人生を二度生きられる時代の私たち


人生を二度生きられる時代の私たち - 夢を仕事に!ライフワーク起業 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

昨日は「母の日」でした。
私の母親はとうの昔に亡くなりました。
末っ子だったので、若い頃の母親の顔を知りません。

あるとき、この絵を見て
「若い頃の母親はこんな顔をしていたに違いない!」
と理由は分からずに直感しました。

この絵は名が知られた画家が描いたようですが、
それが誰か分かりません。
もし、ご存じの方がいましたら教えてください。

それにしても、幾つになっても
母親のことは懐かしく思い出されますね。

さて、今回のテーマは
「人生を二度生きられる時代の私たち」です。

このブログも長く書いてきましたが
もう一度、原点に返ってシニアの
起業について考えていきたいと思います。

大隈重信の時代から憧れだった“人生100年時代”

早稲田大学の大隈記念講堂の
時計台の高さは125尺(約38メートル)、

これは大学の創始者である大隈重信の「人生125歳説」に
ちなんでこの高さになっていると言われています。

彼は当時としては長寿の83歳で亡くなりましたが、
本当は100歳以上まで生きたかったのでしょうね。

2015年1月、NHKスペシャルで
凄いことを放送していました。

NМNという物質が老化を防止し、
2045年には平均寿命が100歳になるというのです。

それだけではありません。
この物質をマウスに投与した結果、
細胞が大幅に若返ったそうです。

人間に当てはめると、60歳の細胞が20歳に若返ったという結果出た、
60代の人が20代に戻れるかも知れないということだそうです。

その結果、60代や70代の女性が
子供を産むことが出来るようになる可能性があるというのですから、
まるで夢のような話ですね。

2016年、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本が発行され、
これをきっかけに“人生100年時代”という言葉が広まりました。

この中に、「いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、
100年以上生きられる時代、すなわち100年ライフを
過ごすつもりでいたほうがいい」と書かれていました。

今まで働いてきた時間より長い!60歳からの老後の時間

“人生100年時代”とはいえ、
実際に私たちは何歳まで生きられるのでしょうか。

年齢別の生存確率を見ると、
現在60歳の男性の20%が91歳まで、
女性の20%が96歳まで生きられるというのです。

従ってシニアの方々は、
平均寿命を人生のゴールと考えるのではなく、
その先まで生きられることを前提に、
そこから逆算して人生を考えた方がいいのではないでしょうか。

私たちが20歳から働いて60歳まで40年間
会社勤めした総労働時間は約8万時間になります。

60歳から90歳までの30年間で、
1日に9時間の自由時間があったとすると、
9万8千時間となり、今まで働いてきた時間より
長い老後の時間を過ごすことになります。

しかし、老後もある年齢に達すると、
誰かのお世話にならざるを得ません。

親の世話になっていた時期を離れ、
自分の足で人生を歩き始めたのが20歳として、
誰かの助けなしで歩けるのを80歳までとすると、
その間の60年間の中間点は50歳、つまりその年齢が人生の折返し点と言えるでしょう。

いま、コロナの影響で苦境に立たされている
事業主の話ばかりがニュースになっており
やっぱり、起業なんて考えない方がいいという方が増えているかも知れません。

でも、これがいつまでも続くわけではありません。
コロナにかかわらず、長い第二の人生が待っているのです。

私たちは、“人生50年時代”ではなく
“人生を二度生きられる時代”に生きているのです。

今後の私たちの前には、コロナのような感染症だけでなく
大地震や大津波、超大型の台風が襲って来るかも知れません。
それによって引き起こされる大恐慌があるかも知れません。

私たちの先人たちも、
このような困難の中で生き抜いてきました。

恐れていては何も出来ません。
困難と共生できる道はないか?
こんな知恵を働かせながら、第二の人生を生きていきたいものです。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“困難にどう立ち向かっていくか
それを他人が見ています”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp