成功するための事業計画のチェックポイント


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

土曜日に横浜・六角橋商店街の「ドッキリヤミ市場」に行ってきました。
狭い路地の両側の店の前では、
ヤキトリ、唐揚げ、焼きそば、アルコール類の販売

空き地や店舗内では
ジャズ、沖縄民謡、フラメンコ、フラダンスなど
熱気むんむんで、みんな楽しそうでした。

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さて、今回のテーマは
「成功するための事業計画のチェックポイント」です。

前回のブログで、事業計画をチェックする7つのポイントをご紹介し
その中の「必要性」について説明しました。

今回は、具体性、発展性、社会性、独自性
実現性、収益性について説明します。

具体性―事業内容が具体的に作り込まれているか?

計画は具体的に詰めてあることが必要です。
店舗ならば、場所や店舗レイアウトが決まっていること
必要な設備や備品が明確になっていることが
求められます。

販売する商品の内容や種類
ネーミングや価格も決まっていることが必要です。

事業は現実の積み重ねなのです。
まだ、具体化されていない点は、
一つひとつ塗りつぶしていきましょう。

発展性―将来の発展が見込まれるか?

例えば、あなたがこれから八百屋を開業したいと考えたとしましょう。
スーパーで買うことが常識となっている野菜の販売を
個人店でやっても、うまくいかないことでしょう。

でも、「健康」や「地産地消」というテーマで
野菜を販売する店ならば、うまくいく可能性がありますよね。

時代が求めているものをしっかり把握し、
その要素を取り入れていくことが発展性につながります。

そのためには、SWOT分析を行うことが効果的です。
なかでも、その事業を取り巻く環境変化の
機会(追い風)と脅威(向かい風)について、良く分析しておきましょう。

社会性―社会の人々の幸せに結び付いているか?

起業の目的は、売上げや利益を求めることだけでなく、
人々の役に立ち、社会の貢献することも目的の一つです。

人は、自分以外の人の役に立つことで
喜びを感じるようにつくられています。

私の知合いの米屋の店主は
明日はどんなことでお客さんに喜んでもらおうかと考えると
ワクワクして楽しくて堪らないと話していました。

社会性のある事業を行っていると
協力者が現れます。
自分のためだけに事業をやる場合よりも
疲れを感じなくなります。

これこそ、自分で事業をやる醍醐味です。

独自性―あなたらしいオリジナリティがあるか?

お客様は、なぜあなたからその商品を買うのでしょうか?
それは、他にはない価値があなたやあなたの商品には
あるからです。

どこにでもある商品で事業を行ったならば、
価格競争に巻き込まれ
資金力のあるところには太刀打ちできません。

独自性があれば、
競合がいないブルーオーシャンで事業を行うことができます。

オリジナリティを打ち出すためには、
今まで気が付かなかった不満や悩みに焦点を当てる、
今まで対象になっていなかった人たちに焦点を当てる、
今までのものを組み合わせて新しい価値をつくる
など、色々な方法があります。

「あなたの事業、商品の“売り”は何ですか?」
と聞かれたとき、
スッと答えて、相手が納得できなかったら
独自性があるとは言えません。

実現性―すぐにスタートできる状態にあるか?

夢のような将来ビジョンを持ちことは
大変重要なことです。

でも、そこに至るまでのプロセスがなければ
単なる夢に終わってしまいます。

壮大なビジョンを目指すには、
それに向かっての第一歩を踏み出すことが必要です。
その第一歩がすぐに踏み出せるような状態になっていることが求められています。

事業を行うための知識やノウハウを習得していますか?
事業を行うための商品の準備はできていますか?
事業を行うための設備や備品の準備はできていますか?
あなたの商品をお客様に知ってもらい、お届けする準備はできていますか?
事業を行うための人は確保できていますか?
事業を行うための資金確保の方法は明確になっていますか?

収益性―集客や売上げは計画通り確保できるか?

お客様が集まらない
だから売上げがあがらない。

でも、日々の生活費は必要だ。
段々、蓄えは底をついてきている。

困った、困った、どうしよう、どうしよう
こうなると気持ちばかり焦って、良い知恵も思い浮かんできません。

こうならないように、収益性をしっかり考えておくことが必要です。

創業にあたって、金融機関から借り入れをしているならば、
その返済を考えなければなりません。
売上げが上がっても、
入金までに期間があいてしまうなら、
その間の資金繰りを考えておく必要があります。

収益性を考える場合
価格設定と集客方法に留意してください。

低価格で勝負すると
価格競争に巻き込まれ、収益は悪化します。
高い価格でも、お客様に満足していただける価値の提供を徹底的に考えてください。

集客方法については、
ただ、お客様が来るのを待っているのではなく、
どのように対象顧客に働きかけていくのか
“待ち”ではなく、“攻め”の集客方法を考えてください。

今回は以上です。

次回は、「事業計画は5つのパーツで構成しよう!」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“確実な方法はないか、そう考えるほど行き詰る。
失敗からどれだけ学ぶか、そう考えるほど道が開ける”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
シェアしていただくと嬉しいです。

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綿密な事業計画書をつくる人はうまくいかない!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

写真は、わが家のコンクリートの上の
うっすらたまっている土の部分に
根を張って咲いているマーガレットです。

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いわゆる“ド根性マーガレット”です。

そんなの無理だよ!
諦めてしまう前に
少しでも可能性があるならば、
それを糧にして、見事な花を咲かせているマーガレット

私たちもマーガレットに学びたいものです。

さて、今回のテーマは
「綿密な事業計画書をつくる人はうまくいかない!?」です。

本当にうまくいかないのか?

このタイプの人は勉強家です!

このタイプの人は、
起業に関する本を何冊も読んでいます。
そこに書いてあることを、よく理解しています。

そして、自分が起業する領域の情報も良く集めています。
各種の本やインターネット、政府刊行物などから…。

それを分厚い事業計画書としてまとめています。
常識的に考えれば、理想的なタイプですよね。

でも、このタイプに人が必ずしもうまくいくとは限りません。
それは、なぜでしょうか?

このタイプの人の心の奥には
起業に対する恐怖心や不安があるのです。

○起業して、果たして生活していけるか不安だ。

○起業しても、果たしてお客が付くか不安だ。

○本当に自分で事業ができるか不安だ。

○やりたいことと、生活の安定の板挟みの中で、思い切って踏み切れない。

○事業するにしても、自分の知識やスキルに自信がない。

こんな恐怖心や不安があり
それを解消しようと
一生懸命勉強し、情報を収集して
綿密な事業計画書をつくるのです。
それでも、まだ恐怖心や不安感があります。

だから、いつまで経っても
自分が満足できる事業計画が出来ません。

綿密な事業計画書づくりは
恐怖心や不安感の裏返しなのです。
だから、うまくいかないケースが多いのです。

自分を突き動かしているものを表現する!

ほとんどの人にとって、
起業するのは初めてのこと、
だから、恐怖心や不安感があるのは当然です。

したがって、恐怖心や不安感を抱くのはいけない
と言っているのではありません。

あなたが起業するのは、
何のためでしょうか?

それは、あなたが本当にやりたいことをやって
充実した人生を送りたいから、
そのことによって、人々の喜んでもらいたい、
さらに、社会の役に立ちたいから

こんな理由があるからだと思います。

恐怖心や不安感に焦点を当てるのではなく、
あなたが起業する理由
あなたを起業に突き動かしている想いに
焦点を当てるのです。

でも、やっぱり恐怖心や不安感に焦点が当たってしまう
もし、そうだとしたら、
起業は考え直した方がいいのかも知れません。

金融機関の人に
自信のなさそうに自分の事業をついて説明する人の場合
融資については考えてしまうと聞いたこがあります。

事業計画には、あなたの熱い想いが
表現されていることが必要なのです。

事業計画には客観性が必要!

事業計画には、あなたの熱い想いが表現されていることが必要ですが
それだけでは不十分です。

いかに熱い想いが表現されているといっても
独りよがりな計画ではうまくいくはずがありません。

あなたの想定しているお客様、
あなたの事業の協力者が
納得でき、魅力ある計画だと思うようなものでなければなりません。

そのためには、次の7つの視点からチェックしてみることが必要です。

チェック1 具体性
チェック2 必要性
チェック3 発展性
チェック4 社会性
チェック5 独自性
チェック6 実現性
チェック7 収益性

本当に必要性があるのか?

この7つの視点は
いずれも重要なものですが、
なかでも一番重要なのは、必要性です。

あなたのやろうとしている事業は
本当に必要とされているのか
本当にニーズがあるのかという視点から
厳しくチェックしていくことが求められます。

そのためには
ターゲットを明確にし、
その人たちの困っていること、悩んでいること
こうしたら、もっと満足度が高まるだろうという点について
徹底的に調査していくことが必要です。

調べたターゲットの悩みを解消し
ニーズを満たしていくのが
あなたの商品なのです。

最初に「商品ありき」ではないのです。

今回は以上です。

次回は、事業計画をチェックする7つの視点のうち
具体性、発展性、社会性、独自性、実現性、収益性
についてご紹介していきます。

楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “夢を持ったらあきらめることが一つある。それは、あきらめること”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
シェアしていただくと嬉しいです。

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