情報洪水の中で溺れていないか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
「第14回相模原よさこいRANBU!」が行われました。
45チームの1400名の踊り子が参加し、パフォーマンスを披露しました。
私は踊りの審査員を依頼されてやっています。

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審査員席は一番踊りが見やすい良い席
じっくりと堪能し、踊り子たちからパワーをもらいました。

さて、今回のテーマは
「情報洪水の中で溺れていないか?」です。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

第1の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物
だから、不安がいっぱいです。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

第2の原因は「分かっていない」からです。

起業に当たって、
何が必要な情報かが分かっていないために
闇雲に情報収集してしまう人がいます。

例えば、起業するからには
法人化しなければならないと考え
法人化のための本を3~4冊買って読んでいる人がいます。

確かに、法人化の知識は必要かも知れません。
でも、その前にもっともっと必要な情報が沢山あります。

それが何かが分からないので、
優先順位の低い情報収集に力を入れてしまっているのです。
起業を成功させるにはどんな情報が大切か
優先順位を付ける基準を知ることが必要になります。

第3の原因は「考えていない」からです。

目に付くものは何でも食べて、腹いっぱいになる
でも、食べたものをしっかり消化しないと栄養にはなりません。

これと同じようなことをしていませんか?
例えば、次から次へと本を読む
読んだ本の内容をノートにまとめる

これだけだったら、腹いっぱい食べても
それをしっかり消化していないのと同じことです。

集めた情報を自分の起業にどのように活かしていくのか
これをしっかり考えていくことが必要です。

例えば、本を読んでノートにまとめる場合
ノートの左のページに本の内容をまとめたら
右のページには、その内容について
自分の起業と関連させて考えたことを記入するのです。

情報収集したら、それを自分なりに消化する
この作業を行っていない人がいかに多いか
創業相談を行っていると、このことを実感させられます。

情報洪水の中で溺れないようにするには、どうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった4%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っているケースが多くなっています。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “結果が出ない時間は
         成長の時間”

追 伸

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2つのタイプの起業家の落とし穴とは何か?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

9月1日、神奈川県葉山町の
「HAYAMA STATION」がグランドオープンしました。
葉山の逸品や特産品を販売する商業施設です。

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葉山コロッケや葉山牛の旭屋牛肉店
日経新聞に日本一美味しい食パンの店と評されたブレドール
葉山日曜朝市で牛筋のワイン煮込みが人気のミラマール
ケーキのレリッシュプレインやブラウンスイーツなど
葉山の名店9店がテナントとして入っています。

これに葉山・三浦地域の野菜、三浦湾の魚介類などを
販売する“道の駅”のような店であり、駐車場は70台がとめられます。

行政や商工会が別会社を作って
そこが経営するという形態は見られますが
ここは葉山町商工会が経営主体となっており
全国的に見ても珍しいケースです。

グランドオープンの前日には
黒岩神奈川県知事などの来賓によるテープカットが行われました。
私もこのプロジェクトの一員として参加してきたので感慨深いものがありました。

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さて、今回のテーマは
「2つのタイプの起業家の落とし穴とは何か?」です。

起業家には2つのタイプがある!

これから起業を目指す40代以降の
会社員の場合、2つのタイプがあります。

1つ目は、組織に縛られないで
自分で自由に働きたいというタイプです。

私の場合はこれでした。
とにかく会社に縛られるのが嫌で堪りませんでした。

独立してから、辞めた会社にセミナー講師として呼ばれたとき
かつての先輩や同僚から「お前は会社を辞めて本当に良かったな、
お前ほど組織に向いていない奴はいないからな」と言われました。

もう一つのタイプは、
自分のやりたいことで働きたいという人です。

今まで家族のために一生懸命働いてきた。
会社で嫌なことがあっても、
家族のためだと思って我慢してきた。

子供も独立したので、これからは自分にために
働きたいという人がこのタイプです。

家族のために働くことは素晴らしいことですが
このタイプの人の胸の奥にある気持ちは分かりますよね。

この2つのタイプ
どちらかのタイプに分かれるのではなく
両方の要素を持っているケースが多いようです。

2つのタイプには落とし穴があります。
これをしっかり意識しないと穴にハマってしまう恐れがあります。

1人で起業しても組織からフリーになれない!

組織に縛られるのが嫌で起業した私の場合
組織からフリーになれたでしょうか?
決してそんなことはありません。

クライアントは
行政や商工会・商工会議所、企業という組織です。
したがって、クライアントである組織の論理には従わなければなりません。

打合せや会議に遅刻なんてもってのほかです。
納期に遅れれば、次からは仕事は来ないと覚悟しなければなりません。
この点は、会社員時代より厳しいと言えるかも知れません。

しかし、毎朝満員電車で通勤しなければならないことはなくなります。
嫌な上司と付き合う必要もありません。
この点は、私自身独立して良かったと思っています。

会社という組織に縛られないということは
ある意味では自由気儘に毎日を過ごすことができます。

今日はやる気がしないから
その仕事は明日やればいいかと
先延ばししても誰にも怒られません。

こんな気持ちで毎日を過ごすと
自堕落な日々を送ることにつながってしまいます。
だから、強い気持ちで自分を律することが必要です。

起業前の人にこんなことを言うと
「そんなことはあり得ないだろう」という反応が大半ですが
人間は弱い存在、どうしても楽な方に流れていってしまいます。

本当に自分のやりたいことが分からない!

今まで家族のために
嫌なことがあっても頑張ってきた。
これからは起業して自分のやりたいことをやるぞ!

こう思っても、自分の本当にやりたいとは何だろうと考えると
はたと困ってしまう人も多いようです。

私のこのブログでも
好きなこと、本当にやりたいことで起業しましょうと言い続けてきました。
そうすれば、時間を忘れて没頭できる
毎日が楽しく、仕事をしていても疲れない、と訴えてきました。

でも、本当にやりたいことが分からない
自分はそもそも何をするためにこの世に生まれてきたのだろうか?

そうなんです。
日々の生活の中で、自分自身のことを深く考える機会がなく今まで来ていたのです。
だから、いざとなると、このような悩みが生まれてくるのです。

あなたの本当にやりたいこと
あなたの本質は、あなたの過去に隠されているのです。

幼かった頃から今までの自分の人生を振り返ってみてください。
子供の頃、中高生や大学生の時
何に夢中になっていましたか?

なぜ、それに夢中だったのですか?
今までで一番嬉しかったこと、ワクワクしたことは何でしたか?
なぜ、嬉しかったのですか?ワクワクしたのですか?

そこにあなたの本当にやりたいこと
あなたの才能、あなたの本質が隠されているのです。

気を付けなければならないのは
Wont to(やりたいこと)と
Have to (やらなければならないこと)を
混同してしまうことです。

Have to は、自分ではない世間や他人の
価値観で動くということです。

あくまでの自分のWont to、つまり
自分の価値観で動くことが重要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “困ったときは、成長するとき”

追 伸

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