起業プランをチェックする7つのポイントとは?


こんにちは

50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

 

いまや「100年ライフ」と言われ

人生を2度生きられる時代

 

 

長~いセカンドライフを、

自分らしさを最大限に活かして悔いのない人生の

ための起業のノウハウやヒントをお伝えしています。

 

 

9月23日から28日頃は

七十二候の「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」

 

 

夏の間に鳴り響いた雷が

収まるのがこの時期という意味です。

 

 

雷が鳴ると怯えていたわが家のチワワ

今の時期、一緒に夜の散歩をしていると

聞こえてくるコオロギの鳴き声に向かっていきます。

 

 

知らないうちに

季節が静かに移り変わっていくのですね。

 

 

さて、今回のテーマは

「起業プランをチェックする7つのポイントとは?」です。

 

 

起業プランには客観性が必要!

 

 

起業プランには、あなたの熱い想いが

表現されていることが必要です。

 

 

熱い想いがあるからこそ

私たちは起業するのですから。

 

 

逆に、熱い想いがなければ

起業など考えない方がいいでしょう。

 

 

しかし、

あなたの熱い想いが表現されているだけでは不十分です。

 

 

いかに熱い想いが表現されているといっても

独りよがりなプランではうまくいくはずがありません。

 

 

あなたの想定しているお客様、

あなたの事業の協力者が

納得でき、魅力あるプランだと思うようなものでなければなりません。

 

 

そのためには、次の7つの視点から

チェックしてみることが必要です。

そのチェックポイントは、次の7つです。

 

 

チェック1 具体性

チェック2 必要性

チェック3 発展性

チェック4 社会性

 

 

チェック5 独自性

チェック6 実現性

チェック7 収益性

 

 

第1のチェックは必要性:本当に必要性があるのか?

 

 

この7つのポイントは

いずれも重要なものですが、

なかでも一番重要なのは、必要性です。

 

 

あなたの行おうとしている事業は

本当に必要とされているのか

本当にニーズがあるのかという視点から

厳しくチェックしていくことが求められます。

 

 

そのためには

ターゲットを明確にし、

その人たちの困っていること、悩んでいること

こうしたら、もっと満足度が高まるだろうという点について

徹底的に調査していくことが必要です。

 

 

対象としているターゲットの悩みを解消し

ニーズを満たしていくのが、あなたの商品なのです。

最初に「商品ありき」ではないのです。

 

 

第2のチェックは具体性:事業内容が具体的に作り込まれているか?

 

 

プランは具体的に詰めてあることが必要です。

店舗ならば、場所や店舗レイアウトが決まっていること

必要な設備や備品が明確になっていることが求められます。

 

 

販売する商品の内容や種類

ネーミングや価格も決まっていることが必要です。

 

 

事業は現実の積み重ねなのです。

まだ、具体化されていない点は、

一つひとつ塗りつぶしていきましょう。

 

 

第3のチェックは発展性:将来の発展が見込まれるか?

 

 

例えば、あなたがこれから八百屋を開業したいと考えたとしましょう。

スーパーで買うことが常識となっている野菜の販売を

個人店でやっても、うまくいかないことでしょう。

 

も、「健康」や「地産地消」というテーマで

野菜を販売する店ならば、うまくいく可能性がありますよね。

 

 

時代が求めているものをしっかり把握し、

その要素を取り入れていくことが発展性につながります。

 

 

そのためには、SWOT分析を行うことが効果的です。

なかでも、その事業を取り巻く環境変化の

機会(追い風)と脅威(向かい風)について、良く分析しておきましょう。

 

 

第4のチェックは社会性:社会の人々の幸せに結び付いているか?

 

 

起業の目的は、売上げや利益を求めることだけでなく、

人々の役に立ち、社会の貢献することも目的の一つです。

 

 

人は、自分以外の人の役に立つことで

喜びを感じるようにつくられています。

 

 

私の知合いの米屋の店主は

明日はどんなことでお客さんに喜んでもらおうかと考えると

ワクワクして楽しくて堪らないと話していました。

 

 

社会性のある事業を行っていると協力者が現れます。

自分のためだけに事業をやる場合よりも疲れを感じなくなります。

これこそ、自分で事業をやる醍醐味です。

 

 

今回はここまで

次回は、残りの独自性、実現性

そして、事業存続のポイントである収益性について考えていきます。

 

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 

 “より良いことのために、すべての過去がある”

 

 

お読みいただきましてありがとうございます。

 

 

【発行元】

 

合同会社 環り愛(MEGURIAI)代表

経済産業大臣登録中小企業診断士     大場保男

 

仕事とは

人や社会に対する愛の表現である

このような価値観を共有する人たちとの

ネットワークの輪を広げ

愛が環る社会をつくりたい

「合同会社 環り愛」の願いです

 

【連絡先】

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090-5521-7427

 

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衰退期の新聞販売店が取った方策とは?


 

こんにちは

50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

さて、今日のテーマは

 

人間の一生は

子供から大人になり

やがて老人になって死んでいきます。

 

商品や市場にも人間と同じようにライフサイクルがあります。

 

自分のやろうとしている事業が

ライフサイクルのどの辺にあるのか?

これを見極めておくことが非常に大事です。

 

商品や市場のライフサイクルは

時間の経過にともなって

導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つの段階があります。

 

導入期とは

商品が世に中に導入されて

新しい市場ができつつある時期です。

 

商品が知られていないのですから

知ってもらうためにコストが掛かるので

利益はマイナスか、ほんの僅かという段階です。

 

導入期が過ぎると

その商品が世の中に知られて

良く売れるようになり、市場が大きくなる成長期の段階です。

 

どんどん売れて儲かるので

市場への参入者が増えて、競合が厳しくなります。

 

商品が世の中ほとんどに行きわたり。

新規の需要はあまり期待できないのが成熟期の段階です。

この段階では、どこよりも安く販売して売上げを確保しようと

値引き合戦が始まります。そのため、利益は少なくなります。

 

商品が時代やニーズに合わなくなり

市場が急速に縮小していくのが衰退期の段階です。

 

フィルムにこだわって苦境に陥ったのがコダック

他の事業の比率を大幅に増やして生き残りを図った富士フィルム

衰退市場に対して、対照的な対応をとって明暗を分けました。

 

あなたの事業や商品は

ライフサイクルのどの辺にあたりますか?

それに応じて、ビジネスモデルが変わってきます。

 

導入期は

その商品を世の中に知ってもらうために

コストが掛かるので

この段階では参入しない方がいいという意見があります。

 

しかし、今はネットを活用できる時代

ネットを使った情報発信をうまくやれば

あまりコストを掛けなくても新しい市場を狙える可能性があります。

 

成長期は競合が厳しくなり

成熟期は価格競争になる

 

そんな市場に参入しても大変な目にあうのでは?

と思うかも知れません。

 

この段階の市場に参入するには

その市場の商品で

顧客が困っている点を探して

そこに焦点を当てた展開がポイントになります。

 

顧客の困っている点は

年代によって変わってきます。

 

どの年代の、どのようなお困りや不便な点を

あなたの商品は解消していくのですか?

この答えを探してください。

 

最近、めっきり新聞をとるお宅が少なくなりましたね。

そうです。新聞販売店は衰退期の典型です。

 

新聞に焦点を当てると

お先が真っ暗な時代です。

 

しかし、新聞販売店には

一軒一軒のお宅に配達するという機能を持っています。

 

この機能に新聞だけを乗せるのではなく

他の商品を乗せるのです。

 

例えば、地元の農家で採れた新鮮な野菜を乗せる

買物に行けない高齢者に代わって買物し、それをお宅までお届けする

 

こんな展開が考えられますよね。

このように、新たな定義づけをすると

違った可能性が見えてきます。

 

市場がほとんど消滅しそうだから

この市場からは、どんどん撤退していきます。

そうすると、競合はほとんどなくなってしまいます。

 

市場が縮小しても完全になくなってしまうわけではありません。

 

ですから、小さな市場で

少ない売上げでも成り立つビジネスモデルならば

十分にやっていくことができます。レコード針の業界はこの例ですね。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今、日の一言から

 

 “景色を変えたいなら、歩き出す”

 

 

追 伸

 

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ライフワーク起業ナビゲーター

経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男

yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp