商店街
逸見按針通りという名前が付けられており
按針の似顔絵をデザインしたフラッグが掲げられています。

さて、今回のテーマは
「“組織病”から脱却しないと起業は成功しない!」です。

会社の常識と世間の常識の間にはズレがある!

同じ場所にずっといると、いつの間にかその環境が当たり前になってしまいます。
会社の場合も同じです。
同じ会社にずっといると、その会社の常識が当たり前と思ってしまいます。

ほとんどの場合、当たり前だと思っていた会社の常識と
世間一般の常識にはズレがあります。
また、会社間によってもズレがあります。

私は、10数年間務めていた化粧品会社から
マーケティングの企画会社に転職した時に
それを感じました。

化粧品会社とマーケティングの企画会社とでは
仕事内容が全然違います。
また、化粧品会社は従業員数が千人規模、
マーケティングの企画会社は数十人規模です。

そのため、仕事のやり方、考え方、価値観が違うのです。
だから、最初のうちは随分戸惑いました。

私のように、会社から会社への転職の場合は
戸惑っても、新しい会社の先輩がフォローしてくれます。
しかし、起業の場合は誰もフォローしてくれませんし、
世間の常識とズレていることに気が付かない場合もあります。

特に問題があるのは、大企業に勤めていた人が起業する場合です。
起業を考えているのですから、独立心旺盛の方です。

でも、属していた組織が大きければ大きいほど
その会社の常識や価値観に知らず知らずに染まっています。

起業とは、属していた組織を離れて仕事をしていくことです。
従来の常識は通用しないことを肝に銘じることが求められます。

会社の肩書は通用しない!

40代後半から50代になると
管理職として肩書のある人が大半でしょう。

時々見掛けるのが
会社をやめても、会社の時の肩書の意識のままの人です。
本人は意識しなくても、長い間管理職をやっていると
知らず知らずに出てしまうようです。

起業とは、今までいた会社の看板も肩書も外れ、
「私」という一個人の信用で仕事をしなければなりません。

今までのあなたは、会社の看板や管理職としての肩書を背負って
仕事をしてきたのですが、起業したからには
それはまったく通用しないのです。

今までは、対等以上に接することが出来た相手に
自分より上位の立場から話されたりすると
「俺は今まで大きな会社の管理職だったんだぞ」
という心理になってしまいがちなのです。

もし、このような心理状態が態度や話し方に現れてしまうと
相手は、「なに言ってんだ、もう過去のことなんか関係ないだろ!」
と思って、あなたに良い印象は持たないでしょう。

“組織病”から脱却するには、多くの人と話すこと

今まで在籍していた会社の常識にとらわれず、
“組織病”から脱却するには
今までとは違う世界の人たちと、一人でも多く話すことです。

あなたが作った事業計画書も
今までの会社の常識が色濃く反映されたものになっているかも知れません。
だから、一度作った事業計画を絶対視しないで
多くの人の意見を聞いて、柔軟に修正していくことが必要なのです。

会社時代の肩書の意識や態度がついつい出てしまうのは、
自己防衛の意識が働くからです。
他人にバカにされないよう
無意識のうちに、過去の肩書を支えにしようという心理なのです。

だから、自信のない人ほど、このような心理状態になります。

過去は過去、今は今と、早く割り切ることが重要です。
そして、これから自分がやることに自信を持ちましょう。
ただし、謙虚さを忘れないように…。

今回は以上です。
次回は「事業計画は多くの人に見てもらおう!」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“苦労の日々は、伝説となる”

追 伸

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「起業する!」と周囲に言うことの3つのメリットとは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

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経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

写真は隣の庭に咲いていたスズランです。

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スズランと言えば北海道を思い出します。
20代後半から30代の頃
毎月のように北海道に出張していました。

冬でも現地の人が言う“夏靴”を履いていきました。
それでなくても雪で滑る道
酔ってホテルに帰るので、
よく転んで腰を打っていました。

さて、このブログは、動画でも見ていただけます。

今までと同じように
同じ内容を文字でも見ることができますので、
動画か文字か、お好きな方でご覧ください。

今回のテーマは
「起業する!」と周囲に言うことの3つのメリットとは?です。

ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多い

こんな理由から、
ギリギリまで起業すると周囲に言わない人が多いようです。

会社をやめて独立起業することが
会社に知られたらまずい、
周りから反対されるに決まっている。

しかし、周囲に起業することを言うことには
次の3つのメリットがあります。

まずは、一つ目のメリット
それは、「人に話すことによって、自分の考えが整理される」です。

自分は何をやりたいのか、
どのように事業を進めていくのか
について、分かりやすく話しましょう。

頭の中で考えるだけでなく、人に話すことによって、
自分の言っていることの矛盾点や
非現実的な点が明らかになり、
自分の考え方を整理できます。

逆に、事前に十分に自分の考えを整理しておかないと
人には話せないでしょう。

つまり、自分の考えを整理して人に話す
話したあと、さらに自分の考えを整理する
こんなサイクルで考えると、周囲に話すことのメリットが大きくなります。

次に二つ目のメリット
それは「周囲の肯定的な意見によって、自信を持つことができる」です。

自分がやろうとしていることに対して
周囲から肯定的な意見を聞くと
自信を持つことができ、起業に対するモチベーションも高くなります。

しかし、肯定的な意見を求めて
周囲に話しまくる人もいます。
「どうだ、俺の計画、すげえだろう!」という具合に。

私のところに創業相談に来る人のなかにも
こんな人がいます。
こんな感じで意見を聞かれても
「いいんじゃないですか?」といような
生返事しか返ってきません。

あらかじめ肯定的な意見を期待するのではなく、
謙虚な気持ちで話したことに対して
肯定的な意見が聞かれたとき
はじめて、自信を持つことができるのです。

三つ目のメリット
それは「周囲の否定的な意見によって、不十分な点が明確になる」です。

「こんなことをやりたい」を話したら、
「そんなの無理だよ」とか
「そんなので売上げが上がるわけないよ」と言われることが
怖いという気持ち、私にもありました。

けれど、否定的な意見こそ
あなたの事業を現実的に、具体的に詰めていく
きっかけになります。

否定的な意見を聞かされたから
自信をなくすのではなく
そういう人たちに納得してもらえるような
内容にしていくことが大切です。

「あいつは、俺の計画にケチをつけた!」などという
狭い料簡で事業を始めると
失敗する確率が高くなるでしょう。

否定的な意見を言ってくれる人に
感謝する気持ち持つような
謙虚さと広い心を持つようにしましょう。

このようなことは、頭では分かっていますが、
いざ、否定的な意見を聞くと
落ち込んでしまうのが人の心の常です。
私の場合も、そうでした。

こんなとき、あなたは前向きに考えられるかどうか
天から試されているのだと思いましょう。

起業に対する家族からの反対はつらい!

「会社をやめて起業する」と家族に言った場合、
「何を考えているの!失敗したら家族の生活はどうなるの」
という厳しい返事が多いようです。

多くの場合、具体的な内容よりも
結論だけ言うので、家族はびっくりして反対するのです。

また、今までの安定した生活が
維持できなくなると思って反対するのです。

家族の周りに起業してうまくいっている人がいないことも
不安の種になります。

どうしますか?離婚してでも起業しますか?
そうもいきませんよね。

家族に納得してもらうには、
次のようなことをしっかり伝えることが必要です。

・なぜ、起業しようと思ったのか?
・どんな事業をやりたいのか?
・その事業の成功の見込みや将来性はあるのか?
・その事業をどのように進めていくのか?
・その事業にはどんなリスクが考えられるか?
・そのリスクを回避するためにどんな対策をとるのか?
・協力してくれる人はいるのか?
・事業を立ち上げるための資金をどのように調達するのか?

などです。

しかし、このような話をする前に、
お互いに感情的になってしまったら
コミュニケーションは成り立ちません。

冷静に、かつあなたの心意気が伝わるような
熱い気持ちで話しましょう。

今回は以上です。

次回は、「“組織病”から脱却しないと起業は成功しない!」です。

楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “問題がいっぱい、だから、夢がいっぱい”

  追 伸

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起業の動機で成功するかどうかが決まる!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

昨日、横須賀・ドブ板通り商店街に行ってきました。
写真は、人気のヨコスカネイビーバーガーの店の前です。

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5月2日~4日まで、28年前から続いている
「ドブ板バザール」が行われます。

猿島ワカメうどん、三崎まぐろステーキなどが
食べられる「ドブ板フードフェス」、
音楽や絵画、ダンスや陶芸などが
楽しめる「大人のための文化祭」など
盛り沢山の内容です。時間は10~17時までです。

さて、今回のブログから
動画でも見ていただけるようにしました。

今までと同じように
同じ内容を文字でも見ることができますので
動画か文字か、お好きな方でご覧ください。

下の画像をクリックすると、動画でご覧いただけます。

さて、今回のテーマは
「起業の動機で成功するかどうかが決まる!?」です。

シニア層の起業が増えている!

実は最近、こんな理由から起業する中高年の方が増えています。

□すでに見えているゴールを目指すのではなく、
 体力のある50代のうちに起業して、次の夢を目指そう。

□定年まで会社にいるよりも、
 今のうちに早期退職制度を利用して起業した方がいい。

□定年後も働きたいが、給与は激減することは明らか。
 今のうちに起業しておけば、定年後もある程度の水準を確保できるのではないか。

□今の会社でノルマに追われる日々から抜け出し
 自分のペースで仕事がしたい。

□定年後、年金だけでは生活費が足りないかも知れない。
 だったら、早く起業して老後の備えをしておこう。

□子供が大学を卒業し、親としての責任を果たした。
 これからは自分のために仕事をしてもいいのではないだろうか?

事実、日本政策金融公庫の資料によると
独立起業時の年齢が50歳以上の人の割合が
1991年では11.5%、2011年では24.3%と大幅に増えています。

現実逃避からの独立起業は失敗する!?

私の知人の話です。
毎週、月曜日になると会社に行くのが
イヤでイヤで堪りません。
日曜日の午後になるとユウウツな気分になります。

月曜日には営業会議があり、
先週の営業結果を報告しなければなりません。
彼の場合、いつも目標未達なのです。

他の人が発表している間、
彼は身体を縮めてそれを聞いています。

こんな状態ですから、会社をやめたくて仕方がないのです。

このような心理状態の人にとって
他の仕事はすべてバラ色に見えます。
そんな彼が、独立起業したらどうなるのでしょうか?

何かをやりたいから独立起業するのではなく、
現実から逃避するために起業する
こういう起業は、うまくいくはずがありませんね。

“逃げ”からは、新しいものは生まれないのです。

「CAN」「WANT」「MUST」の3種類の動機からの起業

起業の動機には、「CAN」「WANT」「MUST」の
3種類があると言われています。

「CAN」は、自分が出来ることがあるから起業するという人
例えば、今まで貿易の仕事をやっていた人が
貿易の仕事で独立起業するようなケースです。

「WANT」は、自分が本当にやりたいこと、
好きなことで起業するという人です。
例えば、ワインが大好きなので、
ワインをメインにした飲食店を開業するなどのケースです。

「MUST」は、
起業しなければならないから起業するという人です。
例えば、親の仕事を継がなければならなくて会社をやめる人
リストラされ、転職先がないので、
起業せざるを得ない人などが当てはまります。

「WANT」で起業すると、うまくいく!?

私は今まで8年間、起業相談を行ってきました。
一番多いのは、「CAN」のケースの人です。

パン屋にいたので、自分でパン屋を始める、
ラーメン屋にいたので、自分でラーメン屋を始める。
決して悪いわけではありません。
それが本当にやりたいことであるならば
うまくいく可能性が高く、その人の人生も充実したものになるでしょう。

でも、本当にやりたいことは別にあるけれども
パン屋しかできないから、パン屋をやるというのでは
うまくいかない可能性が高いのです。

では、自分が本当にやりたいこと、好きなことで起業する
「WANT」のケースの人はどうでしょうか?

オリンピック選手のコーチングで有名なあるコーチによると、
目標設定の95%が実現しないのは、
立てた目標が自分の本当にやりたいことではないからだということです。

自分が好きなこと、ワクワクすることをやっていれば、
毎日が楽しくなります。
楽しいから工夫が生まれ、人を惹きつけることができ
結果として長続きします。

だから、うまくいく可能性が高いのです。
だから、「WANT」で起業して欲しいのです。

しかし、「WANT」で起業する人ほど、周囲から反対されます。
今までアパレルの仕事一筋でやってきた人が
会社をやめて、庭師をやりたいと言ったとします。

周囲の人は、
「やったこともないそんな仕事でうまくいくはずがない」
と声を大にして反対するでしょう。

そんな周囲の反対の声に対して
「やっぱり、そうだよな」と思ったとしたら、
それは、本当にやりたい仕事とは言えないでしょう

いかに周囲から反対されても、
どうしても、その仕事がやりたいのであれば
本当に好きな仕事、やりたい仕事と言えるでしょう。

周囲が反対する理由を
一つひとつ塗りつぶしていけば
立派な事業計画書をつくることができるでしょう。
本当にやりたいならば、周囲の反対の声を、
自分の事業に活かしていくことを考えるくらいの心構えが必要です。

アパレル一筋に仕事をしてきた人が
庭師として独立した話、これは私の知人の実話です。
まったく違う畑で、今も活躍しています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “夢を阻むのは、唯一自分自身”

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簡単に儲かるという仕事には疑問を持つ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
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写真は逗子駅前にある鮮魚店
今では、街中のこんな鮮魚店の光景が少なくなりましたね。

IMG_0191

昭和63年には約45,000店あった街の鮮魚店
今では20,000店を切っているのではないかと推測されます。
街から魚屋さんが消えてから、商店街の衰退化が急速に進んだような気がします。

残っている鮮魚店も高齢化が進んでいます。
そのうち、なくなってしまう日が来てしまうのでしょうか?

さて、今回のテーマは
「簡単に儲かるという仕事には疑問を持つ!」です。

ネット上には、簡単に儲かるという話があふれている!

これから起業しようとしている人は
起業に関する様々な情報を集めていると思います。
中でもネットからの情報を毎日のように見ているかも知れません。

見ようと思わなくても、次々に色々なメールが
入ってくるので、ついつい見てしまいますよね。

情報を収集することは
きわめて重要なことなのですが、
気を付けなければならないことがあります。

ネット上には
「1日に30分パソコンを使って仕事をすれば
最低でも月収50万円」というような情報が溢れています。

本当に儲けている人もいるかも知れません。
しかし、「楽して儲かる」という、うまい話には気を付けた方がいいでしょう。
「楽して儲かる」という情報を販売している人だけが
儲かっているのかも知れませんから…。

こうすれば簡単に集客できる!という話にも気を付けよう

起業が失敗するのは、
集客がうまくいかず、売上げが上がらないからです。

だから、起業を目指している人や、すでに起業した人は
どうしたら集客できるかという情報には敏感になっています。

最近はあまり見かけなくなりましたが、
以前は「Twitter集客法」とか「Facebook集客法」という
セールスレターがメールでよく送られてきました。

セールスレターには必ず、私はこうしてうまくいった
という事例が紹介されており、
「おっ、すげーなー」と思って教材を申し込んでしまいます。

送られた動画を見ると
具体的にどうすればいいのかが明確ではなかったり、
本当にこれで集客できるのだろうかと疑問に思うことが多々あります。

今でも、ソーシャルメディアを使って
こうすれば簡単に集客できるという
セミナーや教材が多くあります。

でも、実際には簡単ではないのです。
やはり、地道な努力が必要なのです。

色々な情報教材を買ったり、セミナーを受講しても
地道に実践することなく、これもダメだった、あれもダメだったと
次々に情報やノウハウを集める人は「ノウハウコレクター」と呼ばれています。

「1日30分の作業で月収50万円」という類の話には乗らない人も
「ノウハウコレクター」になってしまう例もあります。

やるならば、あれこれ試すのではなく
信頼できる方法に絞り込み
徹底して実践することが必要なのです。

「楽して」とか「簡単に」という言葉に惑わされないことが大切です。

フランチャイズにも気を付けよう!

今までサラリーマンだった人が
店を始める場合、ノウハウがありません。

一口に、店を持つと言っても、
どんな場所がいいのか?
仕入れはどうするか?
商品の陳列はどうするか?など
様々なノウハウが必要です。

商品を提供してくれ
店舗運営の細かなノウハウを指導してもらえるのが
フランチャイズチェーンです。

私のところにも、フランチャイズチェーンに入りたい
という相談が時々あります。

白紙の状態から事業をやるよりも
フランチャイズの本部から
ノウハウの提供を受け、指導してもらった方が
成功する確率は高いでしょう。

しかし、十分にノウハウを提供してもらえなかった
あまり指導をしてくれなかった
細かな契約に縛られて、思い通りの商売ができない

このような不満を聞くことがあります。

思い切ってフランチャイズをやめて
自分でやろうとしても
契約解除から何年間は同じ業種で商売してはいけない
という契約がある場合もあります。

なので、フランチャイズをやめても、
自分で同じ商売ができないのです。

また、当然のことながら
毎月、ロイヤリティを支払う必要があります。
これが大きな負担になっている店の話も聞いたことがあります。

店を始める前に本部の教育を受けますが、
この料金が高額で大変だったという話も聞いたことがあります。

まったく白紙の状態で事業を始めるよりも
フランチャイズに入って、
指導やノウハウの提供を受ける方が成功する確率が高いことは事実でしょう。

でも、必ずしもうまくいくとは限りません。
すでに、そのフランチャイズで店をやっている人に
直接話を聞くことが大切です。

また、本部に“おんぶにだっこ”という姿勢も避けなければなりません。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “すべての瞬間が、未来を変えている”

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事業計画は5つのパーツで構成しよう!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

横浜・六角橋商店街の煎餅屋の店内で
ギターの弾語り

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レトロな店の雰囲気の中で
なかなか渋い味がでていますよね。

先月は、相模原・西門商店街の銭湯で
落語会がありました。これも渋い味を醸していました。

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商店街の店の雰囲気をうまく利用すると
面白い演出や表現ができますね。

さて、今回のテーマは
「事業計画は5つのパーツで構成しよう!」です。

事業計画書はなぜ必要なのか?

今まで2回ほど、事業計画書づくりについて書いてきましたが、
そもそも、事業計画書は何のために必要なんでしょうか?

日本政策金融公庫などから
創業のために必要な資金の融資を受けるときは
事業計画書の提出は必須です。

また、協力を得たい人に自分の計画を説明するときも
事業計画書は必須です。

でも、自分は融資を受ける必要もないし、
協力者も必要ではない
こんな人も事業計画書は必要なのです。

なぜならば、自分の頭の中にだけある事業計画は
事業計画とは言えないのです。

自分の考えを目に見える形にして、
初めて自分の計画を客観的に見ることができ
計画の良い点や不十分な点が明確になってくるのです。

こんなことは、誰でも知っていますが、
意外なことに、事業計画書を書かない方が多いのが現状です。

事業計画は5つのパーツで構成する

事業計画書は、次の5つのパーツで構成していきます。

1 この事業をなぜやるのか、あなたの想いを伝えるパーツ

2 事業を取り巻く環境について、客観的なデータで検討するパーツ

3 具体的な商品や販売方法について説明するパーツ

4 目標達成に至るプロセスを数字に落とし込むパーツ

5 重要成功要因を明確にするパーツ

それでは、一つずつ説明していきます。

第1のパーツ
この事業をなぜやるのか、あなたの想いを伝えるパーツ

あなたの事業は、誰をターゲットに
どのような価値を提供するのか?
事業のコンセプトは何か?を明らかにし

なぜ、そのような事業をやろうと思ったのか
あなたの想いや社会的な意義を伝えるパーツです。

この部分が弱いと人を動かすことはできません。
この部分を熱く語る人には、協力者が現れるでしょう。

第2のパーツ
事業を取り巻く環境について、客観的なデータで検討するパーツ

この事業が求められている社会的な背景は何か?
市場規模はどの程度の大きさか?
今後、市場はどのように変化すると予測されるか?

どんな競合他社がいるのか?
競合他社の事業展開方法や動向はどうか?
自社の強みは何か?
競合他社と比較した場合の優位性はどこにあるか?

このようなことを、データをもとにまとめていきます。

第3のパーツ
具体的な商品や販売方法について説明するパーツ

どんな商品やサービスを提供するのか?
価格やネーミングは?
提供する商品やサービスの特長は何か?
商品やサービスの開発や仕入れ方法・仕入れ先は?
誰をターゲットにしているのか?

店舗販売ならば

店の立地場所は?広さは?席数は?レイアウトは?
必要な設備・備品は?
宣伝方法は?集客方法は?

何人体制でやるのか?
その人たちの持っているノウハウや知識は?
役割分担は?

駐車場は確保できるか?
どんな人たちが集まりやすい場所か?
近くの競合する店はあるか?

無店舗販売ならば

どんな手段でターゲット層に情報を伝えるか?
どのように集客していくか?
どのように商品やサービスをお届けするのか?
継続して商品・サービスを購入してもらう方法は?

第4のパーツ
目標達成に至るプロセスを数字に落とし込むパーツ

(1)事業を始めるのに必要な資金と調達方法

店舗販売の場合ならば

店舗を確保するのに必要な資金は?
店舗の内装費は?
必要な設備や備品を用意するのに必要な資金は?

商品の仕入れ代金、家賃、人件費
水道光熱費、通信費、広告費など
当初の運転資金としてどの程度用意しておけばいいのか?

無店舗販売の場合ならば

商品・サービスの開発に必要な資金は?
情報を伝えるために必要な資金は?
商品・サービスを届けるために必要な資金は?

商品の仕入れ代金、商品配送費、通信費、広告費など
当初の運転資金としてどの程度用意しておけばいいのか?

事業を始めるのに必要な資金をどのように調達するか?

(2)収支計画は

毎月の収支計画を立てます。

収支の収入の方は
1ヶ月の売上=客単価×客数×1ヶ月の営業日の式で求められます。
この数字は、希望的数字ではなく、実現可能は数字にすることがポイントです。

収支の支出の方には、次のような費目が考えられます。
・売上原価   ・家賃   ・人件費
・水道光熱費  ・宣伝費  ・通信費
・その他(金融機関からの借入がある場合は、支払利息も含む)

最初の1年は、毎月の収支計画
2年目以降から5年目は年単位の収支計画を作っておきます。

これ以外に
売上げと入金の時期がずれる場合は
資金繰り表が必要です。

第5のパーツ
重要成功要因を明確にするパーツ

重要成功要因とは
事業を成功させるためには、
ここを押せば、うまくいったも同然だという
ツボがあります。

例えば、
立ち食いそば屋の場合は
駅中あるいは駅前立地がツボになりますね。
情報教材やセミナーの販売ならば
見込み客リストの収集がツボになります。

そのツボをこのパーツで説明します。

なぜ、そのツボを押すと、事業がうまくいくのか?
どのようにして、そのツボをおしていくのか?
これを明確にするパーツです。

今回は以上です。

次回は、「起業の動機で成功するかが決まる!?」です。

楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
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 “忙しさを待ち望むほど、心に余裕ができる。
望んでいることは、何でも楽しくなる”

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成功するための事業計画のチェックポイント


 

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土曜日に横浜・六角橋商店街の「ドッキリヤミ市場」に行ってきました。
狭い路地の両側の店の前では、
ヤキトリ、唐揚げ、焼きそば、アルコール類の販売

空き地や店舗内では
ジャズ、沖縄民謡、フラメンコ、フラダンスなど
熱気むんむんで、みんな楽しそうでした。

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さて、今回のテーマは
「成功するための事業計画のチェックポイント」です。

前回のブログで、事業計画をチェックする7つのポイントをご紹介し
その中の「必要性」について説明しました。

今回は、具体性、発展性、社会性、独自性
実現性、収益性について説明します。

具体性―事業内容が具体的に作り込まれているか?

計画は具体的に詰めてあることが必要です。
店舗ならば、場所や店舗レイアウトが決まっていること
必要な設備や備品が明確になっていることが
求められます。

販売する商品の内容や種類
ネーミングや価格も決まっていることが必要です。

事業は現実の積み重ねなのです。
まだ、具体化されていない点は、
一つひとつ塗りつぶしていきましょう。

発展性―将来の発展が見込まれるか?

例えば、あなたがこれから八百屋を開業したいと考えたとしましょう。
スーパーで買うことが常識となっている野菜の販売を
個人店でやっても、うまくいかないことでしょう。

でも、「健康」や「地産地消」というテーマで
野菜を販売する店ならば、うまくいく可能性がありますよね。

時代が求めているものをしっかり把握し、
その要素を取り入れていくことが発展性につながります。

そのためには、SWOT分析を行うことが効果的です。
なかでも、その事業を取り巻く環境変化の
機会(追い風)と脅威(向かい風)について、良く分析しておきましょう。

社会性―社会の人々の幸せに結び付いているか?

起業の目的は、売上げや利益を求めることだけでなく、
人々の役に立ち、社会の貢献することも目的の一つです。

人は、自分以外の人の役に立つことで
喜びを感じるようにつくられています。

私の知合いの米屋の店主は
明日はどんなことでお客さんに喜んでもらおうかと考えると
ワクワクして楽しくて堪らないと話していました。

社会性のある事業を行っていると
協力者が現れます。
自分のためだけに事業をやる場合よりも
疲れを感じなくなります。

これこそ、自分で事業をやる醍醐味です。

独自性―あなたらしいオリジナリティがあるか?

お客様は、なぜあなたからその商品を買うのでしょうか?
それは、他にはない価値があなたやあなたの商品には
あるからです。

どこにでもある商品で事業を行ったならば、
価格競争に巻き込まれ
資金力のあるところには太刀打ちできません。

独自性があれば、
競合がいないブルーオーシャンで事業を行うことができます。

オリジナリティを打ち出すためには、
今まで気が付かなかった不満や悩みに焦点を当てる、
今まで対象になっていなかった人たちに焦点を当てる、
今までのものを組み合わせて新しい価値をつくる
など、色々な方法があります。

「あなたの事業、商品の“売り”は何ですか?」
と聞かれたとき、
スッと答えて、相手が納得できなかったら
独自性があるとは言えません。

実現性―すぐにスタートできる状態にあるか?

夢のような将来ビジョンを持ちことは
大変重要なことです。

でも、そこに至るまでのプロセスがなければ
単なる夢に終わってしまいます。

壮大なビジョンを目指すには、
それに向かっての第一歩を踏み出すことが必要です。
その第一歩がすぐに踏み出せるような状態になっていることが求められています。

事業を行うための知識やノウハウを習得していますか?
事業を行うための商品の準備はできていますか?
事業を行うための設備や備品の準備はできていますか?
あなたの商品をお客様に知ってもらい、お届けする準備はできていますか?
事業を行うための人は確保できていますか?
事業を行うための資金確保の方法は明確になっていますか?

収益性―集客や売上げは計画通り確保できるか?

お客様が集まらない
だから売上げがあがらない。

でも、日々の生活費は必要だ。
段々、蓄えは底をついてきている。

困った、困った、どうしよう、どうしよう
こうなると気持ちばかり焦って、良い知恵も思い浮かんできません。

こうならないように、収益性をしっかり考えておくことが必要です。

創業にあたって、金融機関から借り入れをしているならば、
その返済を考えなければなりません。
売上げが上がっても、
入金までに期間があいてしまうなら、
その間の資金繰りを考えておく必要があります。

収益性を考える場合
価格設定と集客方法に留意してください。

低価格で勝負すると
価格競争に巻き込まれ、収益は悪化します。
高い価格でも、お客様に満足していただける価値の提供を徹底的に考えてください。

集客方法については、
ただ、お客様が来るのを待っているのではなく、
どのように対象顧客に働きかけていくのか
“待ち”ではなく、“攻め”の集客方法を考えてください。

今回は以上です。

次回は、「事業計画は5つのパーツで構成しよう!」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“確実な方法はないか、そう考えるほど行き詰る。
失敗からどれだけ学ぶか、そう考えるほど道が開ける”

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綿密な事業計画書をつくる人はうまくいかない!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

写真は、わが家のコンクリートの上の
うっすらたまっている土の部分に
根を張って咲いているマーガレットです。

IMG_0091

いわゆる“ド根性マーガレット”です。

そんなの無理だよ!
諦めてしまう前に
少しでも可能性があるならば、
それを糧にして、見事な花を咲かせているマーガレット

私たちもマーガレットに学びたいものです。

さて、今回のテーマは
「綿密な事業計画書をつくる人はうまくいかない!?」です。

本当にうまくいかないのか?

このタイプの人は勉強家です!

このタイプの人は、
起業に関する本を何冊も読んでいます。
そこに書いてあることを、よく理解しています。

そして、自分が起業する領域の情報も良く集めています。
各種の本やインターネット、政府刊行物などから…。

それを分厚い事業計画書としてまとめています。
常識的に考えれば、理想的なタイプですよね。

でも、このタイプに人が必ずしもうまくいくとは限りません。
それは、なぜでしょうか?

このタイプの人の心の奥には
起業に対する恐怖心や不安があるのです。

○起業して、果たして生活していけるか不安だ。

○起業しても、果たしてお客が付くか不安だ。

○本当に自分で事業ができるか不安だ。

○やりたいことと、生活の安定の板挟みの中で、思い切って踏み切れない。

○事業するにしても、自分の知識やスキルに自信がない。

こんな恐怖心や不安があり
それを解消しようと
一生懸命勉強し、情報を収集して
綿密な事業計画書をつくるのです。
それでも、まだ恐怖心や不安感があります。

だから、いつまで経っても
自分が満足できる事業計画が出来ません。

綿密な事業計画書づくりは
恐怖心や不安感の裏返しなのです。
だから、うまくいかないケースが多いのです。

自分を突き動かしているものを表現する!

ほとんどの人にとって、
起業するのは初めてのこと、
だから、恐怖心や不安感があるのは当然です。

したがって、恐怖心や不安感を抱くのはいけない
と言っているのではありません。

あなたが起業するのは、
何のためでしょうか?

それは、あなたが本当にやりたいことをやって
充実した人生を送りたいから、
そのことによって、人々の喜んでもらいたい、
さらに、社会の役に立ちたいから

こんな理由があるからだと思います。

恐怖心や不安感に焦点を当てるのではなく、
あなたが起業する理由
あなたを起業に突き動かしている想いに
焦点を当てるのです。

でも、やっぱり恐怖心や不安感に焦点が当たってしまう
もし、そうだとしたら、
起業は考え直した方がいいのかも知れません。

金融機関の人に
自信のなさそうに自分の事業をついて説明する人の場合
融資については考えてしまうと聞いたこがあります。

事業計画には、あなたの熱い想いが
表現されていることが必要なのです。

事業計画には客観性が必要!

事業計画には、あなたの熱い想いが表現されていることが必要ですが
それだけでは不十分です。

いかに熱い想いが表現されているといっても
独りよがりな計画ではうまくいくはずがありません。

あなたの想定しているお客様、
あなたの事業の協力者が
納得でき、魅力ある計画だと思うようなものでなければなりません。

そのためには、次の7つの視点からチェックしてみることが必要です。

チェック1 具体性
チェック2 必要性
チェック3 発展性
チェック4 社会性
チェック5 独自性
チェック6 実現性
チェック7 収益性

本当に必要性があるのか?

この7つの視点は
いずれも重要なものですが、
なかでも一番重要なのは、必要性です。

あなたのやろうとしている事業は
本当に必要とされているのか
本当にニーズがあるのかという視点から
厳しくチェックしていくことが求められます。

そのためには
ターゲットを明確にし、
その人たちの困っていること、悩んでいること
こうしたら、もっと満足度が高まるだろうという点について
徹底的に調査していくことが必要です。

調べたターゲットの悩みを解消し
ニーズを満たしていくのが
あなたの商品なのです。

最初に「商品ありき」ではないのです。

今回は以上です。

次回は、事業計画をチェックする7つの視点のうち
具体性、発展性、社会性、独自性、実現性、収益性
についてご紹介していきます。

楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “夢を持ったらあきらめることが一つある。それは、あきらめること”

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顧客心理とマーケティング(3)接客と顧客心理


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

今日は、非常勤講師をしている
関東学院大学で授業をやってきました。

IMG_0086

やっぱり、新学期のキャンパスは
なんとなく、華やいだ雰囲気が漂っているような気がします。

それにしても、学生運動が盛んだった
私たちの学生時代と違って、
今の大学のキャンパスの静かなこと
今昔の感があります。

さて、今回のテーマは
顧客心理とマーケティングの3回目で
「接客と顧客心理」です。

接客の基本はアイコンタクト!

アイコンタクトとは、話している相手の目を見ること
「あなたの話をちゃんと聞いてますよ」
「あなたの話に関心がある」というサインです。

したがって、相手の心を開かせる効果があります。
これは、接客に限らず、コミュニケーションをとるときに
非常に重要な基本ですよね。

あなたと話しているお客様に視線によって
お客様の心理状態が分かります。

<視線がよく合う>
 あなた、または話の内容に
関心を持っていることを表しています。

<視線が下がっている場合>
 不安や緊張感の表れです。身体の動きが落ち着かず
 視線が一定していないときは
 かなり緊張しています。

<視線をそらす>
 本音を見抜かれまいとする心理の表れです。

<視線が別の方を向いている>
 あなたの話に退屈している証拠です。
 話題を変えた方がいいでしょう。

<下向きに見下ろす>
 自分が優位に立とうとしている心理状態です。

<視線を左右にそらす>
 あなたの話を否定する気持ちの表れです。

<しきりにまばたきする>
 気が弱いか、または相手を恐れている心理の表れです。

<ほとんどまばたきしない>
 うわの空で、ほかのことを考えています。

「うなづき」と「おうむ返し」の効果とは?

私はその昔、化粧品のセールスを行っていました。
私自身はダメなセールスマンでしたが、
優秀なセールスマンには共通点がありました。

それは、自分の話をするよりも、相手の話をよく聞くこと。

接客も同じです。相手の話をよく聞くことがポイントです。

相手によく話してもらうには、「うなづき」と
「おうむ返し」が効果的です。

「うなづき」には、次のような効果があります。

●会話の中で、「あいづち」や「うなづき」を多くすると
 相手の発言時間が47~67%増加したという研究報告があります。

●会話の中に、「ええ」「はい」「なるほど」といった
 「あいづち」をたくさん使う人ほど
 好印象を持たれるという研究報告があります。

「私は金沢で生まれました」という相手の話に
「そうですか、金沢でお生まれになったのですか?」
と、相手の言ったことを確認することを
「おうむ返し」と言います。

「おうむ返し」には、次のような効果があります。

●人は相手の同調に飢えているので
 「おうむ返し」が相手の心を開くのに効果的です。
 
客寄せ動作とは、どんな動作か?

きびしきした店の人の動きを見ていると
お客様の方もつられて商品を手にとってしまいます。

店の人のきびきびした動作は
「客寄せ動作」とか「客寄せ音頭」
と言われています。

大きな声で「いらっしゃいませ」と言うと、
お客様の心が引けてしまいます。

軽く挨拶するだけで、ケースを拭く
商品を補充する、掃除をするなど
別の作業をしていると、お客様は安心して商品を眺めることができます。

女性心理と接客

女性は男性とは違った女性心理があります。
接客においては、女性心理を考慮することも必要です。

女性は“あなただけ”という特別扱いを
されると、より心が動かされます。

女性と話すときには、
「私もこの商品をとても気に入って使っています」
というように、自分の感情を付け加えて話すと
関心を惹くことができます。

女性に「イエス」と言わせるには
それが「簡単」であると思われると効果があります。

女性と話をするときには
話の合間に相手の名前を呼んでやると
いいと言われています。

女性に訴えるには、いくつもの理由をあげるより
ただ一つの理由を強調した方が効果的です。
今回は以上です。

次回からは、事業計画書の作り方です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “良いと思ったこと、今日やらないと、一生やらないかも”

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顧客心理とマーケティング(2)色彩の心理学的効果


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

約1ヶ月振りの小田原
小田原城の桜は満開は過ぎましたけれど
まだ、十分お花見は楽しめます。

IMG_0077

桜のピンクと白壁が良く合っていました。

さて、今回のテーマは
顧客心理とマーケティングの2回目で
「色彩の心理学的効果」です。

私たちは色彩に囲まれています。
色彩が人間の心理にどのような影響を与えているかを
知ることは、お客様相手のビジネスを行っていく場合
必須の知識と言えるでしょう。

時間を長く感じさせる色、短く感じさせる色

ある会社が喫茶店で待ち合わせをしている客を
調査した結果です。

暖色系の内装の店で待っている客は
寒色系よりも、時計を見る回数が2.3倍多かったということです。

ウォルマートは、
レジ周りの色は寒色系を使っているそうです。

これらのことは何を意味しているのでしょうか?

そうです。暖色系は時間を長く感じさせ
寒色系は時間を短く感じさせるのです。

だから、レジや客待ちコーナーは
寒色系を使うと、長く待っているという
感覚を少なくすることができるのです。

逆に、暖色系は時間を長く感じさせるので
レストランなどで内装を暖色系にすると
同じ時間でも長く楽しんだという心理になります。

色による体感温度は、寒色系と暖色系で何度違う?

ある会社の食堂での話です。
食事をしている従業員から
寒いからエアコンの温度を高くしてほしいという要望がありました。

その食堂の壁の色はブルー系だったので
これをオレンジ系に塗りなおしました。
そうすると、同じ温度なのに
従業員からのクレームはなくなりました。

文字通り、寒色系は寒く感じ
暖色系は暖かく感じます。
その体感温度の差は約3度と言われています。

日本は暖房を入れる期間と
冷房を入れる期間とでは、暖房の方が長いですね。

したがって、店舗の外装や看板には
濃い暖色系をメインの色にした方がいいと言われています。

寒色系を使う場合も
暖色系と組み合わせて使わないと
冬は寒々しいイメージになってしまい
客足を遠のかしてしまいます。

セブン・イレブンでは
上からオレンジ、緑、赤の帯の間に白を入れています。
夏にも冬にも適応した色使いと言えるでしょう。

色にも重さがある!?

軽く感じる色、重く感じる色
色にも重さがあります。
次の数字が重さの感じ方を表しています。

白:100  黄:113  赤:184  黒:187

何と、黒は白に比べて2倍近くも重く感じるのですね。

いつでも持ち歩けるようにiPadを買いました。
ところが重いので、いつの間にか
家に置きっ放しになっていました。

そのため、妻から「何のためにiPadを買ったの?」
と言われました。
そのiPadの色は黒だったのです。

最近、iPadのminiを買いました。
色はシルバーです。今度は持ち歩けることでしょう。

波長の長い色は遠くからでもよく見える!

店の看板は、最低でも70メートル先から分かる
視認性の高いサインポールが必要です。

波長の長い色を使うと遠くからでもよく見えます。
赤は波長が長く、遠くからでも目に入りやすい色です。

明度の高い色、つまり明るい色は
筋肉の緊張を緩め、疲労を和らげる効果があると言われています。
したがって、明るいベージュ系の壁面は
お客様や従業員の疲労感を軽減します。

高級感を与える色、廉価感を与える色とは?

色によってイメージが変わります。

昔、わが家に入ってきた
安売りスーパーにチラシの紙の色は
黄色でした。

そうです。黄色は廉価感を与えます。
逆に、黒や紺、紫などのダークカラーは
高級感を与えます。

最も目立つ配色は、黒と黄色の組合せです。
黄色で動きのあるものは、最も人の注意を惹きつけます。
だから、幟は黄色が多いのです。

ある本に、黄色や黄緑は、くしゃみが出そうになる色
と書いてありましたが、これって本当かなぁ?

色については、まだ色々ありますが
今回は以上です。

次回は、顧客心理とマーケティングの3回目で
「接客と顧客心理」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “何が起こるか心配するよりも、何を起こしたいかを考える”

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顧客心理とマーケティング(1)人込み効果と人の動きの効果


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

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昨日、所用のついでに、銀座に行ってきました。
2月の春節以来です。

あの時は中国人の観光客で溢れていましたが、
昨日も大勢の中国人がいました。
花見に日本に来たのかな?

IMG_0022

写真は、すっかり有名になったスーツケースの店の前
中国人が群れていました。

一人でも多くの人に、日本の本当の
姿を直に知ってもらうことは良いことですね。

さて、今回のテーマは
顧客心理とマーケティングの1回目で
「人込み効果と人の動きの効果」です。

行列が出来ていると、何か分からなくても並んでしまう!

アメリカの心理学者ミルグラムが
ニューヨークの繁華街で行った実験です。

数人が一定の場所で立ち止まって
ビルの上方を見上げると、
そばを通った通行人の6割が立ち止まって同じ方向を見上げ

5人以上の人だかりができた場合には
8割が立ち止まって
同じ方向を見上げたという結果が出たそうです。

このようなことは、私たちもよく経験することですね。

春節の時に、中国人が銀座に買物にやってきました。
数人の人が通りの反対側の店を見ています。
何だろうと、私も思わすその方向を見ました。

そこには、大勢の中国の買物客で
ごった返している店がありました。

朝市でも同じようなことがあります。
行列ができているので、
何の行列か分からずに、とりあえず並んで
前の人に「何の行列ですか?」と
聞いても、その人も分からない、こんなこともありますね。

人込みには「同調行動効果」と「活性化効果」の2つの効果が!

人込みには、皆と同じ行動を促す「同調行動効果」と
その場に活気のある雰囲気をもたらす「活性化効果」があります。

コンビニの雑誌売場は
通りに面した場所にあり
店内で雑誌を立ち読みしている人が
外から見えますね。

これは、店の前を通った人の入店を促す「同調行動効果」と
店に活気を出すために「活性化効果」を
狙っているためだと言われています。

外から店内が見えるレストランでは
窓際から座ってもらうようにお客様をご案内します。
これも、人込みの2つの効果を狙っているのです。

ドン・キホーテでは、間接的な「同調行動効果」を狙っています。
山積みの商品の一角を減らしておくと
「それなら私も」という「同調行動効果」を誘引して
思わず手にとってしまいます。

ネットを見ると
この商品を買って良かった
このセミナーを受けて良かった
という体験談が出ています。

「同調行動効果」を狙うには
1人や2人の体験談でなく
8人以上の体験談を載せると効果があると言われています。

思わず立ち寄りたくなるヤキトリ屋!

残業の帰りに、同僚と駅に向かっていると
店先でウチワをバタバタさせながらヤキトリを焼いています。
ヤキトリの良い匂いが漂ってきます。

こうなると、もうだめですね。
「ちょっと軽く一杯飲っていくか」ということになります。

店の奥でヤキトリを焼いていたら
こうはいきません。
やはり、動きが見えること、臨場感が感じられること
これが「行動誘引効果」を生み出します。

動きや臨場感のことを「シズル感」と言います。
もともとは、ステーキをジュージュー焼く
音のことを指していた言葉だそうです。

人の動きは、「活性化効果」も生み出します。

ある喫茶店で聞いた話です。
客がいなくて暇なときは、ボーっと立っているのではなく
テーブルやコーヒーカップを拭いていなさいと
従業員に指導しているのだそうです。

このように、何かしら動いていると
店内に活気が出て、お客様が入ってくるそうです。

朝市でも同じことが言えます。
商品を並べてある店と
実際にその場で商品を調理している店とでは
お客様の寄り付きがまったく違います。

チラシやネットの写真でも
ただ店主の笑顔を載せるのではなく
店主が実際に、料理や物を作っている
動きのある写真を載せると効果がかなり違ってきます。

「人込み効果と動きの効果」は、様々な場面で応用できます。
ぜひ試してみてください。

今回は以上です。
次回は、顧客心理とマーケティングの2回目で
「色彩の心理学的効果」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “あきらめないことが、最強の能力”

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