ポジショニングマップ作成の8つのステップとは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

冷たい雨が降る中
東京では全国トップでサクラの開花宣言

わが家の早咲きのサクラは
もうすぐ散りそう、早い時期から
咲いてくれてありがとうと、感謝の言葉を掛けました。

さて、今回のテーマは
「ポジショニングマップ作成の8つのステップとは?」

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。
またかと思う方はスルーしてください。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

今回は第6ステップの
「ポジショニングを行う」の部分の2回目です。

国をポジショニングすると…

軸が決まっているマトリックスがあれば
ポジショニングはできるけど
軸をどうやって決めていいか分からない
今回は、それについてご紹介していきます。

まずは、国を取り上げてみました。

縦軸に人口、横軸に国土面積を設定すると
次のようなポジショニングのマトリックスができます。

これは、比較的簡単に軸の設定ができますね。

同じ国でもこんな感じでのポジショニングも考えられます。
縦軸に、GDPの大きさ
横軸に、社会の自由度の高さをとってみました。

次のようなマトリックスができます。
あなたなら、それぞれにどの国を入れますか?

今度は、ちょっと遊んで男性スターの場合

縦軸に、端正な顔立ちか茶目っ気があるか
横軸に、都会的か野性的かを取ると
次のようなマトリックスになります。

縦軸に、男っぽいか中性っぽいか
横軸に、親しみやすさかスター性かを取ると
次のようなマトリックスになります。

このように
色々遊んでみると
ポジショニングの軸の設定に慣れますよ。

次は、パソコン教室の場合

縦軸に、対象が中高年中心か若い人中心か
横軸に、ワード・エクセル中心かネット中心かを取ると
次のようなマトリックスになります。

軸の決め方 8つのステップ

第1ステップ いくつかのビジネスをピックアップ

あなたがこれから起業しようしているビジネスの市場について
既存ではどんなビジネスがあるかピックアップしてください。
なるべく、タイプが違ったものをピックアップしましょう。

第2ステップ それぞれの事業の特徴を書き出す

ピックアップした既存のそれぞれのビジネスの
特徴を書き出してください。
思いつく限り
多く書き出してください。

第3ステップ 違いが分かるような軸を探す

書き出した特徴から
それぞれのビジネスの違いが分かるような
軸を探してマトリックスを作成します。

第4ステップ マトリックスにポジショニングする

作成したマトリックスに
ピックアップした既存のビジネスを
ポジショニングします。

第5ステップ 空いている領域を探す

ポジショニングしたマトリックスを眺め
空いている領域を探します。
あなたのビジネスが
その領域にポジショニングされるか確認します。

第6ステップ そこでビジネスが成り立つか検討する

空いている領域であなたのビジネスがポジショニングされたら
その領域で
本当にビジネスとして成り立つか検討します。

第7ステップ ダメだったら違う軸を探す

ダメだったら、違う軸を探します。
その場合、次のような質問をしながら探していきます。

 ・比較されたくない既存のビジネスとの違いは何か?
 ・顧客が買わない理由を覆すUSPはないか?
 ・何と比べたら圧倒的な価値をアピールできるか?

第8ステップ USPが有効に作用することを確認して決める

新しく設定した軸でのマトリックスで
あなたのビジネスのUSPが
有効に作用することができたら
そのポジショニングでの
アピール方法を考えていきます。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “制約条件が、人を育てる”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男

ポジショニングでブルーオーシャンを探せ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
シニアのライフワーク起業を応援しています。

“暑さ寒さも彼岸まで”という言葉がありますが、
もうすぐサクラを咲く時期になりましたね。

今週の小田原城公園のサクラは
まだツボミが固く、ぼんぼりだけが
寂しそうに吊るされていました。

さて、今回のテーマは
「ポジショニングでブルーオーシャンを探せ!」

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップを確認しておきましょう。
またかと思う方はスルーしてください。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズに応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

今回は第6ステップの
「ポジショニングを行う」の部分です。

良い経営とは戦わない経営!

