これがビジネスモデルづくり最強のツールだ!
こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。
好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。
日曜日に、相模原・古淵で行われた
よさこい RANBU!
13回目になる今回は
45チーム、1200名が踊りました。
私は今年も審査員、一番良い席から見ることができました。
やっぱり、表情が豊かで
動きに切れがあるチームの踊りには
高い評価が与えられました。
観衆は7万人と発表され
秋晴れの一日を多くの人が楽しみました。
さて、今回のテーマは
「これがビジネスモデルづくり最強のツールだ!」です。
前回のブログで
多くの事業計画書に見られる問題点として
次の5つをあげました。
1.なぜ、その事業をやるのか、動機が不十分!
2.顧客のニーズやウォンツの把握が不十分!
3.自己の事業の独自性が明確でない!
4.事業モデルが確立されていない!
5.メッセージが伝わらない!
今回は、事業モデルが確立されていない
という問題点に対応するために
ビジネスモデル・キャンバスについてご紹介します。
ビジネスモデル・キャンバスとは
起業する場合、自分のやりたいことを見える化する強力なツールなのです。
ビジネスモデル・キャンパスは
IBM、エリクソン、デトロイトやカナダ政府をはじめ
世界中の企業や組織で活用されているフレームワークです。
ビジネスモデル・キャンバスは
次の9つの要素で構成されています。
第1の要素 顧客セグメント
顧客セグメントとは、
あなたが創り出した価値を届ける相手です。
ビジネスを通してあなたが幸せにしたい人です。
これを明確にすることが第一歩です。
第2の要素 提供価値
顧客はあなたの商品にではなく
商品によって提供される価値にお金を支払っています。
顧客が他ではなく、あなたを選ぶ理由は、
特別な価値を提供できるかどうかに掛かっています。
第3の要素 チャネル
チャネルには、次の5つの機能があります。
1.商品とサービスの認知度を上げる。
2.見込み客に対して商品やサービスを評価してもらう。
3.顧客が購入できるようにする。
4.顧客に価値を届ける。
5.購入後の満足度の高めるサービスを届ける。
チャネルというと
商品を買う場所と思ってしまいますが
それだけではありません。
上記のような5つの機能を果たす手段がチャネルなのです。
だから、お店だけでなく、メールやブログ、ニュースレターなども
チャネルの機能を果たすための手段なのです。
第4の要素 顧客との関係
ここでは、顧客とどのような関係を
築いていくかを明確にしていきます。
あなたのビジネスでは
顧客と対面の親身なサービスを行いますか?
それとも、より自動化されたサービスでしょうか?
あるいは全くのセルフサービスですか?
また、一度きりの取引ですか?
継続性のある取引ですか?
低コストでビジネスを行っていくには、
顧客との関係にあまり手間や時間を掛けるわけにはいきません。
でも、顧客との関係を強化して生涯顧客価値を高めていくには
親身なサービスを行っていくことが必要です。
第5の要素 収入の流れ
一番単純な収入の流れは
お店で商品を販売して、その代金として
現金を受け取るというビジネスモデルですね。
これは、顧客が形のある商品の所有権を買い取る
売切りという方式です。
売切り以外に、次のような収入の流れがあります。
●リースと賃貸
●サービス料と利用料
●登録料
●ライセンス料
●仲介料
第6の要素 主なリソース
リソースとは
あなたがビジネスを行っていく上で必要な経営資源です。
経営資源とは
「ヒト」「モノ」「カネ」「ノウハウや情報」などを指します。
あなたがマッサージ業を始めるならば、マッサージの技術や知識
それに、マッサージを行うサロンが必要です。
でも、サロンを借りて商売を始めると
売上げが全くなくても、毎月家賃という固定費が掛かってきます。
そのため、出張マッサージという営業形態も考えられます。
リソースを考える場合
自分が用意できるものは何か?
用意できないものはどうするか?
を考えていくことが必要です。
第7の要素 主な活動
主な活動とは、
あなたのビジネスを維持・発展させていくための活動です。
これには2種類あります。
一つは、顧客に価値を提供していくための直接的な活動
商品やサービスを作ること、あるいは仕入れること
商品やサービスを知ってもらうこと
商品やサービスをお届けすること
顧客との関係を継続させていくこと
以上が、直接的な活動ですが
このような活動を支えていく活動も
大変重要です。
会社で言えば、経理や総務、人事などの部署が行う活動です。
あなたが一人で起業したとしても
経理や色々な事務処理は行わなければなりません。
これは意外に軽視されがちですが、
この部分が不十分だと
丼勘定的な経営となり、やがて行き詰ってしまいます。
第8の要素 キーパートナー
キーパートナーとは、
あなたのビジネスを支えてくれる人です。
商品供給先や販売提携先などが考えられます。
先ほどの事務関係を奥様にやっていただくならば
奥様もキーパートナーとなりますね。
第9の要素 コスト構造
主なリソースを手に入れ
主な活動を行い、キーパートナーに支払う
そのすべてにコストが掛かっています。
コストを考える場合、次の2つの点が重要です。
一つ目は、売上げに関係なく固定的に出ていく固定費を低く抑えて
変動費化していくこと
二つ目は、拡張性を考えること
例えば、ひとたびソフトウェアを作ってしまえば
後は、低コストで再生産・流通が可能になります。
今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から
“毎日、まわりの人を支援すると、
毎日、まわりの人から支援されるようになる”
追 伸
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