二宮尊徳の教えを起業に活かす!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

500名超の起業相談から生まれたノウハウを活用して
50歳以上のシニアの起業を応援するブログを配信しています。

今日の朝刊に「二宮金次郎の一生」
という本の広告が掲載されていました。
映画が今年の夏に公開される予定だそうですね。

小田原城の横に、二宮尊徳を祀った
報徳二宮神社があり、そこに像が立っています。

その脇に立てられている掲示板に、
二宮尊徳のこんな言葉が書かれていました。

「経済なき道徳は戯言であり
道徳なき経済は犯罪である」

今の世の中の様々な出来事を
見透かしたような彼の言葉ですね、。

そこで、、今回のテーマは
「二宮尊徳の教えを起業に活かす!」です。

理念とは、ミッションを実現していくための価値観!

「道徳なき経済は犯罪である」
強烈な言葉ですが、経済の本質を語っているように思います。

彼の言う「経済における道徳」とは何か?
それは、事業を行う際の理念だと思っています。

過去の出来事や現在を振返ってみると
この理念をないがしろにした会社が
色々な問題を起こしているような気がします。

では、理念とは何でしょうか?
理念は、ミッションやクレドと混同されることが多いようですが
私は、ミッションを実現していくために大切にしている価値観と考えています。

老舗企業が代々伝えてきた家訓や社訓も
理念と言えるでしょう。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の“三方よし”は、
近江商人たちが商売をする上で守ってきた価値観です。

それにしても最近は「売り手よし」だけで
「買い手よし」「世間よし」が軽んじられているように
感じるには私だけでしょうか?

理念は、規模の大小に関係なく必要なもの

理念なんて、大きな会社には必要なのかも知れないが
これから起業する自分のようなところには関係ないのではないか?
このように思っている方が多いのではないでしょうか。

そうではありません。
理念は、規模の最小にも
歴史や伝統のあるなしにも関係ありません。

どのような仕事をしていくにも必要なものです。
私の知り合いのカイロプラクティックの治療院の話です。

自分が耐えられなかった身体の痛みを
カイロプラクティックで救われた
だから、私もそのような人たちの役に立ちたい。

それが彼女の治療院の理念です。
理念は仕事をしていく上ので、“志”とも言えるものです。

「利他」と「感謝」は起業の理念として不可欠

理念は、あなたが今まで生きてきた中で大切にしてきた価値観
今後、仕事をしていく上で大切にしたい価値観です。

100人いれば、100通りの価値観があると思います。
でも、起業を成功させていくためには
「利他」と「感謝」という価値観は不可欠だと思います。

なぜなら、人は種の保存のためだけでなく
人に喜んでもらうこと、社会に貢献すること
このために存在しているのです。

だから、このような「利他」の行動によって
大きな喜びが得られるように創られているからです。

せっかく起業したならば
毎日、ワクワクし活き活きと働きたい
それは「利他」という価値観によってもたらされます。

もう一つの価値観は「感謝」
古来、日本では「人は他の動植物の命をいただくことで
自らの生存を確保している」考え方が存在しています。

だからこそ、人々は自分たちを
「生かしてくれる」大自然の恵みに感謝しながら生きてきました。
私たちは「生かされている」のです。

私たちが起業して仕事をしていくためには
自分一人ではできません。
周りの人たちや世の中の多くの人の協力や助力が必要です。

これに素直に感謝すること、
「感謝」の気持ちがあるところに人は集まってきます。
そこに、新たなエネルギーの磁場ができます。

売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決める

私が自分のメンターだと勝手に思っている
福島正伸先生は、著書「起業学」の中で次のように述べています。

“起業とは、社会に貢献することで
自己の社会的存在価値を創造するための活動”

“社会に貢献する夢を抱き、幾多の困難に挑み続ける。
めげそうになる時があっても、夢を思い出して
自分の道をひたすらに前進する。苦労の先にある

いくつもの感動を心に蓄積して
強くそして心豊かな人になる”

“売上げはお客様が決め、会社の存在価値は社会が決めます。
だから私たちは社会やお客様のために何ができるか
どんな価値と感動を提供しようとしているのかを考えるだけでいい。
そんなふうにシンプルに考えるだけで
すべての事業はうまくいくようになっているのです。”

起業してから3年後まで生き残るのは3割
こんな厳しい数字になるのは、「利他」と「感謝」の価値観が
しっかり腹の中に落ちていないのが原因かも知れません。

ドラッガーは
「マネジメントの最終の目的は人を幸せにすること」と述べています。

簡単に出来そうで、実は難しいこと
それが「利他」と「感謝」かも知れません。

私自身、妻に本当に感謝の気持ちを伝えているか?
周りの人に役に立つことをしているのか?
振返ってみると、はなはだ心もとない状態です。

でも、出来てないからいらないのではなく
出来ていないから、それを目指していこう
このように考えなければいけないな。

二宮尊徳の言葉を目にして
しみじみと感じた次第です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“夢への道は、常に今の自分から、始まっている”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
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ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

好きなことで起業できる!しかし条件が…


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

毎年、初詣では相模の国の一宮である寒川神社に行っています。
いつもは午前中に行っていましたが、今年は午後
すごく混んでいて、参拝するのに1時間以上掛かりました。

並んでいる列がちっとも進まないので
ずっと神門に飾られた“ねぶた”を見ていました。

今年で19回目になる寒川神社の“ねぶた”
皇太子殿下の新天皇即位があるので
テーマは「御代替わり(みよがわり)」

制作したのは、青森ねぶたの第一人者である北村蓮明さん
幅9メートルで、高さ2.6メートル
いくらくらい掛ったのかと、ついゲスの勘繰りをしてしまいます。

さて、今回のテーマは
「好きなことで起業できる!しかし条件が…」です。

「好きを仕事に!ライフワーク起業」
をテーマにしているこのブログ

だったら何で今さら「好きなことで起業できる!」なの?
とお思いかも知れません。
しかし、今回はどうしても伝えたいことがあるのです。

こんな生活、もう嫌だ!

毎朝、満員電車に揺られ
目標というノルマに追われ
クライアントと遅くまでのお付き合い

こんな生活はもういやだ!
起業相談の際に、こんな声を良く聞きます。
かつてはサラリーマンだった私もそうでした。

毎日、好きなことだけやっていられたら
どんなにいいだろう。楽しくて仕方がないだろうな。
日曜日の夕方になると、こんなことを考えていました。

会社を辞めて、好きなことで起業したいな!
と思っても、いざとなると自分が何が好きなのか
よく分かりません。

では、どうしたら好きなことを
見つけられるのでしょうか?

大好きなことを見つける7つの質問

漠然と自分の好きなことは何だろうと
考えていても、なかなか思い浮かびません。

自分に対して、次の7つの質問をしてみると
「あっ、そうだった!」と思うことが浮かんでくるでしょう。

その自分への質問とは次の7つです。

1. 小さい頃、ワクワクしてやったことは?
2. もっとやりたいのに、時間がないと感じることは?
3. 時間があったら、ついやってしまうことは?

4. 人から褒められることは?
5. 普段、良くお金を使いことは?
6. 本屋で、いつも本を探すコーナーは?
7. 自分が憧れている人は何をやっている?

世の中は、そんなに甘くない!

自分は、もともと蕎麦が大好きで
会社を定年になったら、蕎麦屋をやろう!

こんな思いで蕎麦屋を開業した人
しかし、半年も経たないうちに、
その蕎麦屋は閉店してしまいました。

そうすると、周りの人はこんなことを言います。
「好きなことを仕事にして
うまくいくほど世の中は甘くないよ!」

大好きな蕎麦、蕎麦屋で起業したのに
何でうまくいかなかったのか?

好きなことで起業して成功するには
ある条件が必要だったのです。
今回お伝えしたいのは、このことだったのです。

プロとしての覚悟が出来ているか?

好きなことで起業して成功するには
プロとしての覚悟ができているか?
これこそが唯一絶対と言ってもいい条件なのです。

アマチュアとプロとは大きな違いがあります。
アマチュアは自分で楽しんでいればいいけれど
プロは、相手からお金をいただかなくてはなりません。

自分が提供しているものが
果たしてお金を出してもいいほどの価値があるのか?
プロは常にこのことを問われます。

今までと同じものだったら、
本当に満足するのものでなかったら、
わざわざ、あなたにお金を払ってはくれません。

蕎麦が大好きだとしても
ただ好きなだけで、プロとしての覚悟ができないならば
自分で食べ歩く趣味に留めておいた方がいいでしょう。

苦しみを通して学ぶべきことを学ぶこと

本当にお金をいただくための
価値ある商品やサービスを産み出すには
それこそ、産みの苦しみがあります。

起業を成功させるには
苦しみを通して学ぶべきことを早く学ぶことが必要なのです。

俺は好きなことをやりたいのだ。
こんな苦しみは「好きなことで起業!」
の趣旨に反しているのではないか。

それこそ、世に中はそんなに甘くはないのです。

自分の人生を賭けた本当に好きな仕事は何か?
その仕事をやっていくプロとしての覚悟が出来ているか?

新しい年の始めに当たって少々辛口ですが
今年あるいは数年中に起業を考えている人に
このことを申し上げておきたいと思います。。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“命の時間を使い切る”

追 伸

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あなたの起業には志(こころざし)はあるか?


 

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「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

11月18日に実施した
大和市桜ヶ丘の朝市に引き続いて
12月9日には横浜市栄区の新大船商店街で朝市です。

栄区にあるこの商店街、“栄”つながりで交流がある
長野県栄村の野沢菜漬け、しめじ、まいたけ等を販売します。

今年の5月には、栄村から農家の方に来てもらい
山菜やキノコを販売したところ、大人気で1時間ちょっとで完売でした。

今回は年末の忙しい時期なので、農家の方は来ません。
そのため、商店街の人たちとともに私も販売の手伝いをします。

商品はすべて350円均一
果たしてどのくらい売れるかな?

さて、今回のテーマは
「あなたの起業には“志(こころざし)”はあるか?」です。

“志(こころざし)”と“野心”の違いは?

サラリーマン時代には出来なかったけれど、
起業してこんな店を持ちたい、こんな仕事で自分を活かしたい
これから起業する人は、皆さん夢を抱いています。

夢を抱くことは素晴らしいことです。
でも、何のためにその夢を実現したいのか
によって、起業の成否が決まるとも言われています。

何のために夢を実現するのかによって
その夢が、“志(こころざし)”なのか
“野心”なのかの2つに分かれます。

自分のためだけの夢ならば、それは“野心”です。
世の中のために役立つ夢ならば、それは“志(こころざし)”です。

このことは、次のような公式で表現できます。
夢+フォーミー=野心
夢+フォーユー=志(こころざし)

人は“野心”には共感してくれません。
例えば、「起業を成功させて大きな家に住み、スポーツカーを買うんだ」
と言っても、人は「そう、頑張ってね」とは言うでしょうが、共感してはくれません。

一方、例えば、独居暮らしの高齢者の安否確認を
行いながら、地産地消の新鮮な材料を使用した
弁当を宅配する事業を始めると言えば

「良いですね、私の知り合いに
有機栽培で野菜を栽培している人がいるから紹介しましょうか?」
というように、共感して協力してくれる人が現れる可能性があります。

“志(こころざし)”と持つと、
・共感者や協力者が現れます。
・自分の仕事に誇りを持つことができます。

・社会に役立つという意識が積極性を引き出します。
・壁に突き当たっても考えがブレません。

だから成功につながりやすいのです。
でも、“志(こころざし)”さえあれば、
うまくいくというわけではありません。

きちんとしたビジネスモデルを
作成することが前提条件になります。

志(こころざし)は、どうやって創っていくのか?

そのためには、次の3つのステップで考えていきます。

第1ステップ:社会に困りごとの明確化
世の中にはこんな困りごと、
こんな悩みを持っている人がいる。

第2ステップ:その困りごとの解決方法
その困りごとや問題に対して
私はこんな仕事を通して解決していく。

第3ステップ:実現したい理想の社会
その結果、私は仕事を通して
こんな世の中を目指していく。

志(こころざし)を実現するには2種類のやり方がある!

まず、目標を決めましょう。
その目標を達成するための具体的な計画を立て
それに基づいて一歩一歩進めて行きましょう。

あなたが学んだ起業の本には
このようなことが書いてあると思います。
このような方法を目標達成型成功と呼んでいます。

これは極めて正しいやり方であり、
成功するための王道であると言えるでしょう。

しかし、もう一つの方法、つまり
展開型成功という方法があることをご存知ですか?

目の前の人を大切にし、
目の前の仕事に全力で取り組むことで人に好かれ
頼まれごとが増えていくうちに、どんどん道が開けていく方法です。

実際に、出会う人を幸せにすると
チャンスが増えてステージがあがっていく
ということは、良くあることだし、良く耳にもします。

目標達成型成功と展開型成功
どちらが望ましいというわけではありません。
自分に合った方法をとればいいと思います。
また、2つをミックスさせるという方法もあります。

起業家が陥りやすい“ビュリダンのロバ”

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて乾し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの乾し草の山は、
どちらも同じほど旨そうに見え
量もまったく差がなさそうに見えた。

さて、どちらの乾し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

彼は右に二、三歩あるいてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

これが、14世紀のフランスの哲学者の
ピュリダンが述べたと言われている
“ピュリダンのロバ”をいう話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択することの連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
つまり、一歩前に進むことが出来ずに時間だけが過ぎていきます。

新しいことへの挑戦には
リスクが付きものです。

リスクを恐れて行動しなかったら
“ピュリダンのロバ”のように餓死してしまうでしょう。

まずは行動してみる。
行動すれば、次の現実が見えてきます。
行動しなければ、何も見えてきません。

自分の心の中に分け入って
自分の本当の夢は何か?
どんな志(こころざし)を実現していくのか?

これさえ明確になったら
目標達成型成功を目指すにしても
展開型成功を目指すにしても、行動あるのみです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人が創り出せる最も素晴らしいものが、生き方”

追 伸

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不安な人ほど良く勉強する?


 

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「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

いま、小田原城では菊花展が開かれています。

もうそんな時期かと思ってしまうほど、季節の移り変わりは速いですね。

「菊作り 菊見るときは 陰の人」

自分が丹精込めて作った菊を
大勢の人の陰からじっと見つめている。

自己主張をしない謙虚さの中に
自信を感じさせるこの言葉が私は好きです。

さて、今回のテーマは
「不安な人ほど良く勉強する?」です。

起業に不安が付きまとうのは当たり前!

世の中に起業しようと思っている人は沢山います。
でも、実際に起業に踏み切る人は、ほんの一握りです。

本当にうまくいくかな?
失敗したらどうしよう?
家族は反対するだろうな?

起業とは、今までの自分とは
違うことに挑戦することです。

人間は、もともと新しいこと
やったことがないことには不安を感じるように出来ています。

だから、起業に当たって
不安を感じるのは当然のことなのです。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

一番の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物、だから不安がいっぱい。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

つまり、不安な人ほど
情報収集という勉強を良くしているのです。
そして、情報洪水の中に溺れてしまうのです。

起業に当たって、不安に思うのは当たり前
だから情報を集めまくって不安を解消しようとする

では、情報洪水の中で溺れないようにするにはどうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった5%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っている人をちょくちょく見掛けます。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

起業を成功させるために最も重要な情報は?

起業に必要な3つの情報についてご紹介してきましたが
これらの情報の前提として、
起業を成功させるための最も重要な情報があります。
それは、“あなた自身”の情報なのです。

自分は本当に何をやりたいのか?
自分の才能や能力を活かす仕事は何か?
自分はどんなことをやるために生まれてきたのか?

このような自分についての
本源的な情報を知ることが最も重要なのです。

したがって、起業を考えるならば
まず第一に、このような情報について
しっかり把握することが求められます。

つまり、自分のとっての
ライフワークは何かを明らかにすることです。

今回は以上です。

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“一歩踏み出す
その勇気が新しい人生になる”

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シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?


 

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御殿場線の山北駅
ここには日本で唯一動くD52が置かれています。

10月14日の鉄道記念日に
このSLが煙を吐き、汽笛を鳴らして動きます。

これに合わせて駅前商店街では夕市をやります。
神奈川県内各地から約30店が出店し、13時から17時まで
SLを見がてら、夕市も楽しんでいってください。

さて、シニアの起業を応援するブログは今回で234本目
テーマは「シニアはなぜ起業に一歩踏み出せないのか?」です。
ぜひお読みください。

平均寿命が大幅に伸びている現在
私たちは何年生きられるか、気になるところですね。

いま、20歳の人は100歳以上
いま、40歳の人は95歳以上
いま、60歳の人は90歳以上

約5割の人がこの年齢まで生きられるというのです。
私たちが子供の頃は人生50年と言われていましたが
いまや人生を2度生きられる時代になったのです。

いま、50代以上の人も
これから長い人生が待っています。
この長い第二の人生、起業して
自分の夢を実現しようと考えている人たちが多くいますが
現実には、第一歩を踏み出せない人が大半なのです。

それはなぜでしょうか?
自信を持って第一歩を踏み出すにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、これについて考えていきます。

今いる安全な場所から抜け出したくない!

人間は本来、新しい環境に身を置くことを
避けるという本能があると言われています。

未知の環境には何が起きるか分からない
だから、身の危険を感じるのです。
慣れた環境の方が安全であり、将来の予測がつきます。

会社員時代が長いシニアほど
その生活に慣れ親しんでいます。
不満があっても、そこは危険な環境ではありません。

しかし、起業することは全く新しい環境に飛び込むこと
しかも、「あいつは起業してダメだったようだよ」という
声も耳に入ってきます。起業にはリスクが付きものです。

人間、50歳前後になると
今までの人生、これからの人生について
思いを馳せると言われています。

自分の人生、このままでいいのだろうか?
もっと違った人生があったはずだ。
もともと、自分は何のために生まれてきたのだろうか?

新しいことをやってもうまくいくだろうか?
そもそも、自分は何をやりたいのだろう?
もしも失敗したら、家族はどうなってしまうだろうか?

こんな気持ちが
心の中を行ったり来たりしているうちに
あっという間に5年や6年経ってしまいます。

一歩を踏み出すには覚悟が必要!

あなたが起業したいと思ったら、そのことを
奥さんやご家族、知人・友人に話してみてください。
大半の方が反対されるでしょう。

「やっぱり、反対されたか」と思って
心が引けてしまったら、起業はやめた方がいいでしょう。
心が定まらないままに起業してもうまくいきません。

会社員の場合には、会社の看板を背負って仕事が出来ます。
起業したら、会社の看板も肩書も一切ないのです。
しかも、今まで経験したことがないことが次々と起こるでしょう。

起業したら、自分だけが頼り
何が起きるか分からない
リスクは付きもので失敗の確率も高い

こんなことを考えたら、やっぱり躊躇してしまいますよね。
この気持ちは、いつまで経っても付いてまわると思います。
だから、起業に向けて一歩踏み出すには覚悟が必要なのです。

覚悟を決めるには何が必要か?

そのためには、“これぞ自分の人生を賭けた仕事だ!
と思えるような仕事に出会うことが必要です。

その確信こそが、覚悟につながり
覚悟を決めて行動すれば、必要な人や物が
自分のまわりに集まってきます。

起業の成功とは何か?
自分が死ぬとき、この仕事で起業して良かったと思えること
仕事を通して、自分が自分の人生の主人公になれること

これこそが“自分の人生を賭けた仕事
と言えるのではないでしょうか。

自分がやりたいこと、好きなことを仕事にする
ここに“自分の人生を賭けた仕事”あるでしょうか?

“自分の人生を賭けた仕事”には
そこに自分の使命やミッションがあります。
好きな仕事に使命を持って取組むことが出来れば
覚悟が決まると思います。

でも、そうでなかったら、
趣味の延長線になってしまうでしょう。

では、自分の使命やミッションは何なのか?
その答えは、自分が今まで生きてきた人生の中にあります。
だから、自分の人生を振り返ってみることが必要です。

起業でまずやらなければならないこと
それは、自分をじっくり見つめ直すことです。

どのように見つめたらいいのか?
「シニアのライフワーク起業成功マニュアル」
というPDFの中で、その方法をご紹介しています。

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今回は以上です。
最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
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“人が見ているのは、本気かどうか”

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この中に、起業を考える上でやらなければならない
自分の人生を見つめ直す方法がご紹介されています。

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3種類の仕事の中のどの仕事で起業するか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
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昨日は、妻と一緒に
上野公園にある韻松亭でランチ

明治8年創業の豆菜料理の店
豆腐は、滋賀の「みずくぐり」という大豆を使い
自店の工房で、毎日職人がその日の分だけ作っています。

写真は、花籠ご膳
豆腐、湯葉、麩と野菜が中心のヘルシーなメニュー
デザートに笹巻麩万頭が出ました。

たまには、こんな落ち着きのある
店でランチを食べるのもいいものですね。

さて今回のテーマは
「3種類の仕事の中のどの仕事で起業するか?」です。

3種類の仕事とは?

それは次の3つの仕事です。

ライスワーク(rice work)
ライクワーク(like work)
ライフワーク(life work)

ライスワーク(rice work)とは?

rice、つまり飯を食べるための仕事
生活のために必要な収入を得るための仕事です。

商店街の店主に対して
「何のためにお店をやっているのですか?」と質問すると
「だって、店をやっていなけりゃ食っていけねーじゃ」
という答えが返ってきます。

サラリーマンが満員電車に揺られ
会社では上司や取引先から文句を言われても
仕事を続けているのも、生活のためですよね。

家族のために頑張るお父さん
これは必要なことであり尊いことです。

でも、家族のために
今日も我慢、明日も我慢
これで一生終わってしまうのも寂しいことです。

もっと自分が好きなこと
やりたいことで起業する
最近は、こんな人が増えてきています。

ライクワーク(like work)とは?

like、つまり好きなことを仕事にすること
これが出来たら本当に素晴らしいですね。
だって、毎日好きなことをやっていて、それがお金になるのですから。

でも、お金にならないケースが多く見られます。

蕎麦が大好きな人がいます。
美味しい蕎麦屋があると聞けば
遠くてもわざわざ食べに行きます。

あっちこっちの蕎麦屋を食べ歩いて
蕎麦の評論家とも言える存在になっています。

蕎麦打ち教室にも通い
自分でも美味しい蕎麦を打つことが出来ます。

そんな彼、会社を定年で辞めた後
念願の自分の蕎麦の店を持ちました。

一年経って、その店があった辺りに行ってみると
もう店の姿はありません。潰れてしまったのです。

好きなことをやって
お金になれば、それに越したことはありません。
でも、好きなことは趣味に留めておいた方が良い場合が多いのです。

ライフワーク(life work)とは?

自分が本当に好きなこと
本当にやりたいことを仕事にする
この点では、like workと同じです。

でも、life workの場合は
ただ好きなだけでなく、そこに
自分の使命やミッションがあることが前提になります。

哲学者のキルケゴールは、こんなことを言っています。

「私たちがこの世に生まれてきた目的は、
使命を見つけ実践することです。使命の中に
私たちが生まれ持った才能が隠されています」

life workとは、自分の使命やミッションに基づいて
「私はこれをやり切った!」と思って
生涯を終えることが出来るような仕事です。

人生100年時代といわれている現代
あなたが50歳だとしても、
あと20年や30年は働くことができます。

だとしたならば、
自分の使命に基き、自分の才能を活かして
「これぞ自分の仕事だ!」と満足が得られる
仕事をして第二の人生を生きていきたいものですね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“限界と思ったところが
未来へのスタート”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp 携帯:090-5521-7427

 

 

起業したいと思っているのに、なぜ一歩が踏み出せない?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

早いもので、もう今年も6月
小田原城では、花菖蒲とアジサイが咲いています。

花菖蒲の花言葉は「うれしい知らせ」
どんな知らせも「うれしい知らせ」だ
と思うことが大切だと説く人がいます。

私が(勝手に)自分のメンターだと思っている
福島正伸先生は、「起こったことはすべてチャンスだ!」
と説いています。

まだまだそこまでの心境になれない自分、
今日よりも成長している明日を目指したいと思っています。

さて今回のテーマは
「起業したいと思っているのに、
なぜ一歩が踏み出せないのか?」です。

人間の本質は保守的だ!

内閣府の退職希望年齢の調査によると
「働けるうちはいつまでも働きたい」
という回答が最も多かったそうです。

シニアの方々は、生涯現役で働きたい
そのために起業したいと思っている方が多くいます。
しかし、実際に起業する人はほんの一握りです。

なぜでしょうか?

起業することは、自分にとって
未知な領域に足を踏み入れることです。
未知な環境は、何が起こるか分かりません。

そこには、身の危険があるかも知れません。
だから、一歩踏み出すことに躊躇してしまいます。

もともと、人間は新しい環境に
身を置くことを避ける本能があると言われています。
そういう意味では、私たちは保守的なのです。

一歩踏み出すには覚悟が必要!

起業しようと思っても
家族や周りの人には、なかなか言い出せません。
それは、反対されるかも知れないと思っているからです。

また、本当にうまくいくのかなと
心配になったり、失敗したらどうしようと思い悩みます。

覚悟ができていないから
家族や周りの人が反対すると心配なのです。
失敗するのではないかと、躊躇するのです。

覚悟を決めるには何が必要か?

なぜ、覚悟が決められないか?
覚悟を決めるには何が必要か?

これぞ自分の人生を賭けた仕事だ
と思えるような仕事に出会うこと
このような確信が必要なのです。

確信が持てないから、色々な心配や
周囲の声に振り回されてしまいます。

この確信こそが覚悟につながり
覚悟を決めて行動すれば、必要な
人や物が自分の周りに集まってきます。

起業成功のポイント
それは、これぞ自分の人生を賭けた
仕事に出会うこと、これなのです。

起業の成功とは何か?
自分が死ぬときに、あの時に
起業して良かったと思えることです。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“明日はどんな日になるかより
明日をどんな日にしたいか”

追 伸

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シニアが起業する場合の5つの落とし穴とは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

京王線の多摩センターの近くまで行ったので、
多摩センターからモノレールで万願寺で下車すれば
土方歳三資料館に行けるので、折角だから行ってみました。

ところが休館日、開いているのは日曜日で
ウィークデーは休館とのこと、ガッカリでした。

門扉の隙間から撮ったのが、
庭に設置されている土方歳三の立派な像
歳三が植えたという矢にする竹が塀越しに見えました。

館内には、歳三が池田屋事件で使用した鎖帷子
歳三の愛刀である和泉守兼定など所縁の品々。
今度は日曜日に行ってみようかな。

さて、今回のテーマは
「シニアが起業する場合の5つの落とし穴とは?」です。

50代、60代のシニア層の起業が多くなっています。
今から40年ほど前の1979年には23.7%だった50代、60代の起業が
2012年には51.8%に達し、起業する人の半数を占めるに至っています。

このように多くなっている50代、60代の起業ですが
この年代層の起業には、他の年代にはないような落とし穴があります。

第1の落とし穴
⇒会社の看板や肩書がなくなることへの自覚

会社員時代には、会社の看板を背負って仕事をしています。
しかし、起業したら会社の看板や肩書は関係ありません。
会社員時代が長かったシニア層は、この自覚が乏しいのです。

会社員時代のプライドを捨てきれない人もいます。
起業したら、このようなことは邪魔になるだけです。

今までは組織を通しての仕事でしたが、
起業したら個人として仕事に取り組みます。
生の自分の人間性だけで勝負しなければなりません。

ここにシニア層の起業の大きな落とし穴があります。

第2の落とし穴
⇒自分がやってきた仕事への固執

シニア層ほど、自分がやってきた仕事や
仕事にやり方に対して固執する傾向が強いと言われています。

起業して仕事をする場合
その仕事だけをやっていれば良いというわけにはいきません。
これに付随する仕事も全部自分でやらなければなりません。

また、今までやってきた仕事のやり方が
そのまま通用するとは限りません。
もっと効率的なやり方が求められる場合もあるでしょう。

今までの仕事や仕事のやり方の固執すると
柔軟な対応や新たな可能性への対応にできなくなります。
これもシニアが起業する場合の落とし穴になります。

第3の落とし穴
⇒自分の体力への過信

起業したならば、今後はその仕事を
何年も続けていくことになります。

今は体力があったとしても
それは年齢とともに衰えていきます。
このことを十分に考慮しておくことが必要です。

第4の落とし穴
⇒社会感覚や時代感覚とのズレ

同じ会社に長く仕事をしていると
知らず知らずのうちにその会社の
考え方や価値観に染まっています。

それが社会感覚とのズレにつながってしまいます。
また、時代感覚とズレている場合もあります。

これらのズレは、起業して初めて気が付くことが多いのです。
会社の看板や肩書がなくなることへの自覚が乏しい人ほど
自分を変えることができず、ズレを解消することができません。

第5の落とし穴
⇒老後資金をすべてつぎ込んでしまう

退職金をもらった場合、最初から
これをすべて起業につぎ込んでしまう人はほとんどいません。
大半の人が、老後の生活のためのお金は別にしておきます。

しかし、思うように売上げが上がらないと
足りなくなった運転資金を補填するために

老後のための資金をつぎ込んでしまい、
気が付いたら、すべてがなくなってしまったというケースも耳にします。

このように、シニアの起業には
色々な落とし穴がありますが
このことを事前にしっかり自覚しておけば
落とし穴に落ちることはありません。

子供の頃を思い出してください。
落とし穴の場所が分かっていれば
落ちることはありませんよね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“いつも問う。本気かどうか、本物かどうか”

追 伸

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好きで始めた仕事はなぜ失敗するのか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

小田原城の本丸広場にあるのが手裏剣道場
誰でも気軽に手裏剣が投げられる体験ができます。

小田原北條氏に仕えたのは
風魔忍者、その総帥である5代目の
風魔小太郎は、身長が2m17㎝もあったそうです。

小田原と言えば梅干しも有名ですが
忍者が大好きな外国人は、梅干しは忍者の薬
だ信じて珍重している人もいるそうです。

さて、今回のテーマは
「好きで始めた仕事はなぜ失敗するのか?」です。

このブログのタイトルは「好きを仕事に!ライフワーク起業」
なのに、好きで始めた仕事が失敗するとはどういうことと
思われるかもしれませんが、それにはこんな訳があるのです。

定年退職したら、そば屋をやりたい!

そばが大好きで、あちこち食べ歩き、
そば打ち教室に行って、そばの打ち方も習った、
だから、定年後にはそば屋で起業したい。

こんな人ってけっこういますよね。
でも、繁盛店になっているという話は滅多に聞きません。
むしろ、失敗したという話の方が多いのではないでしょうか。

そばを食べることが大好き!そばを打つことも大好き!
大好きなことで起業したのに、失敗する人が多いのはなぜでしょうか?

50代、60代の起業には4つの要素の検討が必要!

50代、60代の方が起業するには
情熱、市場性、コスト、適性の
4つの要素を検討する必要があります。

情熱とは、本当にそれが好きで
やりたくて仕方がないこと。

先ほどの例で言えば、
そばが大好きなので、これはクリアしています。

次は市場性です。
その事業の需要はあるのか、
需要はあるけれども、新たに入り込む余地があるのか
ということの検討です。

そば屋は年々店舗数が減少しています。
そばを外食する、あるいは出前を頼むという需要が減少しているのです。
このような中で事業を行っていくのは厳しいですね。

3つ目はコスト、これには2つの種類があります。
イニシャルコストとランニングコストです。

退職金を店舗改装などの
イニシャルコストに突っ込んでしまい
老後の生活資金がなくなってしまう
これでは不安で仕方がないですね。

また、売上げに関係なく
ランニングコストは出て行ってしまいます。
まるで家賃を払うために商売をやっているようだ、
こんな声を聞くこともあります。

50代、60代が起業する場合
イニシャルコスト、ランニングコスト
これが可能な限り低く抑えられるような業種を選ぶべきでしょう。

4つ目は適性、これにも2種類あります。
体力的な適性と性格的な適性です。

中高年が起業する場合
今は出来るかも知れないが
果たして、5年後、10年後も体力的に大丈夫か
これをしっかり見極めることが大事です。

私のところにこんな相談がありました。
年齢は60代、これから唐揚げの店をやりたい
それも一人でやるというのです。

毎日、厨房で立って唐揚げを揚げる
こんなことが今後もずっと続けられるでしょうか?
やはり、体力面のことを考える必要がありますね。

体力とともに性格的な適適性も検討する必要があります。
そばを作ることは好きだけど
お客様と話をすることは苦手、
こんな人もけっこう多いですよね。

奥様が接客をやってくれれば良いのですが
自分でそれをやらなければならないとすると
好きなそば屋を始めたのに、毎日が苦痛で堪らない
ということになりかねません。

仕事には3種類がある!

ライスワーク、ライクワーク、
ライフワークの3種類です。

ライスワークとは
食べるため、生活のためにする仕事です。
決して、これは良くないというわけではありません。

家族を養うため、老後の生活のためには
経済的な安定が必要であり、そのために起業することは
当然、あってしかるべきです。

でも、せっかく起業するならが
自分の好きなことで起業したい、これがライクワークです。

しかし、好きがからという理由だけで起業すると
そば屋を開業して失敗した事例につながってしまいます。

先ほどの情熱、市場性、コスト、適正の
4つの要素を検討する必要があります。

でも、これだけでも不十分です。

その仕事が本当に本人の隠れた才能を
活かすことにつながっているのか
本来やるべき使命につながっているのか

これをしっかり見極めて、本当に自分を
活かす仕事、これがライフワークです。

50代、60代が起業するならば
「これをやり切った!これが本当の自分の人生だった!」
という思いで人生を終わりたいですよね。

ライスワーク、生活のためには仕方がありません。
でも、この仕事では毎日が楽しくワクワクする
というわけにはいきませんね。

ライクワーク、うまくいけば、これも良いでしょう。
でも、慎重に検討しないと失敗する可能性が高いでしょう。

せっかくならば、自分を本当に活かすライフワーク
こんな起業をしたいですよね。
そのためには、本来の自分を見極めることが必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“働くことは、笑顔を増やすこと
働くことは、命を輝かせること”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
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人生は後半戦が勝負!?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

歯医者の前に出ていた黒板POP
以前はこんなことをしなくても患者さんが来てくれました。


でも、今や歯医者さんの世界も過当競争の時代
積極的に情報発信しています。

良い商品を安く販売すれば
客は黙っていても来てくれる
こんな時代は過去のものになりました。

これからは情報発信の時代です。
とかくネットでの情報発信に目を奪われがちが
このようなリアルな世界での情報発信も極めて重要です。

さて、今回のテーマは
「人生は後半戦が勝負!?」です。

男性1位は横浜市青葉区

今朝の新聞(4月18日)の見出しです。
えっ、何のこと?と思って読んでみると
全国市区町村別の平均寿命の記事でした。

女性の平均寿命の1位は
沖縄県北中城村で89.0歳
長寿は沖縄と聞けば、やっぱりと納得できますね。

先ほどの新聞の見出しは男性の方で
1位は横浜市青葉区で83.3歳という結果

青葉区と言えば、田園都市線のたまプラーザや
あざみ野などの駅があり、私にもなじみ深い地域ですが
なぜ青葉区なのかは厚労省の担当者も分からないそうです。

ちなみに2位は、川崎市麻生区で83.1 歳
3位は、東京都世田谷区で82.8歳
4位は、横浜市都筑区で82.7歳でした。

男性の平均寿命が80歳を超えたのが2014年
これで男女とも80歳を超え、今では人生100年時代と言われています。

老後の自由時間は何と80,000時間

1日に8~9時間の自由時間があったとすると
60歳で定年退職してからの25年間で約80,000時間になります。

これは、20歳から働いで60歳まで
40年間会社勤めした総労働時間より多い時間です。

この長い老後の時間
あなたは、どうやって過ごしますか?

忙しい毎日を送っている時は
時間があったら、思う存分好きな
釣りやゴルフをやりたいなと思いますよね。

ところが、いざ定年になって
自由時間が増えても、かえって好きな釣りや
ゴルフに行く時間は少なくなったという人が多いそうです。

時間を作って行くから楽しいのであって
いつでも行けるとなると、有難味が減ってしまうのでしょうか。

夫婦2人の老後の生活費はいくら掛かる?

平成28年の生命保険センターの調査によると
夫婦2人の老後の日常生活費は最低で月額平均22万円
ゆとりある生活を送るには35万円必要だという結果でした。

これに対して、65歳以降に受け取る年金額は
月額平均22万円、これは最低限の生活費と同額です。

でも、退職金を取り崩せば多少は
ゆとりがある生活が出来るだろうと思われるかも知れません。

ところが、病気への備えも必要です。
家のメンテナンスもあるし、冠婚葬祭のお付き合いもあるでしょう。
たまには夫婦で旅行にも行きたい、これらは退職金を充てるしかありません。

定年後、毎日家に居て、何もすることがない人は
早死にしたり、痴呆症になる確率が高いとも言われています。

老後は悠々自適な毎日を過ごしたい
このように思っていても、心や身体は
いつまでも活動することを求めています。

金銭的にも、悠々自適な生活が出来たのは
先輩たちの世代であり、これからの世代は
そんな余裕はなくなり、ますます厳しくなっていくでしょう。

人生の黄金期間とは?

今まで一生懸命働いて来ました。
毎朝、満員電車に揺られ
嫌な上司のご機嫌をとったり
得意先の無理難題にも応えてきました。

生活のためには働かざるを得ませんでした。
生活のために仕事、これは“ライスワーク”と呼ばれています。

これからの長い人生は、自分が本当に
やりたいことをやって、自分の使命を果たしていく
このような仕事を“ライフワーク”と呼んでいます。

しかし、ボランティアではありません。
しっかり収入も確保していく、それが“ライフワーク”です。

“ライフワーク”で本当に自分を活かして生きる
人生の黄金期間は60歳から75歳までの15年間です。

不遇な会社人生を送った人でも
定年後の人生が輝けば、過去の人生まで一変します。

人生は後半戦が勝負です。
終わりよければすべて良し!

“ライスワーク”から“ライフワーク”へ!
悔いのない人生は、これから始まります。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“感動の前には、必ず困難がある!”

追 伸

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