経営とは、日々戦いである。
戦いに敗れたものは去っていく。
生き残っていくには、敵を打ちのめすしかない。

私がサラリーマンだった頃
こんな言葉をよく聞かされて、ハッパを掛けられました。

でも、この言葉を真剣に受け止めている社員はほとんどいませんでした。
いつもこんなことを考えていたら、疲れてしまいますから…。

いつの頃からか
レッドオーシャン、ブルーオーシャンという言葉を
よく耳にすることが多くなりましたね。

血で血を洗う競争の激しい領域が
赤い海、レッドオーシャン

これに対して、競合相手が少ない
あるいは、いない領域
これば青い海、ブルーオーシャン

誰もが、レッドオーシャンではなく
ブルーオーシャンでビジネスをやりたいですよね。
その方がストレスが少ないし、楽しいですから…。

今日のテーマであるポジショニングとは
同じ市場の中で
自分のビジネスがどこに位置付けられるかを
マトリックスで表現したものです。

これによって
ブルーオーシャンを見付け
そこでビジネスをやっていくことが求められます。

ブルーオーシャンに期待できる3つの効果

ブルーオーシャンでビジネスができると
次の3つの効果が期待できます。

価格決定権があり、収益性が高い

競合相手が多い領域では
どうしても価格競争になります。
競合より1円でも安く
結局、大きくて体力のある企業が勝つ
ということになってしまいます。

ブルーオーシャンでは
価格よりも提供価値を強く訴えていくことができます。
独自性があるので、価格決定権があり
収益性が高くなります。

継続率が高い

レッドオーシャンでの戦いは
前から、後ろから、斜めから切り付けられます。
いつ、競合にやられるか分りません。

ブルーオーシャンでは
競合はいない、あるいは少ない
だから、ビジネスが長く続けられる可能性が高いのです。

ストレスの少ない経営ができる

毎日、やるかやられるか
ということを気にしなければならない
レッドオーシャンでのビジネスよりも

どうしたら、もっとお客様に満足していただけるか
このようなブルーオーシャンでのビジネスの方が
ストレスが少ないのは当然ですね。

私の知り合いの米屋さん、
明日はどんなことをしてお客様に喜んでもらおうか
こんなことを考えて商売していると
毎日が楽しくてしかたがないと話していました。

でも、また近くに競合する店ができた
客をとられたらどうしよう…
こんな心配ばかりしている商店主が多いのも事実です。

ポジショニングの事例 コンビニのコーヒー

コンビニのヒット商品と言えば
淹れ立ての美味しいコーヒーですね。
これは、コーヒー市場の中で
どこにポジショニングされるのでしょうか?

マトリックスの縦軸にテイクアウト型と店内型をとり
横軸に低価格と高価格をとります。
すると、従来の市場は次のようになります。

まず、空いていた左下の領域に入って来たのが
ドトールに代表される
セルフサービスのコーヒーショップです。

次に、右上の領域に入ってきたのが
スターバックスに代表される
スペシャリティコーヒーショップです。
もちろん、店内型もありますが
テイクアウト型が大きな売上げ比率を占めています。

コンビニのコーヒーは
自販機の缶コーヒーがありますが
比較的空いていた左上の領域に入ってきました。

このように見てみると
コーヒー市場の競合関係が良く分かりますね。

みんな、空いている領域を目指して入ってきます。
しかし、その領域にウマみがあるとなると
どっと、そこへなだれ込んできます。

そうすると、新たな競合が生まれ
そこがレッドオーシャンになってしまいます。

そうならないためには
切り口を変えた軸でのマトリックスに
ポジショニングし直してみることが必要です。
これをリポジショニングと言います。

あるいは、そこでの独自性を徹底して
強化していく方法が考えられます。

リポジショニングの例

駅から遠く離れた山の中で
人形の焼き物を制作しながら販売している人がいます。

山の中といっても
近くに滝があるので
夏は滝の近くにキャンプの客が来ます。
土日も、そこそこの人が通ります。

でも、売上げはあまりありません。
この販売所を土産物店として
ポジショニングすると
次のようになります。

これでは、売上げは期待できませんよね。
そこで、ポジショニングを変えます。

近くに畑があるので、農業体験ができます。
販売所には焼き物の工房があるので
焼物体験もできます。

農業体験、焼物体験ができる土産物店として
ポジショニングすると
次のようになります。

こんな形にすれば売上げは期待できますね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “何事も最低から始める方が面白い”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp