これが起業の進め方の王道だ!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

小田原の市民交流センターの飾られていたお雛様です。

IMG_1247

私には姉がおり、
毎年2月の下旬になると
5段飾りの雛人形を組み立てます。

しかし、私には金太郎の人形が1つしかなく
それを5段飾りの隅に置きます。

母親に聞きました。
「お姉ちゃんには、あんなに沢山の人形があるのに
どうしてボクには1つしかないの?」

末っ子の甘えん坊の私には
それが不思議で堪らなかったのです。
あなたには、雛まつりにはどんな思い出がありますか?

さて、今回のテーマは
「これが起業の進め方の王道だ!」です。

もう一度、起業の手順について振り返る

起業しても3年後まで
生き残れるのはたった3割
厳しい数字ですね。

起業には、きちんとした進め方があります。
起業に失敗する人の大半は自己流に進めてしまう人です。

今までも、折に触れてご紹介してきましたが、
ここで、起業の進め方の王道とも言うべき
起業の手順について整理してご紹介します。

1 自分の起業のテーマを決める。

  ワクワクすること、自分が本当に好きなことで
  起業することが成功の重要ポイントです。
  そして、それがあなたの使命というべきものなのです。
  ここが一番の重要ポイントになります。

2 誰の悩みやニーズを応えるかを明確にする。

  誰をターゲットにするのか
  誰かを想定して具体的にその姿を描いていきます。
  自分の目の前にいるように、ありありと描くことがポイントです。
  そして、その人が喜んでいる姿を想像しましょう。

3 ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

  どんな困りごとがあるのか
  何で悩んでいるのか
  もっと満足度を高めるにはどうしたらいいのかをリストアップします。
  実際にターゲットとして想定される人にヒアリングする方法もあります。
  

4 SWOT分析を行う。

  自分がやろうとしていくビジネスにおいて
  自分の強みや弱み
  ビジネスを取り巻く環境の機会や脅威を分析する。
  強みを活かし、ビジネス機会をとらえていくことがポイントです。

5 提供価値を決める。

  ターゲット層の悩みやニーズに対して
  どのような価値を提供していくのか決めます。
  他と比べてどんな強みがあるのか明確にしていきます。

  お客様は商品にではなく、
      商品によって実現される提供価値に対してお金を払ってくれます。
  
6 ポジショニングする。

  競合する既存のビジネスをピックアップし
  自分のやろうとしているビジネスを
  独自のポジションに位置づけます。
  これに成功すれば、価格競争に巻き込まれることはなくなります。

7 コンセプトを明確にする。

  ターゲット、提供価値
  ポジショニングを踏まえ
  自分のビジネスのコンセプトを明確にしていきます。
  コンセプトが明確になると、訴える力が格段に違ってきます。

8 ミッション、理念、ビジョンを決める。

  ビジネスを通して何を目指していくのか?
  どのような価値観を持ってビジネスを行っていくのか?
  どのような将来ビジョンを描くのかを明らかにします。
  これが、あなたがビジネスをやっていく上でのバックボーンになります。

9 集客方法を検討する。

  どのような方法で
  どのような手段を通して
  集客していくのかを検討していきます。

  ここに至るまでの8段階を明確にしないと
  いくら集客方法を工夫しても成果には結び付けることができません。
  
今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “失敗を恐れて人を疑うか、夢に向かって人を信じるか”

追 伸

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あることをしただけで客数が倍増!


 

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「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
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神奈川県の松田山では早咲きの河津桜が満開です。
写真は、御殿場線松田駅のホームから撮りました。
まるでピンクの絨毯のようですね。

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ソメイヨシノなどの花は
10日から2週間程度で散ってしまいますが
河津桜の場合は、約1ヶ月ほど咲いています。

そのため、「まつだ桜まつり」は
2月13日から3月13日までの1ヶ月間
でも、お花見はもっと暖かくなってからの方がいいかなと思います。

さて、今回のテーマは
「あることをしただけで客数が倍増!」です。

えっ、こんな簡単なことで?

ある整体院から、
腕には自信があるけれども、お客様が全然来ない、
どうしたらいいだろうという相談を受けました。

さっそく店に行ってみると、
通りに面した良い場所にあります。
壁面に店名が書いてありますが、
通りを歩いている人からは目につきにくいのです。

そこで、ある簡単なことを提案しました。
通りを歩いている人の視線に直角になるよう
店の前に、A字型のスタンド看板を立てることです。

そこには、こんなお客様の
こんな悩みに対応しますということを
分かりやすく表現しました。

たった、これだけのことで客数が倍増したのです。
掛かった費用は3,000円ほど。

その後、この整体院では
来店客に定期的にニュースレターを発行しました。
お客様との関係づくりのためです。

顧客づくりの5つのステップ

ある飲食店の店主の話です。
客が一人も来ないから
暇つぶしに店内の置いてあるテレビをみている。
ところが、目はテレビの画面を見ているけれども
番組の内容はほとんど分からない。

このまま客が来なかったらどうしようと
心の中は不安で一杯です。
とてもテレビの番組どころではありません。

砂漠の中で水がなかったら
干上がってしまいます。
同様に、ビジネスをやっていく上で
お客様がいなかったならば、干上がってしまいます。

顧客づくりには、次の5つのステップが必要です。

第1ステップ 自分のことに気付いてもらう、知ってもらう
第2ステップ 自分のことに興味を持ってもらう

第3ステップ 自分のことを信頼してもらう
第4ステップ 自分のファンになってもらう
第5ステップ 自分と一生涯付き合ってもらう

まずは、見込み客を集めること

自分のことを知ってもらう
自分のことに興味を持ってもらう
こんなお客様を集めることが見込み客づくりです。

そのためにやることは2つです。
一つ目は自分の露出を高めること、
二つ目は自己紹介することです。

一つ目の露出を高めるにはどうしたらいいのか?
それは、あらゆる機会や方法を使うことです。
客数が少なくて悩んでいた整体院は
露出がほとんどなかったからです。

店舗がある場合には、
店の看板や、店前の黒板POP、店のファサード、
また、チラシも大きな露出媒体です。

Netでの展開を考えるならば、
ブログやメルマガ、SNSなどです。

二つ目の自己紹介では、どんな紹介をすればいいのか?
あなたは誰のために役立つことができるのか、
あなたはどんな悩みに役立つことができるのか、
こういう内容を紹介していくことが必要です。

Netの利用では、ホームページに誘導することが必須!

先日、建築会社を創業するという人と会いました。
自分のような業種は、ホームページで集客できるとは思わないが、
自分の会社に工事を依頼するお客様は
どんな会社なのか、ホームページで確認する人が多い
その時に、ホームページがないと、信用されない、
だからホームページはどうしても必要だと話していました。

このような場合のホームページは、
集客のためではなく、信頼してもらうためのホームページです。

集客のためのホームページは
ただ、開設しただけでは訪問してくれる人は皆無に近いでしょう。

お客様をホームページに誘導することが必要です。

そのためには、次のような方法があります。

一つ目は、Face bookから役に立つ情報を定期的に発信し
そこからホームページに誘導する方法です。

二つ目は、クリックして初めて広告料金が
発生するというPPC広告を利用する方法です。

三つ目は、自分の商品をメールマガジンで紹介してもらい
商品が販売出来たら、紹介手数料を支払うアフェリエイター
を利用する方法です。

四つ目は、紙媒体でホームページに誘導する方法です。
ある美容院、タウン紙に広告を出し、
そこで詳しくはホームページでと
ホームページに誘導しています。

この美容院、新規客の8割がホームページを見てのお客様だそうです。
タウン紙での誘導が効いているのですね。
名刺やカタログからの誘導も効果的でしょう。

今回は以上です。
次回は、顧客づくりの5つのステップのうち
第3ステップ以降についてご紹介していきます。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “悩んだ時間が、その人の魅力になる”

追 伸

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起業家が目指すべきバリューセリングとは?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

先日、NHK大河ドラマの
武士が走るシーンを見て、
足半(あしなか)を思い出しました。

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足半とは、踵の部分がない
短い草履で、鎌倉時代くらいから
行動を機敏にしなければならない武士が履いていたそうです。

実は、私のジイさんは沼津の漁師で
足半を履き、魚の群れを追って浜を走っていました。
私も履いて、ジイさんと走り回った子供の頃の思い出が詰まった草履です。

今ではすっかり姿を消したと思っていたら
驚いたことに、アマゾンで買うことができるそうです。

さて、今回のテーマは
「起業家が目指すべきバリューセリングとは?」です。

安売り戦略と高価値戦略、あなたはどちらを選びますか?

私の妻は、毎日スーパーのチラシを見て
1円でも安い商品を狙って買物に出掛けています。

スーパーで売っているような商品は
どこで買っても同じような品質なので
安いものを買い求めますね。

これは「プロダクトセリング」と言って
大量仕入れで原価を安くし
販売価格も安くしてお客様を獲得する方法です。

この方法は、量が多くなればなるほど
安く仕入れられるので
大きな会社に有利に働きます。

一方、高級ホテルで有名な
リッツカールトンがやっているのは「バリューセリング」です。

1本100円のコーラを
ルームサービッスで頼むと1035円取られるそうです。

最適な温度に冷やされ
ライムと氷が添えられてコーラが
グラスで運ばれてくるということです。

1035円支払っても
この美味しさならば納得という感想を持つそうです。

お客様満足度を高めるために
徹底的に提供する価値を高めています。

私たちは、どちらの戦略をとったらいいのでしょうか?

これから起業しようという
私たちが、「プロダクトセリング」という戦略をとって
価格競争に巻き込まれていったら、
消耗するばかりで、息切れするどころか
倒れてしまうでしょう。

だから、「バリューセリング」戦略をとることが必須です。
でも、次のような場合は、安売り戦略もあり得ます。

一つは、プリンターのリサイクルインクのように
圧倒的な低価格で提供できる仕組みを確立したとき

もう一つは、産直野菜の販売のように
流通経路の短縮によって低価格で提供できるとき

でも、すぐに真似されて
他者が参入し、そこで価格競争が始まってしまうリスクもあります。
もし、このような戦略をとるならば、
他者の参入を防ぐには、高い障壁を用意しておく必要があります。

お客様の未来をありありと想像させる!

あなたが提供する価値に対して
お客様が納得できれば
高い商品でも購入していただけます。

では、お客様に価値を納得していただくには
どうしたらいいのでしょうか?

お客様は、その商品を買っているのではなく、
その商品によって得られる未来の自分を買っているのです。

例えば、英会話教材を販売する場合
「この教材で勉強すれば英語がペラペラになります」
確かに、英語がペラペラになるという未来を語っていますが
これでは弱いですね。

英語がペラペラになると
どんな未来が自分の目の前に広がってくるのかを
ありありと想像させることが必要です。

例えば、海外旅行に行って、現地の人と自由に会話ができる
外資系の会社に就職できる
子供たちを対象にした英会話教室を開くことができるなどです。

さらに、この方法だと
なぜ、英語がペラペラになるのか
お客様が納得できる証拠が必要です。

ただ、英語が話せるようになりますよ
と言っても、本当に?と思われていまいます。

基本はお客様の悩みや困りごとの収集!

世に中には、英会話の教室や教材が溢れています。
でも、なぜ話せない人が多いのでしょうか?
途中で挫折してしまうからです。

かく言う私も何度か英会話に挑戦しましたが
挫折してしまい、いまでは諦めてしまっています。

お客様の悩みや困りごとは
続かない、挫折してしまうことですね。
あなたは、このような悩みをどのように解消していきますか?

英会話に限らず、
お客様の悩みは困りごとを徹底的に収集していくことが重要です。

ある地域の若手商業者の集まりがあり
その中に、年商4億円の電気店の店主が事例発表していました。

大型家電店でも生き残りが厳しい業界の中で
地域の電気店がこのような商売ができているのか?
その電気店には、お客様の家庭を訪問し
困りごとを徹底的に調べて商品の提案をしているのです。

商売の基本、これは“お客様の困りごと解消業”と言えるでしょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “私は、毎日同じものを見て
         毎日違うことに気付きたい”

追 伸

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あなたの提供価値は人間の根源的な欲求を満たしているか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
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わが家に一足早く春が来ています。
居間の鉢植えの河津桜が満開なのです。

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今月初めに千葉県の道の駅で
買って来たときは三分咲き程度でしたが
今は写真のような状態です。

外は寒くても、桜の花を見ていると
何やら、心がほっこりしてきます。

さて、今回のテーマは
「あなたの提供価値は人間の根源的な欲求を満たしているか?」です。

顧客が望んでいる商品を考える2つのアプローチ

前回、「顧客が望んでいる商品を考える」
について、2つの方向からのアプローチをご紹介しました。

1つ目は、顧客の悩みや困りごとから考えるアプローチです。

2つ目は
人間の根源的な10の欲求から考える
アプローチです。

ジェフリーラント博士によると
人間の根源的な欲求は
次の10個です。
これらの欲求を満たしていくことが
価値=商品の提供につながります。

したがって、新しい価値を考えていく場合
これらのどの欲求を満たしていくのかを
考えていくことが必要です。

1 経済的な安定が欲しい
2 健康が欲しい
3 愛が欲しい
4 安全(安心)が欲しい
5 救済が欲しい
6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)
7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)
8 独立したい
9 性的な満足が欲しい
10 美貌・個人的な魅力を上げたい

今回は、この10個の根源的な欲求の
一つひとつについてはご紹介していきます。

1 経済的な安定が欲しい

まずは、“お金”に代表される経済的な安定
資本主義社会の世の中に生きている私たちにとって
“お金”は極めて重要な要素の一つです。

したがって、経済的に得になる話には敏感になります。

スーパーの特売のように
安く商品を提供すれば、お客様は買っていくかも知れません。
しかし、価格競争の泥沼にはまったならば
ビジネスを継続させていくことは困難です。

どうすれば、顧客の経済的な欲求に応えていくことができるか?
構造的に考えて低コストでの提供を考えていくことが必要です。

例えば、プリンターのインクのようなリサイクル
例えば、産直販売のような流通経路の短縮化などが考えられます。

2 健康が欲しい

健康は、誰しもが望む本質的な欲求の一つであり
多くの商品が健康をテーマに開発されています。
また、世の中には健康に関する情報が溢れています。

したがって、健康を真正面に取り上げて
新しい価値を提供するのは
難しいかも知れません。

他の欲求とともに健康欲求にも応えられる
という方向で考える方がいいと思います。

畳屋さんの例です。
畳には防虫剤や防カビ剤が使われているそうです。
そうなると、安心や安全の面で心配になります。

したがって、防虫剤や防カビ剤を使わない
安全・安心で健康的な畳の提供という価値観の提供が考えられます。

3 愛が欲しい

人は誰もが
他人が自分のことを愛していることを願っています。
愛を手に入れたいというのは、誰もが反応しやすい
根源的な欲求の一つです。

誕生日プレゼント
クリスマスケーキ
これらは、家族への愛の表現です。

あなたの商品・サービスを
愛という観点から考えたならば
どんな付加価値が必要でしょうか?

4 安全(安心)が欲しい

人は危険を避けて
安全な状態になることを望みます。
したがって、安全・安心を前面に打ち出した商品が多く見られます。

特に、小さなお子さんや高齢者の場合
日常の生活の中に潜んでいる危険要素を
探り出して安全・安心な商品・サービスを提供すること
この方向で考えることも有効ですね。

5 救済が欲しい

人は誰かに救ってほしいと考える存在でもあります。
そのための宗教があり
自己啓発セミナーに参加する人も大勢います。

心の癒し、コーチングなどのセミナーや出版物
あるいは個人指導やコンサルティング
これからも、この欲求に根差した
商品やサービスは沢山出てくるでしょう。

6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)

他人から尊敬されたくない、名声を得たくないという人は
あまりいませんね。
やはり、誰しも名声や尊敬が欲しいのです。

世の中の役に立ちない
社会に貢献したいという理由での起業

この心理の底流には
自尊心があることは間違いないでしょう。
でも、だからいけないことだということは全くありません。

このようなことで人に喜ばれましょう。
しかも収入にもなりますというセミナーなどは
これからも有望だと思います。

7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)

人間は、太古の昔から
グループを作って行動していました。
一人では生きられないからです。

したがって、独りぼっちになることに
恐怖を覚えるというのも根源的な欲求です。

仲間意識を高める
あるいは仲間であることを確認できる商品やサービス
この観点から発想することも必要です。

あるいは、商品を購入した人たちとの
コミュニティをつくる、これも大切なことです。

8 独立したい

帰属意識とは反対に
独立して誰にも頼らずに生きていきたい
あるいは、独りぼっちになりたい
という欲求もあります。

隣の席との間に仕切りを入れて
見えないようにしているラーメン屋
この欲求に応えているのかも知れませんね。

組織の煩わしさに捉われたくない
独立・起業を目指している人の中には
こんな人も多いと思います。

9 性的な満足が欲しい

私たちのあらゆる行動には
性的な欲求が隠されていると言われています。

性的な欲求の充足を
前面に打ち出した商品やサービスもありますが
これはやや例外なビジネスでしょう。

ビジネスを考える場合
セクシーさという要素も無視できません

10 美貌・個人的な魅力を上げたい

いつまでの若々しく、魅力的でありたい
と思う気持ちは万人共通のものです。

特にこれからは
高齢者の間で、この欲求の求める傾向がますます強まるでしょう。
いわゆるアンチエイジングという領域のビジネスです。

こんな話があります。

エステサロンの男性経営者
東日本大震災の翌日

こんな日だからお客様はいないだろうと各店を見て回ると
80歳の常連さんがエステに訪れていた。
「いくつになってもきれいでいたい女心だろう」
と思ってスタッフに聞くと

「そうじゃないんです。万一亡くなったときにも
きれいな顔でいたいという思いで来てくださったのです」

以上、10個の根源的な欲求についてご紹介してきました。

顧客が求める価値を考える場合
この中に2つ以上の欲求を充足させる方向で
検討するといいと言われています。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “どういう状況であっても
       人はそこで輝くことができる”

追 伸

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何を提供すれば喜ばれるかを第一に考える!


 

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2月3日に、葉山町商工会の人たちと
千葉県旭市の道の駅「季楽里あさひ」に行って来ました。

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昨年の10月17日にオープンしたこの道の駅は
市役所が建設し、新たに株式会社を設立して、そこが運営しています。

駅長(店長)は、市役所の職員だった人
公務員に流通の現場の“長”がつとまるものか!
と言われ、“なにくそっ”と頑張ったそうです。

そのせいか、売上目標を大きく上回っています。

買物した品物を店に忘れてきてしまったと
お客様から電話がありました。
車で30分ほどの自宅に戻っているというのです。

「分かりました。これからお届けにあがります」
と、わざわざ届けに行くと、
そのお客様は必ずリピーターになるとのことです。

駅長のこんな言葉が印象的でした。
「スーパーでは効率重視なので、このようなことはしないでしょう。
私たちは、お客様に喜んでもらうことをいつも考えています」

さて、今回のテーマは
「何を提供すれば喜ばれるかを第一に考える!」です。

もう一度、マーケティングとは“愛”である。

前々回のブログは、マーケティングとは
“愛”であるというテーマでした。

“愛”とは、相手のことを想い続けることです。
マーケティングでの相手とは
お客様のことです。

そうです。常にお客様のことを想い続ける
ことがマーケティングの基本なのです。

ところが、私たちは
どうしたらこの商品が売れるだろうかと
自分の販売する商品のことばかり考えています。

その商品によって
お客様の生活がどのようになるのか
商品の視点ではなく、お客様の視点から考える
という基本をともすれば忘れがちになってしまいます。

お客様の欲する時に、欲するものを売る!

日本のセメント王と言われ
一代で浅野財閥を築いた浅野総一郎は
若いとき、裸一貫で東京に飛び出してきた。

どうしても金儲けをしなければならないと
足を棒にして東京中を駈けずり回ったけれど
儲け話などない。
      
お茶の水を通りかかった時
ふと思いついて宿に帰り
手桶と盆と
ギヤマンのグラスを5,6個買って戻ってきた。

お茶の水という地名は、
将軍に献上した水をここから汲んだというので付いた名前
明治のはじめ頃はきれいな水がこんこんと湧いていた。

その水を手桶に汲んで本郷の湯島切り通しの上に立っていた。
ここを大八車に材木、庭石、植木などを積んで通る。

真夏の暑いときなど、皆、坂を上がってしまったら、
かじ棒を下ろして、やれやれと汗を拭いている。

こんなときに冷たい水が飲めたらなと思っていると
ひゃっこい水、ひゃっこい水と
お茶の水の水を汲んできた少年が水を売り歩いている。

たちまちのうちに売り切れて
何遍も水を汲んでは売る。
土手の下に行ったらただの水が坂の上に行ったら1銭の値打ちがある。

すべての商人は、お客が欲しい時に
欲するものを売るという
客に満足を与える仕事をしている
愛の仕事をしているのです。

人間が持つ共通の動機は2つ

人間の行動は
私たちが思っているほど複雑なものではないと言われています。

フロイトは
人間の心の第一の要素は“イド”だと説きました。
“イド”は、快楽を求め、苦痛を避けようとします。

この作用を心理学では、「快楽と痛みの法則」と呼んでいます。

つまり、人間はつねに
「快楽」を求め
「苦痛」を避けようとしています。

浅野総一郎の話は
喉が渇いて堪らない
という「苦痛」を避ける欲求に即していたから
うまくいったのですね。

「快楽」を求める欲求と
「苦痛」を避ける欲求のどちらの方が強いのでしょうか?

この間、歯医者に行ったら
ホワイトニングという歯を白くする方法があるのを知りました。
若い女性にとっては
真っ白な歯になることは
男性に持てるようになるでしょう。

だから、ホワイトニングは
「快楽」を求める欲求ということになりますね。

一方、虫歯が痛くて痛くて…
こんな場合は、すぐにでも直して欲しい。
文字通り「苦痛」を避ける欲求です。

この例を考えれば、すぐに分かりますね。

「苦痛」を避ける欲求の方が
「快楽」を求める欲求の方が強いのです。

悩みや困りごとのリストアップ

あなたが起業しようとしている事業で
お客様が困っていること
悩んでいることをリストアップしてみましょう。

10個以内のリストアップでは不十分です。
最低50個以上あげてください。

不満に思っていること
不便に思っていること
不信を感じていること
不備だと思っていること
不十分だと思っていること
不快に思っていること

こんな“不”に着目するといいでしょう。

満足度が高まることをリストアップ

次には、こうすれば
もっとお客様の満足度が高まるだろうということを
リストアップしてください。

これは、困っていることや悩んでいることほど
多くリストアップできないかも知れません。
でも、一生懸命考えてくださいね。
困っていること、悩んでいることのリストアップ
満足度が高まることのリストアップ

これは、あなた自身が考えるとともに
想定しているターゲット層の何人かに
インタビューしてみることも必要です。

いずれにしても
ターゲットとているお客様を幸せにするという
強い気持ちで取り組むことが必要です。

ニーズとウォンツから考えてみる

ニーズとは必要性
ウォンツとは欲求です。

「苦痛」を避け、「快楽」を求める
これはウォンツの領域です。

でも購買行動は、欲求だけでなく
ニーズによっても喚起されます。

次にあげるのは
ある寿司店の売上げの高い月です。
 第1位 12月(忘年会、お節料理の注文)
 第2位 8月(お盆)
 第3位 3月(送別会、卒業、入学)
 第4位 5月(GW、こどもの日、母の日)

それぞれの月に
(   )内のような必要性が
あったから、寿司屋を利用するという行動をとったのです。

しかし、忘年会を皆と楽しむ
という「快楽」を求める行動と解釈することもできますね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “信頼とは、相手のすべてを受入れる覚悟”

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カナリアへの“愛”が起業につながった囚人の実話


 

こんにちは

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

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今夜は、横浜・藤棚商店街の
空店舗を活用した映画館に行って来ました。

「名画をこの町で」という
キャッチフレーズのミニシアターで席数は30席ほど。

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1名からでも上映するという
客にしてみれば贅沢な映画館
映画が終わったあと飲食できる20席ほどのスペースが併設されています。

オーナーの箕輪さんは
商店街を舞台にした映画を撮りたいという。
でも、そのための資金集めが大変だ。

さて、今回のテーマは
「カナリアへの“愛”が起業につながった囚人の実話」です。

「マーケティングとは“愛”である!」に違和感!?

前回のブログでは、
「マーケティングとは“愛”である」という話をしました。

「マーケティングは愛?何のこっちゃ?」
と違和感を抱いた方もいるかも知れません。 

確かに、愛=恋愛と捉えると
変な感じがしますね。

ところが、“愛”はもっと大きな意味を含んでいます。
家族愛、隣人愛、郷土愛も“愛”です。

愛国心、愛校心、愛社心も“愛”です。 

“愛”とは何か?
小林正親著「もうひとつの幸せ論」には次のように書かれています。 

“愛”とは、
「喜ばれるとうれしいというエネルギー」

「喜ばれたいというエネルギー」 

「感謝のエネルギー」
「役に立ちたいというエネルギー」

「幸福になって欲しいというエネルギー」

 いかがでしょうか?
“愛”をこのように捉えると
マーケティングの根本的な考え方とつながっていると思えませんか。

愛を与える対象が見つかった途端、乱暴な囚人が創造をはじめた。

これは、その昔、雑誌「文藝春秋」に
「監獄の軌跡」という題で掲載された実話です。

このブログでも過去に2回ほど紹介しました。

マーケティングは“愛”からスタートする
ということの分かりやすい事例なので

もう一度ご紹介させていただきます。

 人を殺して監獄に入っていた囚人、気が荒い乱暴者だった。
ところが、ある日から急に静かになった。 

その囚人の監房からスズメの鳴き声が聞こえてくる。
スズメを取り上げてしまうと乱暴をするので、黙認していた。

 そのうち、囚人はカナリアを飼っていいかという嘆願書を出した。
他にすることがないから、一生懸命カナリアの生態を記録した。

参考のため世界各国の雑誌も読む。
そういう雑誌に彼のカナリアの観察記録が載った。 

そうしたら、良く研究した、実に愛情を持ってこまやかにカナリアを観察していると、
たちまち世界の評判になった。

論文を書いてほしいという注文も相次いでくる。

そのうち名前が知られるようになり、女の人から手紙がくる。
手紙を交換しているうち、結婚の約束をしようという話になった。 

その時になってはじめて、私は監獄にいると打ち明けた。
しかし、あなたはそれだけ愛情深い人だからと、

必ずあなたの奥さんになるといって婚約をした。

そのうち、こういうエサをカナリアに食べさせると
良い声が出るという研究を論文に発表した。

そうすると、世界各国からそのエサを譲ってほしいという注文が殺到した。

エサを作る会社を監獄の中に作るわけにはいかないから、
婚約者に外で会社を作るように言った。

たちまち金儲けができてしまった。

監獄にいながら、
世界的に有名なカナリア学者になり、

立派な女性と結婚できた。しかも金儲けもできた。   

自分の愛情を与えるスズメという対象ができたとき、
彼の人生観が変わった。 

愛は創造するということ。
愛を与える対象が見つかった途端、

乱暴な囚人が創造をはじめた。

愛のないところには創造はない、
愛のあるところには、監獄の中においてすら、立派な創造が営まれるのだ。

 仕事とは、人や社会に対する「愛の表現」である! 

次にご紹介するのは、公認会計士の天野敦之先生の言葉です。 

○誰でも、相手の喜びを自分の喜びと感じ、
相手の悲しみを自分の悲しみと感じる心を持っています。

   それは、私たちの存在が愛そのものだからです。

○私も、あなたもすべての本質は愛です。
宇宙そのものが創造のエネルギーであり、

   このエネルギーが愛です。

 ○「働く」の語源は、「傍を楽にする」から来ています。
    目の前にいる人を楽にしてあげたい、愛する人に喜んでもらいたい、
    それが働くという行為の原点です。

○すべての生命の中に愛を見出せば、
物理的には異なる私とあなたとすべてとが、

    実は同じであることに気づきます。

    そうすれば、利己と利他の違いも消えてなくなります。
自分だけの利益などを考えても意味がありません。

    相手の幸せが自分の幸せであり、自分の幸せが相手の幸せだからです。

○大切な人の幸せを願うときに、人は最も創造性を発揮するからです。

○長く繁栄を続けている会社は、
例外なく人を幸せにする価値を創造することを大切にしています。

人のために役に立つことをする、人に喜んでいただく、
そのためには相手のことを良く考えなければなりません。

まさに、仕事とは、人や社会に対する「愛の表現」だと思います。

起業に際しては、このことをしっかり腹に据えることが必要です。 

この話は、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という中高年のためのライフワーク起業マニュアルの一部です。

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今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から 

 “感動の瞬間は、いつも最後に待っている”

マーケティングとは“愛”である!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

神奈川県・葉山には
横浜や東京の人にも良く名の知られた
有名店がいくつかあります。

このような店がテナントとして出店するとともに
葉山・三浦地域の農産物や水産物を販売する
“道の駅”のような店が9月1日にグランドオープンします。

私もこのプロジェクトに関わっており
ようやくここまで来たかと感慨深いものがあります。

まだ、店の名前が決まっていません。
そのため、今日配達されたタウン紙に
店のネーミング募集の広告を出しました。

IMG_1200

どなたでも応募できます。
下記の葉山町商工会のホームページから応募用紙をダウンロードできます。
入賞作品には総額15万円分の買物券がプレゼントされます。
  www.shokonet.or.jp/hayama

さて、今回のテーマは
「マーケティングとは“愛”である!」です。

仕事とは、人を幸せにすること

私たちは、起業の場合だけに限らず
仕事について考えるとき、
福島正伸先生の次の言葉を常に胸に抱いておく必要があります。

“仕事とは、人を幸せにすること”

人を幸せにするには
そこに“愛”がなければなりません。
“愛”があれば、その人のことを一生懸命考えます。

その人の悩みや困っていることを解決する
その人が求めていることを提供する

つまり、マーケティングとは
商品を販売するための手法ではありません。

その人を幸せにするために、
どのように商品を提供していけばいいのか
という手法の体系なのです。

そこには、相手に対する“愛”が不可欠なのです。
だから、マーケティングとは“愛”なのです。

しかし、私たちは
どうしたら売れるか?利益をあげられるか?
売る側の論理で考えています。だから売れないのです。

そこには、お客様の幸せを考える
“愛”という視点が欠けているからです。

あなたの事業のお客様は誰ですか?

あなたが、これから始める事業のお客様
いわゆるターゲットは誰ですか?

これから起業する人にこんな質問をすると
「自分の商品を喜んでくれる人なら年齢は問いません。
どなたにも喜んでもらえるような自信のある商品ですから…」

こんな答えが返ってくることが少なくありません。

結果として
年齢に関係なく幅広い人たちに支持される商品だとしても
ターゲットが明確になっていないと
誰に向かって何を訴えていくかが
ぼんやりしてしまいます。

誰を幸せにしたいかをありありと描く、これがペルソナ・マーケティング

まずは、「30~40代の主婦層」
というように、おおまかにターゲットを設定してみてください。

次に、おおまかに想定した
ターゲット層の中から一人だけを選んでください。

その人に関して
今までの生い立ち、生活や好み、家族環境
友人、経済的な環境などについて
ありありとその姿を記述してください。

その人があなたの目の前にいて
語りかけるくらいまでリアルに考えてください。

これを明確にして組み立てるマーケティングを
ペルソナ・マーケティングと呼ばれています。

ターゲットとして選んだ人のついて
次の点を参考にペルソナを明確にしていきます。

・性別      
・生年月日    
・生まれ育った場所

・出身学校(小中高大学など)   
・就職した会社(仕事)
・趣味      

・好きな飲食物   
・身長・体重  
・靴のサイズ  

・起床・就寝時間 
・やっている運動  
・どんな家に住んでいるか     
・家族構成  

・家族の年齢、性別、仕事や学校 
・友達 ・好きなファッションの傾向   
・性格 

・1カ月の自由になるお金       
・買物場所など  

実在の人をモデルにして考える

上の項目を見て
そんなことまで考えられないよ!
と思ったことでしょう。

そうです。これをすべて想定するのは
大変なことです。
では、どうしたらいいのでしょうか?

30~40代の主婦層がターゲットならば、
あなたの知り合いの人を一人思い浮かべ

その人について
上の項目を調べていけばいいのです。

もちろん、すべて分かる訳ではありません。
本人に聞くことができるのなら
分からない点は聞くといいでしょう。

親しい人ならば
かなり突っ込んだ内容まで聞けるでしょう。

かと言って、全部を調べる必要はありません。
あくまでも、その人があなたの目の前にいて
語りかけるくらいまでリアルに思い浮かべられればいいのです。

ペルソナのモデルになった人に不満を言ってもらう  

ここでは、店の場合を想定して説明します。

競合となる店はどこですか?
実際にその店に行って買物し
自分がモデルの人になったつもりで
次の点をチェックしてみてください。
 
・店は目立つか?  
・店の入りやすさ?(物理的および心理的)
・何が“売り”なのかがはっきりしているか?

・商品の陳列は?  
・商品の種類とレベル、価格は?
・ラッピングは?

・店内演出は? 
・季節感が感じられるか?  
・接客は?

・店内の色彩や照明は?  
・販売促進は? 

・商品の見やすさは?
・その他気が付いたことは?

もし、モデルになった人が
あたなの親しい友人ならば
一緒に買物に行って
チェックしてもらうのもいいでしょう。

店舗の場合を想定して説明しましたが
無店舗販売の場合は
競合と想定されるホームページを見て
モデルの人になったつもりで
不満に感じる点をチェックしていきます。

“不満”の“不”をどのように解消していくか考える

化粧品や健康食品・サプリメントで知られている
ある企業では

お客様が感じている
不満、不便、不信、不平、不備、不透明、不快
という7つの“不”をリストアップし
その“不”を解消する方向で
商品開発に取組んでいるという話を聞いたことがあります。

モデルになった人が感じた不満
これをどのように解消していくか
これがあなたのビジネスモデルを考える時の
大きなヒントになります。

もう一度
マーケティングとは“愛”である
という言葉をかみしめてください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “限界ギリギリのところに
        最も輝く自分がいる”

追 伸

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自分の使命・ミッションをどう見極めるか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

昨日の日曜日
横浜商科大学のキャンパスバザール
餅つき大会があり、若い女性も杵を握っていました。

IMG_1194

キャンパスバザールは
毎月1回、大学の構内で実施している朝市なのです。

このような催事を実施することによって
キャンパスが、地域の人たちのコミュニティになります。

大学と地域社会、大学と商店街
こんなコラボレーションの輪がもっと広がればと思います。
さて、今回のテーマは「自分の使命・ミッションをどう見極めるか?」です。

中高年からの起業は、
何を一番重視すればいいのでしょうか?

やっぱり、起業したからには
途中で潰れることなく、最後まで生き残ることです。

そのためには、どうすればいいのか?

自分がこの世に生まれてきた使命・ミッションを見極め
それを踏まえたテーマで起業することです。

なぜ、そうすると起業がうまくいくのか?

私たちは、自分の使命・ミッションを果たすために
この世に生まれてきたのだから、エネルギーがそれに集中します。

また、それに取組んでいると、生き生きとなり
ワクワクする毎日を送ることができます。
そんなところには、他からどんどんエネルギーが集まってきます。

だから、起業がうまくいくのです。

でも、自分の使命・ミッションをどう見つけるか?
今回は、その方法をご紹介します。

使命・ミッションを見極める作業 その1 
自分の人生を振り返ってみる

<自分への質問1>

子供の頃、大きくなったら何になりたいと思っていましたか?
その理由は何ですか?それを書き出してみます。

ちなみに私は、電車の車掌になりたいと思っていました。
その理由は、電車に乗ってあちこちに行けるからです。

<自分への質問2>

人生のそれぞれの時期に良くやっていたこと、
夢中になっていたことは何ですか?

その理由はなんですか?
それを書き出します。

・小学生までの時代
・中学・高校までの時代
・高校卒業後から20代前半の時代
・20代後半から30代前半までの時代
・30代後半から40代前半までの時代
・40代後半から現在に至るまで

この作業は、漠然と考えていても出て来ません。
自分の年表を作成し、どこに住んでいたか、
どこの学校に行っていたか、友だちは誰だったか、

どんな部活をやっていたか、どんな仕事をやっていたか、
などを考えていくと、具体的に思い出すことができます。

<自分への質問3>

今までの人生の中で、最も楽しかった出来事な何でしたか?
最も楽しかった理由は何ですか?それを書き出します。

仕事で楽しかったこと、家族とのことで楽しかったこと、
趣味のことで楽しかったこと、いろいろあると思います。

以上の作業が終わったら、書き出した内容を見て
共通するキーワードを見つけてください。

使命・ミッションを見極める作業 その2 
どうしてもやりたかったことを振り返ってみる

<自分への質問1>

今までできなかったけれど
どうしてもやりたいことは何だったのですか?

その理由は何ですか?仕事のこと、生活のこと、
趣味のこと何でも構いません。
考えられる数だけ書き出してみます。

<自分への質問2>

今まで見聞したことの中で、
心惹かれたことは何ですが?その理由は何ですか?

以上の作業が終わったら、
やりたかったことの項目をリストアップして、
やりたい順番に並べてください。
理由については共通するキーワードを見つけてください。

使命・ミッションを見極める作業 その3 
自分の本質を表現したキーワードを見つけ出す。
   
<作業1>
今までの作業で書き出した内容をじっと見つめ、
本当にやりたいことは何なのか?を見つけてください。

仕事だけでなく、スポーツや趣味、家族との生活などの
領域についてもリストアップしてください。

<作業2>
共通するキーワードの中から、自分のワクワクする本質を
表現したキーワードを見つけ出してください。

好きなこと、やりたいことをやって、
本当にあなたが求めているものが、このキーワードなのです。

ちなみに私のキーワードは、次のようになりました。

・人の可能性を引き出す  
・人と人とをつなげる
・自然と調和した生活      
・何にも束縛されずに自由に生きる

今回ご紹介した作業はパッパッと
短時間にやらないでください。

自分の年表を作ったり、
自分の過去をじっくり振り返ったりすると
最低でも半日は掛かるでしょう。

自分のワクワクする本質を
表現したキーワードを見つける場合

「こうあるべき」とか
「こうあらねば」という
「べきねば」は避けましょう。

本当に自分に正直になって
作業を進めることがポイントです。

今回は以上です。

最後に、私が勝手に自分のメンタ―だと思っている
福島正伸先生の「夢を実現する今日の一言」です。

“本気の人は、習慣を変える”

追 伸

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リッツ・カールトン・ホテルの秘密は「クレド」にあった!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

神奈川県山北町には、
東京芸大出身の木彫家である
蘭二郎さんのチェーンソーアートがあちこちに置かれています。

IMG_1181

写真もその一つ
「山北の動物たち」というテーマで
シカ、ウサギ、タカ、後ろにはリスがいます。

 チェーンソーで、よく細部まで表現できるって
すごいなって思いますね。

神奈川県の最西端に位置している山北町
面積の9割近くを森林によって覆われています。

熊本県出身の蘭二郎さん
地元の人たちにすっかり溶け込んでおり
精力的にアート制作に取組んでいます。

 今後、山北町は
「チェーンソーアートの町、山北」で売り出したらどうだろうか
と思う次第です。

さて、今回のテーマは
「リッツ・カールトン・ホテルの秘密は“クレド”にあった」です。

お客様に「気分がいい」と感じていただくこと

接客の素晴らしさで感動する
リッツ・カールトン・ホテル
1983年の設立のときドイツ人の社長を中心に設立メンバーが集まり

「どういうホテルであればお客様が
常に行きたいと思ってくださるか?

それから他の方にもすすめたいと
思ってくださるか」
を話し合いました。

それをまとめたのがクレドです。
ここには、お客様に「気分がいい」と感じていただくこと
それが私たちの仕事なのだ。それ以上、大事な仕事はない
ということが書かれています。

リッツ・カールトン・ホテルでは
このクレドの考え方が従業員に浸透しており

クレドに基づいた接客が行われています。

私も何年か前にこのホテルを会場に
セミナーをやったことがありますが、
本当に気分が良かったです。

理念とクレド、どう違うのか?

 理念という言葉は以前からありましたが
クレドは最近になって良く聞くようになった言葉ですよね。


似たような言葉を思われていますが
この2つの言葉は、どのように違うのでしょうか?

クレドは、「信条」と訳される場合が多いのですが
私は、理念とクレドの違いをこのように考えています。

理念とは、ビジョンやミッションを
実現していくための価値観です。

多くの企業が「顧客第一主義」などの理念を掲げていますね。
しかし、「顧客第一主義」は頭では理解できますが
具体的にどのように行動したらいいのかは分かりません。

リッツ・カールトン・ホテルでは
お客様に「気分がいい」と感じていただくには
どのように行動したらいいのかを考えます。

つまり、クレドとは
行動する時の規範、「行動規範」なのです。

割れてしまったタマゴのパックを無料で交換

小さな子供を連れたお母さんが買物をして
店の駐車場の自分の車に向かう途中で
買物袋の中に入っていたタマゴのパックを落としてしまいました。
タマゴは無残にも割れてしまいました。

たまたま、仕事を終えて帰る私服の店員が通り
その光景を目にしました。

店員はそのお客様に駆け寄り
「私はこの店の店員です。
交換しますから大丈夫ですよ」

と言って、店から新しいタマゴを持ってきて
割れたタマゴと無料で交換しました。

このスーパーでは
次のようなクレドがあり
店員はこれに沿って行動したのです。

「自分がして欲しいことを
いま目の前にいるお客様に
してあげましょう」

支払いが済んだ商品ですから
店には責任はありません。

しかし、短期的な損得を考えるより
お客様との関係を重視し

繰り返しご利用していただいた方が良い
という考え方を、このスーパーでは大切にしているのです。

支払いの時に「ごゆっくりどうぞ」と声掛けするタクシー

タクシーに乗ると
不愛想な運転手に出会うことも少なくありませんね。
この人、夫婦喧嘩でもしたのかなと思ってしまうような…

お客様乗車時には
必ずひと言時候の挨拶をして
そのお客様にリラックスしていただきます。

到着後
お客様が現金をお支払いになる時には
「ゆっくりどうぞ」とお声掛けします。

こんなクレドを実践しているタクシー会社
「予約は必ずこのタクシー会社」

という常連客が沢山いるそうです。

クレドとは、自分の事業に関係する人たちとの約束事

クレドとは行動規範ですよ
と言われても、なかなか思いつかないかも知れません。

 レドとは、自分の事業に関係する人たちとの約束事
と考えると、より具体的になると思います。

自分の事業の関係する人たちとは
まずは、自分そして
お客様、一緒に働く人、協力者、取引先、地域社会の人たちなどです。

これらの人たちにどんな約束を
するのかを考えてみることです。

割れたタマゴを無料で交換したスーパーや
「ゆっくりどうぞ」と声掛けするタクシー会社の例は
お客様に対する約束事です。

必ずしも
上にあげたすべての関係者に対する
約束事を考える必要はありません。

でも、起業する場合は
自分に対する約束事は明確にしておいた方が良いと思います。

なぜならば、会社勤めと違って
起業すると、誰にも束縛されません。
そのために、どうしても自分に甘くなってしまいます。

だから、自分を律するための約束事が必要なのです。
それを行動規範にするのです。

アンソニー・ロビンスは
能力を最大限に引き出すためには

基準を厳しくする
自分に対する要求を厳しくすることが必要と述べています。

自分に厳しく、それは
ミッションやビジョンを実現するために必要なことなのです。

今回は以上です。

 後に、私が勝手に自分のメンタ―だと思っている
福島正伸先生の「夢を実現する今日の一言」です。

“人が最も魅力的な時とは
            あきらめない時” 

追 伸 

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誰にどんな価値を提供するのかーそれがあなたのミッション


こんにちは

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

このブログの最後に、
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言を
載せていますが、

その福島先生から色紙が届きました。
「夢を信じる人に、夢は近づいてくる」
と書いてあります。

IMG_0710

福島先生は、失敗について
次のように言っています。

失敗には2つの失敗があるのです。
1つは手段上の失敗
そしてもう一つは真の失敗です。

手段上の失敗は夢を持った人は誰でも経験するものです。
しかし、それらはすべてが糧になるものです。
そして、真の失敗とは
自分があきらめた瞬間を言います。
つまり、自分があきらめない限り
真の失敗ではないのです。

「夢を信じる人に、夢は近づいてくる」

福島先生の色紙に書かれた言葉は
夢をあきらめない限り、夢は近づいてくる。

あきらめないから、夢に向かって行動するのだ。
こんな意味が込められているのですね。

さて、今回のテーマは、起業を成功させる
ためのポイントである「ミッション」です。

ミッションとは、「誰のために」「何を実現する」のか?

仕事の本質は人の役に立つことです。
人の役に立ったことが、売上げという形でフィードバックされてきます。

動物は種の保存のために、この世に存在しています。
人間がこの世に存在している理由は
人の役に立つこと、人に喜ばれること
このために、この世に生まれ、存在しているのです。

振り返ってみてください。
あなたが本当に嬉しかったこと。
それは、何かをやって、人に喜ばれたときではなかったでしょうか。

私たちは、人に喜ばれることに
喜びを感じるようにつくられているのです。

私たちは仕事を通して、誰に喜んでもらうのか?
誰にどんな価値を提供するのか?
誰にどんな貢献をするのか?

これを明確にしたものがミッションなのです。

ミッションとは、
「自分たちは、これをやらなければ活動する
意味がない」といえる本質的なものです。

「服を通じて貧困をなくす」――グラミンユニクロのミッション

バングラディのグラミン銀行と提携して設立された
グラミンユニクロは
1着平均1ドルの服を貧困層向けに販売する事業を始めています。

グラミンユニクロのミッションは
「服を通じて貧困をなくす」

次は、京セラのミッションです。

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類・社会の進歩発展に貢献すること」

お客様、従業員、株主、取引先、地域の人たち
企業には多くの人が関係し、多くの人に支えられています。

京セラでは、企業の商品やサービスという価値を生み出すのは従業員であることを重視し、
従業員の幸福追求をミッションの第一に掲げています。

ミッションが必要な理由 その1
使命感によって最も強い動機が生まれる

自分の子供の前に車が突っ込んで来たとき
母親は子供を横に突き飛ばしてでも
子供を守ろうとするでしょう。
たとえ、自分の身がどうなったとしても。

人は使命感を持つことで、常識的には考えられないような
自己犠牲に近いほどの行為を選択します。

人は自分の存在価値を見い出し
自分の使命を感じ取ったとき
最も強い動機が生まれると言われています。

仕事を通して人を幸せにする
社会の役に立つ
しかも、自分がワクワクすることで…。

まさにこれがライフワークですよね。

ミッションが必要な理由 その2
共感した人がまわりに集まってきます

お金儲けをして、もっと大きな家に住みたい
好きなときに海外旅行に行きたい

これは決して悪いことではありません。

しかし、このことを周りの人に話しても
「そう、頑張ってね」と言われるだけでしょう。

人の役に立つミッション
世の中に貢献するミッション

共感する人が必ず現れます。
協力者も現れるかも知れません。

一人では何もできません。
でも、一人で始めなければ
何も生まれないのです。

大きなミッションを掲げても
一人ではできないかも知れません。
でも、共感者が必ず現れます。
そこに大きな可能性が生まれます。

あなたの夢からミッションを明確化

ワクワクすることで起業することが成功のポイント
今までのブログで、このことを強調してきました。

一番ワクワクすること、
それは自分の夢の実現に向けて行動することです。
だから、成功するための起業の第一歩は
自分の夢を語ること。

そして次にやることは
それを踏まえてミッションを明確にすることです。

あなたの夢は誰を対象にしていますか?
その人は、どんなことに困っていますか?
どんなことに悩んでいますか?
その人に、どんなことをやってあげるとハッピーになりますか?

そのために、あなたが出来ることはどんなことですか?
それは、あなたの対象としている人にどんな価値を提供しますか?

こんな順番でミッションを考えてみてください。

心に響かないミッション、響くミッション

次のミッションを読んで、あなたはどう感じますか?

私たちは事業活動を通じ社会に貢献し
顧客の満足を図るとともに
社業の発展と社員の幸福の実現を目指します。

いかがですか?

美しい言葉が並べられていますが
なぜか、心に響きませんね。
額に入れて飾ってあるミッションは
この種のものが多いような気がします。

ここには、本当の“想い”が込められていません。

きれいな言葉でなくても
あなたの心からの“想い”を込めたミッション
あなたが考えたミッションを
もう一度、見直してみてください。

今回は以上です。

追 伸

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