コンセプトによってビジネスは大きく変わる(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

小田急線の小田原駅に
蘭二朗さんの恐竜の彫刻が展示されています。
近くで見ると迫力があります。

P1080274

蘭二朗さんは、東京芸大出身の若手彫刻家
熊本出身ですが、今は神奈川県山北町に移住し
創作活動や彫刻教室などを行っています。

今ではすっかり地域に根を下ろし
見守り観音を彫って山北駅前商店街に安置
地元商店街の活性化にも貢献しています。

さて、今回のテーマは
「コンセプトによってビジネスは大きく変わる」
の1回目です。

コンセプトとは?

「あの商品のコンセプトはイマイチだね」とか
「最初にコンセプトをはっきりさせなければダメだよ」
などと、私たちは日常会話の中で
コンセプトという言葉を良く使っています。

でも、「コンセプトって何?」と聞かれたら
ハタと困ってしまいます。

あるセミナーでは
「お客様の頭の中で、形態としてイメージでき
意味や価値が理解できる」ものであり

1 お客様から見て、魅力的な価値があるもの
2 1回聞けば頭の中ですぐイメージができるもの
  と説明されていました。

また、別のセミナーでは
コンセプト=圧倒的なUSP×感情×切口
と紹介されていました。

どちらも、その通りだと思います。

コンセプトによって
ビジネスがうまくいくかどうかが
大きく左右されます。

ここでは、2つの事例に基づいて
コンセプトの持つ効果について考えていきます。

山奥の村に一大産業を生み出したコンセプト

高知県馬路村、馬でしか行けないから
というのが村の名前の由来だという山奥の村です。
ホームページには、人口がだいたい1000人
と書いてありました。
“だいたい”という表現が、私の好みにピッタリです。

2001年より有機栽培でゆずを育てています。
それを、ゆずしぼり、ゆずドリンク、ゆず化粧品などの製品にして
全国に販売しています。

このゆず製品の売上げが30億円を超え
村の一大産業になっています。

ゆず製品自体は、馬路村だけにあるわけではありません。
私の住んでいる相模原市でも
藤野地区では、ゆず製品の販売を積極的に行っています。

馬路村では、購入する都会人が
「何が欲しいのか」を徹底的に追及しました。

その結果
♪うさぎ追いしかの山、小鮒釣りしかの川…♪
小学唱歌「ふるさと」の歌詞のような
豊かな自然に囲まれた日本の原風景

人と人がつながり
誰もが顔見知りで
お互いに助け合って生活している田舎の暮らし
都会の人たちは
ゆずの果汁や化粧品だけでなく
こんな日本の原風景や田舎の暮らしを
求めているのではないかということに気付きました。

そこで、馬路村のゆず製品は
「村をまるごと売る」というコンセプトにしました。

パッケージもこのコンセプトのもとにデザインされました。
いったん購入すると
手書きの年賀状が来るなど
村人のように扱われます。

コンセプトが明確になると
そのコンセプトのもとに
どんなことをやれば良いかが
ハッキリしてきます。
コンセプトの持つ凄さです。

閑散としていた旅館を人気宿にしたコンセプト

山形県にある「すみれ荘」という温泉旅館です。
客単価8000円で、稼働率は4割
閑古鳥が鳴いており、廃業寸前でした。

米沢牛が名物ですが
山形県の旅館の場合
これを前面に打ち出しても差別化にはなりません。

そこで考えたのが「お二人様専用」というコンセプト

ホームページでは
当館はおふたりさま専用の旅館です。
大切な人との特別な時間がある
「時の宿すみれ」と紹介されています。

自然の中で、二人だけの大切な時間を持ってもらう。
そのためにすべてを徹底する。
だから、部屋にはテレビは置かない。
子供連れはお断り。
部屋食もやめる。

カップル・夫婦、母と娘、女友だち同士、姉妹での利用
あるいは、子供たちが両親に温泉の旅をプレゼント

その結果
客単価は2万円、稼働率は9割
なかなか予約が取れない人気の温泉旅館になりました。
とがったコンセプトが
閑古鳥旅館を大きく変えました。

コンセプトとは、WhatをHow化したもの

私がずっと以前にお会いしたことがある
プランナーでコンセプターの平林千春さん
彼の著書である「コンセプト・メイクの技術」には
コンセプトとは、WhatをHow化したものと書いてあります。

つまり、「What(何を)」「How(どのように)」を明確にしたものが
コンセプトというわけです。

この定義から、馬路村のゆずとすみれ荘のコンセプトを考えてみると
馬路村の場合   What「ゆず製品を」  How「村ごと販売する」
すみれ荘の場合  What「温泉旅館を」  How「おふたりさま専用として提供する」
ということになりますね。

どうでしょうか?
コンセプトが分かりやすくなりましたでしょうか。

今回は以上です。
次回は、「コンセプトによってビジネスは大きく変わる」の2回目です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“幸せとは、人を幸せにする努力そのもの”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
シェアしていただくと嬉しいです。

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
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人間の根源的な欲求から商品を考える


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

どんぐり源さんこと平賀国雄さんから
いただいたどんぐりを原料にした味噌で
モツの煮込みを作りました。

モツ煮込み

普通の味噌より少し甘く感じますが
自然な甘さであり、これって本当にどんぐり?って感じです。

1日に3粒のどんぐりを食べると
認知症の防止につながると言われています。
ボケないよう、もっとどんぐり味噌を使いたいと
思います。

さて、今回のテーマは
「人間の根源的な欲求から商品を考える」です。

顧客が望んでいる商品を考える2つのアプローチ

前回、「顧客が望んでいる商品を考える」
について、2つの方向からのアプローチをご紹介しました。

一つ目は、顧客の悩みや困りごとから考えるアプローチです。

2つ目は
人間の根源的な10の欲求から考える
アプローチです。

ジェフリーラント博士によると
人間の根源的な欲求は
次の10個です。
これらの欲求を満たしていくことが
価値=商品の提供につながります。

したがって、新しい価値を考えていく場合
これらのどの欲求を満たしていくのかを
考えていくことが必要です。

1 経済的な安定が欲しい
2 健康が欲しい
3 愛が欲しい
4 安全(安心)が欲しい
5 救済が欲しい
6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)
7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)
8 独立したい
9 性的な満足が欲しい
10 美貌・個人的な魅力を上げたい

今回は、この10個の根源的な欲求の
一つひとつについてはご紹介していきます。

1 経済的な安定が欲しい

まずは、“お金”に代表される経済的な安定
資本主義社会の世の中に生きている私たちにとって
“お金”は極めて重要な要素の一つです。

したがって、経済的に得になる話には敏感になります。

スーパーの特売のように
安く商品を提供すれば
お客様は買っていくかも知れません。
しかし、価格競争の泥沼にはまったならば
ビジネスを継続させていくことは困難です。

どうすれば、顧客の経済的な欲求に応えていくことができるか?
構造的に考えて低コストでの提供を考えていくことが必要です。

例えば、プリンターのインクのようなリサイクル
例えば、産直販売のような流通経路の短縮化などが考えられます。

2 健康が欲しい

健康は、誰しもが望む本質的な欲求の一つであり
多くの商品が健康をテーマに開発されています。
また、世の中には健康に関する情報が溢れています。

したがって、健康を真正面に取り上げて
新しい価値を提供するのは
難しいかも知れません。

他の欲求とともに健康欲求にも応えられる
という方向で考える方がいいと思います。

畳屋さんの例です。
畳には防虫剤や防カビ剤が使われているそうです。
そうなると、安心や安全の面で心配になります。

したがって、防虫剤や防カビ剤を使わない
安全・安心で健康的な畳の提供という価値観の提供が考えられます。

3 愛が欲しい

人は誰もが
他人が自分のことを愛していることを願っています。
愛を手に入れたいというのは、誰もが反応しやすい
根源的な欲求の一つです。

誕生日プレゼント
クリスマスケーキ
これらは、家族への愛の表現です。

あなたの商品・サービスを
愛という観点から考えたならば
どんな付加価値が必要でしょうか?

4 安全(安心)が欲しい

人は危険を避けて
安全な状態になることを望みます。
したがって、安全・安心を前面に打ち出した商品が多く見られます。

特に、小さなお子さんや高齢者の場合
日常の生活の中に潜んでいる危険要素を
探り出して安全・安心な商品・サービスを提供すること
この方向で考えることも有効ですね。

5 救済が欲しい

人は誰かに救ってほしいと考える存在でもあります。
そのための宗教があり
自己啓発セミナーに参加する人も大勢います。

心の癒し、コーチングなどのセミナーや出版物
あるいは個人指導やコンサルティング
これからも、この欲求に根差した
商品はサービスは沢山出てくるでしょう。

6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)

他人から尊敬されたくない、名声を得たくないという人は
あまりいませんね。
やはり、誰しも名声や尊敬が欲しいのです。

世の中の役に立ちない
社会に貢献したいという理由での起業

この心理の底流には
自尊心があることは間違いないでしょう。
でも、だからいけないことだということは全くありません。

このようなことで
人に喜ばれましょう
しかも収入にもなります
というセミナーなどは
これからも有望だと思います。

7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)

人間は、太古の昔から
グループを作って行動していました。
一人では生きられないからです。

したがって、独りぼっちになることに
恐怖を覚えるというのも根源的な欲求です。

仲間意識を高める
あるいは仲間であることを確認できる商品やサービス
この観点から発想することも必要です。

8 独立したい

帰属意識とは反対に
独立して誰にも頼らずに生きていきたい
あるいは、独りぼっちになりたい
という欲求もあります。

隣の席との間に仕切りを入れて
見えないようにしているラーメン屋
この欲求に応えているのかも知れませんね。

組織の煩わしさに捉われたくない
独立・起業を目指している人の中には
こんな人も多いと思います。

9 性的な満足が欲しい

私たちのあらゆる行動には
性的な欲求が隠されていると言われています。

性的な欲求の充足を
前面に打ち出した商品やサービスもありますが
これはやや例外なビジネスでしょう。

ビジネスを考える場合
セクシーさという要素も無視できません

10 美貌・個人的な魅力を上げたい

いつまでも若々しく、魅力的でありたい
と思う気持ちは万人共通のものです。

特にこれからは
高齢者の間で、この欲求の求める傾向がますます強まるでしょう。
いわゆるアンチエイジングという領域のビジネスです。

こんな話があります。

エステサロンの男性経営者
東日本大震災の翌日
こんな日だからお客様はいないだろうと各店を見て回ると
80歳の常連さんがエステに訪れていた。
「いくつになってもきれいでいたい女心だろう」
と思ってスタッフに聞くと

「そうじゃないんです。万一亡くなったときにも
きれいな顔でいたいという思いで来てくださったのです」

以上、10個の根源的な欲求についてご紹介してきました。

顧客が求める価値を考える場合
この中に2つ以上の欲求を充足させる方向で
検討するといいと言われています。

今回は以上です。
次回は、「あなたのビジネスの本質―コンセプトについて考える」です
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “気分で仕事しない。使命でする”

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新しい価値の創造を考える(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

昨日は、関東南部にも
大雪が降るという予報が出て
夜に予定していたミーティングが延期。
しかし、予報ははずれてホッとしました。

P1070528

写真は、昨年2月15日のわが家の玄関前
60cmくらい積もり、まるで雪国のよう。
今年も、これからが雪の本番かも知れません

さて、今回のテーマは
「新しい価値の創造を考える」
2回シリーズの1回目です。

バリュープロポジションとは?

また、カタカナ言葉が出てきました。
なに、それっ?
と思うかも知れませんが
新しい価値をカタカナ言葉で言っただけなのです。

次の図を見てください。

バリュープロポジション

バリュープロポジションとは
・顧客が望んでいて
・競合が提供できない
・あなたが提供できる価値なのです。

つまり、あなたしか提供できない
人の幸せにつながる
新しい価値を創造して提供すること

これも、競合がいない
あるいは競合が少ない
ブルーオーシャンなのです。

またまた、あなたのこんな声が聞こえてきそうです。
だって、それが分からないから
みんな、苦労しているんじゃないか?

そうです、その通りです。

でも、あなたの身の周りにある商品をみてください。
テレビのリモコン
全部の機能を使っていますか?
スマホの機能
これも全部の機能を使っていますか?

これもできる、あれもできる
これって、本当に顧客が望んでいるでしょうか?

競合他社もやっているから
ウチもやる。
十分に検討せずに
横並びの意識でやっていることはないでしょうか?

顧客が望んでいる価値を考える

まず第一の作業は
顧客が望んでいる価値を考えるです。

これには2つの方向からのアプローチがあります。

一つ目は、今まで何度もご紹介してきた
顧客の悩みや困りごとから考えるアプローチです。

あなたがこれからやろうとしているビジネスで
ターゲットとしている顧客が悩んでいること
困っていることを徹底的にリストアップします。

その商品・サービスの情報を得るとき

その商品・サービスを提供している人や場所を探すとき

その商品・サービスを購入するとき

その商品・サービスを購入する価格について

その商品・サービスを使用しての不満や不便

その商品・サービスのリピート購入するとき

その商品・サービスのアフターサービスの不満や不便

その商品・サービスを廃棄するとき

以上のように分解して考えると
色々な悩みや困りごとが出てきやすいと思います。

二つ目は
人間の根源的な10の欲求から考える
アプローチです。

自費出版で億万長者になった
ジェフリーラント博士によると
人間の根源的な欲求は
次の10個だそうです。
この10個の欲求から新しい価値を考えるアプローチです。

1 経済的な安定が欲しい
2 健康が欲しい
3 愛が欲しい
4 安全(安心)が欲しい
5 救済が欲しい
6 自尊心(名声・尊敬が欲しい)
7 帰属意識(コミュニティや仲間との調和が欲しい)
8 独立したい
9 性的な満足が欲しい
10 美貌・個人的な魅力を上げたい

この10個の根源的な欲求の一つひとつについては
次回のブログでご紹介していきます。

自分が提供できる価値を考える

顧客が望んでいる価値を考えたら
次は、自分が提供できる価値を考えるです。

まずやるのは
あなたの強みの棚卸しです。
次の質問に答えながら強みを棚卸ししていきます。

1 あなたに出来て、他の人に出来ないことは何ですか?

2 あなたが上手なこと、得意なことは何ですか?

3 あなたにとって、上達が早いことは何ですか?

4 人に「凄いねっ!」って言われることは何ですか?

5 人に相談されたり、お願いされたりすることは何ですか?

6 今までお金をたくさん費やしてきたことは何ですか?

7 今まで時間をたくさん費やしてきたことは何ですか?

8 あなたが人にしてあげて喜ばれたことは何ですか?

9 あなたが所有しているもので活かせるものは何ですか?

10 あなたが今まで以上に上達したいと思うことは何ですか?

この質問に答える場合
あなたがこれからやろうとする
ビジネスの領域を考慮せずに
自由にあげていくことがポイントです。

なぜならば、全然関係がないと思われることでも
あなたのビジネスの強みにつながってくる可能性があるからです。

次に、顧客が望んでいる価値を見ながら
その望みに対応する新たな学びは何か?
何をいつまでにやるか?と考えます。

自分で「私はこれをやり遂げる」
と決心したら、目安として1年から
3年以内での習得を目指します。

そして、自分ができる価値を考える場合
白紙からオリジナルなものを考えるのは
労多くして益少なしです。

既存の価値を組み合わせて
新しい価値を考えていくことがポイントです。

福祉関係の仕事をする場合
福祉と美容を組み合わせると
「介護のできる美容師」という
新しい価値を提供することができます。

競合が提供できる価値を考える

顧客が望んでいる価値をあなたが提供していく
しかし、すでにその価値を提供している人が沢山いたならば
新規に参入するあなたのビジネスは
成り立つ可能性は少ないですね。

あなたがこれからやろうと思っているビジネス分野の
既存のビジネスを徹底的に調べてください。

お店ならば、実際に行ってみる
商品ならば、実際に買ってみる
あるいは、ホーム―ページで調べてみる。

あなたが顧客ならば、何が不満ですか?
どうすれば、その不満を解消できますか?
そこにあなたの新しい価値を創造できる可能性があります。

今回は以上です。
次回は、「新しい価値の創造を考える」の2回目です
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “あなたがいるだけで、まわりの人を変えています”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
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ブルーオーシャンを探せ!ポジショニングについて考える(2)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

2月15日に横浜で開催される
「全日本製造業コマ大会」の世界大会に
経済的な理由で来日できない
ボリビアの若者を招待しようと
ともクリエーションズの渡邊桃伯子社長の呼び掛けで
「ボリビア・コマ基金」が設立されました。

先日は、その一環としてボリビアの音楽や
民族舞踊を紹介するイベントがあり
私も楽しんできました。

P1080256

一般的には馴染みが薄いボリビアですが
戦後になって沖縄から3000人以上の人たちが
ボリビアに移民しているそうです。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルの重要な部分
「ブルーオーシャンを探せ!ポジショニングについて考える」
2回シリーズの2回目です。

国をポジショニングすると…

軸が決まっているマトリックスがあれば
ポジショニングはできるけど
軸をどうやって決めていいか分からない
今回は、それについてご紹介していきます。

まずは、国を取り上げてみました。

縦軸に人口、横軸に国土面積を設定すると
次のようなポジショニングのマトリックスができます。

国1

これは、比較的簡単に軸の設定ができますね。

同じ国でもこんな感じでのポジショニングも考えられます。
縦軸に、GDPの大きさ
横軸に、社会の自由度の高さをとってみました。
次のようなマトリックスができます。
あなたなら、それぞれにどの国を入れますか?

国2

今度は、ちょっと遊んで男性スターの場合

縦軸に、端正な顔立ちか茶目っ気があるか
横軸に、都会的か野性的かを取ると
次のようなマトリックスになります。

スター1

縦軸に、男っぽいか中性っぽいか
横軸に、親しみやすさかスター性かを取ると
次のようなマトリックスになります。

スター2

このように
色々遊んでみると
ポジショニングの軸の設定に慣れますよ。

次は、パソコン教室の場合

縦軸に、対象が中高年中心か若い人中心か
横軸に、ワード・エクセル中心かネット中心かを取ると
次のようなマトリックスになります。

パソコン教室

軸の決め方 8つのステップ

第1ステップ いくつかのビジネスをピックアップ

あなたがこれから起業しようしているビジネスの市場について
既存ではどんなビジネスがあるかピックアップしてください。
なるべく、タイプが違ったものをピックアップしましょう。

第2ステップ それぞれの事業の特徴を書き出す

ピックアップした既存のそれぞれのビジネスの
特徴を書き出してください。
思いつく限り
多く書き出してください。

第3ステップ 違いが分かるような軸を探す

書き出した特徴から
それぞれのビジネスの違いが分かるような
軸を探してマトリックスを作成します。

第4ステップ マトリックスにポジショニングする

作成したマトリックスに
ピックアップした既存のビジネスを
ポジショニングします。

第5ステップ 空いている領域を探す

ポジショニングしたマトリックスを眺め
空いている領域を探します。
あなたのビジネスが
その領域にポジショニングされるか確認します。

第6ステップ そこでビジネスが成り立つか検討する

空いている領域であなたのビジネスがポジショニングされたら
その領域で
本当にビジネスとして成り立つか検討します。

第7ステップ ダメだったら違う軸を探す

ダメだったら、違う軸を探します。
その場合、次のような質問をしながら探していきます。

 ・比較されたくない既存のビジネスとの違いは何か?
 ・顧客が買わない理由を覆すUSPはないか?
 ・何と比べたら圧倒的な価値をアピールできるか?

第8ステップ USPが有効に作用することを確認して決める

新しく設定した軸でのマトリックスで
あなたのビジネスのUSPが
有効に作用することができたら
そのポジショニングでの
アピール方法を考えていきます。

今回は以上です。
次回のテーマは
「新しい価値の創造を考える」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “醍醐味とは、制約条件の中で、最高の結果を出すこと”

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ブルーオーシャンを探せ!ポジショニングについて考える(1)


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
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写真は、小田原錦通り商店街のゆるキャラ「ニッキー」

ニッキー

ゆるキャラグランプリの総合で673位だったとのこと
全体でどのくらいの応募があったのか分かりませんが
下位であることは間違いないと思います。
でも、その順位を堂々と公表するのは
潔いですね(笑)

商店街や地域を活性化しようと
あちこちでゆるキャラが創られています。
ということは、それだけ活性化していない
地域が多いということの表れですね。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルの重要な部分
「ブルーオーシャンを探せ!ポジショニングについて考える」
2回シリーズの1回目です。

良い経営とは戦わない経営!

経営とは、日々戦いである。
戦いに敗れたものは去っていく。
生き残っていくには、敵を打ちのめすしかない。

私がサラリーマンだった頃
こんな言葉をよく聞かされて、ハッパを掛けられました。
でも、この言葉を真剣に受け止めている社員はほとんどいませんでした。
いつもこんなことを考えていたら、疲れてしまいますから…。

いつの頃からか
レッドオーシャン、ブルーオーシャンという言葉を
よく耳にすることが多くなりましたね。

血で血を洗う競争の激しい領域が
赤い海、レッドオーシャン

これに対して、競合相手が少ない
あるいは、いない領域
これば青い海、ブルーオーシャン

誰もが、レッドオーシャンではなく
ブルーオーシャンでビジネスをやりたいですよね。
その方がストレスが少ないし、楽しいですから…。

今日のテーマであるポジショニングとは
同じ市場の中で
自分のビジネスがどこに位置付けられるかを
マトリックスで表現したものです。

これからは、ポジショニングによって
ブルーオーシャンを見付け
そこでビジネスをやっていくことが求められます。

ブルーオーシャンに期待できる3つの効果

ブルーオーシャンでビジネスができると
次の3つの効果が期待できます。

価格決定権があり、収益性が高い

競合相手が多い領域では
どうしても価格競争になります。
競合より1円でも安く
結局、大きくて体力のある企業が勝つ
ということになってしまいます。

ブルーオーシャンでは
価格よりも提供価値を強く訴えていくことができます。
独自性があるので、価格決定権があり
収益性が高くなります。

継続率が高い

レッドオーシャンでの戦いは
前から、後ろから、斜めから切り付けられます。
いつ、競合にやられるか分りません。

ブルーオーシャンでは
競合はいない、あるいは少ない
だから、ビジネスが長く続けられる可能性が高いのです。

ストレスの少ない経営ができる

毎日、やるかやられるか
ということを気にしなければならない
レッドオーシャンでのビジネスよりも

どうしたら、もっとお客様に満足していただけるか
このようなブルーオーシャンでのビジネスの方が
ストレスが少ないのは当然ですね。

私の知り合いの米屋さん、
明日はどんなことをしてお客様に喜んでもらおうか
こんなことを考えて商売していると
毎日が楽しくてしかたがないと話していました。

でも、また近くに競合する店ができた
客をとられたらどうしよう…
こんな心配ばかりしている商店主が多いのも事実です。

ポジショニングの事例 コンビニのコーヒー

最近のコンビニのヒット商品と言えば
淹れ立ての美味しいコーヒーですね。
これは、コーヒー市場の中で
どこにポジショニングされるのでしょうか?

マトリックスの縦軸にテイクアウト型と店内型をとり
横軸に低価格と高価格をとります。
すると、従来の市場は次のようになります。

コーヒー1

まず、空いていた左下の領域に入って来たのが
ドトールに代表される
セルフサービスのコーヒーショップです。

次に、右上の領域に入ってきたのが
スターバックスに代表される
スペシャリティコーヒーショップです。
もちろん、店内型もありますが
テイクアウト型が大きな売上げ比率を占めています。

コンビニのコーヒーは
自販機の缶コーヒーがありますが
比較的空いていた左上の領域に入ってきました。

コーヒー2

このように見てみると
コーヒー市場の競合関係が良く分かりますね。

みんな、空いている領域を目指して入ってきます。
しかし、その領域にウマみがあるとなると
どっと、そこへなだれ込んできます。

そうすると、新たな競合が生まれ
そこがレッドオーシャンになってしまいます。

そうならないためには
切り口を変えた軸でのマトリックスに
ポジショニングし直してみることが必要です。
これをリポジショニングと言います。

あるいは、そこでの独自性を徹底して
強化していく方法が考えられます。

リポジショニングの例

私の知り合いに
駅から遠く離れた山の中で
人形の焼き物を制作しながら販売している人がいます。

山の中といっても
近くに滝があるので
夏は滝の近くにキャンプの客が来ます。
土日も、そこそこの人が通ります。

でも、売上げはあまりありません。
この販売所を土産物店として
縦軸に立地場所、横軸に品揃えの幅をとって
ポジショニングすると
次のようになります。

土産物店

これでは、売上げは期待できませんよね。
そこで、ポジショニングを変えます。

近くに畑があるので、農業体験ができます。
販売所には焼き物の工房があるので
焼物体験もできます。

農業体験、焼物体験ができる土産物店として
ポジショニングすると
次のようになります。

土産物店2

こんな形にすれば売上げは期待できますね。

今回は以上です。
次回は、ポジショニングの2回目
マトリックスの軸の設定の仕方です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“魚は水から出た時に、水がないことに気付き
人は一人になった時、支えられていたことに気付く”

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自分の“ウリ”を明確にする!


 

この間の日曜日、逗子のマルシェに行ってきました。
出店数は20店弱とやや規模が小さいのですが
食品だけでなく、手づくり小物などの店が出ており
アットホームな雰囲気です。

P1080242

好きな惣菜を4種類選んで500円のプレートバイキング
朝10時から昼の3時までやっているので
このプレートでブランチを楽しむことができます。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルの重要な部分
「自分の“ウリ”を明確にする!」です。

自店の“ウリ”を明確にして売上げを2倍にした商店街

ある商店街の話です。
次の文章の○○の部分を明確にし
それを実践する勉強会を1年間実施し
参加店の売上げが2倍になったという話があります。

 自店は○○です。
 他とは○○が違います。
 そのための○○を実施しています。
 それを○○で伝えています。

これは、自店の「ウリ」を明確にし
そのことを徹底的に情報発信していって
売上げアップにつなげたという例です。

これほど「ウリ」を明確にするということは重要なことです。

「ウリ」というと俗っぽく聞こえますが
マーケティングでは「USP」と言っていますね。
Unique Selling Proposition の略です。

このように横文字で書くと有難みを感じるのは
何なのでしょうね?
横文字コンプレッションがあるせいかな?
特に私の場合は…。

ビジネスの種4つの法則

ロッサー・リーブスは
「USP」について、次のように述べています。

 ・この製品を買えば、この便益(ベネフィット)が得られます。
 ・その提案は、競争相手が示せない
  もしくは示さないものでなければならない。
 ・製品に新規顧客を引き寄せられるものでなければいけない。

このようなUSPを創るには
どうしたらいいのでしょうか?

次にご紹介する
ビジネスの種4つに法則がヒントになります。

法則1 簡便化

より簡単にできるようにしていく方向です。
典型的な事例が、インスタント食品ですね。
レトルト食品や冷凍食品も
簡便化の法則に沿った商品です。

今まで面倒だったものが
もっと簡単にできないだろうか?
この方向で考えてUSPを探っていきます。

この逆手ということも考えられますね。
簡単に出来ていたことを
手間を掛けなければ出来ない
そこに価値を置いた商品開発もあり得ると思います。

法則2 時間短縮化

より短い時間でできるようにしていく方向です。
私も良く利用する
さっと食事ができる駅の立ち食いそばも
この事例ですね。
アマゾンの時間短縮化も凄いですね。
前の日の深夜に注文した本が
翌日には届いているなんて…。

何といっても待たされるのが嫌ですからね。
特に日本人はせっかちですから。

しかし、簡便化と同様に
逆手も考えられますね。
わざと時間が掛かるようにして
そこに価値を置くという考え方です。

あらかじめ作り置きしておくのではなく
注文を聞いてから作るので時間が掛かる
それを「ウリ」にしている飲食店もありますね。

法則3 満足化

機能的な満足ではなく
それ以外の満足を満たしていく方向です。
飛行機のファーストクラスなどが事例としてあげられます。

旅館もそうですね。
機能から考えれば
食べて、お湯に入って、寝ることができれば
それで良い訳ですが、
宿の人のサービスや心遣いがUSPになります。

私は、神奈川県内各地の朝市にかかわっています。
商品を買うだけなら
スーパーに行けば良いし
ネットで注文すれば家まで届けてくれます。

なのに、朝市は多くのお客様で賑わいます。
朝市に、商品を買うことができるという機能だけでなく
会話や触れ合いという満足感が得られることが
朝市の魅力だと思っています。

私は、USPを考える場合
この法則がきわめて重要だと考えています。

求められている機能を満たすことは当たり前
お客様の心からの満足を
どのように満たしていくのか
ここにUSPの可能性を探っていきましょう。

法則4 多様化・個人化

人それぞれの欲求に合わせて
カスタマイズしていく方向です。
自分に合った枕を創ってくれる店などが
この事例としてあげられます。

世界に一つだけの自分にぴったりの商品を
提供してくれる…
これは大変魅力的ですね。

この多様化・個人化の法則は
満足化の法則と並んで
USPを考える場合、きわめて重要だと思います。

困っていること、悩んでいることからUSPを考える

前回のブログでご紹介した
次のことからUSPを考えることは
きわめて効果的です。
USPを考えるためにやって作業だからです。

その1 想定したペルソナが競合店で買物して感じた不満

その2 想定したターゲットの悩みや困っていること

その3 こうすればお客様の満足度が高くなること

USPとは、独自性とお客様のベネフィットの結合したもの

USP=独自性×お客様のベネフィット

前回のブログで
歯のホワイトニングの話をしました。

歯科医がホワイトニングをUSPにするなら
そのことによって
お客様がどのようなベネフィットが得られるかを
明確にする必要があります。

例えば  「歯を白くする」
     だから、ベネフィット 「笑顔が素敵になる」
     だから、ベネフィット 「第一印象が良くなる」
     だから、ベネフィット 「就活に有利になる」

のような展開です。
「だから」を3回繰り返して
ベネフィットを明確にしていきましょう。

今回は以上です。
次回のテーマは[「ブルーオーシャンを探せ!」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “他人の長所から学び、他人の短所を支援する”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
シェアしていただくと嬉しいです。

快楽と痛みの法則から提供価値を考える


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

今夜は、“どんぐり源さん”こと、平賀国雄さんと食事をして来ました。

P1080236

“どんぐり”には
身体に良い成分が含まれているにもかかわらず
今まで見向きもされずに、活用されてきませんでした。

何とか活用できないかと
“どんぐりクッキー”、“どんぐり味噌”、“どんぐりバター”
などを開発してきました。

“どんぐり”を使って、苦いのでは…?
という声が聞こえてきそうですが
身体に良いばかりではなく
美味しいのです。

“どんぐり”の木は、根をしっかり張るので
“どんぐり”の植林を行えば
地震に強い国土づくりにもつながります。

1日に3粒“どんぐり”を食べれば
ボケないと言われています。
“どんぐり源さん”は、今年85歳
お肌はツヤツヤしています。

「目指すは新縄文文明の創造」
源さんの夢は壮大です。
まさに、中高年の起業家のスターとも言える存在です。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルの重要な部分
「快楽と痛みの法則から提供価値を考える」です。

お客の欲する時に、欲するものを売る

日本のセメント王と言われ
一代で浅野財閥を築いた浅野総一郎は
若いとき、裸一貫で東京に飛び出してきた。

どうしても金儲けをしなければならないと
足を棒にして東京中を駈けずり回ったけれど
儲け話などない。
      
お茶の水を通りかかった時
ふと思いついて宿に帰り
手桶と盆と
ギヤマンのグラスを5,6個買って戻ってきた。

お茶の水という地名は、
将軍に献上した水をここから汲んだというので付いた名前
明治のはじめ頃はきれいな水がこんこんと湧いていた。

その水を手桶に汲んで本郷の湯島切り通しの上に立っていた。
ここを大八車に材木、庭石、植木などを積んで通る。

真夏の暑いときなど、皆、坂を上がってしまったら、
かじ棒を下ろして、やれやれと汗を拭いている。

こんなときに冷たい水が飲めたらなと思っていると
ひゃっこい水、ひゃっこい水と
お茶の水の水を汲んできた少年が水を売り歩いている。

たちまちのうちに売り切れて
何遍も水を汲んでは売る。
土手の下に行ったらただの水が坂の上に行ったら1銭の値打ちがある。

すべての商人は、お客が欲しい時に
欲するものを売るという
客に満足を与える仕事をしている。

人間が持つ共通の動機は2つ

人間の行動は
私たちが思っているほど複雑なものではないと言われています。

フロイトは
人間の心の第一の要素は“イド”だと説きました。
“イド”は、快楽を求め、苦痛を避けようとします。

この作用を心理学では、「快楽と痛みの法則」と呼んでいます。

つまり、人間はつねに
「快楽」を求め
「苦痛」を避けようとしています。

浅野総一郎の話は
喉が渇いて堪らない
という「苦痛」を避ける欲求に即していたから
うまくいったのですね。

「快楽」を求める欲求と
「苦痛」を避ける欲求のどちらの方が強いのでしょうか?

この間、歯医者に行ったら
ホワイトニングという歯を白くする方法があるのを知りました。
若い女性にとっては
真っ白な歯になることは
男性に持てるようになるでしょう。

だから、ホワイトニングは
「快楽」を求める欲求ということになりますね。

一方、虫歯が痛くて痛くて…
こんな場合は、すぐにでも直して欲しい。
文字通り「苦痛」を避ける欲求です。

この例を考えれば、すぐに分かりますね。

「苦痛」を避ける欲求の方が
「快楽」を求める欲求の方が強いのです。

悩みや困りごとのリストアップ

前回のブログでは
想定したペルソナが
競合店で買物した時の不満をリストアップする
という話をしました。

ここでは、別の観点から考えてみましょう。

あなたが起業しようとしている事業で
お客様が困っていること
悩んでいることをリストアップしてみましょう。

10個以内のリストアップでは不十分です。
最低50個以上あげてください。

満足度が高まることをリストアップ

今度は、こうすれば
もっとお客様の満足度が高まるだろうということを
リストアップしてください。

これは、困っていることや悩んでいることほど
多くリストアップできないかも知れません。
でも、一生懸命考えてくださいね。
困っていること、悩んでいることのリストアップ
満足度が高まることのリストアップ

これは、あなた自身が考えるとともに
想定しているターゲット層の何人かに
インタビューしてみることも必要です。

いずれにしても
ターゲットとているお客様を幸せにするという
強い気持ちで取り組むことが必要です。

ニーズとウォンツから考えてみる

ニーズとは必要性
ウォンツとは欲求です。

「苦痛」を避け、「快楽」を求める
これはウォンツの領域です。

でも購買行動は、欲求だけでなく
ニーズによっても喚起されます。

次にあげるのは
ある寿司店の売上げの高い月です。
 第1位 12月(忘年会、お節料理の注文)
 第2位 8月(お盆)
 第3位 3月(送別会、卒業、入学)
第4位 5月(GW、こどもの日、母の日)

それぞれの月に
(   )内のような必要性が
あったから、寿司屋を利用するという行動をとったのです。

しかし、忘年会を皆と楽しむ
という「快楽」を求める行動と解釈することもできますね。

今回は以上です。
次回のテーマは
「自分の“ウリ”を明確にする!」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “事業とは、人を幸せにする想像力と
         それを実現する努力である”

もし宜しかったら、このブログの先頭に戻っていただいて
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幸せにしたい人を具体的に描くーペルソナ・マーケティング


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

パリでのテロに抗議して
フランス全土で「反テロと表現の自由」訴える
370万人のデモがありました。

一方、預言者ムハマンドへの風刺は侮辱であると
イスラムの世界では怒りのデモが起きています。

違う価値観を持ったもの同士の対立は
ますます激しくなっていくのでしょうか?

今から2000年前の古代ローマのユリウス・カエサル
私たちは彼の知恵を学ぶべきだと思います。

ダウンロード

塩野七生の「ローマ人の物語」には、
ユリウス・カエサルの考え方を次のように書いています。

文化は、各人のものであり
それをどう考えるかは各人の自由である。

文明は、人種も肌の色も風俗習慣も異なる
人間同士が共生するに必要なルールである。
これは、各人勝手で自由として済ませるわけにはいかない。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルの重要な部分
「幸せにしたい人を具体的に描くーペルソナ・マーケティング」です。

仕事とは、人を幸せにすること

私たちは、起業の場合だけに限らず
仕事について考えるとき、
福島正伸先生の次の言葉を常に胸に抱いておく必要があります。

“仕事とは、人を幸せにすること”

では、人とは誰でしょうか?

第一に思い浮かぶのはお客様
それから、一緒に仕事をする人
取引先、地域の人々

そうです
仕事とは
自分の仕事にかかわるすべての人を幸せにすることです。

ここでは、その中の
お客様について考えていきます。

あなたの事業のお客様は誰ですか?

あなたが、これから始める事業のお客様
いわゆるターゲットは誰ですか?

これから起業する人に
こんな質問をすると
「自分の商品を喜んでくれる人なら
年齢は問いません。
どなたにも喜んでもらえるような
自信のある商品ですから…」

こんな答えが返ってくることが少なくありません。

結果として
年齢に関係なく幅広い人たちに支持される商品だとしても
ターゲットが明確になっていないと
誰に向かって何を訴えていくかが
ぼんやりしてしまいます。

誰を幸せにしたいかをありありと描く、これがペルソナ・マーケティング

まずは、「30~40代の主婦層」
というように、おおまかにターゲットを設定してみてください。

次に、おおまかに想定した
ターゲット層の中から一人だけを選んでください。

その人に関して
今までの生い立ち、生活や好み、家族環境
友人、経済的な環境などについて
ありありとその姿を記述してください。

その人があなたの目の前にいて
語りかけるくらいまでリアルに考えてください。

これを明確にして組み立てるマーケティングを
ペルソナ・マーケティングと呼ばれています。

ターゲットとして選んだ人のついて
次の点を参考にペルソナを明確にしていきます。

・性別    ・生年月日         ・生まれ育った場所
・出身学校(小中高大学など)     ・就職した会社(仕事)
・趣味    ・好きな飲食物     ・身長・体重  
・靴のサイズ ・起床・就寝時間   ・やっている運動  
・どんな家に住んでいるか      ・家族構成  
・家族の年齢、性別、仕事や学校  ・友達
・好きなファッションの傾向          ・性格 
・1カ月の自由になるお金          ・買物場所など  

実在の人をモデルにして考える

上の項目を見て
そんなことまで考えられないよ!
と思ったことでしょう。

そうです。これをすべて想定するのは
大変なことです。
では、どうしたらいいのでしょうか?

30~40代の主婦層がターゲットならば、
あなたの知り合いの人を一人思い浮かべ
その人について
上の項目を調べていけばいいのです。

もちろん、すべて分かる訳ではありません。
本人に聞くことができるのなら
分からない点は聞くといいでしょう。
親しい人ならば
かなり突っ込んだ内容まで聞けるでしょう。

かと言って、全部を調べる必要はありません。
あくまでも、その人があなたの目の前にいて
語りかけるくらいまでリアルに思い浮かべられればいいのです。

ペルソナのモデルになった人に不満を言ってもらう  

ここでは、店の場合を想定して説明します。

競合となる店はどこですか?
実際にその店に行って買物し
自分がモデルの人になったつもりで
次の点をチェックしてみてください。
 
  ・店は目立つか?  
  ・店の入りやすさ?(物理的および心理的)
 ・何が“売り”なのかがはっきりしているか?
 ・商品の陳列は?  
  ・商品の種類とレベル、価格は?
 ・ラッピングは?
 ・店内演出は?  
  ・季節感が感じられるか?  
  ・接客は?
 ・店内の色彩や照明は?  
  ・販売促進は?  
  ・商品の見やすさは?
 ・その他気が付いたことは?

もし、モデルになった人が
あたなの親しい友人ならば
一緒に買物に行って
チェックしてもらうのもいいでしょう。

店舗の場合を想定して説明しましたが
無店舗販売の場合は
競合と想定されるホームページを見て
モデルの人になったつもりで
不満に感じる点をチェックしていきます。

さらに、モデルになった人が
どんな悩みや困りごと、不満をもっているかを
リストアップしていきます。

“不満”の“不”をどのように解消していくか考える

化粧品や健康食品・サプリメントで知られている
ある企業では

お客様が感じている
不満、不便、不信、不平、不備、不透明、不快
という7つの“不”をリストアップし
その“不”を解消する方向で
商品開発に取組んでいるという話を聞いたことがあります。

モデルになった人が感じた不満
これをどのように解消していくか
これがあなたのビジネスモデルを考える時の
大きなヒントになります。

そして、このようなペルソナには
どのような情報を発信していけば
彼ら、彼女らの心に響くかを考えていきます。

30~40代の主婦層」というような
抽象的なターゲット設定では
相手の心に響く情報発信はできません。

これが、ペルソナ・マーケティングなのです。

今回は以上です。
次回のテーマは
「快楽と痛みの原則から提供価値を考える」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “事業とは、人を幸せにする想像力と
         それを実現する努力である”

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大きければ小さく!小さければ大きく!商圏と品揃えの関係


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

私は寒さが苦手なので
あ~、やっと冬が半分終わったと
ちょっとばかりホッとしますが、

寒さの本番、大寒は1月20日からです。
でも、小田原城公園では梅の花が咲いていました。

P1080223

桜の花には華やかさがあり
梅の花には清々しさがあります。

私は、桜のような華やかさではなく
梅のような清々しい生き方ができればいいな
と思っています。

さて、今回のテーマは
ライフワーク起業成功方程式の
ビジネスモデルの部分
「大きければ小さく!小さければ大きく!商圏と品揃え幅の関係」です。

マンガ専門店にして潰れた本屋の話

何年か前に、こんな話を聞いたことがあります。

本屋さんの業界
活字離れの進行やネットでの本の購入
大型書店へのお客さんの集中

こんな原因によって
街中にある小さな本屋は厳しい経営環境にあります。

商店街の中にあるこの本屋さんも
売上げが減少する一方でした。

何とか生き残るためにはどうしたら良いのだろうか?
この本屋さんは考えました。
そうだ
これからは商品を専門領域に絞り込んだ専門店の時代だ!

そこで、マンガ専門店に業態を変えました。
ところが、1年も経たないで
この本屋さん、潰れてしまいました。

なぜなんでしょうか?
あなたは、どう思いますか?

小さくしたら、大きくしろ!

この本屋さん
今までの商圏は、店を中心に半径2km程度でした。
今までは、マンガだけでなく
主婦向けの本、子供向けの本、参考書、ビジネスの本
子供向け雑誌、女性向け雑誌、ビジネス雑誌
など、幅広い範囲の本や雑誌を扱っていました。

ところが、マンガだけに絞った専門店になったのですから
お客様は、マンガが好きな人たちだけです。
商圏の範囲が今まで通りに半径2km程度だけだと
客数は非常に少なくなってしまいます。

商圏をもっと大きく広げないと
必要な客数が確保できません。
この本屋さんは
マンガに絞り込んだにもかかわらず
商圏範囲が以前のままだったのです。

したがって、客数が減少
それが潰れた原因です。

そうです。
品揃えの幅を小さくしたら
商圏を大きくしなければ
商売は成り立ちません。
小さくしたら、大きくしろ!です。

雨の時の選挙演説用の傘を販売

この話も何年か前に聞いた大阪の傘専門店の話です。

昨年の12月の選挙期間中に
雨の日があったかどうか忘れてしまいましたが
雨の日には、候補者の脇からお付きの人が
傘を差し掛け、候補者はマイクを持って演説します。

でも、これだけでは
どうしても候補者は雨に濡れてしまいます。

そこで、この傘屋さんは考えました。
雨の日の選挙演説用だけに
用途を絞り込んだ傘の販売をです。

用途がきわめて限定されているこの傘
商圏が大阪市内だけなら
売れる本数は知れていますね。
ところが、この傘屋さんはネットを使って販売したのです。

その結果、全国の選挙事務所から注文があったそうです。
商品の用途がきわめて限定されているので
ネットを使って商圏を全国に広げたのです。

九州からお客さんが来る東京・神田のワインの店

もう少し、事例を紹介しましょう。

東京・神田のワインの店です。
この店は、ワインといってもドイツワインに絞り込んでいます。
わざわざ、九州から飛行機で
この店まで買いに来るお客様もいるそうです。

酒屋さんも厳しい業界です。
相模原のある酒屋さん
思い切って地酒の専門店にしました。
同時に商圏を広げる努力をしました。

その結果、藤沢や平塚などの遠方から
この店に来るお客様もあり、
専門店としてうまくいっているようです。

大きければ、小さくしろ!

1970年代に登場し
今では日常生活に欠かせない存在となっているコンビニ
飲料や食品、雑誌に文房具など
扱っている商品の種類は2,500~3,000種類と言われており
非常に幅広い商品を扱っています。

ところが
コンビニの商圏は
一般的に半径500mほどと言われており
きわめて小さな商圏で商売をしています。

つまり、種類の幅が広い大きな品揃えで
地域密着型の小さな商圏がコンビニのビジネスモデルなのです。

そう、大きければ、小さくしろ!です。

ネットの活用が不可欠の時代!

品揃えの幅を絞り込んで
専門店化した場合
商圏を大きくする必要がありますが

どうしたら商圏を大きくできるでしょうか?

広い範囲にチラシを撒いたら
莫大な費用が掛かりますよね。
新聞広告にテレビコマーシャル
これは大企業でなければムリです。

そう、ネットの活用です。

しかし、ホームページを開設しただけでは
お客様は集まりません。
ブログやフェイスブック、ツイッターなどを使って
そこまで誘導することが必要です。

一方、地域密着型の小さな商圏で商売する場合も
ネットを活用する例が増えています。
ある商店街では
メールを使ったチラシを配布しています。
いわゆるメールチラシです。

これからビジネスを行う場合は
ネットを活用したマーケティングは欠かせません。

私は、リアルな人間関係を
重視した事業だからネットは関係ない
という方もいます。

しかし、リアルな人間関係づくりを強化するにも
ネットは効果的です。

ネットが不可欠だから
プログラミングの勉強をしましょう
HTMLを覚えましょう
と言っている訳ではありません。

技術的な部分は専門家に任せればいいのです。

ネットを活用したマーケティングの基礎知識を
しっかり理解したうえで
専門家に任せるようにしましょう。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “足りないからこそ、知恵が出る。仲間ができる。やる気になる”

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ライフサイクルを見極めてビジネスモデルを考える


 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場靖夫です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

先日の日曜日
自治会のどんと焼きがあり
正月のしめ飾りを焼いて来ました。

P1080218

私が子供の頃は
1月14日がどんと焼きでした。
書初めの紙を、どんと焼き火の中に投げ込み
それが高く舞い上がると
書道がうまくなるという言い伝えがありました。

さて、今回のテーマは
ライフワーク成功方程式の
ビジネスモデルに関連した部分
「ライフサイクルを考えてビジネスモデルを考える」です。

導入期や衰退期の市場の事業はリスクが高い!?

人間の一生は
子供から大人になり
やがて老人になって死んでいきます。

商品や市場にも人間と同人じようにライフサイクルがあります。

自分のやろうとしている事業が
ライフサイクルのどの辺にあるのか?
これを見極めておくことが非常に大事です。

日本一のマーケッターと言われている
神田昌典さんは

“衰退期にある事業をやることは
下りのエスカレーターを上っているようなものだ”
と述べています。

では、商品や市場のライフサイクルとは
どんなことでしょうか?

商品や市場のライフサイクルは
時間の経過にともなって
導入期、成長期、成熟期、衰退期の4つの段階があります。

ライフサイクル

導入期はコストが嵩む!

導入期とは
商品が世に中に導入されて
新しい市場ができつつある時期です。

古い話で恐縮ですが、
電子レンジという商品が知られていなかった頃
電気屋さんは、電子レンジを各家庭に1か月間無料で貸し出し
気に入らなかったら返してください
という販売方法を取りました。

商品が知られていないのですから
知ってもらうためにコストが掛かるので
利益はマイナスか
ほんの僅かという段階です。

成長期は競合が激しくなる!

導入期が過ぎると
その商品が世の中に知られて
良く売れるようになり
市場が大きくなる段階です。

何年か前の液晶テレビやスマートフォンがそうでしたね。

どんどん売れて儲かるので
市場への参入者が増えて
競合が厳しくなります。

成熟期は値崩れが始まる!

商品が世の中ほとんどに行きわたり。
新規の需要はあまり期待できない段階です。
この段階では、どこよりも安く販売して売上げを確保しようと
値引き合戦が始まります。
そのため、利益は少なくなります。

衰退期は撤退するか?新たな切り口を見つけるか?

時代にニーズに合わなくなり
市場が急速に縮小していく段階です。

デジタルカメラの登場によって
フォルム市場は急速に縮小しましたよね。

フィルムにこだわって苦境に陥ったのがコダック
他の事業の比率を大幅に増やして生き残りを図った富士フィルム
衰退市場に対して、対照的な対応をとって明暗を分けました。

導入期の市場参入は避けた方がいいか?

あなたの事業や商品は
ライフサイクルのどの辺にあたりますか?
それに応じて、ビジネスモデルが変わってきます。

導入期は
その商品を世の中に知ってもらうために
コストが掛かるので
この段階では参入しない方がいい
という意見があります。

しかし、今はネットが活用できる時代
ネットを使った情報発信をうまくやれば
あまりコストを掛けなくても
新しい市場を狙える可能性があります。

成長期や成熟期では、顧客の困っている点を探すこと!

成長期は競合が厳しくなり
成熟期は価格競争になる

そんな市場に参入しても大変な目にあうのでは?
と思うかも知れません。

この段階の市場に参入するには
その市場の商品で
顧客が困っている点を探して
そこに焦点を当てた展開がポイントになります。

顧客の困っている点は
年代によって変わってきます。
どの年代の、どのようなお困りや不便な点を
あなたの商品は解消していくのですか?

この答えを探してください。

衰退期にある新聞販売店がとった方法

最近、めっきり新聞をとるお宅が少なくなりましたね。
そうです。新聞販売店は衰退期の典型です。

新聞に焦点を当てると
お先が真っ暗な時代です。

しかし、新聞販売店には
一軒一軒のお宅に配達するという機能を持っています。

この機能に新聞だけを乗せるのではなく
他の商品を乗せるのです。

例えば、地元の農家で採れた新鮮な野菜を乗せる
買物に行けない高齢者に代わって買物し
それをお宅までお届けする

こんな展開が考えられますよね。
このように、新たな定義づけをすると
違った可能性が見えてきます。

衰退期だからダメというわけではありません。

市場がほとんど消滅しそうだから
この市場からは、どんどん撤退していきます。
そうすると、競合はほとんどなくなってしまいます。

市場が縮小しても完全になくなってしまうわけではありません。
ですから、小さな市場で
少ない売上げでも成り立つビジネスモデルならば
十分にやっていくことができます。
レコード針の業界はこの例ですね。

今回は以上です。
次回は、「大きければ小さく!小さければ大きく!商圏と商品の幅の関係」です。
楽しみにしていてください。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “仕事を楽しむ人は、仕事に追われない”

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