起業で迷ったら、やって楽しい方を選べば売上げが上がる!?
こんにちは
ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。
さて、今日のテーマは
私が化粧品のセールスをしていた頃
「販売は断られたときから始まる」
と教えられました。
はい、待っていました、なんていう客がいるわけはない。
客とは断るものだ。
断られて帰ってきたら、商品なんて売れるわけがない。
販売とは客との戦いだ。
戦いとは苦しいものだ。
でも、戦いに勝って販売してくるのだ。
毎日、こんなハッパを掛けられていました。
私は、こんな戦いにいつも負けていました。
だから、売れないダメなセールスマンでした。
私は考えました。
客との戦いに勝って、販売してくるということは
客は戦いに負けたということか?そんなバカな…。
さすがに今では、こんな考え方は通用しないと思いますが、
仕事は苦しいものだ、つらいものだ
という意識は残っていると思います。
今年のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の
第1回目の冒頭に、徳川家康が出てきたのには
ビックリしましたね。
徳川家康と言えば
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」
という言葉が有名です。
人生とは苦しいものだ、
だから、それを乗り越えなければならない
という教えだと思いますが、本当にそうでしょうか?
私の知合いの米屋の店主
明日は、どんなことでお客様に喜んでもらおうか?
と考えると、毎晩楽しくて仕方がない。
彼の店はとても繁盛しています。
自分が楽しいと、周囲の人も楽しくなります。
これがお客様に伝わっていきます。
人間は、自分以外の人が喜ぶと
それが自分の喜びになる
このようにつくられていると言われています。
まさに“他人に喜ばれることが自分の喜び”なのです。
こういう状態だと、商売が楽しくて仕方がなくなります。
と言いつつも
私たちは、どうしても損か得かで考えてしまいます。
ある酒屋の例です。
山梨県へ、ワインにするぶどうの収穫ツアーを企画しました。
参加するお客様から参加実費はいただきますが、
色々と経費が掛かります。
その分、ワインを割引販売した方が売上げがあがるのではないか
と考えました。
お客様とぶどうの収穫ツアーに行くのと、
ワインを割引で販売するのでは
どちらが楽しいか?
やっぱりぶどうを収穫し、その後みんなで日帰り温泉に入って来る
この方が楽しいな!
だったら楽しい方を選ぼうということになりました。
ワインの売上げはどうだったか?
自分たちが収穫したぶどうで作ったワイン
全部予約販売ではけてしまいました。
迷ったら、楽しい方を選ぶ
結果として、売上げもあがったのです。
起業の場合も同じだと思います。
この仕事とあの仕事、どちらにしようか迷ったら
やって楽しくなる方の仕事を選ぶ
多くの起業家を見ていると
こちらの方が正解だと実感します。
もちろん、仕事ですから
楽しいことばかりではありません。
当然、苦しいことに出会います。
そんな時には、
何をやればお客さまが喜ぶのかを考える
これが一番のポイントだと思います。
今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から
“最も早く夢を実現する方法は
今、行動すること”
追 伸
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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士 大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp