50代・60代は“やりたいこと”での起業の適齢期!


 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

白隠禅師と言えば
500年に1人出るか出ないかと
言われた禅宗の名僧です。

私は高校生のころ
白隠禅師ゆかりの松蔭寺に入り浸っていました。

そこで坐禅もやりましたが
若い禅僧から、色恋や酒について
色々と教えてもらったことを懐かしく思い出します。

昨年、何十年振りかで訪れると
「大本山 松蔭寺」との石碑が建てられており
立派な寺になってしまって近づき難い雰囲気になっていました。

さて、今回のテーマは
「50代・60代は“やりたいこと”での起業の適齢期!」です。

長い第二の人生をどう生きる?

新卒で会社に入り、
定年まで勤めあげて老後は悠々自適に暮らす、
そんな時代は過去のものになっています。

今や「人生を二度生きられる時代」、
長い人生の後半をどのように生きていくのか、

老後の生活費のことも含めて、
多くのシニアの課題であり関心事となっています。

こんな状況のなか、50代・60代で
起業する人が非常に多くなっています。

起業する人たちの中で、
この年代の占める割合は51.8%(2017年版中小企業白書より)と、
半分以上となっており、起業といえばシニアの時代と言われています。

年金を支給される年齢が引き上げられるし金額も少なくなる、
老後の生活が不安だという理由から起業する人も多いのも事実です。

私はある商工会議所の起業相談員を
10年以上担当していますが、
気が付いたことがあります。

30代・40代の人は、
今までと同じ仕事を選ぶ傾向が強く、
50代以上の人は、今までとは違った仕事を選ぶ傾向があるということです。

50代以上になると「もっと自分を活かす仕事をやりたい」
という意識が強くなるせいだと思われますが、
アメリカのある研究者は50代・60代という年代を次のように捉えています。

50代・60代とは、どんな年代か?

アイデンティティという概念を提唱した
心理学者エリクソンの弟子であるジーン・コーエン、

精神科医として年長者とその家族を35年以上
診療してきた経験と、最先端の大脳生理学の研究結果に基づいて、
人生の後半生は次の4つの発達段階に分かれると結論付けました。

第1段階 再評価段階  (40代前半~50代後半)
第2段階 解放段階   (50代後半~70代前半)
第3段階 まとめ段階  (60代後半~80代  )
第4段階 アンコール段階(70代後半~人生の最後)

50代・60代と関係が深いのは再評価段階と解放段階、
これは長い人生の中でどんな時期なのでしょうか?

どこからともなく行列が続いている
次から次へと人が歩いてくる
この行列は、どこから来たのだろう

そして、どこへ行くのだろう
誰も知らないで、ただ歩いている
この行列には、あなたも加わっている、そして私も…

この文章、私が高校生のときに目に留まり、
今でも鮮明に覚えています。

高校生といえば、生意気ながらも人生とは何ぞや?
などと考え始める時期ですね。

私が白隠禅師ゆかりの禅寺に
出入りしていたのもこの時期です

その後は、受験だ、就職だ、仕事だ、
結婚だ、家庭だと、人生とは何ぞや?
などということは考える暇もなく、

ただただ時間が流れていき、気か付いてみると、
いつの間にか中年と言われる年代に差し掛かっていました。

しかし、50歳を過ぎたあたりから、
今まで考えもしなかった「自分の死」について、
時々ふっと気に掛かることがありました。

「あと自分は何年生きられるのだろうか?」
「自分の人生は、このまま終わっていいのだろうか?」
という思いが心に浮かぶのです。

ジーン・コーエンによると、
このような思いが浮かんでくる段階こそが
「再評価段階」であり、「人生の意味を見つけたい」

「新しい仕事を始めたい」「夢に挑戦してみたい」と
いう気持ちが湧き上がってくる時期だと言っています。

次の「解放段階」は、自分のこれまでの
人生を再評価し、新たな技術を習得したり、
新たな活動や役割に挑戦するエネルギーが湧いてくる段階だというのです。

このような大脳生理学の見地から起業を考えると、
自分の本当に“やりたいこと”、
持っている可能性や使命を踏まえて

“これこそ自分の人生だった!”と
後悔のない人生を全うすること、
これが「再評価段階」や「解放段階」にある
50代・60代の起業の原点だと言えるでしょう。

起業によって、自分の本来持っている
能力を活かして社会の役に立つ、
毎日ワクワクしながら仕事をする、

これが叶うなら、きっと充実した第二の人生になることでしょう。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“不満を言うほど、不満が見つかり
出番と言うほど、出番が見つかる”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

コアとは自分の本質、ワクワクの源泉!


 

おはようございます。
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

今年の大河ドラマの主人公「明智光秀」
彼はレビー小体型認知症だったのではないか?
NHKの「偉人たちの健康診断」でこんなことを言っていました。

徳川家康の接待係として料理を出したけれど
光秀には考えられないような異臭を放つ料理
信長に蹴り倒されて職を解かれたという

愛宕神社でおみくじを3度も引いた
真ん中のくじを引こうとしたが
引けなかったため、3度も引いたという

レビー小体型認知症は
臭覚が低下し、視空間認知のトラブルが起こるという

グループホームでも、最近は
同じ認知症でも、レビー小体型が増えているように思う
という話を聞きました。

さて、今回のテーマは
「コアとは自分の本質、ワクワクの源泉!」です。

自分の中に、こんな気持ちはないだろうか?

シニアの方と飲みながら世間話などをしていると、
こんな悩みが出ることが多いという話をしばしば耳にします。

今の仕事は好きではないが、
生活のために続けざるを得ない。

できたら仕事を変わりたいが、
何の仕事が自分に向いているのか分からない。

無意味に年だけとっていくようで、
自分は何のために生きているのだろうか。

何をやっても喜びは感じないし、充実感もない。

一人に人がこんな悩みを話すと、
他の人も「実は俺も…」と、
同じような悩みで話は盛り上がるというのです。

そんな話で盛り上がっても…と
苦笑しつつ聞いています。

ウツウツからワクワクへ!その源泉が自分のコア

もっと充実した仕事をしたい、
ワクワクする生活を送りたい、
そう願いながら毎日をウツウツした気持ちで過ごしている、

自分にとって何が大切か、
自分は何にワクワクするのか、
何が自分に喜びをもたらすのかを知る必要があります。

そのためには、自分のコアを見極めること、
コアとはその人の本質であり、持っている価値観であり、
ワクワクの源泉です。

本来の自分とは何か、
自分がこの世に生まれてきた目的は何か、
自分の存在意義は何か、これこそが自分のコアなのです。

自分のコアを見極めることによって、
本当に自分がやりたかったこと、
熱中して時間を忘れて没頭できること、

自分のエネルギーを燃焼できることが分かります。

コアに基づいた仕事をすることによって、
自分の持っている才能を活かすことができる仕事、
毎日ワクワクして取組める仕事、自分の特性を活かして

社会貢献できる仕事がはっきりしてきます。
コアとは自分の生き方を決め、やるべき仕事を決め、
豊かな人生を送る手助けをする心のDNAなのです

仕事が仕事でなくなる!?

コアが何なのかを見極めると、
自分の「やりたいこと」が分かります。

明確な目的意識と決意と情熱があるので、
義務からの仕事ではなく、悦びからの仕事になります。

こうなると、仕事ではなく趣味の延長になります。
だからこそ、仕事をしている毎日がワクワクする時間になるのです。

ロシアの文豪ゴーリキーは、
「仕事が楽しみなら、人生は極楽だ。
仕事が義務であるなら、人生は地獄だ」と言っています。

発明王トーマス・エジソンはこう言っています。
「私は一生涯、一日の仕事もやったことがない。
それらはすべて私にとっては楽しみであったから」。

でも、お客さまからはお金をいただいているので、
厳しさと責任感は当然問われます。
いわゆる趣味とはこの点では大きく異なります。

コアの中には、自分の才能が隠されています。
仕事に自分の才能を活かすことができれば、
こんなに楽しいことはありませんね。

なぜその才能が授けられているのか、
それはその人が自分のミッションを果たすためなのです。
このようにコアとミッションとはつながっているのです。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“人は、ワクワクする方に、集まってくる”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

ソバが大好きで始めたソバ屋がなぜ失敗?


 

おはようございます。
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

私は寒いのが苦手です。
だから、春が来るのを待ち焦がれています。

これからが冬本番というこの時期
もう、小田原城公園の紅梅が咲いていました。
とても嬉しくなりました。

これから季節、あちこちで梅が見られるでしょう。
小田原の曽我梅林、熱海や湯河原の梅林
今年はどこかに行ってみようかなと思っています。

さて、今回のブログのテーマは
「ソバが大好きで始めたソバ屋がなぜ失敗?」です。

好きな仕事で生活が出来ればいいけれど…

好きなことを仕事にして収入が得られれば、
こんないいことはないですね。

最近は好きなことで起業する人が増えています。
でも、こんな話を聞いたことはありませんか。

ソバが大好きな人がいた。
美味いという評判の店があれが、あちこち食べ歩く。
ソバ打ち教室に通って自分で作るほどの熱の入れよう。

やがて会社を定年となり、
念願のソバ屋を開業した。ところが、
1年経つか経たないうちにその店はなくなっていた。

好きなことを仕事にして失敗した例です。

仕事をすることによって
収入を得ることができなければ、
それは趣味かボランティアです。

では、収入はどこから得られるのでしょうか。
私たちが提供する商品やサービスに
価値を認めたお客さまが支払ってくれる売上げからです。

ソバが大好きなこと、これはいいのです。
でも、こんなに美味いソバだから、
絶対お客さまも喜んでくれるはずだと、

お金を払ってくれるお客さまのことにあまり想いが及ばず、
自分の“思い込み”だけでお店を持ってしまったかも知れません。
これは起業が失敗する典型的なパターンの一つです。

ソバを食べたり作ったりすることは好きであっても、
お店を経営することは好きだったでしょうか。

お店の経営には、販売促進や接客、
会計など色々なことが必要です。

これが出来なければお店を継続させることが
できないことは言うまでもありませんね。

ソバを食べたり作ったりすることが好きだからといって、
ソバ屋というお店を持つことだけが選択肢ではありません。

ソバ作りを教える教室を開く、美味しいソバ作りや
魅力的なソバ屋になるためのコンサルタントになる、
全国のソバ店巡りの手記を書くなど色々な選択肢が考えられます。

「やりたいこと」を名詞と動詞の二つの点からで考える

好きなことで起業するには、
「やりたいこと」を「何を」という名詞と
「どうする」という動詞の二つの点から考える必要があります。

「何を」に相当するのが「ソバ」「パン」「野球」「旅行」などの名詞です。
「どうする」に相当するのが「販売する」「(お店を)経営する」
「教える」「書く」「コンサルティングする」「プロデュースする」などの動詞です。

ソバ屋を開業してうまくいかなかったケースを考えると、
「ソバ」が好きでも、「販売する」ことや「(お店を)経営する」ことが
「やりたい」ことでなかったら、好きなことで起業するライフワークとは言えません。
単にソバが好きで始めたソバ屋というライクワーク(Like work)にだったのです。

建設会社の事務員として働いていた女性、
以前から東洋の医学に興味があり、
マッサージの仕事で起業したいと思っていました。

しかし、彼女はマッサージサロンを
持って、サロンを経営することは苦手であり、やりたくありません。

人とお話をすることが大好きでした。
そこで始めたのがマッサージの出張サービスです。

お客さまのお宅を訪問し、マッサージをしながら、
あるいは終わったあとお茶をご馳走になりながら、
お客さまと色々なお話をする。

これならば、固定費が掛かるサロンの経営を心配する必要はありません。
「やりたいこと」の名詞はマッサージ、動詞は人とお話をすること、
この二つがうまく結びついて、予約を取るのが難しいほど繁盛しています。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“お金がない時は、
なくてもできる方法を見つけるチャンス
相手がわかってくれない時は、
わかってくれるまで自分を変えるチャンス
人生にはチャンスしかない”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

ワクワクする人生はライフワーク起業から!


 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

もう空いているだろうと
仕事始めの日に川崎大師にお参りに行って来ました。

三が日のあのもの凄い混雑はありませんでしたが
カバンを下げた会社員らしきの姿がかなり見受けられました。

参道には何店かのダルマの販売店
願いごとをするときには、左目に
願いが叶ったら、右目に目玉を入れる
こんな風習は、江戸時代から始まったそうです。

さて、今回のブログのテーマは
「ワクワクする人生はライフワーク起業から!」です。

「好きなこと」「やりたいこと」をやれば脳全体が活性化!

医学博士ポール・マクリーンの
「三位一体脳モデル」によると、人間の脳の中には、

爬虫類脳(脳幹、視床下部)、哺乳類脳(大脳辺縁系)、
人間脳(大脳皮質)という三種類の脳があるというのです。

爬虫類脳は「生きていくための脳」であり、
心拍、呼吸、体温、血圧という生命機能を司っています。

哺乳類脳は「感じるための脳」であり、
種の保存のための本能的な情動、快・不快の判断を司っています。

人間脳は「考えるための脳」であり、
論理・学習・言語や創造的思考など、知性・知能を司っています。

哺乳類脳は、人間脳から
「この問題を解決せよ」と命令が来ると、
それが「好きか・嫌いか」を見極めます。

「好き」と判断した場合は、
爬虫類脳に近接している「欲の脳」(側座核)から「
やる気ホルモン(TRH放出ホルモン)が放出されます。

「やる気ホルモン」は、
脳の様々な部分に働きかけて、
脳全体を活性化させます。

特に人間脳、なかでも行動計画の
立案・実行を判断する前頭連合野を刺激します。

その結果、人間脳の内部では、
火花と火花が飛び散るようにニューロンとニューロンが結合します。

そうすると、想像と連想が絶え間なく広がり、
新たな気付きを生んでいきます。

新しいアイデアを生み出すには、
脳がこのような状態になることが望ましいということです。

つまり、哺乳類脳の「好き・嫌い」の見極めが、
「やる気ホルモン」を放出し、
行動に向けて猛烈にドライブをかけるので、

「好きなこと」「やりたいこと」を仕事にすること、
「ワクワクすること」を考えること、これによって集中力が高まり、
いい結果につながるというわけです。

ワクワクすると脳が「フロー状態」になる!

ワクワクすることをしていると、
そのことに没頭します。
没頭している状態を「フロー状態」と言います。

その昔、巨人の川上哲治が打席に立つと
ピッチャーが投げたボールが止まって見えたと言います。
これは「フロー状態」に入っていたからでしょう。

錦織圭の試合を見ていて解説の修造氏が、
「圭はスーパーゾーンに入っていた」と言っていました。

そのゾーンに入ると身体が
自然に動いて神業的なプレイができるというのです。

「スーパーゾーン」とは、心身ともに没頭している
「フロー状態」を指しているのでしょう。

「やりたいこと」「好きなことを」
「ワクワクすること」をやっていると、
脳が「フロー状態」になる。

こうなると、やることなすこと、
すべてが良い方向に向いていくというのです。

オリンピック選手のある有名なコーチによると、
設定した目標が実現しない理由の9割以上は、
立てた目標が本人の本当にやりたいことではないからだということです。

スポーツの目標達成の場合も、
本人のやりたいことであることが、

極めて大きな要素になっており、
これも脳の「フロー状態」と関係があるのかも知れません。

ライフワークで起業するメリットは…

ライフワーク起業は、
「これぞ自分の仕事だ!」と覚悟を決めて取組むこと、

「好きなこと」「やりたいこと」を
仕事のテーマにしていること、

人に喜ばれ社会の役に立つことを
ミッションにした仕事であることなどにより、
次のようなメリットがあり、
起業の成功につながりやすいのです。

・「これこそが、これからの自分の人生を賭けた仕事だ!」
という気持ちのもとに、覚悟を決めて取組むので、
自信を持って仕事を進めることが出来る。

・「好きなこと」「やりたいこと」をベースにしているので、
脳から「やる気ホルモン」が放出され、
集中力が高まっていい結果につながる。

・ワクワクしながら仕事をするので、
心が「フロー状態」に入りやすくなり、
すべてが良い方向に向いていく。

・周囲の人に自分の夢や
ミッションを語ることによって、
理解を得られるだけでなく、協力者を得やすくなる。

・自分の中にある才能を活かすことができ、
新しいアイデアが生まれてくる。

・毎日が楽しくなり、
常に前向きに考えることが出来るので、
エネルギッシュに仕事ができる。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“困難が大きいほど
気づくことも大きい”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

起業に向けて踏み出す原動力は何か?


 

新年おめでとうございます。
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

毎年、初詣では、寒川神社に行っています。
相模國一之宮で、いつ創建されたか分からないほど古い神社で
歴代総理や芸能人など著名人の参拝も多いそうです。

例年、神門には青森の「ねぶた」
今年のテーマは、神武天皇の東征です。

さて、今回のブログのテーマは
「起業の向けて踏み出す原動力は何か?」です。

なぜ、起業に向けて一歩踏み出すことができないのか?

50代・60代の起業は非常に増えています。
しかし、起業したいけど一歩が踏み出せないという方は、
その何倍もいることでしょう。

きっと、起業に対する期待よりも
不安の方が大きいからでしょうね。

でも、そこには人間の本質的な面が
隠されていると言われています。
いったい、それは何でしょうか?

遠い私たちの祖先が狩猟で生活をしていた頃、
いつどんな動物に襲われるかわからない
という危険いっぱいででした。

いつも行動している場所ならば、
どこにどんな危険があるか分かりますが、
未知の場所はそれが分かりません。

だから、私たちには新しい環境に身
を置くことを避けるという本能があると言われています。

今まで通い慣れた会社で仕事をしていた人が、
会社を離れて起業すること、
これはまさに新しい環境に身を置くことに他なりません。

不安な気持ちになるのは当たり前のことです。
家族にとっても同じでしょう。

あれか、これか迷ってしまって
一歩を踏み出せない“ピュリダンのロバ”
というケースもあります。

腹をすかせたロバがいた。
エサはないかと、あちこち歩いて干し草の山を見つけた。
しかも二つも見つけたのである。

二つの干し草の山は、どちらの同じほど旨そうに見え、
量も差がなさそうに見えた。

さて、どちらの干し草を食べようか?
ロバは迷ってしまった。

右に二、三歩歩いてみたが、
左の方が良さそうに見える。
何度も右に行き、また左に戻る。

行きつ、戻りつしているうちに、
きっとロバは餓死してしまうに違いない。

十四世紀のフランスの哲学者ピュリダンが
述べた言われている“ピュリダンのロバ”という話です。

人生は、右に行くか、左に行くか、選択の連続です。
特に起業する場合は、どちらを選択するかによって、
結果が大きく違ってきます。

だからこそ、“ピュリダンのロバ”のように
右か左か思い悩んで、なかなか決断ができません。
一歩前に進むことができずに時間だけが過ぎていきます。

一歩踏み出す原動力は「やりたいこと」と「ミッション」

危険がいっぱい、不安がいっぱい、
そんな新天地に飛び出して行って起業する、

そのモチベーションやエネルギーは
どこから湧いてくるのでしょうか。

そのキーワードが「グリット(GRIT)」です。
この考え方を広めたのがペンシルバニア大学の
アンジェラ・ダックワース教授であり、
成功者の持つ秘密の力がこのグリットだと言うのです。

ダックワース教授によれば、
義務感による勤勉さや根気は「グリット」とは違う。

長期間一つのことに打ち込み、
情熱を傾けられるだけの「興味」を持っているかどうか、

一時的に夢中になることと、
情熱を持ち続けることとは違う、

永続的に「興味」を持ち続けることが
「グリット」につながると言うのです。

次にカギになるのが高い目的意識、
自分の目的意識に社会的意義があると思えば、
逆境を打破することができる。

さらに目的に向かって創造性を
発揮するには、絶えずそのことを
考え続けるくらい好きでなければダメだというのです。

「興味=好き」と「高い目的意識=社会的意義」、
この2つが大事だという「グリット」の考え方、

これこそ、シニアの起業の必要な
「やりたいこと」と「ミッション」であり、

不安がいっぱいの起業という新天地に
一歩を踏み出す原動力だと言うことができます。

そして、これが起業を成功させるための必要な条件であり、
ワクワクする第二の人生のため条件でもあるのです。

今回は以上です。
昨年は、ブログの投稿が少なかったのですが
今年はがんばりますので、宜しくお願い致します。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“景色を変えたいなら
歩き出す”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

シニア起業の5つの落とし穴とは?(その3)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

今年の仕事納め、私は小田原で迎えました。
武士たちも仕事納めの日は
広間に集まって、儀式があったのでしょうね。

来年の干支は、「庚子(かのえね)」
これまでを振り返りつつ、
今後の道を計画する年だそうです。

さて、今回のテーマは
「シニア起業の5つの落とし穴とは?」の第3回目です。

今まで「シニア起業の落とし穴」の
次の第1から第4の穴までお伝えしてきました。

第1の穴;長年の会社員としての意識や感覚
第2の穴;資金に対する甘い見込み
第3の穴;今までの自分の仕事に対する過信
第4の穴;“売ること”への心理的な抵抗感

第3回目の今回は
第5の穴と、落とし穴への対応策について
ご紹介していきます。

第5の穴;自分の体力に対する過信

こんな方が相談に来ました。
フランチャイズに入って唐揚げの店を始めるというのです。

年齢は60歳近く、
小さな店を借りて唐揚げを揚げるのも
販売するのも一人でやるという話です。

元気そうな方でしたが、
店は1~2年でやめるわけでなく、
少なくとも5~6年は続けるでしょう。

その時には60代半ばになりますが、
一日中立ちっ放しで唐揚げを揚げて接客もこなす、
本当に大丈夫でしょうか。

このブログで、私たちの脳は
年齢とともに衰えることはない、
頭は使えば使うほど発達するという
大脳生理学の研究結果を確認してきました。

しかし、身体の方はそうはいきません。
年齢とともに衰えてきます。

私たちは、現在の自分の体力の状態で物事を考えがちです。
ところが、起業したら仕事は5年や10年は続けるでしょう。
場合によったら20年以上になるかも知れません。

その時の自分の体力がどうなっているのか、
これを前提にして起業を考えることが必要です。

それからもう一つ、
自分の代わりはいないということです。

会社員時代ならば、
体調を崩せば会社に電話して指示しておけば、
自分の代わりになってくれる人がいるでしょう。

そうはいかないのが会社員時代とは違うのです。
でも、スーパーマンではない限り、
体調の崩すこともあるでしょう。

急な葬式など休まなければならない時もあります。
そんな時にはどうするか、
あらかじめ考えておくことが求められます。

落とし穴があることを前提に考えておく

子供のころ、多くの人が
落とし穴を作って遊んだと思います。

そこに落とし穴があると
分かれば、落ちる人はいませんよね。

しかし、シニア起業の落とし穴は、
知っているだけでなく、落ちないような対応が必要です。

それには、2つの対応方法があります。
その一つは、世代や性別、会社や業界・業種が
違う人たちと付き合うことです。

このことによって、
新しい情報や感覚に触れることができ、
自分の固定観念を打破することができます。
思わぬ発見や気づきもあるでしょう。

もう一つは、自分の年表を作ることです。
年表には、過去の年表と未来の年表があります。

過去の年表は、自分のコア(本質、自分の根っこ)を見極めて、
ミッションを明確にし、起業のテーマを決める時に役立てるものです。

未来の年表は、これからの生活にどのくらいの費用が必要か、
それぞれの年齢のときに、自分や家族はどんな状況になっているのか、

そのときに、これから起業する事業が
自分の体力面も含めて継続可能かどうかを
判断する材料にしていきます。

せっかく起業しても
10年後まで生き残れるのは3割弱、
残りは廃業してしまうというのが現実です。

「色々な人と付き合う?自分の
過去と未来の年表を作る?面倒だな…」、
そう思われるかも知れません。

でも、これを惜しんで10年後の
廃業する7割強に入るのか、

生き残る3割弱に入るのかが決まる
といっても過言ではありません。

私が提案した2つの方法、
やってみれば非常に楽しいですよ。

楽しんで起業の準備をし、
ワクワクする第二の人生にしましょう。

過去の年表と未来の年表の作り方
これについては、いずれこのブログで
ご紹介していきます。

今回は以上です。
来年も宜しくお願い致します。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“予測は外れても、努力は実る”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

老けているヒマなんてない!そんな時代に生きている私たち


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

鎌倉の山崎地区
ここに美食家、陶芸家として知られている
北大路魯山人の星岡窯旧跡があり、昨日行って来ました。

茅葺の屋根の草が生えた山門が残っていましたが
荒れ果てた印象しかなく、もったいない感じがしました。

近くには山崎商店街があり
魯山人のところに野菜などを持っていくと
お礼に皿などをもらった商店街の人たちもいました。

でも、当時は魯山人の焼物の価値が分からず
犬の餌の皿として使っていた人もいたそうですが
面白くするために話を盛ったのだと思います。

テレビの「何でも鑑定団」に出したら
いくらするのかな?と、ついつい勘繰ってしまいます。

さて、今回のテーマは
「“もはや老けているヒマなんてない!”そんな人生を送りたい」です。

大隈重信の時代から憧れだった人生100年時代

早稲田大学の大隈記念講堂の
時計台の高さは125尺(約38メートル)

これは大学の創始者である大隈重信の「人生125歳説」に
ちなんでこの高さになっていると言われています。

彼は当時としては長寿の83歳で亡くなりましたが、
本当は100歳以上まで生きたかったのでしょうね。

2015年1月、NHKスペシャルで
凄いことを放送していました。
NМNという物質が老化を防止し、
2045年には平均寿命が100歳になるというのです。

それだけではありません。
この物質をマウスに投与した結果、
細胞が大幅に若返ったそうです。

これを人間に当てはめると、
60歳の細胞が20歳に若返ったという結果出た、
60代の人が20代に戻れるかも知れないということだそうです。そ

の結果、60代や70代の女性が
子供を産むことができるようになる可能性が
あるというのですから、まるで夢のような話ですね。

2016年、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」
という本が発行され、これをきっかけに「人生100年時代」
という言葉が広まりました。この中には、こんなことが書かれていました。

「国連の推計によれば、2040年までに、
日本の100歳以上人口は100万人を突破する見込みだ。
2007年に日本で生まれた子どもの半分は、
107年以上生きられることが予想される。

いまこの文章を読んでいる50歳未満の
日本人は、100年以上生きられる時代、
すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。」

今まで働いてきた時間より長い!60歳からの老後の時間

「人生100年時代」とはいえ実感はあまりないですよね。
実際に私たちは何歳まで生きられるのでしょうか。

年齢別の生存確率を見ると、
現在60歳の男性の20%が91歳まで、
女性の20%が96歳まで生きられるというのです。

従ってシニアの方々は、平均寿命を人生のゴールと
考えるのではなく、90歳から95歳をゴールとして考え、
そこから逆算して人生を考えた方がいいのではないでしょうか。

私たちが20歳から働いて60歳まで
40年間会社勤めした総労働時間は約8万時間になります。

60歳から90歳までの30年間で、
1日に9時間の自由時間があったとすると、
9万8千時間となり、今まで働いてきた時間より
ずっと長い老後の時間を過ごすことになります。

しかし、老後もある年齢に達すると
、誰かのお世話にならざるを得ません。

親の世話になっていた時期を離れ、
自分の足で人生を歩き始めたのが20歳として、
誰かの助けなしで歩けるのを80歳までとすると、
その間の60年間の中間点は50歳、
つまりその年齢が人生の折返し地点と言えるでしょう。

残り半分の人生をどう生きるか?
自分で自分を生き切った!

そんな生き方をするならば、
もはや「老けているヒマ」なんてないですね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“昔、夢を持った人たちがいました
誰もが不可能だと思ったことに挑戦しました
その人たちが今の世界を創りました”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

起業はシンプルに考えた方がうまくいく!


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

50代・60代の方が起業して
自分の可能性を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる

こんな第二の人生を送ることができるよう応援するために
5年前よりブログによる情報発信をしています。

今回、5年間の集大成とも言うべき
ウェブによる無料セミナーを7月に実施します。

90分という長いこの動画のセミナー
詳しい内容は、下のURLをクリックしてご覧ください。
セミナーは期間限定の公開となります。

https://lifework-kigyo.net/lp/web_seminar.html

ところで、子どもたちの間で
メダカを飼うことが流行っているそうですね。

この写真のように、メダカといってもとてもきれい
しかも飼いやすい点が人気なのかも知れません。

7月の横浜の商店街での夏まつりに
メダカを販売するブースも出店します。
私も飼おうかなと思ったりしています。

さて、今日のテーマは
「起業はシンプルに考えた方がうまくいく!」です。

ビジネスの基本要素は、たった3つだけ!

起業するには、考えなければならないことが多過ぎる!
だから、何から手を付けていいか分からない!
これから起業する人たちから多く聞かれる声です。

ちょっとあげただけでも、
検討しなければならないことが沢山あり、
どこから手を付けていいか分かりません。

しかし、ビジネスの基本的な要素はたったの3つです。
何から手を付けていいか分からなかったら
この3つを明確にしていけばいいのです。

その3つとは何か?
1 商品
2 伝える
3 販売する
この3つです。

商品の本質を考える!

最初に「商品」です。
これには、目に見える形のあるものと
目に見えないサービスや情報などがありますね。

どういう形態にしろ
商品がなければビジネスは成立しないのは自明の理です。

ここで考えなければならないことは
商品の本質とは何か?ということです。

日曜大工の店で穴をあけるためのドリルを買う場合を
ちょっと考えてみてください。

この人はドリルという商品を買うのではなく
ドリルによって開けられた穴を買うのであるということですね。

あなたの商品は、
お客様のどのようなニーズを満足させるのか?
お客様のどのような悩みを解決できるのか?
これが商品の本質なのです。

売りたい商品は決まっているけれども
それが、誰のどのようなニーズを満たし
誰の悩みを解決するのかが明確になっていない。

私のところに起業相談に来られる方の大半がこんな方々です。
まずは、これを明確にすることが第一です。

販売する商品を考えることは
その商品を使う人のことを考えることです。

そのためには、ターゲットとなる人に
会うこと、話を聞くこと、このことが極めて重要です。

しかし、多くの起業家は、
こんなシンプルなことをやっていません。
難しく考えると、袋小路に入ってしまいます。

誰に、何を、どんな手段で伝えるか?

次は「伝える」です。
その商品を使って欲しいお客様に
知ってもらわなければ商品は売れません。

ここで生きてくることが
前段でご紹介したターゲットとなる人に
会って話を聞くことなのです。

このことによって、何を伝えたらいいのか
ということを相手の立場に立って明確にしていきます。

ところが、多くの起業家は
「私の商品は…」と、商品のことばかり
伝えようとしますが、これでは相手に伝わらないのです。

常にターゲットの立場や視点から考える
これさえ意識しておけば、シンプルに考えられますね。

次に考えることは、そのターゲットには、
どんな手段を使えば「伝わる」か?
チラシいいのか?ネットを使った方がいいのか?

ターゲットが明確になっていれば、
伝える手段も見当がついてきますね。
もちろん、伝える手段は一つだけでいいというわけではありません。

ターゲットに伝わりやすい手段を
組み合わせて考えていくことが求められます。

なぜ、販売することに抵抗感があるのか?

3つ目の要素が「販売する」です。
これが苦手な人が多いのが現状です。
何を隠そう、私自身が大変苦手でした。

今から30年以上前に、
約2年間、化粧品の訪問販売をやりました。
まったく売れないダメなセールスマンでした。

「販売する」ことに心のブレーキがあったのです。
売り付けるという感覚があり、お金をもらうことに抵抗感があったのです。
これでは売れるわけがありません。

これを解決するには
自分の商品の本質が明確になっており
自分自身が、それを心から信じることです。

つまり、買ってもらうために販売しているのではなく、
お客様のニーズを満たすため、問題を解決するために
商品をご紹介しているのだという気持ちを持つことです。

複雑そうに見えるビジネス
最も基本的な要素である
「商品」「伝える」「販売する」の
3つを考えればいいのです。

そして、常にターゲットの立場や視点から発想すること
このことを心掛けていればいいのです。非常にシンプルですよね。

今回は以上です。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

追 伸

冒頭でご紹介したウェブによる無料セミナー
下のバナーをクリックしても詳しい内容をご覧いただくことができます。

失敗するリスクが高い起業を成功させるポイントは何か?
など、これから起業する方が知っておくべき情報が満載です。

経済産業大臣登録 中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

 

 

 

起業がうまくいかない5つの理由とは?


こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のライフワーク起業を応援しています。

何年振りかで湯河原に行って来ました。
駅のホームの階段、元禄から令和までの29の年号
これは面白いと、思わず写真を撮ってしまいました。

嘉永から慶応までの6代26年間が
幕末と言われた明治維新につながる日本の激動期
嘉永6年のペリー来航、安政の大獄、万延元年の遣米使節

文久2年の生麦事件、元治元年の池田屋事件など
この時代は元号を目にしただけで色々な事件が思い浮かびますね。

さて、今回のテーマは
「起業がうまくいかない5つの理由とは?」です。

起業して生き残れる確率は?

起業しようとしても
奥さんにはなかなか言わない人が多いようです。

「失敗するに決まっているから辞めときな!」と
言われるのが分かっているからでしょう。

奥さんに限らず、知人・友人に起業のことを言うと
ほとんどの場合、「辞めとけよ!」と反対されます。

起業してもうまくいく人は少ないと
多くの方が知っているからです。

では、起業して生き残れる確率は、どのくらいでしょうか?

1年後まで生き残れるのは50%
3年後は30%、5年後は15%、
10年後は5%、こんな統計数字があります。

1年後には起業した人の
半分しか生き残っていない
10年後には、100人中5人、非常に厳しい数字ですよね。

なぜ、こんなにうまくいかない人が多いのか
色々な理由が考えられますが、私の起業相談の経験から
大きく分けると、次の5つがあげられます。

その1 本当にやりたいことで起業しない
その2 一人よがりの思い込み
その3 喜ぶ人がイメージできていない
その4 売上げ、利益を得ようと焦ること
その5 準備なしにいきなり起業してしまう

今回は、この5つについてご紹介していきます。

その1 本当にやりたいことで起業しない

さあ、起業しよう!と思い立ったとき
多くの人は、今まで経験してきたことをやろうと考えます。
なぜか、自分の知っている世界である、自分が出来ることだからです。

そのことが、本当に自分が
やりたいことならばいいのですが

本当は、他にやりたいことがあるけれど
それしか出来ないからと、それで起業すると
うまくいかないケースが多くあります。

起業を成功させるには
大変なエネルギーが必要です。

そのエネルギーの源になるのが
自分が本当にやりたいこと
これが自分の使命だと思えることなのです。

起業を成功させる一番大きなポイントは
自分のエネルギーを燃焼させることができる
起業のテーマを見つけることなのです。

その2 一人よがりの思い込み

「私が考えたこの商品、絶対売れるはずです!」
「この事業ならば、絶対うまくいきます!」

私のところに相談に来て、このように断言する人
けっこう多いのですが、「売れるはず」が「売れた」という
結果につながった事例は皆無に近いです。

それを買ってくれる対象の方々に
意見を聞きましたか?と質問すると黙ってしまいます。

年齢とともに、人の話を聞かなくなる傾向が強くなり
頑固になります。したがって、高齢になるほど一人よがりになりがちです。

その3 喜ぶ人がイメージできていない

これは、その2と大きな関連があります。
自分の考えや好みだけで提供する商品・サービスを考えてはいけないのです。

商売や事業は、相手があってのこと
という当たり前のことを常に念頭に置いておくことが重要です。

私たちが提供した商品・サービスに満足し
喜んでいただくこと、その対価が売上げなのです。

だから、それによって喜ぶ人を具体的にイメージする
そして、実際に喜んでいただき「ありがとう!」と言っていただく
このことこそが私たちの喜びであり、起業の醍醐味なのです。

そして、そのような人たちに
商品・サービスの価値を伝えていくには
そのような表現や方法が効果的かを考える
これこそがマーケティングと言えるでしょう。

その4 売上げ・利益を得ようと焦ること

店や事業を立ち上げた
でも、お客様は誰も来てくれない!
こうなると焦り、売上げのことばかり考えます。

この気持ちはよく分かりますが
焦ったところで問題が打開するわけでもなく
逆に、たまに来たお客様に心の中を見透かされてしまいます。

こういうときこそ、原点に立ち返ることが求められます。
お客様に喜んでいただくには、どうしたらいいのか、
お客様を観察し、お客様の意見とお伺いして考えることです。

その5 準備なしにいきなり起業してしまう

このことについては
あらためてご説明することもないと思います。

何の練習もせずに
いきなりマラソン大会に出ても
途中でばててしまうのと同じことです。

なにごとも準備が必要です。では、何を準備していけばいいのか、
それについては、7月に公開する無料の動画でご紹介していきます。

90分という長いこの動画、期間限定公開なので
詳しいことは下のバナーをクリックしてご覧ください。

50代、60代の方々が起業して
自分の可能性を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
こんな第二の人生を応援することが私の使命です。

こんな使命を果たすために、5年前からこのブログを書いています。
この5年間の集大成ともいうべきウェブによるセミナーです。

経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター     大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

人生を二度生きられる時代にどう生きる?


こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代、60代のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
箱根の仙石原でマルシェをやりました。
箱根の西の玄関口に“旅と生活のハブ拠点”を作る活動の一環です。

しかし、あいにくの寒い雨の一日
お客様は来てくれるかと心配でしたが
箱根ではで最も居住者が多い仙石原地区
町内会の皆さんに大勢来ていただき、喜んでいただきました。

さて、今回のテーマは
「人生を二度生きられる時代にどう生きる?」です。

男性1位は横浜市青葉区

2018年4月18日朝刊の見出しです。
「えっ、何のこと?」と思って読んでみると
全国市区町村別の平均寿命の記事でした。

女性の平均寿命の1位は
沖縄県北中城村で89.0歳
長寿は沖縄と聞けば、「やっぱり!」と納得できますね。

先ほどの新聞の見出しは男性の方で
1位は横浜市青葉区で83.3歳という結果

青葉区と言えば、田園都市線のたまプラーザや
あざみ野などの駅があり、私にもなじみ深い地域ですが
なぜ青葉区が長寿なのか理由はよく分からないそうです。

ちなみに2位は、川崎市麻生区でした。

男性の平均寿命が80歳を超えたのが2014年
これで男女とも80歳を超え、今では人生100年時代と言われています。

老後の自由時間は何と80,000時間

1日に8~9時間の自由時間があったとすると
60歳で定年退職してからの25年間で約80,000時間になります。

これは、20歳から働いで60歳まで
40年間会社勤めした総労働時間より多い時間です。

この長い老後の時間
あなたは、どうやって過ごしますか?

忙しい毎日を送っている時は
時間があったら、思う存分好きな
釣りやゴルフをやりたいなと思いますよね。

ところが、いざ定年になって
自由時間が増えても、かえって好きな釣りや
ゴルフに行く時間は少なくなったという人が多いそうです。

時間を作って行くから楽しいのであって
いつでも行けるとなると、有難味が減ってしまうのでしょうか。

いま、50代・60代の起業が増えている!

経済的な理由や、自分の能力を
もっと活かしたいという理由から、
50代以上の人たちの新規創業が増加しています。

ある統計資料によると、
創業時の年齢が50代・60代の人の割合が
1979年では23.7%、2012年では51.8%となっており
起業する人の半数が50代・60代となっています。

私たちは40代後半ともなると、
自分の人生の先がある程度見通せるようになり、
このままで良いのかと考える人が多いと言われています。

私自身も40代半ばで
たまたま独立起業するという結果になりしたが、
このままでは人生は終わりたくはないという気持ちがありました。

中年期になると、「自分は何者なのか?」
「自分はどういう道を歩んで来たのか?」
「これからどこへ向かうのか?」という疑問を抱くようになり、

人生の意味を見つけたい、新しい仕事を始めたい、
あるいは今の仕事の方向を変えたいという
強い気持ちが湧き起ると言われています。

リタイアメント研究のインタビューで、「あなたにとって、
人生の意味や目的を感じさせてくれるものは何ですか?」
という質問に対して、ほとんどの人が
「人の役に立つこと」と答えているそうです。

このインタビュー結果のように、多くの人が、
人や社会の役に立つことに生きがいを感じます。
また、人間はそのように創られているとも言われています。

好きなことを仕事にして自分を活かす!

自分を活かして社会の役に立つ、
しかも自分の好きなことを仕事にして、
これが叶うなら、きっと充実した人生になるでしょう。

私はこれを「ライフワーク起業」と呼んでいます。

今度生まれ変わったら、
こんなことをしてみたいと考える人は多くいます。

人生50年時代は、生まれ変わらなければできなかったことが、
人生80年時代には、生まれ変わらなくてもできるのです。

いま50歳だとしても、あと30年あるわけですから、
新しいことをする時間は十分にあります。
つまり、人生を2回生きることができるのです。

中高年の人たちが、
自分の好きなことを仕事にして、
経済的にも精神的にも豊かに過ごす、
こんな第二の人生の伝説を創ることができれば、
素晴らしいと思います。それを応援していくのが私の使命です。

こんな使命を果たすために、5年前からこのブログを書いています。
この5年間の集大成ともいうべきウェブによるセミナーを7月に実施します。

90分という長い動画です。
期間限定で無料でご覧いただけますので、
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【発行者】
経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター     大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp