初めての確定申告ってドキドキものですよ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

写真は、御殿場線山北駅前にある
お地蔵さんのお堂に掲げられた「つもりちがい十カ条」

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高いつもりで低いのが教養
低いつもりで高いのが気位など
耳が痛い警句が十カ条、反省させられます。

お堂の中には、山北在住の彫刻家
卵二郎さんが制作した見守り地蔵が安置されています。

このブログは、動画でも見ていただけます。

同じ内容を文字でも見ることができますので、
動画か文字か、お好きな方でご覧ください。

さて、今回のテーマは
「初めての確定申告ってドキドキものですよ!」です。

ほとんどの人が会社員時代には経験したことがない確定申告

年間の給与金額が2000万円以上の人や
給与以外の収入がある人などは、確定申告をしなければなりませんが
会社員のほとんどの人が確定申告はしたことがないと思います。

税金は給与から天引きされて会社が払ってくれます。
だから、日本のサラリーマンは
税金をとられている痛みをあまり感じていないといわれています。

起業したら、個人でも法人でも確定申告しなければなりません。
申告が遅れると、延滞税をはじめ何種類もの税金を課される恐れがあります。

でも、初めての経験なので慣れないうちは戸惑います。
今回は、個人事業の確定申告についてご紹介していきます。

青色申告会には必ず入っておきましょう!

税金は、売上げた金額全体の課税されるわけではありません。
まず、売上金額から仕入原価を差し引きます。
そこからさらに、水道光熱費、旅費交通費
通信費、地代家賃、広告宣伝費などを差し引きます。

さて、ここからです。
青色申告会に入っていると
貸借対照表や損益計算書を作成していれば
65万円を利益から無条件でマイナスできるのです。

さらに、「生計が同じ家族にも給料が払える」のです。
つまり、奥様を専従者にして給料を払うと
その分が控除されるのです。
だから、青色申告会に入った方がいいのです。

さて、ここからさらに、社会保険控除、基礎控除などを
差し引いた金額に課税されるのです。

個人事業の場合は累進課税です。

前回のブログでご紹介したように
個人事業の場合は、次のような累進課税です。

課税所得  195万円以下  税率 5%  控除額     0円
           330万円以下  税率 10%  控除額   97,500円
                    695万円以下  税率 20%  控除額  427,500円
           900万円以下  税率 23%  控除額  636,000円
          1,800万円以下  税率 33%  控除額 1,536,000円
            1,800万円超   税率 40%  控除額 2,796,000円

例えば、売上げから仕入原価、各種経費、各種控除を
差し引いた課税所得が530万円だったとすると、
税率は20%、控除額は427,500円になるので、税額は次のようになります。

 530万円×20%-427,500円=632,500円

自宅が事務所の場合、家賃や水道光熱費はどうするの?

起業を成功させるには、
なるべく在庫を持たないビジネスモデルにする
極力固定費の支出を抑えることが必要です。

したがって、特に必要がなければ
外に事務所を借りるのではなく、
自宅を事務所としてスタートした方が固定費を抑えることができます。

この場合、家賃は経費として認められるのでしょうか?
例えば月額家賃が10万円だったして
事務所として使用するスペースが全体の3割ならば
10万円の3割である3万円を家賃として計上することができます。

電気代も同じです。
夜遅くまで仕事をするならば
全体の電気代の5割くらいになるかも知れません。
この場合は、電気代の5割を経費として計上します。

接待交際費はどうでしょう?
中には、仲間うちでの飲食費を接待交際費として
計上する人もいますが、この点は常識の範囲で考えることが必要です。

領収書は全部とっておく!

領収書がなければ経費として認められません。
だから、領収書は全部とっておくことが必要です。
経費別に領収書を分類して、A4サイズの紙に貼っていきます。

売上げや経費は、
会計ソフトにどんどん打ち込んでいきます。
そうすると、総勘定元帳や貸借対照表、損益計算書などは
会計ソフトが自動的に作ってくれるので楽です。

確定申告は3月15日までです!

個人事業の場合には
1月1日から12月31日までの分を
翌年の3月15日までに確定申告します。

初めての確定申告のときは
これは経費として認めてくれるのだろうか?
電気代の半分を経費として計上したけど大丈夫かな?
記入ミスはないだろうか?

こんな心配でドキドキものです。

慣れてくると、こんな心配はしなくなりますが
初めての時の緊張感は
いつまでも持っていたいものです。

今回は以上です。
次回は「起業した場合の最低限知っておくべき手続きや社会保険は?」です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “どんなに見えない未来も、
       一歩一歩で必ず見えてくる”

追 伸

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