カッコつけずに本音で起業の動機を考える!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

6月は、あじさいとあやめの季節、
小田原城公園の花の咲き具合は、写真のような状態
でも、花を楽しもうという人たちがチラホラいました。

箱根登山鉄道の“あじさい電車”は、
6月15日からですが、今年こそは…と思いつつ
乗ったことはありません。妻も退院したことだし乗ってみようかな。

さて、今回のテーマは
「カッコつけずに本音で起業の動機を考える!」です。

これからの人生、どう生きようか?
いま、50代、60代の起業が増えているのは
自分に対して、こんな問い掛けをする人が増えているからでしょう。

最高の人生にするためには…、と考えるとうまくいく?

最高の人生にするには、どんなことをやればいいのか?
起業にあたっては、こういうことを自分に問い掛けなさい!
こんなアドバイスがありますが、これは本当でしょうか?

では、最高の人生とは何でしょう?

中小企業白書によると
起業の動機の上位3項目は下記の通りです。

・仕事を通して自己実現を目指したい
・自分の裁量で自由に働きたい
・社会に貢献したい

すばらしい動機ですね。
第二の人生がこんな人生だったら最高でしょうね。
でも、これって本音でしょうか?

辞めて初めて分かる会社員のありがたさ!

会社に勤めているならば、
黙っていても毎月自分の口座に給料が振り込まれてきます。

この当たり前のことが、独立して起業すると
大変ありがたいことだと痛感します。

起業したら、自分で売上げを上げない限り
どこからも収入は入ってきません。
このことは、非常に不安な気持ちにさせます。

起業は成功するよりも
失敗する確率の方が高いのです。
そんなリスクをおかしても、なぜあなたは起業するのでしょうか?

本音の動機が原動力になる!

私は、46歳の時に起業しました。
会社員時代の私は、「今日は仕事らしい仕事は
ないから休んでしまおう」と勝手に欠勤していました。

そのたびに上司から叱られていました。
だから「自分の裁量で自由に働きたい」
という気持ちを強く持っていました。

しかし、「自己実現」とか「社会貢献」なんて
ことはほとんど考えていませんでした。

「やりたいことを自分の裁量でやれて
生活できればいいな」というのが本音の動機でした。

「もっと収入を増やしたい、
「金を儲けて好きな時に海外旅行に行きたい、
もっと大きな家に住みたい、人を見返したい」

本音では、こんな動機もあるのではないでしょうか。
本音にフタをしてはいけません。
それは、自分のウソをつくことになってしまうからです。

「社会貢献」や「自己実現」は大切なことです。

「お金を儲けて、もっと大きな家に住みたい
だから協力してよ」と誰かに行っても、
「勝手にやれば!」と相手にされないでしょう。

しかし、「こんなことをやって
人々や社会の役に立ちたい」と言えば
それに賛同して協力する人も現れるでしょう。

人に言えば、カッコ良いなと思われます。
でも、本音の動機が自分を動かす原動力になるのです。

近江商人の「三方よし」を常に念頭に!

では、「社会貢献」や「自己実現」
は、考えなくてもいいのでしょうか。

近江商人の言葉に「三方よし」という理念があります。
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三方よしを
目指していく経営理念です。

近江商人たちは、周囲の人々や
世間、社会あっての商売だということを
肝に銘じ、これを大事にしていました。

現在のマーケティングでも
「売り手」「買い手」「社会」の三者が
win-winの関係になることが重要であると説いています。

起業を成功させようと思ったら
近江商人の「三方よし」を念頭に置いておく必要があります。

「自己実現」は、どうでしょうか。
いくらお金が儲かっても
それが自己実現につながらないと
やり甲斐があるとは言えませんよね。

しかし、金儲けはそれに徹して
儲けたお金を自己実現のために使うという
考え方や生き方もあり、それも「あり」だと思います。

いずれにしても、
あなたの行動の原動力につながることは何か
起業を成功させるためには、どのような考え方が大事か
こんなことを常に念頭に置くようにしてください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“何となく生きたら、命がもったいない”

追 伸

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

人生に成功する早道を一つだけ挙げるとしたら、それはなにか?


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のシニア層のライフワーク起業を応援しています。

先日、京成立石駅周辺の飲み屋街探訪に行って来ました。
戦災で焼けた後に立てられて、そのまま今まで残っている
感じの古い建物が立ち並んでいる「呑んべい横丁」

その一角に写真のような店がありました。
店の前は、POPが貼り尽くされており、どこが入口やら…。

私もPOPで情報発信をすることをお勧めしていますが
ここまで凄まじいと、もはや現代アートの世界か?

さて、今回のテーマは
「人生に成功する早道を一つ挙げるとしたら
それはなにか?」です。

私が売れないセールスマンだった理由、それは…?

イトーヨーカドーの創業者である伊藤雅俊さん
彼の「商いの道」という本にこんなことが書いてありました。

“商いだけでなく、もの作りの道でも、芸術の道でも
「人生に成功する早道を一つだけ挙げろ」と聞かれたら
私は、「どれだけ人間が好きか」ということを挙げます。

人間が生きている様子、泣いている様子、
笑っている様子、怒っている様子、喜んでいる様子、
人間のすべてをながめて、すべてに係わりたいと考えている人は

半ば成功したも同然です。そういう人は
お客さまの気持ちがよく分かり、好みにピッタリ
合ったものをお客さまにご提案できるからです。”

私は、かつて化粧品会社に勤務していて
1年半ほど化粧品のセールスをやりました。
来る日も来る日も住宅街を飛び込みセールスです。
何軒訪問しても、化粧品はまったく売れませんでした。

「〇〇化粧品はいかがでしょうか?」
「間に合っています!帰ってください」
「それでは、また来ます。失礼しました」

この繰り返しですから、売れるわけはありません。
なぜ、そうなってしまったか?
私は、お客さまにまったく興味がなかったのです。

興味があれば、「どちらの化粧品をお使いですか?」
とか、色々と質問が出るはずです。質問すれば、それが会話のきっかけになり、
セールスの糸口につながるかも知れません。

伊藤雅俊さんの言葉を読んで
自分が売れないセールスマンだった
根本的な原因はこれだ!とハタと思い当たりました。

起業にあたって、私たちは誰を幸せにしたいか?

売上げとは何でしょうか?
私たちは、お客さまに商品やサービスを販売して
お客さまに価値を提供し、それに満足し喜んでいただいた
対価としてお金をいただく、それが売上げですね。

提供する商品やサービスを通して
お客さまの幸せな生活に貢献しているのです。
つまり、商売や事業とはお客さまに幸せになっていただくことです。

そのためには、私たちが対象としているお客さまが
毎日の生活の中で、何に困っているのか、何に悩んでいるのか
これを突き詰めて考えること、ここが大きなポイントになります。

そして、お客さまに満足していただき
喜んでいただき、「ありがとう!」と言われる。
これこそ、商売や事業の醍醐味ではないでしょうか。

その前提になるのが、お客さまを好きになること
そうすれば、“半ば成功したも同然”と伊藤雅俊さんは言っています。

起業相談をやっていると
「自分の商品は…」とか「自分のお店は…」とか
自分のことばかりで、お客さまのことが
視野に入っていない人がとても多く感じられます。

もう一度、“お客さまを好きになること”
このことの意味を問い直してみたいと思います。

伊藤雅俊さんの大恩人の言葉“人間は好みに滅びる”

もう一つ、「商いの道」の中で印象に残った文章があります。

“私の商いの人生の危機を何度も助けてくださった大恩人・関口寛快さんに
「人間は好みに滅びる」と教えられたことがあります。私の非常に好きな言葉です。

女好きの人は女で失敗し、お金ばかりに執着する人はお金でしくじる、
そして商売好きの人は商売にのめりこんで自滅する、というのです”

私のこのブログは、“好きなことで起業しよう!」がテーマです。
これは極めて重要であり、伊藤雅俊さんも商売が大好きです。

しかし、気を付けないとそこに落とし穴があるというのです。
好きなことを仕事にしていると、ついついのめりこんで
視野が狭くなり、「木を見て森を見ず」になってしまい勝ちになるというのです。

好きなことを仕事にして情熱を持って取り組む
同時に、ある時にはそこから突き放して全体を
客観的に見ること、これも極めて重要だということを気付かせていただきました。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“壁があったら、まずぶち当たってみる。
簡単に壊れるかも知れないから”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
「シニアの起業成功マニュアル」という
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起業にはリスクが伴いますが、
3つのポイントを知ることによって、
起業のリスクを最小限にすることができます。

生きがいと経済的な豊かさを両立させるには
どうすればいいのかを知ることができます。

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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp