起業する事業をチェックするための7つの視点とは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

500名超の起業相談から生まれたノウハウを活用して
50歳以上のシニアの起業を応援するブログを配信しています。

昨日でしたか、平成最後の日を
賞味期限とするポテトチップが販売されましたね。

平成が終わるまであと3カ月
ここにきて“最後の平成”商戦が活発なようです。

昭和生まれのこのブログをお読みの方にとって
平成が終わることもさりながら、昭和がますます
遠くなってしまうことに寂しさを抱いていることと思います。

今年度、私は自治会の広報を担当しており
年に4回、自治会の新聞づくりをやっています。
過去の新聞をパラパラしていたら、こんな写真が出てきました。

タイトルが“ママさんのみこし初出陣”
自治会の夏祭りでみこしを担いでいるママさんたち
昭和55年と書いてありました。

このときのママさんたちが
30歳だとすると、今はもう70歳前後の“バァバ”に。
あの頃は、あなたも私も若かった!でも、人生100年時代
神奈川県大和市では「70歳代を高齢者と言わない都市宣言」を出しています。

さて、今回のテーマは
「起業する事業をチェックするための7つの視点とは?」です。

事業計画には客観性が必要!

事業計画には、あなたの熱い想いが
表現されていることが必要です。

熱い想いがあるからこそ
私たちは起業するのですから。

逆に、熱い想いがなければ
起業など考えない方がいいでしょう。

しかし、
あなたの熱い想いが表現されているだけでは不十分です。

いかに熱い想いが表現されているといっても
独りよがりな計画ではうまくいくはずがありません。

あなたの想定しているお客様、
あなたの事業の協力者が
納得でき、魅力ある計画だと思うようなものでなければなりません。

そのためには、次の7つの視点から
チェックしてみることが必要です。
そのチェックポイントは、次の7つです。

チェック1 具体性
チェック2 必要性
チェック3 発展性
チェック4 社会性

チェック5 独自性
チェック6 実現性
チェック7 収益性

第1のチェックは必要性
本当に必要性があるのか?

この7つの視点は
いずれも重要なものですが、
なかでも一番重要なのは、必要性です。

あなたの行おうとしている事業は
本当に必要とされているのか
本当にニーズがあるのかという視点から
厳しくチェックしていくことが求められます。

そのためには
ターゲットを明確にし、
その人たちの困っていること、悩んでいること
こうしたら、もっと満足度が高まるだろうという点について
徹底的に調査していくことが必要です。

対象としているターゲットの悩みを解消し
ニーズを満たしていくのが、あなたの商品なのです。
最初に「商品ありき」ではないのです。

2つ目のチェックは具体性
事業内容が具体的に作り込まれているか?

計画は具体的に詰めてあることが必要です。
店舗ならば、場所や店舗レイアウトが決まっていること
必要な設備や備品が明確になっていることが求められます。

販売する商品の内容や種類
ネーミングや価格も決まっていることが必要です。

事業は現実の積み重ねなのです。
まだ、具体化されていない点は、
一つひとつ塗りつぶしていきましょう。

3つ目のチェックは発展性
将来の発展が見込まれるか?

例えば、あなたがこれから八百屋を開業したいと考えたとしましょう。
スーパーで買うことが常識となっている野菜の販売を
個人店でやっても、うまくいかないことでしょう。

でも、「健康」や「地産地消」というテーマで
野菜を販売する店ならば、うまくいく可能性がありますよね。

時代が求めているものをしっかり把握し、
その要素を取り入れていくことが発展性につながります。

そのためには、SWOT分析を行うことが効果的です。
なかでも、その事業を取り巻く環境変化の
機会(追い風)と脅威(向かい風)について、良く分析しておきましょう。

4つ目のチェックは社会性
社会の人々の幸せに結び付いているか?

起業の目的は、売上げや利益を求めることだけでなく、
人々の役に立ち、社会の貢献することも目的の一つです。

人は、自分以外の人の役に立つことで
喜びを感じるようにつくられています。

私の知合いの米屋の店主は
明日はどんなことでお客さんに喜んでもらおうかと考えると
ワクワクして楽しくて堪らないと話していました。

社会性のある事業を行っていると協力者が現れます。
自分のためだけに事業をやる場合よりも疲れを感じなくなります。
これこそ、自分で事業をやる醍醐味です。

今回はここまで
次回は、残りの独自性、実現性
そして、事業存続のポイントである収益性について考えていきます。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“どうせなら、私は険しい道から行ってみたい”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
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吉野家が営業赤字!自分の起業にとって、ん?


 

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私は、夕食を急いでいるときは
早く食べられる吉野家に入ることが多いです。

今日もいつもの吉野家で食事をしようと
思ったら、ん?吉野家がない!

どうしたのだろうと思いつつ
近くにあった「すき屋」で白髪ねぎ牛丼 500円也

吉野家が9年ぶりの営業赤字だそうで
その影響でいつも行く店が閉店したのかな?

吉野家の営業赤字、人手不足による人件費の高騰が
影響しているのだとか、色々言われているようです。

もともと、価格設定そのものが低すぎるという意見もあります。
あのレベルのものは、東南アジアでも
400~500円で食べることはできないと言っている人もいます。。

それにしても何年か前の牛丼の価格戦争
270円と信じられない価格で、デフレの象徴と言われていました。

そこで、今回のテーマは
「吉野家が営業赤字!自分の起業にとって、ん?」です。

100円のコーラを1000円で提供!

だいぶ以前のことになりますが
あなたも書店で「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚著)
という思わず手にとってみたくなるような本を見掛けたことがあると思います。

本当かな?と思いつつページを開いてみると
安売りの店では50~60円で売られているコーラが
高級ホテルで有名なリッツカールトンの
ルームサービスで頼むと1035円だったそうです。

ルームサービスでコーラを頼むと
最適な温度に冷やされ
ライムと氷が添えられてコーラが
グラスで運ばれてくるということです。

1035円支払っても
この美味しさならば納得という感想を持つそうです。
う~ん、私だったらどうかな?

安売り戦略と高価値戦略、あなたはどちらを選びますか?

私の妻は、毎日スーパーのチラシを見て
1円でも安い商品を狙って買物に出掛けています。

スーパーで売っているような商品は
どこで買っても同じような品質なので
安いものを買い求めますね。

これは「プロダクトセリング」と言って
大量仕入れで原価を安くし
販売価格も安くしてお客様を獲得する方法です。

この方法は、量が多くなればなるほど
安く仕入れられるので
大きな会社に有利に働きます。

一方、リッツカールトンがやっているのは
「バリューセリング」
お客様満足度を高めるために
徹底的に提供する価値を高めています。

私たちは、どちらの戦略をとったらいいのでしょうか?

これから起業しようという
私たちが、「プロダクトセリング」という戦略をとって
価格競争に巻き込まれていったら、
消耗するばかりで、息切れするどころか倒れてしまうでしょう。

お客様の未来をありありと想像させる!

あなたが提供する価値に対して
お客様が納得できれば
高い商品でも購入していただけます。

では、お客様に価値を納得していただくには
どうしたらいいのでしょうか?

お客様は、その商品を買っているのではなく、
その商品によって得られる未来の自分を買っているのです。

例えば、英会話教材を販売する場合
「この教材で勉強すれば英語がペラペラになります」
確かに、英語がペラペラになるという未来を語っていますが
これでは弱いですね。

英語がペラペラになると
どんな未来が自分の目の前に広がってくるのかを
ありありと想像させることが必要です。

例えば、海外旅行に行って、現地の人と自由に会話ができる
外資系の会社に就職して仕事ができる
子供たちを対象にした英会話教室を開くことができるなどです。

さらに、この方法だと
なぜ、英語がペラペラになるのか
お客様が納得できる証拠が必要です。

ただ、英語が話せるようになりますよ
と言っても、本当に?と思われていまいます。

商売の基本はお客様の悩みや困りごとの収集!

世に中には、英会話の教室や教材が溢れています。
でも、なぜ話せない人が多いのでしょうか?
途中で挫折してしまうからです。

お客様の悩みや困りごとは
続かない、挫折してしまうことですね。
あなたは、このような悩みをどのように解消していきますか?

英会話に限らず、
お客様の悩みは困りごとを徹底的に収集していくことが重要です。

私の知り合いの街の電気屋さん
年商4億円を売り上げているとのことです。

大型家電店でも生き残りが厳しい業界の中で
街の電気店さんがこのような商売ができているのか?

その電気店には、お客様の家庭を訪問し
困りごとを徹底的に調べて商品の提案をしているのです。

商売の基本、これは“お客様の困りごと解消業”と言えるでしょう。
この点がしっかりできていれば、「バリューセリング」は可能になるでしょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“成功の前にはね、失敗の段階があるんだ。
成功したときに、最高の眺めが見られるように”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
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二宮尊徳の教えを起業に活かす!


 

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「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

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今日の朝刊に「二宮金次郎の一生」
という本の広告が掲載されていました。
映画が今年の夏に公開される予定だそうですね。

小田原城の横に、二宮尊徳を祀った
報徳二宮神社があり、そこに像が立っています。

その脇に立てられている掲示板に、
二宮尊徳のこんな言葉が書かれていました。

「経済なき道徳は戯言であり
道徳なき経済は犯罪である」

今の世の中の様々な出来事を
見透かしたような彼の言葉ですね、。

そこで、、今回のテーマは
「二宮尊徳の教えを起業に活かす!」です。

理念とは、ミッションを実現していくための価値観!

「道徳なき経済は犯罪である」
強烈な言葉ですが、経済の本質を語っているように思います。

彼の言う「経済における道徳」とは何か?
それは、事業を行う際の理念だと思っています。

過去の出来事や現在を振返ってみると
この理念をないがしろにした会社が
色々な問題を起こしているような気がします。

では、理念とは何でしょうか?
理念は、ミッションやクレドと混同されることが多いようですが
私は、ミッションを実現していくために大切にしている価値観と考えています。

老舗企業が代々伝えてきた家訓や社訓も
理念と言えるでしょう。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の“三方よし”は、
近江商人たちが商売をする上で守ってきた価値観です。

それにしても最近は「売り手よし」だけで
「買い手よし」「世間よし」が軽んじられているように
感じるには私だけでしょうか?

理念は、規模の大小に関係なく必要なもの

理念なんて、大きな会社には必要なのかも知れないが
これから起業する自分のようなところには関係ないのではないか?
このように思っている方が多いのではないでしょうか。

そうではありません。
理念は、規模の最小にも
歴史や伝統のあるなしにも関係ありません。

どのような仕事をしていくにも必要なものです。
私の知り合いのカイロプラクティックの治療院の話です。

自分が耐えられなかった身体の痛みを
カイロプラクティックで救われた
だから、私もそのような人たちの役に立ちたい。

それが彼女の治療院の理念です。
理念は仕事をしていく上ので、“志”とも言えるものです。

「利他」と「感謝」は起業の理念として不可欠

理念は、あなたが今まで生きてきた中で大切にしてきた価値観
今後、仕事をしていく上で大切にしたい価値観です。

100人いれば、100通りの価値観があると思います。
でも、起業を成功させていくためには
「利他」と「感謝」という価値観は不可欠だと思います。

なぜなら、人は種の保存のためだけでなく
人に喜んでもらうこと、社会に貢献すること
このために存在しているのです。

だから、このような「利他」の行動によって
大きな喜びが得られるように創られているからです。

せっかく起業したならば
毎日、ワクワクし活き活きと働きたい
それは「利他」という価値観によってもたらされます。

もう一つの価値観は「感謝」
古来、日本では「人は他の動植物の命をいただくことで
自らの生存を確保している」考え方が存在しています。

だからこそ、人々は自分たちを
「生かしてくれる」大自然の恵みに感謝しながら生きてきました。
私たちは「生かされている」のです。

私たちが起業して仕事をしていくためには
自分一人ではできません。
周りの人たちや世の中の多くの人の協力や助力が必要です。

これに素直に感謝すること、
「感謝」の気持ちがあるところに人は集まってきます。
そこに、新たなエネルギーの磁場ができます。

売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決める

私が自分のメンターだと勝手に思っている
福島正伸先生は、著書「起業学」の中で次のように述べています。

“起業とは、社会に貢献することで
自己の社会的存在価値を創造するための活動”

“社会に貢献する夢を抱き、幾多の困難に挑み続ける。
めげそうになる時があっても、夢を思い出して
自分の道をひたすらに前進する。苦労の先にある

いくつもの感動を心に蓄積して
強くそして心豊かな人になる”

“売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決めます。
だから私たちは社会やお客様のために何ができるか
どんな価値と感動を提供しようとしているのかを考えるだけでいい。
そんなふうにシンプルに考えるだけで
すべての事業はうまくいくようになっているのです。”

起業してから3年後まで生き残るのは3割
こんな厳しい数字になるのは、「利他」と「感謝」の価値観が
しっかり腹の中に落ちていないのが原因かも知れません。

ドラッガーは
「マネジメントの最終の目的は人を幸せにすること」と述べています。

簡単に出来そうで、実は難しいこと
それが「利他」と「感謝」かも知れません。

私自身、妻に本当に感謝の気持ちを伝えているか?
周りの人に役に立つことをしているのか?
振返ってみると、はなはだ心もとない状態です。

でも、出来てないからいらないのではなく
出来ていないから、それを目指していこう
このように考えなければいけないな。

二宮尊徳の言葉を目にして
しみじみと感じた次第です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“夢への道は、常に今の自分から、始まっている”

追 伸

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“顧客ニーズは聞くべきでない!”は正しいのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

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昨年3月、神奈川県秦野市の市役所前広場で
「はだの朝市まつり」をやり、8,000人に来場者で賑わいました。

今年も3月に、地元秦野市だけでなく
神奈川県内各地から80店が出店してやります。
昨夜は、そのためのミーティングがありました。

今年は来場者を1万人の大台に乗せようと
関係者一同張り切っていました。もちろん私も張り切っています。

さて、今回のテーマは
「“顧客ニーズは聞くべきでない!”は本当か?」です。

カレーやチャーハンも出して欲しいと言われたが…

ある喫茶店を取材したときのこと
店主がこんな話をしてくれました。

お昼時間に良く来店するお客様から
「ここでお昼も食べたいからカレーやチャーハンも
出してくれないかな」と言われたそうです。

昼食用のメニューを出せば
その分、売上げがあがることは分かっている。
さて、あなたならどうしますか?

ここの店主は、きっぱりと断りました。
彼はその理由をこう言っていました。

「ウチは喫茶店です。確かにカレーやチャーハンを出せば
昼食の客が来るかもしれない。でも客の言うことを聞いていたら
ウチは何の店か分からなくなってしまう」

一部の顧客にニーズを聞くのではなく
あくまでも美味しいコーヒーを出すという
自分の店のポリシーを大事にしたのです

その後、彼の店はどうなったか?
コーヒーが美味しいという定評と
店主の人間性と店の雰囲気で繁盛しています。

オン・ビジネスから見るか?
それとも、イン・ビジネスから見るか?

オン・ビジネス(on business)とは
ビジネスを俯瞰して見ている状態のこと

イン・ビジネス(in business)とは
自分がビジネスの中に入って働いている状態のこと

先ほどの喫茶店の店主は、
自分の店をオン・ビジネスの視点
つまり、顧客、競合他店、自店に3つから俯瞰して見ていたのでしょう。

顧客(Customer)、競合他店(Competitor)
自店(Company)の頭文字をとって、この3つは3Cと言われています。

かの喫茶店の店主、顧客からの
カレーやチャーハンも欲しいというニーズ
があったけれど、それだけでは判断しませんでした。

自店の周りを見れば、
昼食用の美味しいメニューを出す店は何店もある
わざわざ、このような店と競合する必要があるのか?

自分は、美味しいコーヒーを出すことには自信がある
でも、カレーやチャーハンは、作ってもまあまあだろう。

つまり、顧客ニーズだけでなく
競合他店や自店の強みも俯瞰して
メニューをどうするかを考えたと思います。

イン・ビジネスの視点は必要ないのか?

では、広く俯瞰したオン・ビジネスの視点だけで
ビジネスの中に入って、顧客のニーズを正面から受け止める
というイン・ビジネスの視点は必要ないのでしょうか?

これも取材に行ったある喫茶店の話です。
お客様が席に座れば、何も言わなくても好みの味のコーヒーが出てきます。
店主が、何百人のお客様の好みをすべて覚えているのです。

「凄い記憶力ですね!」と言うと
「お客様に興味を持っているうちに、
自然に頭の中に入って忘れないだけです」と答えていました。

これぞ、まさにイン・ビジネスの視点で
お客様に接していた結果でしょう。

起業には、どんな視点が必要か?

これから起業する場合
オン・ビジネスの視点が大事か?
それとも、イン。ビジネスの視点が大事か?

結論を言えば、両方が大事です。
自分のビジネスの方向性を考えるとき、
ビジネスプランを考えるときは、オン・ビジネスの視点が重要でしょう。

しかし、日々の業務では、
お客様の立場に立って、どうしたら喜んでもらえるか
というイン・ビジネスの視点が重要になります。

これから起業するにあたって
自分のビジネスプランを考える場合は
オン・ビジネスの視点を忘れないようにしてください。

今回は以上です。

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“毎日が人生の分かれ道
あきらめるか、もう一度やるか”

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好きなことで起業できる!しかし条件が…


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

毎年、初詣では相模の国の一宮である寒川神社に行っています。
いつもは午前中に行っていましたが、今年は午後
すごく混んでいて、参拝するのに1時間以上掛かりました。

並んでいる列がちっとも進まないので
ずっと神門に飾られた“ねぶた”を見ていました。

今年で19回目になる寒川神社の“ねぶた”
皇太子殿下の新天皇即位があるので
テーマは「御代替わり(みよがわり)」

制作したのは、青森ねぶたの第一人者である北村蓮明さん
幅9メートルで、高さ2.6メートル
いくらくらい掛ったのかと、ついゲスの勘繰りをしてしまいます。

さて、今回のテーマは
「好きなことで起業できる!しかし条件が…」です。

「好きを仕事に!ライフワーク起業」
をテーマにしているこのブログ

だったら何で今さら「好きなことで起業できる!」なの?
とお思いかも知れません。
しかし、今回はどうしても伝えたいことがあるのです。

こんな生活、もう嫌だ!

毎朝、満員電車に揺られ
目標というノルマに追われ
クライアントと遅くまでのお付き合い

こんな生活はもういやだ!
起業相談の際に、こんな声を良く聞きます。
かつてはサラリーマンだった私もそうでした。

毎日、好きなことだけやっていられたら
どんなにいいだろう。楽しくて仕方がないだろうな。
日曜日の夕方になると、こんなことを考えていました。

会社を辞めて、好きなことで起業したいな!
と思っても、いざとなると自分が何が好きなのか
よく分かりません。

では、どうしたら好きなことを
見つけられるのでしょうか?

大好きなことを見つける7つの質問

漠然と自分の好きなことは何だろうと
考えていても、なかなか思い浮かびません。

自分に対して、次の7つの質問をしてみると
「あっ、そうだった!」と思うことが浮かんでくるでしょう。

その自分への質問とは次の7つです。

1. 小さい頃、ワクワクしてやったことは?
2. もっとやりたいのに、時間がないと感じることは?
3. 時間があったら、ついやってしまうことは?

4. 人から褒められることは?
5. 普段、良くお金を使いことは?
6. 本屋で、いつも本を探すコーナーは?
7. 自分が憧れている人は何をやっている?

世の中は、そんなに甘くない!

自分は、もともと蕎麦が大好きで
会社を定年になったら、蕎麦屋をやろう!

こんな思いで蕎麦屋を開業した人
しかし、半年も経たないうちに、
その蕎麦屋は閉店してしまいました。

そうすると、周りの人はこんなことを言います。
「好きなことを仕事にして
うまくいくほど世の中は甘くないよ!」

大好きな蕎麦、蕎麦屋で起業したのに
何でうまくいかなかったのか?

好きなことで起業して成功するには
ある条件が必要だったのです。
今回お伝えしたいのは、このことだったのです。

プロとしての覚悟が出来ているか?

好きなことで起業して成功するには
プロとしての覚悟ができているか?
これこそが唯一絶対と言ってもいい条件なのです。

アマチュアとプロとは大きな違いがあります。
アマチュアは自分で楽しんでいればいいけれど
プロは、相手からお金をいただかなくてはなりません。

自分が提供しているものが
果たしてお金を出してもいいほどの価値があるのか?
プロは常にこのことを問われます。

今までと同じものだったら、
本当に満足するのものでなかったら、
わざわざ、あなたにお金を払ってはくれません。

蕎麦が大好きだとしても
ただ好きなだけで、プロとしての覚悟ができないならば
自分で食べ歩く趣味に留めておいた方がいいでしょう。

苦しみを通して学ぶべきことを学ぶこと

本当にお金をいただくための
価値ある商品やサービスを産み出すには
それこそ、産みの苦しみがあります。

起業を成功させるには
苦しみを通して学ぶべきことを早く学ぶことが必要なのです。

俺は好きなことをやりたいのだ。
こんな苦しみは「好きなことで起業!」
の趣旨に反しているのではないか。

それこそ、世に中はそんなに甘くはないのです。

自分の人生を賭けた本当に好きな仕事は何か?
その仕事をやっていくプロとしての覚悟が出来ているか?

新しい年の始めに当たって少々辛口ですが
今年あるいは数年中に起業を考えている人に
このことを申し上げておきたいと思います。。

今回は以上です。

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“命の時間を使い切る”

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あなたの起業には志(こころざし)はあるか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

11月18日に実施した
大和市桜ヶ丘の朝市に引き続いて
12月9日には横浜市栄区の新大船商店街で朝市です。

栄区にあるこの商店街、“栄”つながりで交流がある
長野県栄村の野沢菜漬け、しめじ、まいたけ等を販売します。

今年の5月には、栄村から農家の方に来てもらい
山菜やキノコを販売したところ、大人気で1時間ちょっとで完売でした。

今回は年末の忙しい時期なので、農家の方は来ません。
そのため、商店街の人たちとともに私も販売の手伝いをします。

商品はすべて350円均一
果たしてどのくらい売れるかな?

さて、今回のテーマは
「あなたの起業には“志(こころざし)”はあるか?」です。

“志(こころざし)”と“野心”の違いは?

サラリーマン時代には出来なかったけれど、
起業してこんな店を持ちたい、こんな仕事で自分を活かしたい
これから起業する人は、皆さん夢を抱いています。

夢を抱くことは素晴らしいことです。
でも、何のためにその夢を実現したいのか
によって、起業の成否が決まるとも言われています。

何のために夢を実現するのかによって
その夢が、“志(こころざし)”なのか
“野心”なのかの2つに分かれます。

自分のためだけの夢ならば、それは“野心”です。
世の中のために役立つ夢ならば、それは“志(こころざし)”です。

このことは、次のような公式で表現できます。
夢+フォーミー=野心
夢+フォーユー=志(こころざし)

人は“野心”には共感してくれません。
例えば、「起業を成功させて大きな家に住み、スポーツカーを買うんだ」
と言っても、人は「そう、頑張ってね」とは言うでしょうが、共感してはくれません。

一方、例えば、独居暮らしの高齢者の安否確認を
行いながら、地産地消の新鮮な材料を使用した
弁当を宅配する事業を始めると言えば

「良いですね、私の知り合いに
有機栽培で野菜を栽培している人がいるから紹介しましょうか?」
というように、共感して協力してくれる人が現れる可能性があります。

“志(こころざし)”と持つと、
・共感者や協力者が現れます。
・自分の仕事に誇りを持つことができます。

・社会に役立つという意識が積極性を引き出します。
・壁に突き当たっても考えがブレません。

だから成功につながりやすいのです。
でも、“志(こころざし)”さえあれば、
うまくいくというわけではありません。

きちんとしたビジネスモデルを
作成することが前提条件になります。

志(こころざし)は、どうやって創っていくのか?

そのためには、次の3つのステップで考えていきます。

第1ステップ:社会に困りごとの明確化
世の中にはこんな困りごと、
こんな悩みを持っている人がいる。

第2ステップ:その困りごとの解決方法
その困りごとや問題に対して
私はこんな仕事を通して解決していく。

第3ステップ:実現したい理想の社会
その結果、私は仕事を通して
こんな世の中を目指していく。

志(こころざし)を実現するには2種類のやり方がある!

まず、目標を決めましょう。
その目標を達成するための具体的な計画を立て
それに基づいて一歩一歩進めて行きましょう。

あなたが学んだ起業の本には
このようなことが書いてあると思います。
このような方法を目標達成型成功と呼んでいます。

これは極めて正しいやり方であり、
成功するための王道であると言えるでしょう。

しかし、もう一つの方法、つまり
展開型成功という方法があることをご存知ですか?

目の前の人を大切にし、
目の前の仕事に全力で取り組むことで人に好かれ
頼まれごとが増えていくうちに、どんどん道が開けていく方法です。

実際に、出会う人を幸せにすると
チャンスが増えてステージがあがっていく
ということは、良くあることだし、良く耳にもします。

目標達成型成功と展開型成功
どちらが望ましいというわけではありません。
自分に合った方法をとればいいと思います。
また、2つをミックスさせるという方法もあります。

起業家が陥りやすい“ビュリダンのロバ”

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて乾し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの乾し草の山は、
どちらも同じほど旨そうに見え
量もまったく差がなさそうに見えた。

さて、どちらの乾し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

彼は右に二、三歩あるいてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

これが、14世紀のフランスの哲学者の
ピュリダンが述べたと言われている
“ピュリダンのロバ”をいう話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択することの連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
つまり、一歩前に進むことが出来ずに時間だけが過ぎていきます。

新しいことへの挑戦には
リスクが付きものです。

リスクを恐れて行動しなかったら
“ピュリダンのロバ”のように餓死してしまうでしょう。

まずは行動してみる。
行動すれば、次の現実が見えてきます。
行動しなければ、何も見えてきません。

自分の心の中に分け入って
自分の本当の夢は何か?
どんな志(こころざし)を実現していくのか?

これさえ明確になったら
目標達成型成功を目指すにしても
展開型成功を目指すにしても、行動あるのみです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が創り出せる最も素晴らしいものが、生き方”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

不安な人ほど良く勉強する?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

いま、小田原城では菊花展が開かれています。

もうそんな時期かと思ってしまうほど、季節の移り変わりは速いですね。

「菊作り 菊見るときは 陰の人」

自分が丹精込めて作った菊を
大勢の人の陰からじっと見つめている。

自己主張をしない謙虚さの中に
自信を感じさせるこの言葉が私は好きです。

さて、今回のテーマは
「不安な人ほど良く勉強する?」です。

起業に不安が付きまとうのは当たり前!

世の中に起業しようと思っている人は沢山います。
でも、実際に起業に踏み切る人は、ほんの一握りです。

本当にうまくいくかな?
失敗したらどうしよう?
家族は反対するだろうな?

起業とは、今までの自分とは
違うことに挑戦することです。

人間は、もともと新しいこと
やったことがないことには不安を感じるように出来ています。

だから、起業に当たって
不安を感じるのは当然のことなのです。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

一番の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物、だから不安がいっぱい。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

つまり、不安な人ほど
情報収集という勉強を良くしているのです。
そして、情報洪水の中に溺れてしまうのです。

起業に当たって、不安に思うのは当たり前
だから情報を集めまくって不安を解消しようとする

では、情報洪水の中で溺れないようにするにはどうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった5%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っている人をちょくちょく見掛けます。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

起業を成功させるために最も重要な情報は?

起業に必要な3つの情報についてご紹介してきましたが
これらの情報の前提として、
起業を成功させるための最も重要な情報があります。
それは、“あなた自身”の情報なのです。

自分は本当に何をやりたいのか?
自分の才能や能力を活かす仕事は何か?
自分はどんなことをやるために生まれてきたのか?

このような自分についての
本源的な情報を知ることが最も重要なのです。

したがって、起業を考えるならば
まず第一に、このような情報について
しっかり把握することが求められます。

つまり、自分のとっての
ライフワークは何かを明らかにすることです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“一歩踏み出す
その勇気が新しい人生になる”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
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発信者
ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士        大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

御殿場線の山北駅
ここには日本で唯一動くD52が置かれています。

10月14日の鉄道記念日に
このSLが煙を吐き、汽笛を鳴らして動きます。

これに合わせて駅前商店街では夕市をやります。
神奈川県内各地から約30店が出店し、13時から17時まで
SLを見がてら、夕市も楽しんでいってください。

さて、シニアの起業を応援するブログは今回で234本目
テーマは「シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?」です。
ぜひお読みください。

平均寿命が大幅に伸びている現在
私たちは何年生きられるか、気になるところですね。

いま、20歳の人は100歳以上
いま、40歳の人は95歳以上
いま、60歳の人は90歳以上

約5割の人がこの年齢まで生きられるというのです。
私たちが子供の頃は人生50年と言われていましたが
いまや人生を2度生きられる時代になったのです。

いま、50代以上の人も
これから長い人生が待っています。
この長い第二の人生、起業して
自分の夢を実現しようと考えている人たちが多くいますが
現実には、第一歩を踏み出せない人が大半なのです。

それはなぜでしょうか?
自信を持って第一歩を踏み出すにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、これについて考えていきます。

今いる安全な場所から抜け出したくない!

人間は本来、新しい環境に身を置くことを
避けるという本能があると言われています。

未知の環境には何が起きるか分からない
だから、身の危険を感じるのです。
慣れた環境の方が安全であり、将来の予測がつきます。

会社員時代が長いシニアほど
その生活に慣れ親しんでいます。
不満があっても、そこは危険な環境ではありません。

しかし、起業することは全く新しい環境に飛び込むこと
しかも、「あいつは起業してダメだったようだよ」という
声も耳に入ってきます。起業にはリスクが付きものです。

人間、50歳前後になると
今までの人生、これからの人生について
思いを馳せると言われています。

自分の人生、このままでいいのだろうか?
もっと違った人生があったはずだ。
もともと、自分は何のために生まれてきたのだろうか?

新しいことをやってもうまくいくだろうか?
そもそも、自分は何をやりたいのだろう?
もしも失敗したら、家族はどうなってしまうだろうか?

こんな気持ちが
心の中を行ったり来たりしているうちに
あっという間に5年や6年経ってしまいます。

一歩を踏み出すには覚悟が必要!

あなたが起業したいと思ったら、そのことを
奥さんやご家族、知人・友人に話してみてください。
大半の方が反対されるでしょう。

「やっぱり、反対されたか」と思って
心が引けてしまったら、起業はやめた方がいいでしょう。
心が定まらないままに起業してもうまくいきません。

会社員の場合には、会社の看板を背負って仕事が出来ます。
起業したら、会社の看板も肩書も一切ないのです。
しかも、今まで経験したことがないことが次々と起こるでしょう。

起業したら、自分だけが頼り
何が起きるか分からない
リスクは付きもので失敗の確率も高い

こんなことを考えたら、やっぱり躊躇してしまいますよね。
この気持ちは、いつまで経っても付いてまわると思います。
だから、起業に向けて一歩踏み出すには覚悟が必要なのです。

覚悟を決めるには何が必要か?

そのためには、“これぞ自分の人生を賭けた仕事だ!
と思えるような仕事に出会うことが必要です。

その確信こそが、覚悟につながり
覚悟を決めて行動すれば、必要な人や物が
自分のまわりに集まってきます。

起業の成功とは何か?
自分が死ぬとき、この仕事で起業して良かったと思えること
仕事を通して、自分が自分の人生の主人公になれること

これこそが“自分の人生を賭けた仕事
と言えるのではないでしょうか。

自分がやりたいこと、好きなことを仕事にする
ここに“自分の人生を賭けた仕事”あるでしょうか?

“自分の人生を賭けた仕事”には
そこに自分の使命やミッションがあります。
好きな仕事に使命を持って取組むことが出来れば
覚悟が決まると思います。

でも、そうでなかったら、
趣味の延長線になってしまうでしょう。

では、自分の使命やミッションは何なのか?
その答えは、自分が今まで生きてきた人生の中にあります。
だから、自分の人生を振り返ってみることが必要です。

起業でまずやらなければならないこと
それは、自分をじっくり見つめ直すことです。

どのように見つめたらいいのか?
「シニアのライフワーク起業成功マニュアル」
というPDFの中で、その方法をご紹介しています。

いま、無料プレゼントを行っていますので、
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今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が見ているのは、本気かどうか”

追 伸

現在、500の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
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この中に、起業を考える上でやらなければならない
自分の人生を見つめ直す方法がご紹介されています。

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ぜひ入手してお読みください。

経済産業大臣登録中小企業診断士
シニアのライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp 携帯:090-5521-7427

 

3種類の仕事の中のどの仕事で起業するか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

昨日は、妻と一緒に
上野公園にある韻松亭でランチ

明治8年創業の豆菜料理の店
豆腐は、滋賀の「みずくぐり」という大豆を使い
自店の工房で、毎日職人がその日の分だけ作っています。

写真は、花籠ご膳
豆腐、湯葉、麩と野菜が中心のヘルシーなメニュー
デザートに笹巻麩万頭が出ました。

たまには、こんな落ち着きのある
店でランチを食べるのもいいものですね。

さて今回のテーマは
「3種類の仕事の中のどの仕事で起業するか?」です。

3種類の仕事とは?

それは次の3つの仕事です。

ライスワーク(rice work)
ライクワーク(like work)
ライフワーク(life work)

ライスワーク(rice work)とは?

rice、つまり飯を食べるための仕事
生活のために必要な収入を得るための仕事です。

商店街の店主に対して
「何のためにお店をやっているのですか?」と質問すると
「だって、店をやっていなけりゃ食っていけねーじゃ」
という答えが返ってきます。

サラリーマンが満員電車に揺られ
会社では上司や取引先から文句を言われても
仕事を続けているのも、生活のためですよね。

家族のために頑張るお父さん
これは必要なことであり尊いことです。

でも、家族のために
今日も我慢、明日も我慢
これで一生終わってしまうのも寂しいことです。

もっと自分が好きなこと
やりたいことで起業する
最近は、こんな人が増えてきています。

ライクワーク(like work)とは?

like、つまり好きなことを仕事にすること
これが出来たら本当に素晴らしいですね。
だって、毎日好きなことをやっていて、それがお金になるのですから。

でも、お金にならないケースが多く見られます。

蕎麦が大好きな人がいます。
美味しい蕎麦屋があると聞けば
遠くてもわざわざ食べに行きます。

あっちこっちの蕎麦屋を食べ歩いて
蕎麦の評論家とも言える存在になっています。

蕎麦打ち教室にも通い
自分でも美味しい蕎麦を打つことが出来ます。

そんな彼、会社を定年で辞めた後
念願の自分の蕎麦の店を持ちました。

一年経って、その店があった辺りに行ってみると
もう店の姿はありません。潰れてしまったのです。

好きなことをやって
お金になれば、それに越したことはありません。
でも、好きなことは趣味に留めておいた方が良い場合が多いのです。

ライフワーク(life work)とは?

自分が本当に好きなこと
本当にやりたいことを仕事にする
この点では、like workと同じです。

でも、life workの場合は
ただ好きなだけでなく、そこに
自分の使命やミッションがあることが前提になります。

哲学者のキルケゴールは、こんなことを言っています。

「私たちがこの世に生まれてきた目的は、
使命を見つけ実践することです。使命の中に
私たちが生まれ持った才能が隠されています」

life workとは、自分の使命やミッションに基づいて
「私はこれをやり切った!」と思って
生涯を終えることが出来るような仕事です。

人生100年時代といわれている現代
あなたが50歳だとしても、
あと20年や30年は働くことができます。

だとしたならば、
自分の使命に基き、自分の才能を活かして
「これぞ自分の仕事だ!」と満足が得られる
仕事をして第二の人生を生きていきたいものですね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“限界と思ったところが
未来へのスタート”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
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お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
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起業したいと思っているのに、なぜ一歩が踏み出せない?


 

こんにちは
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好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
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早いもので、もう今年も6月
小田原城では、花菖蒲とアジサイが咲いています。

花菖蒲の花言葉は「うれしい知らせ」
どんな知らせも「うれしい知らせ」だ
と思うことが大切だと説く人がいます。

私が(勝手に)自分のメンターだと思っている
福島正伸先生は、「起こったことはすべてチャンスだ!」
と説いています。

まだまだそこまでの心境になれない自分、
今日よりも成長している明日を目指したいと思っています。

さて今回のテーマは
「起業したいと思っているのに、
なぜ一歩が踏み出せないのか?」です。

人間の本質は保守的だ!

内閣府の退職希望年齢の調査によると
「働けるうちはいつまでも働きたい」
という回答が最も多かったそうです。

シニアの方々は、生涯現役で働きたい
そのために起業したいと思っている方が多くいます。
しかし、実際に起業する人はほんの一握りです。

なぜでしょうか?

起業することは、自分にとって
未知な領域に足を踏み入れることです。
未知な環境は、何が起こるか分かりません。

そこには、身の危険があるかも知れません。
だから、一歩踏み出すことに躊躇してしまいます。

もともと、人間は新しい環境に
身を置くことを避ける本能があると言われています。
そういう意味では、私たちは保守的なのです。

一歩踏み出すには覚悟が必要!

起業しようと思っても
家族や周りの人には、なかなか言い出せません。
それは、反対されるかも知れないと思っているからです。

また、本当にうまくいくのかなと
心配になったり、失敗したらどうしようと思い悩みます。

覚悟ができていないから
家族や周りの人が反対すると心配なのです。
失敗するのではないかと、躊躇するのです。

覚悟を決めるには何が必要か?

なぜ、覚悟が決められないか?
覚悟を決めるには何が必要か?

これぞ自分の人生を賭けた仕事だ
と思えるような仕事に出会うこと
このような確信が必要なのです。

確信が持てないから、色々な心配や
周囲の声に振り回されてしまいます。

この確信こそが覚悟につながり
覚悟を決めて行動すれば、必要な
人や物が自分の周りに集まってきます。

起業成功のポイント
それは、これぞ自分の人生を賭けた
仕事に出会うこと、これなのです。

起業の成功とは何か?
自分が死ぬときに、あの時に
起業して良かったと思えることです。

今回は以上です。

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“明日はどんな日になるかより
明日をどんな日にしたいか”

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ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
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