今までの起業の常識は通用するのか?


今までの起業の常識は通用するのか? - 夢を仕事に!ライフワーク起業こんにちは、

ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。

やりたいことを仕事にして

自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

 

 

関東地方に台風16号が近づいていて

風雨が強くなり、木々が揺れています。

 

 

昭和33年9月26日

伊豆・沼津地方を狩野川台風が襲いました。

最低気圧887hPaという強力台風で犠牲者は1,300人近く。

 

沼津に住んでいた幼い私は

ミシミシ音を立てている古い家で寝ており

「早く過ぎ去ってくれ!」と心の中で叫んでいました。

 

 

写真は、狩野川の河口に近い御成橋。

橋の向こうに、高校生になって通っていた母校がありました。

 

 

翌年の昭和34年9月26日は

5千人もの命が奪われた伊勢湾台風

2年続けて同じ日に大型台風による大災害でした。

 

 

さて、今回のテーマは

「今までの起業の常識は通用するのか?」です。

 

 

今までと同じ仕事の方がうまくいく?

 

 

私の知人の話です。

彼は、ある大手アパレル会社の部長をしていました。

 

 

ところがある日帰宅して、奥さんにこう言いました。

「オレ、会社をやめて庭師になる」と。

 

 

奥さんの目は点になりました。

「えっ、庭師?」

 

 

そりゃそうですよね。

アパレル一筋にやってきたのに

突然、庭師になるというのですから…。

 

 

周囲も大反対です。

起業するなら、「長年やってきたアパレルの世界で独立すべきだ」と。

 

 

会社人をやめて独立起業する場合、

自分が今までやってきたこと

自分が得意なことで起業すべきである。

これが世間の常識です。

 

 

本当にこれでいいのでしょうか?

 

 

私の周囲には、先ほどのアパレルの業界から

庭師になった例だけでなく、こんな例が多くあります。

 

 

殺人事件などを担当していた刑事が警察をやめて

特殊な製法で干物をつくる店を開業しました。

 

 

IT企業に勤めていたエンジニアが、豆腐屋になり

大豆を使ったヒット商品を次々に打ち出しています。

皆さん、本当に楽しそうに活き活きと働いています。

 

 

起業のテーマは何を一番に考えたらいいのか?

 

 

それは、本当にその人がやりたいこと、

心からワクワクすることで起業することが一番のポイント

 

 

過去13年間、延べ600名を超える

起業相談を行ってきた私の出した結論です。

 

 

あるオリンピック選手のコーチングをしているコーチは

次のように言っています。

 

目標が達成できない原因の95%は

本人が本当にやりたいと思っていない目標だからだと。

 

 

自分の好きなこと

心からワクワクすること

これを仕事しに、毎日を活き活きと過ごすことができたら

本当に素晴らしいですね。

 

 

私は、このような起業を

ライフワーク起業と呼んでいます。

 

 

ライフワークを仕事にすることこそ

起業を成功させる最大の要因だと思います。

 

 

「エクスペリエンス・マーケティング」

を提唱して注目されている藤村正宏氏は

次のように述べています。

 

 

自分の仕事や商品は好きですか?

「好き」ということは、そこに「愛」があります。

今後のビジネスでは、これがものすごく重要になってきます。

 

 

もう一度言います。

今までやってきた仕事で起業しよう!

これは決して間違いではありません。

 

 

でも、その仕事は

本当に自分がやりたい仕事でしょうか?

 

 

これしか出来ないから、この仕事で起業せざるを得ない

とお考えでしたら、もう一度自分に問い直してみてください。

本当にワクワクする仕事ってなんだろう?と。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

 

今回は以上です。

 

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “探せば見つかる。

    考えれば解決できる。信じてやるだけ”

 

 

 

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