新しい価値の創造を考える(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

昨日は、関東南部にも
大雪が降るという予報が出て
夜に予定していたミーティングが延期。
しかし、予報ははずれてホッとしました。

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写真は、昨年2月15日のわが家の玄関前
60cmくらい積もり、まるで雪国のよう。
今年も、これからが雪の本番かも知れません

さて、今回のテーマは
「新しい価値の創造を考える」
2回シリーズの1回目です。

バリュープロポジションとは?

また、カタカナ言葉が出てきました。
なに、それっ?
と思うかも知れませんが
新しい価値をカタカナ言葉で言っただけなのです。

次の図を見てください。

バリュープロポジション

バリュープロポジションとは
・顧客が望んでいて
・競合が提供できない
・あなたが提供できる価値なのです。

つまり、あなたしか提供できない
人の幸せにつながる
新しい価値を創造して提供すること

これも、競合がいない
あるいは競合が少ない
ブルーオーシャンなのです。

またまた、あなたのこんな声が聞こえてきそうです。
だって、それが分からないから
みんな、苦労しているんじゃないか?

そうです、その通りです。

でも、あなたの身の周りにある商品をみてください。
テレビのリモコン
全部の機能を使っていますか?
スマホの機能
これも全部の機能を使っていますか?

これもできる、あれもできる
これって、本当に顧客が望んでいるでしょうか?

競合他社もやっているから
ウチもやる。
十分に検討せずに
横並びの意識でやっていることはないでしょうか?

顧客が望んでいる価値を考える

まず第一の作業は
顧客が望んでいる価値を考えるです。

これには2つの方向からのアプローチがあります。

一つ目は、今まで何度もご紹介してきた
顧客の悩みや困りごとから考えるアプローチです。

あなたがこれからやろうとしているビジネスで
ターゲットとしている顧客が悩んでいること
困っていることを徹底的にリストアップします。

その商品・サービスの情報を得るとき

その商品・サービスを提供している人や場所を探すとき

その商品・サービスを購入するとき

その商品・サービスを購入する価格について

その商品・サービスを使用しての不満や不便

その商品・サービスのリピート購入するとき

その商品・サービスのアフターサービスの不満や不便

その商品・サービスを廃棄するとき

以上のように分解して考えると
色々な悩みや困りごとが出てきやすいと思います。

二つ目は
人間の根源的な10の欲求から考える
アプローチです。

自費出版で億万長者になった
ジェフリーラント博士によると
人間の根源的な欲求は
次の10個だそうです。
この10個の欲求から新しい価値を考えるアプローチです。

1 経済的な安定が欲しい
2 健康が欲しい
3 愛が欲しい
4 安全(安心)が欲しい
5 救済が欲しい
6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)
7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)
8 独立したい
9 性的な満足が欲しい
10 美貌・個人的な魅力を上げたい

この10個の根源的な欲求の一つひとつについては
次回のブログでご紹介していきます。

自分が提供できる価値を考える

顧客が望んでいる価値を考えたら
次は、自分が提供できる価値を考えるです。

まずやるのは
あなたの強みの棚卸しです。
次の質問に答えながら強みを棚卸ししていきます。

1 あなたに出来て、他の人に出来ないことは何ですか?

2 あなたが上手なこと、得意なことは何ですか?

3 あなたにとって、上達が早いことは何ですか?

4 人に「凄いねっ!」って言われることは何ですか?

5 人に相談されたり、お願いされたりすることは何ですか?

6 今までお金をたくさん費やしてきたことは何ですか?

7 今まで時間をたくさん費やしてきたことは何ですか?

8 あなたが人にしてあげて喜ばれたことは何ですか?

9 あなたが所有しているもので活かせるものは何ですか?

10 あなたが今まで以上に上達したいと思うことは何ですか?

この質問に答える場合
あなたがこれからやろうとする
ビジネスの領域を考慮せずに
自由にあげていくことがポイントです。

なぜならば、全然関係がないと思われることでも
あなたのビジネスの強みにつながってくる可能性があるからです。

次に、顧客が望んでいる価値を見ながら
その望みに対応する新たな学びは何か?
何をいつまでにやるか?と考えます。

自分で「私はこれをやり遂げる」
と決心したら、目安として1年から
3年以内での習得を目指します。

そして、自分ができる価値を考える場合
白紙からオリジナルなものを考えるのは
労多くして益少なしです。

既存の価値を組み合わせて
新しい価値を考えていくことがポイントです。

福祉関係の仕事をする場合
福祉と美容を組み合わせると
「介護のできる美容師」という
新しい価値を提供することができます。

競合が提供できる価値を考える

顧客が望んでいる価値をあなたが提供していく
しかし、すでにその価値を提供している人が沢山いたならば
新規に参入するあなたのビジネスは
成り立つ可能性は少ないですね。

あなたがこれからやろうと思っているビジネス分野の
既存のビジネスを徹底的に調べてください。

お店ならば、実際に行ってみる
商品ならば、実際に買ってみる
あるいは、ホーム―ページで調べてみる。

あなたが顧客ならば、何が不満ですか?
どうすれば、その不満を解消できますか?
そこにあなたの新しい価値を創造できる可能性があります。

今回は以上です。
次回は、「新しい価値の創造を考える」の2回目です
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “あなたがいるだけで、まわりの人を変えています”

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