老けているヒマなんてない!そんな時代に生きている私たち


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

鎌倉の山崎地区
ここに美食家、陶芸家として知られている
北大路魯山人の星岡窯旧跡があり、昨日行って来ました。

茅葺の屋根の草が生えた山門が残っていましたが
荒れ果てた印象しかなく、もったいない感じがしました。

近くには山崎商店街があり
魯山人のところに野菜などを持っていくと
お礼に皿などをもらった商店街の人たちもいました。

でも、当時は魯山人の焼物の価値が分からず
犬の餌の皿として使っていた人もいたそうですが
面白くするために話を盛ったのだと思います。

テレビの「何でも鑑定団」に出したら
いくらするのかな?と、ついつい勘繰ってしまいます。

さて、今回のテーマは
「“もはや老けているヒマなんてない!”そんな人生を送りたい」です。

大隈重信の時代から憧れだった人生100年時代

早稲田大学の大隈記念講堂の
時計台の高さは125尺(約38メートル)

これは大学の創始者である大隈重信の「人生125歳説」に
ちなんでこの高さになっていると言われています。

彼は当時としては長寿の83歳で亡くなりましたが、
本当は100歳以上まで生きたかったのでしょうね。

2015年1月、NHKスペシャルで
凄いことを放送していました。
NМNという物質が老化を防止し、
2045年には平均寿命が100歳になるというのです。

それだけではありません。
この物質をマウスに投与した結果、
細胞が大幅に若返ったそうです。

これを人間に当てはめると、
60歳の細胞が20歳に若返ったという結果出た、
60代の人が20代に戻れるかも知れないということだそうです。そ

の結果、60代や70代の女性が
子供を産むことができるようになる可能性が
あるというのですから、まるで夢のような話ですね。

2016年、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」
という本が発行され、これをきっかけに「人生100年時代」
という言葉が広まりました。この中には、こんなことが書かれていました。

「国連の推計によれば、2040年までに、
日本の100歳以上人口は100万人を突破する見込みだ。
2007年に日本で生まれた子どもの半分は、
107年以上生きられることが予想される。

いまこの文章を読んでいる50歳未満の
日本人は、100年以上生きられる時代、
すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。」

今まで働いてきた時間より長い!60歳からの老後の時間

「人生100年時代」とはいえ実感はあまりないですよね。
実際に私たちは何歳まで生きられるのでしょうか。

年齢別の生存確率を見ると、
現在60歳の男性の20%が91歳まで、
女性の20%が96歳まで生きられるというのです。

従ってシニアの方々は、平均寿命を人生のゴールと
考えるのではなく、90歳から95歳をゴールとして考え、
そこから逆算して人生を考えた方がいいのではないでしょうか。

私たちが20歳から働いて60歳まで
40年間会社勤めした総労働時間は約8万時間になります。

60歳から90歳までの30年間で、
1日に9時間の自由時間があったとすると、
9万8千時間となり、今まで働いてきた時間より
ずっと長い老後の時間を過ごすことになります。

しかし、老後もある年齢に達すると
、誰かのお世話にならざるを得ません。

親の世話になっていた時期を離れ、
自分の足で人生を歩き始めたのが20歳として、
誰かの助けなしで歩けるのを80歳までとすると、
その間の60年間の中間点は50歳、
つまりその年齢が人生の折返し地点と言えるでしょう。

残り半分の人生をどう生きるか?
自分で自分を生き切った!

そんな生き方をするならば、
もはや「老けているヒマ」なんてないですね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“昔、夢を持った人たちがいました
誰もが不可能だと思ったことに挑戦しました
その人たちが今の世界を創りました”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp