人はカネで動くのか?使命感で動くのか?


こんにちは

50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

 

いまや「100年ライフ」と言われ

人生を2度生きられる時代

 

 

長~いセカンドライフを、

自分らしさを最大限に活かして悔いのない人生の

ための起業のノウハウやヒントをお伝えしています。

 

 

12月12日から16日頃は

七十二候の「熊蟄穴(くまあなにこもる)」

 

 

栄養価の高い木の実をたっぷり食べて

熊が穴にこもるのが、この時期です。

 

 

決して冬眠ではなく

あくまでも「冬こもり」で

この期間中に出産や子育てもするそうです。

 

 

コロナの期間は、私たちにとって

「冬こもり」のようなものだったですね。

 

 

これも終わりつつあるので

私も商店街活性化のイベントが

多くなってきています。

 

 

さて、今日のテーマは
「人はカネで動くのか?使命感で動くのか?」です。

 

 

村民が示した賛成の意思とは?

 

 

ヨーロッパのある国で

核廃棄物の処理を巡ってさんざん悩んだあげく

ある村が最終候補地にあがりました。

 

 

村民の意思を住民投票で確認したところ

約50%の住民が受入れに賛成の意思を示しました。

 

 

そこで、受入れ賛成の住民をもっと増やすべく

行政は一戸あたりの補償金をさらに増やすことにしました。

そして改めて住民投票を行ったのです。

 

 

補償金を増やしたのだから当然賛成が増えるはずだと

行政だけでなく誰もがそう想像したでしょう。

ところが、再投票の結果は意外なものでした。

 

 

受入れ賛成派は、

なんと20%くらいにまで減ってしまったのです。

いったい、どういうことなのでしょう?

 

 

住民への聞き取り調査で、

その理由が明らかになりました。

 

 

それは最初に賛成した人の中には、

処理施設が危険だということは重々承知しながら

 

 

受入れることが国民のためになる、

自分たちが受け入れなければ

みんなが困るという自己犠牲の精神で

賛成した人が多かったのです。

 

 

つまり、それを受入れることが自分たちの

使命であると認識したからこそ賛成したのです。

 

 

そのような悲壮な覚悟に近い決心であったのに

政府がそれをお金で解決しようとしたわけです。

 

 

お金というインセンティブで

自分たちは動いているのではない、

 

 

自己犠牲に近い自分たちの行動が、

まさに踏みにじられた形になったわけです。

 

 

この話は、「ハーバード大学白熱教室」の

マイケル・サンデル教授が

日本での公開授業の折に話したものだそうです。

 

 

その気にさせる最大のモチベーター、それは?

 

 

この事例は、人は使命感を持つことで

自己犠牲に近いほどの行為を選択するようになる

 

 

つまり、使命感こそその人を

その気にさせる最大のモチベーター

であるという事実を示していると言えるでしょう。

 

 

これを起業の場合に置き換えてみましょう。

 

 

起業で最も大切なのは、

どんな使命感、ミッションを

持ってそのビジネスをやるのか

ということを明確にしておくことです。

 

 

心理学者のアドラーは教えています。

原因を追究していっても問題は解決しない。

 

 

自分の本来の目的や

ミッションから考えれば問題は解決するのだ。

 

 

成功するには、いかに失敗があっても

成功するまで諦めなければ成功するのだ

ということは良く聞く言葉ですね。

 

 

でも、失敗が続けば、

やっぱり途中で投げ出してしまいます。

 

 

最後までやり続けさせるのは、

使命感、ミッションなのです。

 

 

全国信用金庫協会元会長の金融哲学とは?

 

 

全国信用金庫協会の会長を

長く務めた城南信金の元理事長

小原鐵五郎さんの「小原鐵学」は

 

 

「金儲け」ではなく、自己よりも

他者の利益を優先する「利他」の考え方を

大事にする金融哲学に貫かれているそうです。

 

 

ビジネスモデルが大事、集客が大事

事業計画が大事、起業にあたっては

大事なものがいくつもあります。

 

 

でも、最も大事なのは

あなたは何のためにそのビジネスをやるのかということ

このことを心に留めておきたいものですね。

 

 

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

終わりに当たって

私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 

 “昔、夢を持った人たちがいました

     誰もが不可能だと思ったことに挑戦しました

           その人たちが今の世界を創りました

 

 

【発行元】

 

合同会社 環り愛(MEGURIAI)代表

経済産業大臣登録中小企業診断士     大場保男

 

仕事とは

人や社会に対する愛の表現である

このような価値観を共有する人たちとの

ネットワークの輪を広げ

愛が環る社会をつくりたい

「合同会社 環り愛」の願いです

 

 

【連絡先】

yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

090-5521-7427

 

【WordPressブログ】

ライフワーク起業            https://lifework-kigyo.net

地域の元気が日本を変える   https://syotengai.net

 

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世界で一番小さな放送局      http://fb.com/hosokyoku

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人は本当に使命感で動くのか?


こんにちは

50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

いまや「100年ライフ」と言われ

人生を2度生きられる時代

長~いセカンドライフを、

自分らしさを最大限に活かして悔いのない人生の

ための起業のノウハウやヒントをお伝えしています。

 

 

6月21日から25日頃は

七十二候の「乃東枯(なつかれくさかるる)」

 

 

乃東とは、冬至に芽を出し

夏至に枯れるウツボクサの漢方名で、

この生薬を煎じて飲むと、利尿効果があるそうです。

 

 

そういえば、もう夏至ですね。

いつまでも明るい季節、私は大好きです。

 

 

さて、今日のテーマは

「人は本当に使命感で動くのか?」です。

 

 

補償金を増やしたら支持が減った!

 

 

ヨーロッパのある国で

核廃棄物の処理を巡ってさんざん悩んだあげく

ある村が最終候補地にあがりました。

 

 

村民の意思を住民投票で確認したところ

約50%の住民が受入れに賛成の意思を示しました。

 

 

そこで、受入れ賛成の住民をもっと増やすべく

行政は一戸あたりの補償金をさらに増やすことにしました。

そして改めて住民投票を行ったのです。

 

 

補償金を増やしたのだから当然賛成が増えるはずだと

行政だけでなく誰もがそう想像したでしょう。

ところが、再投票の結果は意外なものでした。

 

 

受入れ賛成派は、

なんと20%くらいにまで減ってしまったのです。

いったい、どういうことなのでしょう?

 

 

住民への聞き取り調査で、

その理由が明らかになりました。

 

 

それは最初に賛成した人の中には、

処理施設が危険だということは重々承知しながら

受入れることが国民のためになる、自分たちが受け入れなければ

みんなが困るという自己犠牲の精神で賛成した人が多かったのです。

 

 

つまり、それを受入れることが自分たちの

使命であると認識したからこそ賛成したのです。

 

 

そのような悲壮な覚悟に近い決心であったのに

政府がそれをお金で解決しようとしたわけです。

 

 

お金というインセンティブで自分たちは動いているのではない、

自己犠牲に近い自分たちの行動が、まさに踏みにじられた形になったわけです。

 

 

この話は、「ハーバード大学白熱教室」の

マイケル・サンデル教授が日本での公開授業の折に話したものだそうです。

 

 

この事例は、人は使命感を持つことで

自己犠牲に近いほどの行為を選択するようになる

つまり、使命感こそその人をその気にさせる最大のモチベーター

であるという事実を示していると言えるでしょう。

 

 

あなたの起業にはどんな使命感が…?

 

 

これを起業の場合に置き換えてみましょう。

起業で最も大切なのは、どんな使命感、ミッションを

持ってそのビジネスをやるのかということを明確にしておくことです。

 

 

心理学者のアドラーは教えています。

原因を追究していっても問題は解決しない。

自分の本来の目的やミッションから考えれば問題は解決するのだ。

 

 

成功するには、いかに失敗があっても

成功するまで諦めなければ成功するのだ

ということは良く聞く言葉ですね。

 

 

でも、失敗が続けば、やっぱり途中で投げ出してしまいます。

最後までやり続けさせるのは、使命感、ミッションなのです。

 

 

ビジネスモデルが大事、集客が大事

事業計画が大事、起業にあたっては

大事なものがいくつもあります。

 

 

でも、最も大事なのは

あなたは何のためにそのビジネスをやるのかということ

このことを心に留めておいてください。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

ご感想を返信していただくと嬉しいです。

 

 

今回は、使命感の大切さについてご紹介しましたが、

その前にどんな仕事で起業するかが

大きな課題であり、これで迷っている人も多くいます。

 

 

起業の成否の8割は

仕事の選び方で決まると言われています。

 

 

どんな仕事で起業するか悩んでいる。

仕事は決めているが、これでいいのか自信が持てない。

こんな方にお勧めなのが、次のセミナーです。

 

詳しい内容と申込みはここからどうぞ!

 

 

【発行元】

 

合同会社 環り愛(MEGURIAI)代表

経済産業大臣登録中小企業診断士     大場保男

 

仕事とは

人や社会に対する愛の表現である

このような価値観を共有する人たちとの

ネットワークの輪を広げ

愛が環る社会をつくりたい

「合同会社 環り愛」の願いです

 

【連絡先】

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090-5521-7427

 

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地域の元気が日本を変える   https://syotengai.net

 

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理念やミッションがないビジネスなんて…!


 

本来の自分を活かす仕事で起業を!
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

自分がそれを行っていることを喜び、同時に他の人も
喜んでくれる仕事、そして経済的にも豊かに生きる!
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

神奈川県・葉山にある道の駅「ハヤマステーション」
全国的にも珍しい商工会が経営する共同店舗です。

このたび、この「ハヤマステーション」が
全国商工会連合会のグランプリを受賞しました。

4年前にオープンし、コロナ禍でも
売上げはあまり落ちませんでした。

私は「ハヤマステーションの」の開設に向けた
プロジェクトのメンバーだったので
嬉しく思うとともに、色々なことが思い出されます。

さて、今回のブログのテーマは
「理念やミッションがないビジネスなんて…!」です。

ミッション経営の元祖は松下幸之助

事業は単に営利だけを目的としてはいけない。
事業とは社員、顧客、そして社会全体の幸福を実現するためのものだ。

昭和7年、松下幸之助が全店員の前で「水道哲学」を語り
250年にも及ぶ壮大な事業計画を語り終えたとき
会場は感動と興奮で包まれたと言います。

昭和7年、ときは世界恐慌の混乱の年
日本でも失業者が街に溢れ
松下電器も膨大な在庫を抱えて喘いでいた。

そんな中
高らかに「水道哲学」を語り
自分たちの使命を明確にしたのです。

松下幸之助の使命感と志に感じ入った店員たちは
全員で一丸となって在庫をすべて売りつくしたといいます。

良い経営理念が、良い業績につながる!

金融機関の人の一部には
経営理念のような抽象的なことを言っている経営者は
業績が悪い。
そんなことよりもっと売上げや利益を上げることを
考えるべきだ。

本当に経営理念は
起業の業績とは関係なく
経営者の自己満足なのでしょうか?

「中堅・中小企業の経営理念とその浸透」に関する調査結果から
次のような事実が得られています。

○社員や顧客など、「人」への強い思いが感じられる
「良い経営理念」を有する企業の業績は

それがあまり感じられない
業績ありき、自社ありき的な経営理念を
掲げる企業のそれを大きく上回っていた。

○経営理念が全社員に深く浸透している企業の業績は
それがあまり浸透していない企業の業績を大きく上回っていた。

○良い経営理念に加え、「経営指針」や「信条・クレド」を
併せ持つ企業の業績はそれが無い企業の業績を大きく上回っていた。

「日本でいちばん大切にしたい会社」という
ベストセラーを書いている法政大学の坂本光司教授は
次のように言っています。

「これまで多くの会社を見てきましたが
優れた理念を持ち、経営者自身がその体現に努める企業は
厳しい環境の中でも安定した経営を続けています。

正しき経営は滅びず
欺瞞に満ちた経営が滅ぶのです」

ミッション、ビジョン、理念、社訓、行動指針はどう違う?

ミッションや理念が大切だということが
言われており、それに関する本も書店に沢山並んでいます。

でも、ミッションとビジョンはどう違う?
理念と社訓は同じこと?
最近、クレドという言葉をよく聞くけど、
これは何のこと?

こんな疑問が湧いてくると思います。
これらの言葉は混同されて使われていることも多くあります。
このブログでは、次のように分けて考えていきます。

ミッションとは?

誰に対して、どんな価値を提供するのか?
どんな貢献をするのかを明確にしたものです。

つまり、ミッションとは
「自分たちは、これをやらなければ
活動する意味がない」といえる
本質的なものです。

例えば、ケーキ屋さんのミッションならば
「美味しいスイーツを提供することによって
スイーツを中心に家族の笑顔が広がる

友達同士が楽しい時間を過ごす
こんな貢献をすることが私たちのミッションです」
というような感じになると思います。

理念とは?

ミッションを実現していくために
大切にしている価値観です。
創業以来、代々引き継がれている社訓は
理念である場合が多いと思います。

クロネコヤマトでは、次のような理念掲げています。
「全員経営」「サービスが先、利益は後」です。

例えば、ケーキ屋さんの理念ならば
「本物の素材、安心できる素材しか使わない」とか
「私たちが目指しているのは、
お客様の笑顔と“美味しかった”というひと言」
という感じです。

ビジョンとは?

ミッションを前提にして
具体的に将来企業がこういうふうに
なるという像を明確にしたものです。

例えば、ケーキ屋さんのビジョンならば
「地域の人たちに親しまれ、スイーツの甘い匂いに包まれ
お客様と従業員の笑顔が溢れるお店にする」とか

「従業員を育成し、彼女たちが店長として
活躍できるお店をいくつか作っていく」
という感じになります。

行動指針とは?

ミッションや理念を現実のものにしていくために
常にどんな指針のもとに行動していくのかを
明確にしたものです・

クレドとは、この行動指針のことを指しています。

例えば、ケーキ屋さんの行動指針ならば
「店内はいつも清潔さを徹底させ整理整頓する」とか
「同じ職場の仲間の良いところを探す」とか
「いつも爽やかな笑顔が自然に出るようにする」
などが考えられますね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人生を楽しんでいる人は
感謝している”

そういえば今日は、勤労感謝の日でしたね。

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

 

リスクが多い起業に一歩踏み出すためには?


 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

緊急事態宣言は解除されましたが
第二波が来るのではないかと恐れながらの
毎日が続いています。

私たちの自治会の夏祭りも
早々に中止が決まりました。

自治会の回覧板も感染を防ぐために
回すのを止めたところが多いということですが
私たちは、直接渡さずに郵便受けに入れて回しています。

さて、今回のテーマは
「リスクが多い起業に一歩踏み出すためには?」です。

なぜ、起業に向けて一歩踏み出すことができないのか?

ほとんどの人にとって起業は初めての経験です。
だから不安も大きいのです。起業すると決めて
相談に来る人でも、次のような不安を口にしています。

・起業しても生活出来るだろうか?
・失敗したら、元も子もなくなってしまうかも…
・本当にこの仕事で起業することが、自分に合っているだろうか?
・何から手を付けていいのか、まったく分からない。

50代・60代の起業は非常に増えていますが、
起業したいけど一歩が踏み出せない人は、
その何倍もいることでしょう。

起業に対する不安が大きいからです。
そこには人間の本質的な面が隠されているのです。

遠い私たちの祖先が狩猟で生活をしていた頃、
いつどんな動物に襲われるかわからない
という危険いっぱいででした。

いつも行動している場所ならば、
どこにどんな危険があるか分かりますが、
未知の場所はそれが分かりません。

だから、私たちには新しい環境に身を置くことを
避けるという本能があると言われています。

今まで通い慣れた会社で仕事をしていた人が、
会社を離れて起業すること、これはまさに
新しい環境に身を置くことに他なりません。
不安な気持ちになるのは当たり前のことです。

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて干し草の山を見つけた。

しかも二つも見つけたのである。
二つの干し草の山は、どちらの同じほど旨そうに見え、
量も差がなさそうに見えた。

さて、どちらの干し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。右に二、三歩歩いてみたが、
左の方が良さそうに見える。何度も右に行き、また左に戻る。
行きつ、戻りつしているうちに、きっとロバは餓死してしまうに違いない。

14世紀のフランスの哲学者ピュリダンが
述べた言われている“ピュリダンのロバ”という話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択の連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって、
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断が出来ません。
一歩前に進むことが出来ずに時間だけが過ぎていきます。

一歩踏み出す原動力は、
本当に「やりたいこと」と「ミッション」

危険がいっぱい、不安がいっぱい、
そんな新天地に飛び出して行って起業する、
そのモチベーションやエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか。

そのキーワードが「グリット(GRIT)」です。

この考え方を広めたのがペンシルバニア大学の
アンジェラ・ダックワース教授であり、
成功者の持つ秘密の力がこの「グリット」だと言うのです。

義務感による勤勉さや根気は
「グリット」とは違うとダックワース教授は考えています。

長期間一つのことに打ち込み、
情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか、
一時的に夢中になることと、情熱を持ち続けることとは違う、

永続的に「興味」を持ち続けることが
「グリット」につながると言うのです。

次にカギになるのが高い目的意識、
自分の目的意識に社会的意義があると思えば、
逆境を打破することができる。

さらに目的に向かって創造性を発揮するには、
絶えずそのことを考え続けるくらい好きでなければダメだというのです。

「興味=好き」と「高い目的意識=社会的意義」、
この2つが大事だという「グリット」の考え方、

これこそ、シニアの起業の必要な、
本当に「やりたいこと」と「ミッション」であり、

不安がいっぱいの起業という新天地に一歩を
踏み出す原動力だと言うことが出来ます。

でも、本当「にやりたいこと」が明確になっていない、
「ミッション」なんて大袈裟なことは考えていない、
起業相談ではこんな人が多いのです。では、どうしたらいいのか。

本当に「やりたいこと」、それは
「あれをやったらワクワクするだろうな」と思えることです。

そして、「その仕事でこんな人に喜んでもらいたい、
社会の役に立ちたい」、これが「ミッション」です。

これをはっきりさせるためには、
自分の「ワクワクの源泉」がどこにあるかを見極めることが必要です。

新しいことに取組むときは、
「出来るか、出来ないか」で決めるのではなく、

「やりたいかどうか」、「ワクワクするかどうか」で決め、
「やる!」と決めたら、次はどうしたらできるかを考える、
これが起業を成功させる大きなポイントです。

“恐れ”と“愛”の
どちらで起業を考えているのだろうか?

私の知り合いのある米屋さんの話です。
毎晩寝る前に「明日はこんなことでお客さまに喜んでもらおう!
と考えると、早く明日にならないかとワクワクする」と言っていました。

近くに大きなスーパーがあっても大繁盛しています。
売れない店に限って「大型店やネット販売に客を取られてしまって、
自分の店はどうなるのだろう」と心配ばかりしています。

「〇〇が起きて欲しくないから」とか
「〇〇が起きると大変だから」と“恐れ”で考えて行動するのか、

「相手に良くしてあげたい」とか「相手を豊かにしてあげたい」と
“愛”で考えて行動するのかで結果は大きく変わってきます。

“愛”による行動は、「お客さまの立場から考える」
というマーケティングの基本に基づいており、
「楽しく仕事をする」という成功心理にも合致しています。“

不安や恐れ”ではなく、
“愛”という視点から起業を考えてみましょう。

“愛”の気持ちで考えよう、
このように心が動くと自然に身体も動いていきます。

身体が動くと人生もそれにつられて動き出します。
まわりの人にも動きが伝わっていきます。
それが自分の仕事を良い方向に導き、運命を変えていきます。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“醍醐味とは、制約条件の中で
最高の結果を出すこと”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

あなたの起業には志(こころざし)はあるか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

11月18日に実施した
大和市桜ヶ丘の朝市に引き続いて
12月9日には横浜市栄区の新大船商店街で朝市です。

栄区にあるこの商店街、“栄”つながりで交流がある
長野県栄村の野沢菜漬け、しめじ、まいたけ等を販売します。

今年の5月には、栄村から農家の方に来てもらい
山菜やキノコを販売したところ、大人気で1時間ちょっとで完売でした。

今回は年末の忙しい時期なので、農家の方は来ません。
そのため、商店街の人たちとともに私も販売の手伝いをします。

商品はすべて350円均一
果たしてどのくらい売れるかな?

さて、今回のテーマは
「あなたの起業には“志(こころざし)”はあるか?」です。

“志(こころざし)”と“野心”の違いは?

サラリーマン時代には出来なかったけれど、
起業してこんな店を持ちたい、こんな仕事で自分を活かしたい
これから起業する人は、皆さん夢を抱いています。

夢を抱くことは素晴らしいことです。
でも、何のためにその夢を実現したいのか
によって、起業の成否が決まるとも言われています。

何のために夢を実現するのかによって
その夢が、“志(こころざし)”なのか
“野心”なのかの2つに分かれます。

自分のためだけの夢ならば、それは“野心”です。
世の中のために役立つ夢ならば、それは“志(こころざし)”です。

このことは、次のような公式で表現できます。
夢+フォーミー=野心
夢+フォーユー=志(こころざし)

人は“野心”には共感してくれません。
例えば、「起業を成功させて大きな家に住み、スポーツカーを買うんだ」
と言っても、人は「そう、頑張ってね」とは言うでしょうが、共感してはくれません。

一方、例えば、独居暮らしの高齢者の安否確認を
行いながら、地産地消の新鮮な材料を使用した
弁当を宅配する事業を始めると言えば

「良いですね、私の知り合いに
有機栽培で野菜を栽培している人がいるから紹介しましょうか?」
というように、共感して協力してくれる人が現れる可能性があります。

“志(こころざし)”と持つと、
・共感者や協力者が現れます。
・自分の仕事に誇りを持つことができます。

・社会に役立つという意識が積極性を引き出します。
・壁に突き当たっても考えがブレません。

だから成功につながりやすいのです。
でも、“志(こころざし)”さえあれば、
うまくいくというわけではありません。

きちんとしたビジネスモデルを
作成することが前提条件になります。

志(こころざし)は、どうやって創っていくのか?

そのためには、次の3つのステップで考えていきます。

第1ステップ:社会に困りごとの明確化
世の中にはこんな困りごと、
こんな悩みを持っている人がいる。

第2ステップ:その困りごとの解決方法
その困りごとや問題に対して
私はこんな仕事を通して解決していく。

第3ステップ:実現したい理想の社会
その結果、私は仕事を通して
こんな世の中を目指していく。

志(こころざし)を実現するには2種類のやり方がある!

まず、目標を決めましょう。
その目標を達成するための具体的な計画を立て
それに基づいて一歩一歩進めて行きましょう。

あなたが学んだ起業の本には
このようなことが書いてあると思います。
このような方法を目標達成型成功と呼んでいます。

これは極めて正しいやり方であり、
成功するための王道であると言えるでしょう。

しかし、もう一つの方法、つまり
展開型成功という方法があることをご存知ですか?

目の前の人を大切にし、
目の前の仕事に全力で取り組むことで人に好かれ
頼まれごとが増えていくうちに、どんどん道が開けていく方法です。

実際に、出会う人を幸せにすると
チャンスが増えてステージがあがっていく
ということは、良くあることだし、良く耳にもします。

目標達成型成功と展開型成功
どちらが望ましいというわけではありません。
自分に合った方法をとればいいと思います。
また、2つをミックスさせるという方法もあります。

起業家が陥りやすい“ビュリダンのロバ”

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて乾し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの乾し草の山は、
どちらも同じほど旨そうに見え
量もまったく差がなさそうに見えた。

さて、どちらの乾し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

彼は右に二、三歩あるいてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

これが、14世紀のフランスの哲学者の
ピュリダンが述べたと言われている
“ピュリダンのロバ”をいう話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択することの連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
つまり、一歩前に進むことが出来ずに時間だけが過ぎていきます。

新しいことへの挑戦には
リスクが付きものです。

リスクを恐れて行動しなかったら
“ピュリダンのロバ”のように餓死してしまうでしょう。

まずは行動してみる。
行動すれば、次の現実が見えてきます。
行動しなければ、何も見えてきません。

自分の心の中に分け入って
自分の本当の夢は何か?
どんな志(こころざし)を実現していくのか?

これさえ明確になったら
目標達成型成功を目指すにしても
展開型成功を目指すにしても、行動あるのみです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が創り出せる最も素晴らしいものが、生き方”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

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詳しい内容が分かるようになっています。
ぜひ入手してください。

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

御殿場線の山北駅
ここには日本で唯一動くD52が置かれています。

10月14日の鉄道記念日に
このSLが煙を吐き、汽笛を鳴らして動きます。

これに合わせて駅前商店街では夕市をやります。
神奈川県内各地から約30店が出店し、13時から17時まで
SLを見がてら、夕市も楽しんでいってください。

さて、シニアの起業を応援するブログは今回で234本目
テーマは「シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?」です。
ぜひお読みください。

平均寿命が大幅に伸びている現在
私たちは何年生きられるか、気になるところですね。

いま、20歳の人は100歳以上
いま、40歳の人は95歳以上
いま、60歳の人は90歳以上

約5割の人がこの年齢まで生きられるというのです。
私たちが子供の頃は人生50年と言われていましたが
いまや人生を2度生きられる時代になったのです。

いま、50代以上の人も
これから長い人生が待っています。
この長い第二の人生、起業して
自分の夢を実現しようと考えている人たちが多くいますが
現実には、第一歩を踏み出せない人が大半なのです。

それはなぜでしょうか?
自信を持って第一歩を踏み出すにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、これについて考えていきます。

今いる安全な場所から抜け出したくない!

人間は本来、新しい環境に身を置くことを
避けるという本能があると言われています。

未知の環境には何が起きるか分からない
だから、身の危険を感じるのです。
慣れた環境の方が安全であり、将来の予測がつきます。

会社員時代が長いシニアほど
その生活に慣れ親しんでいます。
不満があっても、そこは危険な環境ではありません。

しかし、起業することは全く新しい環境に飛び込むこと
しかも、「あいつは起業してダメだったようだよ」という
声も耳に入ってきます。起業にはリスクが付きものです。

人間、50歳前後になると
今までの人生、これからの人生について
思いを馳せると言われています。

自分の人生、このままでいいのだろうか?
もっと違った人生があったはずだ。
もともと、自分は何のために生まれてきたのだろうか?

新しいことをやってもうまくいくだろうか?
そもそも、自分は何をやりたいのだろう?
もしも失敗したら、家族はどうなってしまうだろうか?

こんな気持ちが
心の中を行ったり来たりしているうちに
あっという間に5年や6年経ってしまいます。

一歩を踏み出すには覚悟が必要!

あなたが起業したいと思ったら、そのことを
奥さんやご家族、知人・友人に話してみてください。
大半の方が反対されるでしょう。

「やっぱり、反対されたか」と思って
心が引けてしまったら、起業はやめた方がいいでしょう。
心が定まらないままに起業してもうまくいきません。

会社員の場合には、会社の看板を背負って仕事が出来ます。
起業したら、会社の看板も肩書も一切ないのです。
しかも、今まで経験したことがないことが次々と起こるでしょう。

起業したら、自分だけが頼り
何が起きるか分からない
リスクは付きもので失敗の確率も高い

こんなことを考えたら、やっぱり躊躇してしまいますよね。
この気持ちは、いつまで経っても付いてまわると思います。
だから、起業に向けて一歩踏み出すには覚悟が必要なのです。

覚悟を決めるには何が必要か?

そのためには、“これぞ自分の人生を賭けた仕事だ!
と思えるような仕事に出会うことが必要です。

その確信こそが、覚悟につながり
覚悟を決めて行動すれば、必要な人や物が
自分のまわりに集まってきます。

起業の成功とは何か?
自分が死ぬとき、この仕事で起業して良かったと思えること
仕事を通して、自分が自分の人生の主人公になれること

これこそが“自分の人生を賭けた仕事
と言えるのではないでしょうか。

自分がやりたいこと、好きなことを仕事にする
ここに“自分の人生を賭けた仕事”あるでしょうか?

“自分の人生を賭けた仕事”には
そこに自分の使命やミッションがあります。
好きな仕事に使命を持って取組むことが出来れば
覚悟が決まると思います。

でも、そうでなかったら、
趣味の延長線になってしまうでしょう。

では、自分の使命やミッションは何なのか?
その答えは、自分が今まで生きてきた人生の中にあります。
だから、自分の人生を振り返ってみることが必要です。

起業でまずやらなければならないこと
それは、自分をじっくり見つめ直すことです。

どのように見つめたらいいのか?
「シニアのライフワーク起業成功マニュアル」
というPDFの中で、その方法をご紹介しています。

いま、無料プレゼントを行っていますので、
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今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が見ているのは、本気かどうか”

追 伸

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50代、60代で起業するなら
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この中に、起業を考える上でやらなければならない
自分の人生を見つめ直す方法がご紹介されています。

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ぜひ入手してお読みください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
シニアのライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp 携帯:090-5521-7427

 

起業成功のハードルは決して高くはない!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています

写真はわが家のネコ
コタツで丸くなっています。
のんびりしていていいなぁ~と羨ましくなってきます。

IMG_1138

最近は大変なネコブームで
ネコの関連する需要が2兆円あるなどと言われていますね。

でも野良ネコに庭を荒らされたなどと
困っている人もいます。

その対策として“地域猫活動”が注目されています。

野良猫には不妊去勢手術をしたうえで
ルールに沿った餌やりや野良猫用のトイレを設置して
監理するというやり方です。

この方法だと、今いる野良猫が寿命を迎えれば
地域の野良猫が激減するというのです。

さて、今回のテーマは
「起業成功のハードルは決して高くはない!」です。

せっかく起業しても
3年後まで生き残れるのはたった3割で
あとの7割は生き残っていないと言われています

こんな話を聞くと
起業を成功させるのは難しいなと思いますよね。

でも、起業成功のハードルはそんなに高くはないのです。
何の準備もせずに、ハードルを飛び越えようとするから
足を引っ掛けてハードルを倒してしまうのです。

しっかり準備して起業すれば
足を引っ掛けてしまうほど起業成功のハードルは高くないのです。

では、何を準備しておけば良いのでしょうか?

最初に商品ありきか、客ありきか?

客さえいれば、ビジネスはうまくいく。
客がいれば、その求めに応じて商品を準備すればいいのだ。
だから、優先順位の第一は商品でなく客である。

このように説く起業の本があります。
確かに、最初に商品を買ってくれるお客様がいれば
起業は非常に楽ですね。

では、そのお客様は、どのようにして集めたらいいのでしょうか?

どんな商品を提供するのか分からずに
これから起業するので、お客様になってください!
といって、お客様を集めることはできるでしょうか?

やはり、最初に用意するものは商品なのです。

用意すべき商品とは?

お客様は、ドリルを買うのではない。
ドリルによってあけられた穴を買うのである。

商品とは何かを考える場合、
良く言われる言葉ですね。

この言葉は、
商品とは、お客様が満足する未来を実現するものである
ということをあらわしています。

あなたが、ケーキの店だったら
子供のバースディケーキを買いに来たお客様に
どのような未来を実現してやりますか?

美味しいケーキの他に
どのような付加価値を付けますか?

こんな商品を販売します
というだけでなく、
それによってどのような未来を実現するのか
つまり、お客様に提供する価値、これが準備するものの第一です。

モニターとなる客づくりを!

ビジネスを始める前に
何人かのお客様がいると
非常に気持ちが楽になりますね。

私の知り合いに
マッサージサロンを起業した人がいます。

起業する前に
何人かの方に、実際にマッサージを受けてもらい
その感想をヒアリングしました。

起業にあたって、
ヒアリングした感想を掲載したチラシを配布しました。
このチラシによって
開業とともに、多くのお客様を獲得することができました。

提供価値の次に用意するものはモニターです。
モニターとともに
商品づくりを行っていくといっても良いかも知れません。

モニターが本当に満足する商品を提供し
モニターの声を新たな客づくりに活用していくことです。

生活費を考慮した資金準備を!

自分の店を持ったり、
在庫を抱える商売は
かなりの資金が必要になります。

自己資金だけで足りない場合は
日本政策金融公庫の創業融資等を利用することになります。

ここで、注意することがあります。

借りたお金は返済しなければならないので
なるべく借りないようにしようと
自己資金を目いっぱい注ぎ込んで起業したとします。

最初からうまく売上げが上がればいいのですが、
赤字になると大変です。
目いっぱい自己資金を注ぎ込んでいますから
生活費がなくなってしまいます。

この段階で融資を申し込んでも
金融機関は、なかなか貸してくれません。

なぜなら、赤字という結果が出てしまっているからです。
起業する前ならば、まだ実績がありません。
だから、融資してくれやすいのです。

資金準備を考える場合、
生活資金のことも考慮して計画を立てましょう。

協力者の存在は必須!

私は一人で事業を始めるので、
協力者は関係ないという方がいます。

本当に一人で事業は始められるでしょうか?

直接、事業に関わらなくても
家族の理解と協力は必要です。

仕入先や販売先とも、ビジネスライクに接するだけでなく
あなたの事業を理解してもらって
あの人のためなら協力してやろうという気持ちになってもらうことが重要です。

つまり、あなたの事業に対する
ファンづくりを行っていくこと
これが起業の正否の鍵を握っていると言ってもいいでしょう。

最も重要なのはミッション!

起業にあたって最低限用意すべきものとして
影響価値、モニター(客)、資金、協力者の4つをご紹介してきました。

では、5つ目は何でしょう?

それは、何のためにビジネスをやるのかというミッションです。

私たちは事業を通して、誰に喜んでもらうのか?
誰にどんな価値を提供するのか?
誰にどんな貢献をするのか?

これを明確にしたものがミッションです。

ミッションとは、
「自分たちは、これをやらなければ活動する意味がない」
と言える本質的なものです。

ミッションのために事業をやるのと
単にお金のために事業をやる場合
この2つには大きな差があります。

ミッションは、やり甲斐や生き甲斐につながります。
だから、事業に対する意気込みが違ってきます。
ミッションに共鳴した人があなたを応援してくれます。

さて、準備すべき5つのもの
揃いましたか?これを揃えて起業すれば
起業成功のハードルは決して高くないのです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(だと私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “一流とは、誰よりも失敗し
        誰よりもそこから学んだ人”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
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誰にどんな価値を提供するのかーそれがあなたのミッション


こんにちは

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

このブログの最後に、
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言を
載せていますが、

その福島先生から色紙が届きました。
「夢を信じる人に、夢は近づいてくる」
と書いてあります。

IMG_0710

福島先生は、失敗について
次のように言っています。

失敗には2つの失敗があるのです。
1つは手段上の失敗
そしてもう一つは真の失敗です。

手段上の失敗は夢を持った人は誰でも経験するものです。
しかし、それらはすべてが糧になるものです。
そして、真の失敗とは
自分があきらめた瞬間を言います。
つまり、自分があきらめない限り
真の失敗ではないのです。

「夢を信じる人に、夢は近づいてくる」

福島先生の色紙に書かれた言葉は
夢をあきらめない限り、夢は近づいてくる。

あきらめないから、夢に向かって行動するのだ。
こんな意味が込められているのですね。

さて、今回のテーマは、起業を成功させる
ためのポイントである「ミッション」です。

ミッションとは、「誰のために」「何を実現する」のか?

仕事の本質は人の役に立つことです。
人の役に立ったことが、売上げという形でフィードバックされてきます。

動物は種の保存のために、この世に存在しています。
人間がこの世に存在している理由は
人の役に立つこと、人に喜ばれること
このために、この世に生まれ、存在しているのです。

振り返ってみてください。
あなたが本当に嬉しかったこと。
それは、何かをやって、人に喜ばれたときではなかったでしょうか。

私たちは、人に喜ばれることに
喜びを感じるようにつくられているのです。

私たちは仕事を通して、誰に喜んでもらうのか?
誰にどんな価値を提供するのか?
誰にどんな貢献をするのか?

これを明確にしたものがミッションなのです。

ミッションとは、
「自分たちは、これをやらなければ活動する
意味がない」といえる本質的なものです。

「服を通じて貧困をなくす」――グラミンユニクロのミッション

バングラディのグラミン銀行と提携して設立された
グラミンユニクロは
1着平均1ドルの服を貧困層向けに販売する事業を始めています。

グラミンユニクロのミッションは
「服を通じて貧困をなくす」

次は、京セラのミッションです。

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類・社会の進歩発展に貢献すること」

お客様、従業員、株主、取引先、地域の人たち
企業には多くの人が関係し、多くの人に支えられています。

京セラでは、企業の商品やサービスという価値を生み出すのは従業員であることを重視し、
従業員の幸福追求をミッションの第一に掲げています。

ミッションが必要な理由 その1
使命感によって最も強い動機が生まれる

自分の子供の前に車が突っ込んで来たとき
母親は子供を横に突き飛ばしてでも
子供を守ろうとするでしょう。
たとえ、自分の身がどうなったとしても。

人は使命感を持つことで、常識的には考えられないような
自己犠牲に近いほどの行為を選択します。

人は自分の存在価値を見い出し
自分の使命を感じ取ったとき
最も強い動機が生まれると言われています。

仕事を通して人を幸せにする
社会の役に立つ
しかも、自分がワクワクすることで…。

まさにこれがライフワークですよね。

ミッションが必要な理由 その2
共感した人がまわりに集まってきます

お金儲けをして、もっと大きな家に住みたい
好きなときに海外旅行に行きたい

これは決して悪いことではありません。

しかし、このことを周りの人に話しても
「そう、頑張ってね」と言われるだけでしょう。

人の役に立つミッション
世の中に貢献するミッション

共感する人が必ず現れます。
協力者も現れるかも知れません。

一人では何もできません。
でも、一人で始めなければ
何も生まれないのです。

大きなミッションを掲げても
一人ではできないかも知れません。
でも、共感者が必ず現れます。
そこに大きな可能性が生まれます。

あなたの夢からミッションを明確化

ワクワクすることで起業することが成功のポイント
今までのブログで、このことを強調してきました。

一番ワクワクすること、
それは自分の夢の実現に向けて行動することです。
だから、成功するための起業の第一歩は
自分の夢を語ること。

そして次にやることは
それを踏まえてミッションを明確にすることです。

あなたの夢は誰を対象にしていますか?
その人は、どんなことに困っていますか?
どんなことに悩んでいますか?
その人に、どんなことをやってあげるとハッピーになりますか?

そのために、あなたが出来ることはどんなことですか?
それは、あなたの対象としている人にどんな価値を提供しますか?

こんな順番でミッションを考えてみてください。

心に響かないミッション、響くミッション

次のミッションを読んで、あなたはどう感じますか?

私たちは事業活動を通じ社会に貢献し
顧客の満足を図るとともに
社業の発展と社員の幸福の実現を目指します。

いかがですか?

美しい言葉が並べられていますが
なぜか、心に響きませんね。
額に入れて飾ってあるミッションは
この種のものが多いような気がします。

ここには、本当の“想い”が込められていません。

きれいな言葉でなくても
あなたの心からの“想い”を込めたミッション
あなたが考えたミッションを
もう一度、見直してみてください。

今回は以上です。

追 伸

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あなたは何のために起業するのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

かつては良く見掛けた街の鮮魚店
今では珍しい存在になっています。

IMG_0804

生鮮三品の店がなくなると
商店街は急速に衰退していきます。

多くの場合、最初になくなるのが鮮魚店
次が精肉店、青果店の順番でなくなります。

理想を言えば
生鮮三品の店が
それぞれ複数店あると、商店街は賑わいます。

でも、それはあくまで理想論
元気な鮮魚店が一店でもあれば
まだましな商店街、と見ざるを得ないでしょう。

さて、今回のテーマは
「あなたは何のために起業するのか?」です。

提供した価値が売上げになる!

あなたは何のために起業するのですか?
という質問に対して、次のような回答が返ってきます。

・なんだかんだと言ってもお金のためでしょう。
・私は自分の可能性を追求するために起業します。
・サラリーマンのように時間に縛られるのか嫌だからです。

これらの回答はすべて「なるほど!」と思いますね。
しかし、私たちのビジネスに対して人々はなぜお金を払うのでしょうか?
それは、お金を払うに値する価値があると判断したからです。

つまり、私たちは人々や社会に対して
価値を提供するために起業し
提供した価値が売上げになるのです。

まず第一に明確にすること、それはミッション!

人々や社会に対してどんな価値を提供していくのか
これを明確にしたものがミッションです。

私たちが起業にあたって第一に明確にすべきこと
それがミッションなのです。

ところが、ミッションが
明確になっていないケースが非常に多いのが現状です。

ミッションが明確になっていると
経営がブレません。

社会性のあるミッションを掲げていると
協力する人や応援する人が現れます。

ミッションに関係ない儲け話に
躍らされることもありません。

そして何よりも、あなたのエネルギーが
ミッションのために集中され
信念と誇りを持って仕事をすることができます。

つまり、志のある仕事=志事になるのです。

ミッションは3ステップで作る!

第1ステップ ターゲットとなる人の困りごとを明確にする
  
       あなたが起業する領域でターゲットとなる人たちは
       どんなことに困っているのか、これを明確にします。 
   
       ターゲットになる人たちを観察する、インタビューする
       などして、ノートに書き出していきます。

第2ステップ その困りごとの解決方法を考える

       困りごとを解決する方法を考えていきます。
       今までの方法だけでなく

       複数の方法を組み合させる
       他の業界でやっていることを応用する
       など、色々な観点から考えていきます。

第3ステップ 実現したい理想の社会をイメージする

       困りごとが解決したら
       世の中や社会はどのようになっているかを
       イメージします。
 
       つまり、起業を通して
       こんな世の中にしていきたいということを
       明確にしていくのです。

1分以内に説明できる文章にする

上記の3ステップで作成したミッションを
1分以内で説明できる文章にします。

作成した文章の内容は
記憶に残りますか?
誰かに話したくなりますか?

この2つを満たしていなかったら
次の観点から見直してみることが必要です。

・既存のビジネスとの違いは明確か?
・だらだらした説明ではなく、短くまとめられているか?
・その分野のことを知らない人にとっても分かりやすいか?
・世の中に貢献するという社会性があるか?

ミッションを伝えるには?

1分以内にミッションを表現する文章をまとめたら、
それをさらに20文字程度のキャッチフレーズにします。

それを名刺に刷り込んで
会った人に伝えていきます。

また、ホーム―ページや
印刷物には、キャッチフレーズとともに
1分程度にまとめた文章も掲載します。

折に触れて
自分のミッションを熱く語る
このことによって、あなたに共感する人
応援する人、協力する人が増えていくでしょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “やらない人は、名案を探し
     成し遂げる人は、できることを探す”

追 伸

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一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
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経営理念より、まずは売上アップ策だ!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

昨日、銀座に行ったついでに、
築地まで足をのばして昼食をとりました。

IMG_0567

熱中症になってしまうような猛暑の中
場外市場は人でいっぱい
ここでも、中国語が飛び交っていました。

さて、今回は「経営理念より、まずは売上アップ策だ!?」です。

文字と動画の両方で見ることができますので
お好きな方でご覧ください。

経営理念のようなことを言っている経営者は業績が悪い

金融機関の人の一部には
経営理念のような抽象的なことを言っている経営者は
業績が悪い。
そんなことよりもっと売上げや利益を上げることを
考えるべきだ、と言っている方がいます。

また、経営理念なんて、
会社が大きくなってから考えればいいこと

たった一人で起業しているような場合
理念を考える暇があったら
どうしたら売上げを上げるかを考えることに集中すべきだ。

本当に経営理念は
起業の業績とは関係なく
経営者の自己満足なのでしょうか?

優れた理念を持ち、正しき経営は滅びず!

「日本でいちばん大切にしたい会社」という
ベストセラーを書いている法政大学の坂本光司教授は
次のように言っています。

「これまで多くの会社を見てきましたが
優れた理念を持ち、経営者自身がその体現に努める企業は
厳しい環境の中でも安定した経営を続けています。
正しき経営は滅びず
欺瞞に満ちた経営が滅ぶのです」

坂本光司教授の話を聞いて
1997年に起草された「商業界五十年宣言」を思い出しました。
「商業界」は、小売業などの店主の方々が購読している雑誌です。

商業界は真の商人とともに生きていきた。
志をもった商業人とともに歩んできた。

はじめはみな、小さな店だった。
小さな店はまず、一人のお客様を満足させた。
店の中には、人の心の美しさがいっぱいに満たされていた。
やがて多くのお客たちに、さまざまな地域に、
小さな満足は広められていった。

店は客のためにある。
損得よりも善悪を先に考える。
そのために滅びてもよし、断じて滅びず
――この商業界精神を貫いた店々に繁盛がもたらされ、
この商業界精神に基づく技術を獲得した企業に利益が与えられた。

一人起業家であってもミッションは必要!

私の知り合いのカイロプラティックサロンを
一人で起業した人の話です。

ある日突然、足の痛みに襲われた。
整形外科に行っても症状は悪化する一方
このままでは歩くことも立っていることもできず
車椅子か寝たきりになってしまう。
そんなときに出会ったのがカイロプラクティクス
初診の施術で、普通に立って歩けるようになった。

私と同じように苦しんでいる人を
カイロプラクティクスで救ってあげたい。
これが彼女にミッションのです。
このミッションを前面に打ち出したチラシによって
多くのお客様がサロンに来るようになりました。

ミッション経営の元祖は松下幸之助

事業は単に営利だけを目的としてはいけない。
事業とは社員、顧客、そして社会全体の幸福を実現するためのものだ。

昭和7年、松下幸之助が全店員の前で「水道哲学」を語り
250年にも及ぶ壮大な事業計画を語り終えたとき
会場は感動と興奮で包まれたと言います。

昭和7年、ときは世界恐慌の混乱の年
日本でも失業者が街に溢れ
松下電器も膨大な在庫を抱えて喘いでいた。

そんな中
高らかに「水道哲学」を語り
自分たちの使命を明確にしたのです。

松下幸之助の使命感と志に感じ入った店員たちは
全員で一丸となって在庫をすべて売りつくしたといいます。

ミッション、ビジョン、理念、社訓、行動指針はどう違う?

ミッションや理念が大切だということが
言われており、それに関する本も書店に沢山並んでいます。

でも、ミッションとビジョンはどう違う?
理念と社訓は同じこと?
最近、クレドという言葉をよく聞くけど、
これは何のこと?

こんな疑問が湧いてくると思います。
これらの言葉は混同されて使われていることも多くあります。
このブログでは、次のように分けて考えていきます。

ミッションとは?

誰に対して、どんな価値を提供するのか?
どんな貢献をするのかを明確にしたものです。

つまり、ミッションとは
「自分たちは、これをやらなければ
活動する意味がない」といえる
本質的なものです。
理念とは?

ミッションを実現していくために
大切にしている価値観です。
創業以来、代々引き継がれている社訓は
理念である場合が多いと思います。

クロネコヤマトでは、次のような理念掲げています。
「全員経営」「サービスが先、利益は後」です。

ビジョンとは?

ミッションを前提にして
具体的に将来企業がこういうふうに
なるという像を明確にしたものです。

本田宗一郎が町工場だった頃、
リンゴ箱に乗り、従業員を前にして
「ウチは世界一の二輪車メーカーになる」と言いました。
これが、ホンダのビジョンだったのですね。

行動指針とは?

ミッションやビジョンを現実のものにしていくために
常にどんな指針のもとに行動していくのかを
明確にしたものです。

例えば
「相手の良いところを見つけて
お互いに誉め合おう」なんていうのが
行動指針です。

クレドとは、この行動指針のことを指しています。

今回は以上です。

さて、前回もご紹介したお知らせです。
独立・起業を考えている40代後半から50代の方を対象に
「3ステップ ライフワーク起業法」の無料オンラインセミナーを実施します。

過去8年間、延400名以上の起業相談を実施してきた経験から
上手くいかない起業家のある共通点を見つけました。
それは、たった一つの最も重要な作業をやっていないからです。

それをこのオンラインセミナーでは公開するとともに
生き甲斐、社会貢献、経済的豊かさの3つを実現する起業法を
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7月27日から8月10日までの限定公開です。

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