シニアが起業する場合の5つの落とし穴とは?
こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。
好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。
京王線の多摩センターの近くまで行ったので、
多摩センターからモノレールで万願寺で下車すれば
土方歳三資料館に行けるので、折角だから行ってみました。
ところが休館日、開いているのは日曜日で
ウィークデーは休館とのこと、ガッカリでした。
門扉の隙間から撮ったのが、
庭に設置されている土方歳三の立派な像
歳三が植えたという矢にする竹が塀越しに見えました。
館内には、歳三が池田屋事件で使用した鎖帷子
歳三の愛刀である和泉守兼定など所縁の品々。
今度は日曜日に行ってみようかな。
さて、今回のテーマは
「シニアが起業する場合の5つの落とし穴とは?」です。
50代、60代のシニア層の起業が多くなっています。
今から40年ほど前の1979年には23.7%だった50代、60代の起業が
2012年には51.8%に達し、起業する人の半数を占めるに至っています。
このように多くなっている50代、60代の起業ですが
この年代層の起業には、他の年代にはないような落とし穴があります。
第1の落とし穴
⇒会社の看板や肩書がなくなることへの自覚
会社員時代には、会社の看板を背負って仕事をしています。
しかし、起業したら会社の看板や肩書は関係ありません。
会社員時代が長かったシニア層は、この自覚が乏しいのです。
会社員時代のプライドを捨てきれない人もいます。
起業したら、このようなことは邪魔になるだけです。
今までは組織を通しての仕事でしたが、
起業したら個人として仕事に取り組みます。
生の自分の人間性だけで勝負しなければなりません。
ここにシニア層の起業の大きな落とし穴があります。
第2の落とし穴
⇒自分がやってきた仕事への固執
シニア層ほど、自分がやってきた仕事や
仕事にやり方に対して固執する傾向が強いと言われています。
起業して仕事をする場合
その仕事だけをやっていれば良いというわけにはいきません。
これに付随する仕事も全部自分でやらなければなりません。
また、今までやってきた仕事のやり方が
そのまま通用するとは限りません。
もっと効率的なやり方が求められる場合もあるでしょう。
今までの仕事や仕事のやり方の固執すると
柔軟な対応や新たな可能性への対応にできなくなります。
これもシニアが起業する場合の落とし穴になります。
第3の落とし穴
⇒自分の体力への過信
起業したならば、今後はその仕事を
何年も続けていくことになります。
今は体力があったとしても
それは年齢とともに衰えていきます。
このことを十分に考慮しておくことが必要です。
第4の落とし穴
⇒社会感覚や時代感覚とのズレ
同じ会社に長く仕事をしていると
知らず知らずのうちにその会社の
考え方や価値観に染まっています。
それが社会感覚とのズレにつながってしまいます。
また、時代感覚とズレている場合もあります。
これらのズレは、起業して初めて気が付くことが多いのです。
会社の看板や肩書がなくなることへの自覚が乏しい人ほど
自分を変えることができず、ズレを解消することができません。
第5の落とし穴
⇒老後資金をすべてつぎ込んでしまう
退職金をもらった場合、最初から
これをすべて起業につぎ込んでしまう人はほとんどいません。
大半の人が、老後の生活のためのお金は別にしておきます。
しかし、思うように売上げが上がらないと
足りなくなった運転資金を補填するために
老後のための資金をつぎ込んでしまい、
気が付いたら、すべてがなくなってしまったというケースも耳にします。
このように、シニアの起業には
色々な落とし穴がありますが
このことを事前にしっかり自覚しておけば
落とし穴に落ちることはありません。
子供の頃を思い出してください。
落とし穴の場所が分かっていれば
落ちることはありませんよね。
今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から
“いつも問う。本気かどうか、本物かどうか”
追 伸
現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター 大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp 携帯:090-5521-7427