好きなことを仕事にして収入を得るには?(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

先日の日曜日
茅ヶ崎で「第6回かながわ朝市サミット」が行われました。
神奈川県内各地から110店が出店し
約2万人の来場者で賑わいました。

対面販売の良さを再認識するために
平成21年から毎年1回、県内各地を持ち回りで実施しています。

会場内に炭火を熾した「セルフ焼き処」を設置し
朝市で買った干物などをお客様に勝手に焼いて
食べてもらうようにしています。
中には饅頭を焼いている人もいました。

P1080146

知らない人同士の会話が盛り上がっていました。
来場者同市の交流、これも朝市サミットの狙いです。

さて、今回のテーマは「好きなことを仕事にして収入を得るには?」
今回と次回の2回に分けてご紹介していきます。

世の中、そんなに甘くはないよ!

自分がワクワクすることで
人に喜んでもらって
お金が入ってくるという生き方

こんな生き方が理想ですよね。

しかし、周囲からはこんな声が聞こえて来ます。

好きなことをやって
どうやって食べていくの?

好きなことで食べられるほど
世の中は甘くないよ!

好きなことを仕事にして
お金に換えるポイントをキャッシュポイントと言います。

好きなことの周辺にキャッシュポイントを探す!

例えば、あなたが小さい頃から憧れていたこと
それが野球選手になることだったとします。
あなたの年齢は50才
どうしますか?野球選手になりますか?

どうみても、それは無理ですよね。
そうしたら、好きでたまらない野球の周辺で
キャッシュポイントを探します。

野球の周辺の仕事として
解説者、スポーツジャーナリスト、コーチ
審判、スポーツ用具販売店経営など
ここにあげた以外にも多くの仕事があるでしょう。
このような中から仕事を探すようにします。

例えば、あなたがパンを好きなら
もちろん、パン屋を開業してもいいのですが
それ以外に、パンづくりの教室、パン屋の経営コンサルタント
パンの新製品を開発して提案する専門会社、パン屋専門の店舗開発会社
など、さまざまな仕事が考えられます。

キャッシュポイントを探す6つの視点

「ユダヤ人大富豪の教え」というベストセラーで知られている本田健さんは
自身の好きなことは「書く」ことであることが分かり
多くの著作を世に出しています。

その本田健さんが
好きなことをビジネスとして成立させるための
いくつかの視点を紹介していますが
それを参考にして
私なりに考えたのが、次の6つです。

視点1 好きなことを「書く」

    自分の好きなことを本や電子書籍
    ブログやメルマガなどに書いてビジネスとし
           て成立するかを検討する視点です。

視点2 好きなことを「人に話す」
 
    自分が好きなことについて
    セミナーや講演などで話すことで
    ビジネスとして成立するかを検討する視点です。

視点3 好きなものを「売る」
    
    お店やネットを通して
    自分が好きなものを「売る」ことで
    ビジネスとして成立するかを検討する視点です。

視点4 好きなことを「教える」

    自分な好きなことをテーマにした
    教室やセミナーを実施して
    ビジネスとして成立するかを検討する視点です。

視点5 好きなことを「プロデュースする」

    自分の好きなことをテーマにして
    それに関するツアーを企画する
    製品やグッズを開発する、イベントを行う
    雑誌を発行するなど
    好きなことをプロデュースして
    ビジネスとして成立するかを検討する視点です。

視点6 好きなことを「する人にサービスを提供する」

    例えば、あなたがワインを大好きならば
    ワインを販売する店のコンサルタントになる
    ワイン販売に関する情報を提供する
    ワイン販売店の陳列提案や店舗デザインを提案する
    など、好きなことをする人にサービスを提供することが
    ビジネスとして成立するかを検討する視点です。

好きなことのキーワードを「テーマ」、
「行動」、「価値観」の3つの面からリストアップ 

ご紹介した6つの視点を見ると
ワイン、野球、パンなどのように
自分の好きな「テーマ」と

書く、教える、プロデュースするなどのように
自分の好きな「行動」の組み合わせで
あることがお分かりだと思います。

したがって、自分の好きなことのキーワードは
「テーマ」と「行動」の2つの面からリストアップし
それを組み合わせてキャッシュポイントを検討していきます。

しかし、もう一つの面を忘れてはいけません。
それは「価値観」です。

例えば、「穏やか」「家族を愛す」「自然に生きる」
「ゆとりを持つ」「地域を活性化させる」
など、あなたの価値観や目標に関するキーワードを
リストアップし、

「テーマ」と「行動」を組み合わせて考えたキャッシュポイントが
あなたの価値観や目標に合致するかを
検討していくことが必要です。

今回は以上です。いかがでしたか?

次回は「好きなことを仕事にして収入を得るには?」の2回目です。
楽しみにしていてください。

自分のワクワクすることを見つけるには?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

2010年創業の「テラモーターズ」を2年目にして
電動バイクの国内シェアNO1の座に躍進させた徳重徹さん

彼が愛読しているのが、松下幸之助の本

「何としても2階に上がりたい。
どうしても2階にあがろう。
この熱意がハシゴを思いつかす。階段をつくりあげる。

上がっても上がらなくても…そう考える人の頭からは
ハシゴは出てこない」

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徳重さんが好きな松下幸之助の言葉だそうです。

やろうとして出来なかったとき、壁にぶつかったとき
この言葉を読むと
そうか、まだ自分にはどうしてもやるという熱意が
不足しているのだと反省するそうです。

さて、前々回と前回のブログでは、
自分が本当にやりたいこと、
好きなこと、ワクワクすることで起業すること

それが成功のポイントであることをご紹介しました。

でも、自分がワクワクすることが分からない
自分がやろうとしていることが
本当に自分のワクワクにつながっているのか分からない。

こんな人が多くいます。

では、ワクワクすることをどのように見つけたらいいのでしょうか?
今回は、これについて考えていきます。

自分の内側のワクワクの源泉を再発見すること

前々回のブログで、
次のような人生の根源的な問いかけについて
ご紹介しました。

 ○私はなぜ生まれてきたのか?
 ○私の人生の目的は何か?
 ○私は社会にどんな貢献をすることができるのか?
 ○私が生まれ持った才能や能力は何か?

それをどのように人のために使えばいいのか?

どんな仕事で起業したらいいのかを考える場合
自分の人生の根源への問い掛けが必要です。

この根源から、自分の内側のワクワクの源泉を見つけ出す
これが本当の意味での自分のワクワクです。

これを見つけ出す手法が
アメリカのマイク・マクマナスが開発して「SOURCE」です。

ソース写真

マイク・マクマナスは、「SOURCE」とは
「ワクワクの源泉」であり「生きる意味の源」
「奇跡の泉」であると述べています。

自分の内側の奥深くに分け入って
この「源泉」、「泉」にたどり着くには
独自のエキササイズが必要です。

私もエキササイズを受けて
自分の「ワクワクの源泉」から
2つの使命を再発見しました。

本格的に取組むには
エキササイズを受ける必要がありますが
そのためには、時間と費用が必要になります。

もっと簡単に見つける方法はないのか?
次のような方法で見つけることもできます。

ワクワクを見つける方法 その1 
自分の人生を振り返ってみる

自分への質問 1

子供の頃、大きくなったら何になると聞かれて何と答えていましたか?
その理由は何ですか?それを書き出してみます。

自分への質問 2

人生のそれぞれの時期に良くやっていたこと
夢中になっていたことは何ですか?それを書き出します。

  ・小学生までの時代
  ・中学・高校までの時代
  ・高校卒業後から20代前半の時代
  ・20代後半から30代前半までの時代
  ・30代後半から40代前半までの時代
  ・40代後半から現在に至るまで

自分への質問3

今までの人生の中で、最も楽しかった出来事な何でしたか?
最も楽しかった理由は何ですか?それを書き出します。

以上の作業が終わったら
書き出した内容を見て
共通するキーワードを見つけてください。

ワクワクを見つける方法 その2 
どうしてもやりたかったことを振り返ってみる

自分への質問 1

今までできなかったけれど、どうしてもやりたいことは何だったのですか?
その理由は何ですか?
仕事のこと、生活のこと、趣味のこと何でも構いません。
考えられる数だけ書き出してみます。

自分への質問 2

今まで見聞したことの中で、心惹かれたことは何ですが?
その理由は何ですか?

以上の作業が終わったら
やりたかったことの項目をリストアップして
やりたい順番に並べてください。
また、理由については
共通するキーワードを見つけてください。

ワクワクを見つける方法 その3 
自分の本質を表現したキーワードを見つけ出す。

作業 1

今までの作業で書き出した内容をじっと見つめ
本当にやりたいことは何なのか?を見つけてください。
仕事だけでなく、スポーツや趣味
家族との生活などの領域についても
リストアップしてください。

作業 2
共通するキーワードの中から
自分のワクワクする本質を表現した
キーワードを見つけ出してください。

好きなこと、やりたいことをやって
求めているものが、このキーワードなのです。

以上の方法でも自分のワクワクを見つけることができますが
繰り返しになりますが
自分の内面に深く分け入ってワクワクを見つけるには
「SOURCE」のエキササイズを受けることが必要です。

これについては
このブログで紹介する機会があると思います。

さて、自分のワクワクを見つけても
ボランティアや趣味に終わってしまったら
ライフワーク起業にはなりません。

次回から2回にわたって、
「好きなことを仕事にしてお金をもらうには」を
テーマにしたブログです。
楽しみにしていてください。

起業して3年まで生き残れるのは3割、なぜ失敗が多いのか?(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

昨日は小田原で創業相談を受けていました。
小田原と言えば、二宮尊徳の出身地、
写真は、報徳二宮神社の境内に立っている
二宮金次郎像です。

金次郎

彼ならば、現在の日本の経済を立て直すのに
どんな処方箋を書くのか
と想像してみることも
必要かなと思います。

さて、今回のテーマは
「起業して3年まで生き残れるのは3割、
なぜ失敗が多いのか?」です。

分量が多いので、今回と次回の
2回に分けてご紹介していきます。

起業後3年以内の廃業率は70%

日本で1年間に起業する人の数は、
15~18万人と言われています。

国際的に見ると
日本の起業家数はかなり少ないのが現状です。
そのため、国でも起業支援のための
様々な施策を打っています。

日本の総理大臣が
ニューヨーク証券取引所で
「日本を起業大国にする」と宣言しています。

しかし、起業しても
3年まで生き残れるのは3割しかない
と言われています。

せっかく起業しても、なぜ生き残れないのでしょうか?
今回と次回は、その原因について考えていきます。

3年後まで生き残れるのは3割しかいないのか?
う~ん、考えてしまうなぁ~、
と思っているあなた、
起業成功のバーはそんなに高くはないのです。

バーの高さがそれほど高くないのに
トレーニングをしないで、いきなり跳んで
しまうと失敗します。

起業の失敗は
これと同じで、しっかりした準備をしないで
いきなり跳んでしまうからです。

しっかり準備しておけば、
起業のリスクを恐れる必要はありません。

起業が失敗する原因 その1 本当にやりたいことで起業しないから

本屋に行くと、起業に関する本が沢山並んでいます。
そこには、
自分の過去の経験や
持っているノウハウを活かすことが
重要ですと書いてあります。

それが、本当に自分がやりたいこと、好きなことだったら
良いのですが、
そうでない場合は、失敗する可能性が高くなります。

自分がワクワクすること
本当にやりたいこと、好きなこと
これをテーマに起業することが第一のポイントです。

自分のやりたいこと、ワクワクすることをやっていれば、
毎日が楽しくなります。楽しいから工夫が生まれます。
人を惹きつけることができます。
だから成功の可能性が高くなります。

今の仕事が嫌でたまらないから
独立起業するという
現実からの逃避も失敗につながります。

オリンピック選手のコーチングで
有名なあるコーチによると
目標設定の95%が実現しない、
それは立てた目標が
自分の本当にやりたいことではないからだということです。

でも、やりたいこと、好きなことをやって
お金になるのだろうか?

好きなことで起業して
経済的にも豊かになる
これが、このブログのテーマである
「好きを仕事に!ライフワーク起業」です。

そのためには、どうしたら良いのか、
それについて、あらためて詳しくご紹介していきます。

起業が失敗する原因 その2 独りよがりの思い込み

私のところにも、こんな商品を創ったけれど、
どこか売り先はないか?
という相談が時々あります。

本人はとても良い商品だと思い込んでいますが、
誰のどんなことに役立つ商品なんだろう?
と首を傾げざるを得ないような
商品が多々見られます。

これを買ってもらえそうな人たちに
意見を聞きましたか?と
問うと、聞いてないけど、きっと喜ぶはずだ
という返事です。

こういうタイプは
私の体験によると、比較的高齢者に多いです。

このような例だけでなく、
独りよがりの思い込みで起業してしまう人、
これでは間違いなく失敗するでしょう。

思いつきやひらめきはダメだと
言っている訳ではありません。

思いついたアイデアやひらめきを
現実に即した事業計画にしていくには
対象となる人たちに
徹底的に意見を聞くことが必要です。

少なくとも15人くらいには聞きたいものです。
ここで手間暇を惜しまないことが
起業を成功させるポイントです。

さて、今回はここまで、
続きは次回です。
楽しみにしていてくださいね。