“年齢は捨てなさい”という下重暁子さんの生き方に学ぶ


“年齢は捨てなさい”という下重暁子さんの生き方に学ぶ - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

「下重暁子」という名前と顔
私にとっては、非常に懐かしく感じられます。

50数年前、わが家に初めてテレビが来たとき
NHKにチャンネルを合わせると
画面に出て来たのが下重暁子アナウンサー

その後も、NHKで良く顔を見掛けましたが
大人になってからは、その存在をすっかり忘れていました。

ところが、本当に何十年振りかで彼女の名前を目にしました。
「家族という病」という本の著者として、新聞に広告が出ていたのです。
この本は、60万部の大ベストセラーとなり、パート2も出ました。

そして、ついこの間、また新聞で彼女の本の広告
「年齢を捨てなさい」という書名に惹かれて買って読みました。

このブログを読んでいただいている方に
その一部をシェアしたいと思ってご紹介させていただきました。
興味を持たれたならば、購入してお読みになることをお勧めします。

つい、年齢でその人を見てしまう私たち!

1936年(昭和11年)5月29日
これが彼女の誕生日、あの2.26事件のあった年です。

現在82歳、本の帯にある彼女の写真を見て
「この年齢で、この若さはすごい!」と年齢と顔を比較して見てしまう私たち
年齢という基準でその人を見てしまうことが習慣になってしまっています。

日本では、定年があるのが当たり前という感覚がありますが
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは
年齢を理由とする差別行為は禁止されています。
イギリスでは、2011年より定年制が廃止されました。
日本では、なにごとについても年齢、年齢…
日本ほど年齢が重視される国は珍しいそうです。

そのせいもあり、私たちは
「もう年だから…」とか「年相応に…」
「年を考えないと…」と、年齢のこと意識しながら毎日を送っています。

下重暁子さんは、この本で
“年齢を封印するだけで、出来ることが10倍増える”と説いています。

「もう年だから」というたびに醜くなる

彼女は、このように書いています。

“いつも、自分は今年いくつで、
来年はまた年を重ねるなどと気にしている人は、
年齢に引っ張られて生きているといっても過言ではありません。

気にしようがしまいが時間の経過に伴って年は取るわけで、
わざわざ気にする必要などないのです。
「もう年だから…」を言い訳のように使っている人は、
それを口にするたびに、醜くなっていることは間違いありません。

ためしに鏡を手に「もう年だから…」といってみてください。
実年齢がいくつであろうと、10歳は老け込んで見えるはずです。

「もう年だから」というたびに、
鏡の中のあなたが復讐してくることは確実。
ますます落ち込んで、限りないどん底に落ち込んでいくだけです。”

「忙しくて死ぬひまもありません」

本の中に、物集高量(もずめたかかず)という
辞書の編纂という仕事で死ぬまで働き続けた国文学者の話が出ています。

100歳の時、「百歳は折り返し点」という本を上梓し
106歳で死去した彼が103歳の時、下重さんがインタビューしました。

一通り話が進んで、帰り際に
彼女が「いつまでもお元気で」というと
「えぇ、えぇ、忙しくて死ぬひまもありません」と答えたとのことです。

以前、私がこのブログでご紹介した岸恵子さん
80歳を過ぎてから「わりなき恋」という
小説を書いた時、ある人から「若さの秘訣は?」と聞かれて

「何も目的がないから老けるのよ。
新しいことに挑戦し続けていれば、老けるひまなんてない」
と答えたそうですが、物集さんと通じる話ですね。

自分の年は自分で決める!

私自身は、還暦はかなり前に過ぎましたが
還暦とは、60年で再び生まれた年の干支に還るという意味だそうです。

下重暁子さんは、還暦を迎えるにあたって、次のように考えました。

“60歳からの私は、新しく生まれ変わって
好きなことをやっていくと決心しました。
そこで考えたのです。いっそ加齢はここまでで停止しようと。”

瀬戸内寂聴さんの話も出てきます。
ある人が寂聴さんに電話したところ
「私、今日45歳になったわ」と話したというのです。

寂聴さん、50歳のときに剃髪されて仏門に入られた、
その時から45年経ったので、今年45歳だというのです。

このことについて、下重さんはこのように書いています。

“50歳で寂聴さんは御自分の人生に一区切りつけられたのでしょう。
このように人はどこかで自分の人生をリセットして、
自分のほんとうの年齢を生き始めるのではないでしょうか。

私は、私としての年齢を60歳で一区切りつけた後、
再び生き始めた気がします。そこからがほんとうの人生なのです。”

起業によって新たな人生を生きる!

ここ10年くらいの間に
50代、60代の起業が非常に多くなってきています。

私のところに来られる起業相談も、この年代の人が多いのです。
今年に入ってからも、50代の女性が何人も相談に来られました。
50代といっても若さに漲り、皆さん意欲満々、今後が多いに楽しみです。

人生100年時代といわれている今日
50歳や60歳で「もう年だから…」と
自分で自分の人生の選択の幅を縮めてしまうなんて、もったいないことです。

起業によって、新しい自分の人生を切り開いていく
そのために私自身も、シニア層の起業の応援に
年齢は捨てて、もっと力を入れていかなければ…、
下重さんの本を読んで想いを新たにしました。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“どんな遠い山でも、見えるなら行ける。
どんな遠い夢でも、見えるなら実現できる”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp