起業する事業をチェックする7つのポイント(その2)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
このために起業することをライフワーク起業と呼んでいます。

12年間の500名超の起業相談から生まれたノウハウを活用して
50歳以上のシニアのライフワーク起業を応援するブログを配信しています。

今や、すっかり観光名所になった谷中銀座商店街
「夕焼けだんだん」を降りてすぐ左にあるのが
「邪悪なはんこ屋しにものぐるい」という奇妙な名の店

「この小さなお店(小宇宙(コスモ))で
僕らのしにものぐるいを満喫していただければ嬉しです」
という店主からのメッセージ、一度行ってみては…。

さて、今回のテーマは
「起業する事業をチェックする7つのポイント」の2回目です。

他人が見ても分からない計画書が多い!

起業を成功させるには、何よりも行動力です。
しかし、闇雲に行動すればいいというものではありません。

何を目的に、いつまでに何をやって
どのような成果を出していくのかという
事業計画書を作成することが必須です。

事業を行うには、多くの人の協力が必要です。
そのためには、自分が何をやろうとしているのかを
他人に分かってもらうことが必要です。

特に起業のために融資を受ける場合は
金融機関の人に理解してもらうことは絶対条件です。

しかし、私は創業相談員として
何百本という事業計画書を見てきました。

これって事業計画書?と
思わず口にしたくなるものが何と多かったことか!

他人に分かってもらう以前に
自分の考えが十分に整理されていないのです。

事業計画書の7つのチェックポイントは?

前回、事業計画をチェックする
7つのポイントについてご紹介しました。

具体性、必要性、発展性、社会性、
独自性、実現性、収益性の7つです。

この中で一番重要なのは必要性でしたね。
前回は、その必要性と、具体性、発展性、社会性について説明しました。

今回は、残りの独自性、実現性
収益性について説明していきます。

第5のチェックは独自性
あなたらしいオリジナリティがあるか?

お客様は、なぜあなたからその商品を買うのでしょうか?
それは、他にはない価値があなたやあなたの商品には
あるからです。

どこにでもある商品で事業を行ったならば、
価格競争に巻き込まれ
資金力のあるところには太刀打ちできません。

独自性があれば、
競合がいないブルーオーシャンで事業を行うことができます。

オリジナリティを打ち出すためには、
今まで気が付かなかった不満や悩みに焦点を当てる、
今まで対象になっていなかった人たちに焦点を当てる、
今までのものを組み合わせて新しい価値をつくる
など、色々な方法があります。

「あなたの事業、商品の“売り”は何ですか?」
と聞かれたとき、
スッと答えて、相手が納得できなかったら
独自性があるとは言えません。

独自性をどのように出していくか?
一生懸命考えても、なかなかアイデアは生まれてきません。
あなたが対象としている人の不満や悩みをヒアリングすることから生まれます。

第6のチェックは実現性
すぐにスタートできる状態にあるか?

夢のような将来ビジョンを持ちことは
大変重要なことです。

でも、そこに至るまでのプロセスがなければ
単なる夢に終わってしまいます。

壮大なビジョンを目指すには、
それに向かっての第一歩を踏み出すことが必要です。
その第一歩がすぐに踏み出せるような状態になっていることが求められています。

事業を行うための知識やノウハウを習得していますか?
事業を行うための商品の準備はできていますか?
事業を行うための設備や備品の準備はできていますか?

あなたの商品をお客様に知ってもらい、お届けする準備はできていますか?
事業を行うための人は確保できていますか?
事業を行うための資金確保の方法は明確になっていますか?

最後のチェックは収益性
集客や売上げは計画通り確保できるか?

お客様が集まらない
だから売上げがあがらない。

でも、日々の生活費は必要だ。
段々、蓄えは底をついてきている。

困った、困った、どうしよう、どうしよう
こうなると気持ちばかり焦って、良い知恵も思い浮かんできません。

こうならないように、収益性をしっかり考えておくことが必要です。

創業にあたって、金融機関から借り入れをしているならば、
その返済を考えなければなりません。

売上げが上がっても、
入金までに期間があいてしまうなら、
その間の資金繰りを考えておく必要があります。

収益性を考える場合
価格設定と集客方法が焦点になります。

低価格で勝負すると
価格競争に巻き込まれ、収益は悪化します。
高い価格でも、お客様に満足していただける価値の提供を徹底的に考えてください。

集客方法については、
ただ、お客様が来るのを待っているのではなく、
どのように対象顧客に働きかけていくのか
“待ち”ではなく、“攻め”の集客方法を考えてください。

“攻め”の集客のためには、どうしていけばいいのか?
これについては、このブログで追々お伝えしていきます。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“私は、疲れることをやめました。だって、疲れますから
困ることもやめました。だって、困りますから
すべてを楽しむことにしました。だって、楽しいですから”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp