「人生100年時代」をこう生きよう!


「人生100年時代」をこう生きよう! - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

先日、妻の実家がある宮崎県に行ってきました。
鹿児島県に近い過疎地です。

そこには、写真のような「売」という紙が貼られた
荒れた建物が、そこここに放置されていました。

高齢化に伴う地域の過疎化の進行
私たちは、このような現実に対して
元気なシニアこそ“業”を起こして
地域の活性化に取り組むべきだと考えています。

さて、今回のテーマは
「“人生100年時代”をこう生きよう!」です。

老けるヒマなんかない!

1932年生まれの女優の岸惠子、女優にとどまらず、
エッセイや小説、翻訳物も手掛けています。

そんな彼女が81歳の時に発表したのが官能小説「わりなき恋」、
“70歳を超えた女性の愛と性”というキャッチコピーで話題を呼びました。

彼女、若さの秘訣はなに?を聞かれて
「何の目的もないから老けるのよ。
新しいことに挑戦し続ければ老けるヒマなんかない。

言葉をかえれば、もっと苦労することが必要なのよ」
と答えたと言います。まさに脱帽です。

シニアと言われる年齢になると、
「挑戦」という言葉とは縁遠くなりがちですが、
生きている限り「挑戦し続け、走り続ける」、
この気持ちこそ「人生100年時代」のキーワードかも知れませんね。

仕事自体が「生きる活力」

仕事を辞めて家にいると急に老け込む
という話をよく耳にします。
岸惠子のインタビューを聞くと、その理由が納得できます

特に今まで会社人間だった男性ほど、
この傾向が強いと言われています。

だから、趣味でもボランティアでも地域活動でも、
何かやることが大事だよと人に勧められます。

人と人と関わること、自分の出来ることで
周りの人の役に立つこと、そのこと自体が
「生きる活力」につながるからでしょう。

しかし、働くことの方がもっと「生きる活力」につながります
。起業して働けば、報酬を得ることができます。

人や社会の役に立つ活動をした結果が
売上げという形でフィードバックされるのです。

無報酬の場合と比べて、取組む姿勢や真剣度が違います。
「自分はプロだ!」という心構えが自信や誇りになります。

「人生100年時代」を全うするなら、
仕事をすることによって、「生きる活力」を
持ち続けることが必要だと思われます。

「丸い心」と「感謝」で生きる

年を取ると、頑固になったり
人の話を聞かなくなる人がいます。

逆に、年齢とともに
性格が「丸くなる」人もいます。

カリフォルニア大学のメイサー・キャサリンらの研究によると、
年齢を重ねると次のような現象が現れることが明らかになったというのです。

・激しい否定的感情を前ほども持たなくなる。
・否定的感情には、肯定的感情ほど注意を払わなくなる。
・否定的感情の原因を、肯定的感情の原因ほど記憶しなくなる。

つまり、年齢とともに否定的な感情よりも
肯定的な感情が強くなり、
「丸くなる」というのは本当だったのです。

シニアとして生活したり働いたりする場合、
このことは極めて重要だと思います。

起業がうまくいくポイントの一つは、
会社にいた時以上に謙虚に人の意見やアドバイスに耳を傾けること、

しかし、今まで高い地位にあった人ほど、
これができにくいと言われています。
そうすると、段々相手にしてくれる人がなくなってしまうのです。

もう一つ大事なこと、それは「感謝」です。
意見やアドバイスをしてくれた人だけでなく、
自分に関わり合うすべての人に「感謝」の気持ちを持つこと、

このような人の周囲には
協力してくれる人が集まってきます。

そして、自分も気持ちよく仕事をしたり、
生きていくことができます。

「挑戦し、走り続ける」一方で、
人の意見やアドバイスに耳を傾ける「丸い心」、

そして、周囲の人に「感謝」の気持ちを持つこと、
これによってネットワークができやすくなり、
沢山のチャンスが生まれることにつながります。

シニアだからこそ
「人望のある人」「徳のある人」と言われたいですよね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“本気とは、自分がまだ本気じゃないと気付くこと”
前回の続きの融資の話は
次の機会に譲りたいと思います。

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp