起業成功に向けて変えていくべき5つのこと


こんにちは

50・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。

 

昨日(2月25日)、私の著書

「50代・60代のためのライフワーク起業のススメ」

が発行され、アマゾンや楽天で販売が始まりました。

書店に並ぶのは3月に入ってからのようです。

書店では、パラパラと立ち読みして

内容を確認してから買うかどうかを決めていますよね。

 

私の著書もこのメルマガで“立ち読み”していただけるよう

7ページ分の「はしがき」と「目次」を読むことができるようにしました。

 

下記のURLをクリックして読んでいただき

ご興味を持たれたら、ぜひご購入下さい。

 

「はじめに」

https://lifework-kigyo.net/blog/wp-content/uploads/2021/02/9784863676411-01.pdf

 

「目 次」

https://lifework-kigyo.net/blog/wp-content/uploads/2021/02/9784863676411-02-1.pdf

 

さて、今日のテーマは

1つ目は、心の在り方です。

 

「人生を楽しむか」

「失点しないようにビクビク生きるか」

どちらを選ぶのかを決めるのは、自分自身です。

 

商店街にもこんな人がいます。

「また、近くに大型店が出来て客を奪われる」

「明日も、どんな新しいお客様に会えるかと思うとワクワクする」

 

さあ、うまくいく人の心の在り方はどちらでしょう。

対比させて書けばすぐ分かりますが、

ともすれば、ネガティブに考えてしまうケースが多いですね。

 

2つ目は、習慣です。

 

大好きなことを追いかける人は

固有の習慣を持っています。

 

直観的にピンときたら、即行動する。

気が乗らないことから先にやる。

新しい情報や人に興味を持つ。

 

など、色々ありますが、あなたはどんなことを習慣にしていきますか?

 

3つめは、情熱のレベルです。

 

大好きなことをやって成功している人の共通点は

情熱に溢れていることです。

 

情熱的に活動している人の周囲には

人が集まってきます。

そこに新たな出会いが生まれます。

そこから新たな可能性が開けてきます。

 

では、情熱的になるには、どうしたらいいのか?

それは、自分が大好きなことをやることです。

 

4つ目は、誰と付き合うかです。

 

私たちは、環境に大きく左右されます。

誰と付き合うかも環境です。

 

付き合う人によって、私たちの考え方や心の在り方も変わってきます。

だから、誰と付き合うかが重要なのです。

 

あなたはどんな人になりたいですか?

そのためには、どんな人と付き合えばいいのかを

はっきりさせ、そのような人たちが集まる場に身を置くようにします。

 

5つ目は、行動するかどうかです。

 

行動しなければ、何も変わりません。

完璧な計画を立てなければ行動しない人がいます。

これでは、どんなに時間があっても足りません。

 

拙速はいけませんが

ある程度の準備が出来たら、即行動です。

 

行動すれば、次の現実が見えてきます。

行動しなければ、何も見えてきません。

 

この5つを変えれば

起業が成功する確率が高いと言われていますが

それに向けて私も頑張っていきたいと思っています。

 

今回は以上です。

 

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)

福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 

 “一日一回は笑顔になる

      それだけで笑顔の人生になる”

 

ライフワーク起業ナビゲーター

      中小企業診断士  大場保男

      yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

起業成功の指定席はどこにある?(その2)


 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

今日の箱根・湯本の人通りは
いつもの1~2割前後と、閑散としていました。

そんな箱根の仙石原に
“渓流の魚と黒うどんの店”が近々オープンします。
この場所では昨年、私たちがマルシェをやったことがあります。

もともとニジマスの養魚場だった場所なので、
池の一部や森も残っており、敷地の広さは400坪
これらを活かして、森と池と花に囲まれた飲食店を目指しています。

コロナウィルスの感染で観光客は激減、
逆風が収まらない中でのスタートになりそうですが
屋外での飲食やテイクアウトでの対応も企画中とのことです。

さて、今回のテーマは
前回の続きの「起業成功の指定席はどこにある?」の2回目です。

四つの円が重なり合った中心が成功の指定席!

10年後まで生き残ることが
できるのは3割弱というのが起業の現実です。

では、生き残りにはどうすればいいのか?

起業が成功する指定席は、
「情熱」「能力」「ニーズ」「組合せ」という
四つの円が重なり合った中心にあります。

どれか一つが欠けていても指定席にはなりません。
前回は、このうちの「情熱」と「能力」についてご紹介しました。

今回は、4つの中の「ニーズ」と
「組合せ」についてご紹介していきます。

人に興味を持つことがニーズ発見の第一歩!

起業成功の四つの円の中の三つ目の円が「ニーズ」です。

ニーズのないところにはビジネスはない
この鉄則を忘れてはなりません。

ニーズを発見し、発掘していく、と同時に
ニーズは移り変わっていくことも考えていかなければなりません。
そのためにはどうすればいいのか。

化粧品の訪問販売の落ちこぼれセールスマンだった私、
“売ること”にメンタルブロックがあったから
ということは以前お話ししました。

実はもう一つダメだった理由があったのです。
訪問して出てきたお客さまに対して、
私は興味や関心がないのです。

だから、どんな化粧品を
どのように使っているのか質問もせずに、
間に合っていると言われれば、またお願いしますと言って出てきてしまう、

これを何度繰返しても売れるわけはありません。

ある本で、イトーヨーカドーの実質的な創業者である
伊藤雅俊さんが、このように言っていることを読んだことがあります。

客に興味を持てば、客の姿や生活が見えてきます。
だから、それに合った商品やサービスを提供しようとします。
成功者に共通していることは、人に興味を持つことだと思います。

この言葉から、人に興味を持つことは、
セールスをする上でも、ニーズを発見する上でも、
これが非常に大事なことだということを学びました。

組合せで考えるお客様の満足度のアップ

起業成功のための四つめの円が「組合せ」です。

「組合せって、なに?」と思われるかもしれません。
独自性とか差別化と同じだと考えていただいても宜しいです。

なぜ、独自性とか差別化という言葉を使わないのか。
それには2つの理由があるのです。

商品を考える場合、
「今までにない独自性を出すには?
既にある商品と差別化するには?」
とウンウン考えてもなかなかアイデアは浮かんできません。

アイデアを生むための
バイブルともいうべきジェームス・W・ヤングの「
アイデアのつくり方」には、「アイデアとは
既存の要素の新しい組合せ以外の何ものでもない」と書いてあります。

あのスティーブ・ジョブズも同じことを言っています。

ゼロから新しいものを考えるのではなく、
すでにあるものを組合わせて新しいものを作るのです。

この方がよっぽどアイデアが出やすいのです。
だから、独自性や差別化ではなく
「組合せ」という言葉を使っているのです。

もう一つに理由、それは常に
その商品を使う人を意識しておくためです。

独自性や差別化という視点で商品を考えると、
他社とは違うもの、他社より優れたものを作ろうとし、
「もの」の意識がいってしまいがちです。

商品を使い、その価値を認めて
お金を払ってくれるのは「ヒト」です。

だから、「ヒト」が喜ぶもの、満足するものを、
既存のものを組合わせながら考えていくのです。
ウンウン唸りながらアイデアを捻りだすよりも、
よっぽど楽しい作業だと思います。

起業成功のための四つの円
「情熱」「能力」「ニーズ」「組合せ」
についてご理解いただけたでしょうか。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“心に壁を作ると、
見えるものすべてが、壁に見える。
心に夢があると、
見えるものすべてが、機会に見える”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

起業成功の指定席はどこにある?



 

「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
50代・60代のライフワーク起業を応援しています。

広重の描いた東海道五十三次の品川宿
日本橋を七ツ(午前4時)に出立した
大名行列の一行が、品川宿を通り過ぎていく。

宿場の入口では、画面右で宿場役人が座って迎える
左側の茶店、旅籠の女は、立って横を向いている。

“お上”に対する役人と
女たちとの態度の差が面白いと思います。
いつの時代も役人はつらいものですね。

さて、今回のテーマは
「起業成功の指定席はどこにある?」です。

四つの円が重なり合った中心が成功の指定席!

10年後まで生き残ることが
できるのは3割弱というのが起業の現実です。

では、生き残りにはどうすればいいのか?

起業が成功する指定席は、
「情熱」「能力」「ニーズ」「組合せ」という
四つの円が重なり合った中心にあります。

どれか一つが欠けていても指定席にはなりません。
今回と次回の2回にわたって、この4つについて
ご紹介していきます。起業成功の“肝”なのでぜひお読みください。

自然に湧き上がってくる情熱こそ…

起業成功の四つの円の中の最初の円が「情熱」です。

「もっと仕事に情熱を持って取組め!」、
若いころ、先輩に良く言われた言葉です。

その場では「はい、わかりました!」と答えても、
「そんなこと言われても、情熱なんて持てねーもんなぁ~」
と心の中では言い訳に終始していました。

頭では、情熱を持って取組むべきだと
分かっていても心が付いていかない、
それは、その仕事の目的ややるべき意味を
しっかり理解していなかったからだと思います。

このことは、かつての私だけではないようです。

ギャラップ社の世界各国の企業の
従業員エンゲージメント(仕事への熱意度)調査
(2017年5月28日の日経新聞)によると、

日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかなく、
調査した139か国中132位、しかも
「やる気のない社員」は70%に達しているとのことです。

起業がいまくいっている人は、
情熱を持って仕事に取組んだというよりも、
仕事をやっていて気が付いたら時間を忘れていた、

つまり仕事をしていると自然に情熱が
湧き上がってくるという人が多いように感じます。

これこそ、本物の情熱だと思います。
自分の「やりたいこと」を通して
人や社会の役に立つ仕事言葉こそ情熱の源泉と言えるでしょう。

新しい分野の能力の習得には1,000時間が必要!

起業成功のための二番目の円は「能力」です。

今まで自分がやってきた仕事を
活かした方が成功しやすい、
起業についてよく言われる言葉です。

確かに、自分が経験してきたことや
得意なことで起業した方がうまくいきやすいでしょう。

でも、そのことが自分の「好きなこと」や
「やりたいこと」でなかった場合はどうでしょう。

新しい分野で起業することになり、
そのための能力、つまり知識・技術・
ノウハウを習得しなければなりません。

その分野の専門家と組む
という方法も考えられますが、
自分で勉強する場合にはどのくらいの時間が必要でしょうか。

ズバリ1,000時間だと言われています。

1日に16時間投入すれば2カ月半
1日に8時間投入すれば約6カ月
1日に3時間投入すれば約1年です。

1カ月に25日間勉強すると仮定すると、
このくらいの期間が必要になります。
これを一つの目安にして、起業の準備を考えてみてください。

ただし、技術を習得したり、
資格を取得するとなると、とてもこの時間では足りません。
でも、やり方次第で50歳からでも不可能なことではありません。

実際に、全くの素人でしかも男性が
50歳を過ぎてから美容師の国家資格に挑戦し
受験3度目にして、見事56歳で資格を取得した例もあります。

「相手に伝える」「販売する」
そのための知識やノウハウが不可欠!

起業してビジネスをやっていくには、
「商品を用意する」「相手に伝える」
「販売する」、最低限この三つが必要です。

ところが、実際に起業相談に来る人を見ていると、
自分の商品をどんな手段でどのように伝えていくのか、

どんな販路でどのように販売するかについて
具体的に考えていない人が意外に多いのです。

起業してもうまくいかずに
廃業してしまう一番大きな原因は、
売上げが上がらず資金が回らなくなることです。

モノづくりが得意な“職人肌”の人の場合、
このような分野は不得意だという人が多いのですが、

それが得意な人と組んで起業したり、
販売を担当してくれる企業とのコラボすることも考えられます。

しかし、「自分は商品を作ることに専念するから、
あとはお任せ」と丸投げするのではなく、
商品開発の視点から販売にあり方について
考えることが求められます。

今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“思うことから、すべてが始まる
思うことなら、いつでもできる”

ライフワーク起業ナビゲーター
経済産業大臣登録中小企業診断士  大場保男
yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

 

 

起業に不安はつきもの、どう対処していくか?



 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年(シニア層)のライフワーク起業を応援しています。

昨日、上野の東京都美術館で行われている
ゴッホ展「巡りゆく日本の夢」を見てきました。

ゴッホは浮世絵に大きな影響を
受け、浮世絵を生み出した日本という国を
理想郷と考え、とても憧れを抱いていたそうです。

生前に売れた絵は
1枚のみだったと言われていますが
1890年の死後から評価が高まりました。

日本では、大正時代から人気が高まり
今回のゴッホ展も、平日にもかかわらず
凄い人で混雑しており、観覧する人たちの背中越しに絵を見ました。

さて、今回のテーマは
「起業に不安はつきもの、どう対処していくか?」です。

起業したいけど、一歩踏み出せない人が多い!

あなたも、そうかも知れませんね。
起業にはリスクが伴っており
失敗したらどうしようと不安だからですよね。

起業は、究極の成果主義、実力主義の
世界に飛び込むことだから不安なのです。

事業が失敗する7つの要因とは?

起業に限らず、事業は必ず成功するとは限りません。
むしろ、失敗するケースの方が多いのです。
事業が失敗する要因は何か、それが次の7つです。

1 売上不振
2 資金繰り難
3 過大投資
4 負債過多

5 本業以外での失敗
6 お金のトラブル
7 経営者の健康問題

起業に限って見るならば
売上不振が最も多い要因です。

なかには、売上げは順調だけど、
過大投資で借入金が多くて
その返済に四苦八苦しているケースも見られます。

不安の理由がどこにあるか洗い出してみる!

とにかく不安でしょうがない。
あれも不安だ、これも不安だと、
次々に不安の種が胸に去来する。

このような心理は
起業する人に共通しています。

不安を少なくするには
あれこれ思い悩むのではなく
一つひとつの不安を洗いざらい書き出して
目に見える形にすることです。

不安の理由としては
次のような要因が考えられます。

1 売上げや資金調達などのお金の不安
2 自分の能力に関する不安
3 体力・健康面の不安
4 対人関係の不安
5 家族や友人など周囲の反対

これらの不安について
思いつくまま、どんどん書き出していきます。
まだないか、まだないかと自分に問い掛けていきます。

書き出した不安を眺めてください。
書き出す前よりも、心はすっきりしたと思います。

次に、不安の解消策を書き出す!

不安を解消する対応策が
明確になっていると不安は解消されていきます。
しかし、完全に解消されるまでには至りません。

なぜなら、未来のことだから誰も分からないからです。
でも、解消策を考えることは重要です。

事前にやることをやったならば
あとは天に任せておけばいいのです。

そう、人事を尽くして天命を待つ
の心境で臨めばいいのです。

不安の解消策を考えていくと
事業計画の思わぬ弱点が見えてくるかも知れません。
そうしたら、事業計画をもう一度練り直しましょう。

不安は自分のやろうとしている
事業の見直しのチャンスです。
このチャンスをしっかり活かしていってください。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“楽しいかどうかより
楽しもうとするかどうか”

追 伸

現在、「起業を成功させる最も重要な3つのポイント」
という48ページのマニュアルの無料プレゼントを行っています。

これから起業する中高年の方が
一人でも多く読んでいただきたいマニュアルです。

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ぜひ入手してお読みください。

大場保男
経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
Mail;yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp

起業のテーマを決める時の第一優先は何か?



 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
シニア世代のライフワーク起業を応援しています。

千葉県の道の駅で買った早咲きのサクラ
花がいくつか咲きました。小さな花ですが、
やはり周りがパッと明るくなります。

暑さにはめっぽう強いのですが
寒さが苦手な私は、2月になると
「春はまだか」「春はまだか」と

春が訪れるのを待ち望んでいる毎日
まだ寒くても、桜の花を見るだけで心が温かくなります。

さて、今回のテーマは
「起業のテーマを決める時の第一優先は何か?」です。

ビジネスの根幹を明確にする9つのステップ

前回のブログで、ビジネスの根幹を明確にする
9つのステップについてご紹介しましたが
ここで、それをもう一度確認しておきましょう。

第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。
第2ステップ:誰の悩みやニーズを応えるかを明確にする。
第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

第4ステップ:SWOT分析を行う。
第5ステップ:提供価値を決める。
第6ステップ:ポジショニングを行う。

第7ステップ:コンセプトを明確にする。
第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。
第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。

さて今回は、第1ステップの
「自分の起業のテーマを決める」についてご紹介していきます。

好きなことをやれば脳全体が活性化!

起業のテーマを考える時に
第一に優先すべきことは何か?

それは、本当に好きなこと、やりたいこと
それをやると心からワクワクすること
これを第一優先にすべきです。

なぜ、そうなのか?
人間の脳の構造から考えていきたいと思います。

医学博士ポール・マクリーンの「三位一体脳モデル」によると、
私たち人間の脳の中には、
爬虫類脳(脳幹、視床下部)、哺乳類脳(大脳辺縁系)、人間脳(大脳皮質)
という3種類の動物の脳があるということです。

爬虫類脳は「生きていくための脳」であり、
心拍、呼吸、体温、血圧といった
生命維持機能を司っています。

哺乳類脳は「感じるための脳」であり、
種の保存のための本能的な情動、快・不快の
判断を司っています。

人間脳は「考えるための脳」であり、
論理・学習・言語や創造的思考など、
知性・知能を司っています。

しかし、勉強をする、文章を書くなどの知的な活動のためには、
人間脳が働いていればいいという訳ではありません。
質の高い知的活動のためには、
3種類の脳が協力することが求められます。

嫌いで嫌いで仕方がない訪問営業活動、こんなときも脳は働きません。
私が化粧品の訪問営業活動をやっていたとき、
スポーツ新聞や週刊誌ばかり読んでいました。
難しい本を読む気にもならないし、読んでも頭に入ってこないのです。

人間脳が活躍できるようになるのは、
爬虫類脳、哺乳類脳が満足した後になります。

脳はまず、「快・不快」、「好き・嫌い」で判断します。

哺乳類脳は、「考えるための脳」である人間脳から、
「この問題を解決せよ」と命令が来ると、
それが「好きか・嫌いか」で見極めます。

その判断は、「快・不快」を判断する「扁桃核」、
そして記憶に深く関わっている「海馬」に問い合わせて行います。

そのことについて、
過去に満足したという記憶があれば、「好き」と判断します。

「好き」と判断した場合には、
爬虫類脳に近接している「欲の脳」(側坐核)から
「やる気ホルモン(TRH放出ホルモン)」が放出されます。

「やる気ホルモン」は、
脳のさまざまな部分に働きかけて、
脳全体を活性化させます。

その結果、人間脳の内部では、
火花と火花が飛び散るようにニューロンとニューロンが結合します。

そうすると、想像と連想が絶え間なく広がり、
新たな気付きを生んでいきます。
起業を成功させるには、脳がこのような状態になることが必要です。
人間脳がやるべきことを命令すると、
哺乳類脳が「好き・嫌い」について判断、
「好き」となると、爬虫類脳は本能的な欲求によって、
行動に向けて猛烈にドライブをかけていきます。

このように、「好き・嫌い」を判断する哺乳類脳は、
脳全体を活性化するうえで、中核に位置付けられていると言えます。

つまり、論理的分析よりもワクワクすることを考える方が集中力が高まり、
良い結果が出ることにつながります。

人間は“喜ばれることに喜びを感じる”ように創られている!

人間は、人に喜ばれることをするよう創られています。
だから、人に喜ばれると、心の底からジーンと喜びを感じます。

そうなると
脳はより創造的に働くようになります。

あなたは、こんな経験があるでしょう。
あることをやることによって大変喜ばれた。
そうすると、次にはどんなことをして喜んでもらおうかを考える。

すると、心がウキウキしてくる。
楽しい気持ちでいっぱいになる。
考えなくても、アイデアが次々に浮かんできます。

自分が本当に好きなことをやる
人に喜ばれることをする
それが、成功のポイントなのです。

なぜなら、人間はそのように創られているからです。

しかし、本当にやりたいこと
心からワクワクすることであっても
起業とはビジネスですから
収入につながらなければなりません。

次からのステップでは
このことを考えていきます。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “日常の中にこそ、発見がある”

追 伸

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ライフワーク起業ナビゲーター
          大場保男
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9つのステップでビジネスの根幹を明確にしていく!



こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、経済的にも豊かに生きる
シニア世代のライフワーク起業を応援しています。

3月5日に神奈川県内各地から約50店が出店予定の朝市まつり
会場となる横浜・栄区の新大船商店街の櫛田会長夫妻です。

83歳の今日まで和菓子一筋に33年
今でも毎日、多くの種類の和菓子を作っています。

昔は賑わった商店街を何とか活性化しようと
今回、私たちと一緒に朝市まつりを実施することになりました。

さて、今回のテーマは
「9つのステップでビジネスの根幹を明確にしていく!」です。

“ライフワーク起業の家”は4階建て!

「自分のワクワクの源泉を明確にする」という
基盤の上に建つ4階の家、それが“ライフワーク起業の家”です。
復習の意味で、もう一度振り返ってみましょう。

基盤→自分のワクワクの源泉を明確にする

どんなビジネスが自分に向いているのか
どんな仕事をしているときが最も成果が出せるのか
自分の幸せや充実感をもたらしてくれるものは何か
を明確にするために最も重要な部分です。

1階→ビジネスの根幹の明確化

誰にどんな価値を提供するのか
ポジショニングをどこに設定するかを明確にするとともに

事業を通して、どのような
ミッションやビジョンを追求していくかを
具体的に描いていくのが、この1階の部分です。

2階→ビジネスモデル

ビジネスの根幹を明確にしたならば
これをビジネスモデルに落とし込んでいきます。

そのためには、9つの要素で構成される
ビジネスモデルキャンパスというフレームを使います。

3階→事業計画書

ビジネスモデルを
事業計画書という形態に落とし込んでいきます。

4階→アクションプラン

何を、いつまでに、どのようにやるのか
という行動計画です。

アクションプランに基づいて
PDCAを回していきます。

“ライフワーク起業の家”で
一番重要なのは建物の基盤の部分です。

これについては、4階建ての建物の説明のあと
しっかりご紹介させていただきます。

今回は、建物の1階部分の
ビジネスの根幹の明確化について
ご紹介していきます。

9つのステップで
ビジネスの根幹を明確にしていく!

起業相談を行っていると
これから起業したいけれど

何をどのような順番で考えていけばいいのか
さっぱり分からないという方が多いなと実感しています。

今回は、その9つのステップをご紹介します。

第1ステップ
自分の起業のテーマを決める。

自分のワクワクの源泉に基づいて
どのようなテーマで起業するのかを決めていきます。

第2ステップ
誰の悩みやニーズを応えるかを明確にする。

誰をターゲットにするのか
誰かを想定して具体的にその姿を描いていく。

第3ステップ
ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。

設定したターゲットが、
どんな困りごとがあるのか
何で悩んでいるのか
もっと満足度を高めるにはどうしたらいいのかをリストアップする。

第4ステップ
SWOT分析を行う。

自分がやろうとしていくビジネスにおいて
自分の強みや弱み
ビジネスを取り巻く環境の機会や脅威を分析する。

第5ステップ
提供価値を決める。

ターゲット層の悩みやニーズに対して
どのような価値を提供していくのか決める。
他と比べてどんな強みがあるのか明確にする。

第6ステップ
ポジショニングする。

競合する既存のビジネスをピックアップし
自分のやろうとしているビジネスを
独自のポジションに位置づける。

第7ステップ
コンセプトを明確にする。

ターゲット、提供価値
ポジショニングを踏まえ
自分のビジネスのコンセプトを明確にする。

第8ステップ
ミッション、理念、ビジョンを決める。

ビジネスを通して何を目指していくのか?
どのような価値観を持ってビジネスを行っていくのか?
どのような将来ビジョンを描くのかを明らかにする。

第9ステップ
情報発信や集客方法を明確にする。

どのような方法で
どのような手段を通して情報を発信していくのか
どのように集客していくのかを明確にする。

今回は以上です。
次回からは、それぞれのステップについて
もっと具体的にご紹介していきます。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“弾みは、一度さがってつけるもの”

追 伸

現在、400の起業事例から導き出された
50代、60代で起業するなら
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
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お陰様で、読んでいただいた方には大変ご好評をいただいています。

これから起業するシニアの方が
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経済産業大臣登録中小企業診断士
ライフワーク起業ナビゲーター
大場保男
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目標を紙に書けば成功するって本当?



 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
中高年のライフワーク起業を応援しています。

八王子と高崎を結ぶJR八高線
八王子の駅で、八高線の電車を見るたびに
一度乗ってみたいと思いますが、まだ乗ったことがありません。

その八高線にデゴイチが
昭和43年まで走っていました。
写真は八高線の走る最後のデゴイチです。

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また走ってくれたら
何をさておいても乗りに行きたいな。

さて、今回のテーマは
「目標を紙に書けば成功するって本当?」です。

3:10:60:27って何のこと?

アメリカのある大学で
その大学を卒業した人を
追跡調査した結果が、3:10:60:17です。

まず最初の3です。
大成功して精神的にも経済的にも
豊かに生活している人たちが全体の3%だったということ。

次の10は、上位3%の人ほどではないけれども
全体の10%の人たちは、ある程度成功しています。
この人たちは失敗も経験しています。

次の60は、全体の60%は普通の人たちで
日々の生活に問題はないけれども、
リタイア後の生活費や子供の教育費に不安を感じています。

最後の27は、何をしてもうまくいかず
常に世の中に対する不平や不満を抱えている人が
27%いたということを意味しています。

このような結果になるのは何が原因か?

トップ3%の人たち
性格的にも積極的で即断即決の人
常に明確な目標を持ち、それをノートに書いて
段階的に実行しています。

次の10%の人たち
性格や資質はトップ10%の人とは
明確な違いはないけれども

自分の目標を紙に書き出すことなく、
漠然とした目標を持っているに過ぎません。

60%や27%の人はどうでしょうか?
自ら目標を設定することが良いことだと理解していますが
日々の忙しさに流されて、結局は漠然とした夢を語っているだけです。

他人からの評判が非常に気になり
他人に依存する傾向、重要な判断を他人に
委ねるなどの傾向が強い人です。

目標を紙に書き出せば成功するのか?

トップ3%の人たちは
目標を設定するだけでなく、それを紙に書き出していました。

次の10%に人たちは漠然とした目標を持っていますが
紙に書くまでには至っていません。

60%の人、27%の人は
漠然として夢のようなものはあるようですが
明確な目標は持っていません。

居酒屋で文句を言いながら
「俺の夢はな…」なんて後輩に話しながら
本気でその夢を追いかけていこうという気持ちは
さらさらないというような人たちかも知れませんね。

では、目標や夢を紙に書き出せば
それが実現するのでしょうか?

それだけではダメで
目標や夢が実現した自分の姿を
はっきりとイメージすることが必要なのでしょうか?

確かにこれは必要なことです。
しかし、3%の人たちの部分をもう一度読んでみてください。

“それをノートに書いて
段階的に実行している”と書いてあります。
そうです、実行すること、つまり行動することが大事です。

目標を達成するために
やるべきことを明確にし
それを着実に実行・行動することがなければ

いくらノートに書いても
目標や夢は現実のものにはなりません。

目標を設定したら、PDCAのサイクルを回していく!

まず、目標を達成するためのプランを立てます。
年間プラン、月間プラン、さらにそれを
毎日のプランに落とし込んでいきます。

それに基づいて毎日行動し
その結果をチェックして、次のアクションにつなげていきます。

このようなことは、ほとんどの人が知っています。
しかし、実行している人はほんの僅かです。
多分、これが全体の3%かも知れません。

今年も残り少なくなりました。
新しい年に何をやるか、目標を立てるのに
いい時期になりましたね。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “できないと思ったことの半分は
         やってみるとすぐできる”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
絶対知っておくべき最も重要な3つの成功ポイントをご紹介した
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【発行者】       経済産業大臣登録中小企業診断士
                      大場 保男

〒252-0226 神奈川県相模原市中央区陽光台2-12-8
E-mail:yasu-obs@gc4.so-net.ne.jp Tel.090-5521-7427

どうしてもプラス思考ができない!どうしたらいい?



こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日、川崎市幸区の小倉神社での朝市
3回目の今回は、地域の子供会がブースを出店しました。
大人たちのブースに負けずに頑張っていました。
彼らにとっては、いい経験になったことでしょう。

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さて、今日のテーマは
「どうしてもプラス思考ができない!どうしたらいい?」です。

プラス思考が成功を招く!

誰もがこんな話を一度は聞いたことがあるでしょう。

片足を失ってしまった場合、2つの考え方がある。

自分は片足がなくなってしまったと
失った方に焦点を当てて考えるマイナス思考

まだ、もう片方があると
残っている方に焦点を当てて考えるプラス思考

私たちは、失ったものを考えるのではなく
残っているものを考えるプラス思考が大事だ!

もちろん、この考え方は正しいし、
プラス思考の方が成功するでしょう。

プラスの気は〇〇、マイナスの気は〇〇

さて、それぞれの〇〇には何が入るのでしょうか?
正解は、「建設」と「破壊」です。

つまり、“プラスの気は建設
マイナスの気は破壊”です。

これも色々な本に書かれており
プラスの気を持つことが大事だということを説いています。

Facebookにも
「おはようございます。今日もプラス思考でいきましょう!」
というメッセージを毎朝投稿している人もいます。

世の中はまさに
「プラス思考をしましょう」のオンパレードです。

プラス思考強迫症!

頭では、プラス思考をしなくては!
と分かっているのですが、
気持ちの方は、それについていけません。

例えば、夫婦ケンカをした時
妻の気に食わないことが
次々に頭に浮かんで、「なんてヤツだ!」
と、心の中で毒づいています。

しかし、次の瞬間には、
「あぁダメだ、もっとプラス思考にならなければ…」
と反省したりしますが、プラス思考ができないのです。

プラス思考ができない自分を
「また、マイナス思考になってしまった」
と自分を責めてしまいます。

プラス思考をしなければならないのに
マイナス思考になってしまう
そんな自分を「ダメだ!ダメだ!」と責めてしまう。

これを私は「プラス思考強迫症」と呼んでいます。

プラス思考強迫症をどう克服するか?

私は、ある人からこんな方法を教わりました。

例えば、先ほどの夫婦ケンカならば
妻の悪口を思いつくままに、どんどんノートに書き出していきます。

次には、妻の良いところをノートに書き出していきます。
順序を間違えてはいけません。
妻の悪口というネガティブなことを最初に書くのです。

悪口を全部吐き出してしまうと
気持ちは大分落ち着いてきます。
そのあと、良いところというポジティブなことが
素直に心に浮かんできます。

ネガティブとポジティブの2つをリストアップしたならば
この2つをじっと見詰めて、これからどうするかを書き出していきます。

1 ネガティブ
2 ポジティブ
3 これから

この順番で考えていくと
自然に心はプラス思考になっていきます。

起業して自分の夢を実現したいと考えた場合
心には、そんなことは出来っこないよ
というマイナス思考が浮かんできます。

そしたら
「出来っこない」というネガティブなことを
思いつくままリストアップしていきます。

次には
「自分には出来る、なぜならば…」というポジティブなことを
どんどん書いていきます。

最後に、ネガティブとポジティブの
両方をじっくりと見詰めて
これから、どう考えていくのかを書き出していくのです。
こうすると「プラス思考強迫症」から脱することができます。

何か不安なことがあったら
それを3つの視点から考えていってみてください。

私は、この方法を教わってから
毎日一つずつ不安に思っていることをテーマに
1 ネガティブ
2 ポジティブ
3 これから
をやっています。

始めてから半年ほど経ちますが
以前より不安に思っていることが少なくなりました。
これからも続けていこうと思っています。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

“難しく考えることはないよ。
     夢に向かって進むだけでいいのだから”

今回は以上です。

追 伸

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これから起業する中高年の方が
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情報洪水の中で溺れていないか?



 

こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

この間の日曜日
「第14回相模原よさこいRANBU!」が行われました。
45チームの1400名の踊り子が参加し、パフォーマンスを披露しました。
私は踊りの審査員を依頼されてやっています。

img_1671

審査員席は一番踊りが見やすい良い席
じっくりと堪能し、踊り子たちからパワーをもらいました。

さて、今回のテーマは
「情報洪水の中で溺れていないか?」です。

情報収集に明け暮れる毎日を送っていないか?

起業するには、様々な情報が必要です。
だから、これから起業しようとする方にとって
情報収集は、必要不可欠な起業準備の作業です。

でも、情報収集には、きりがありません。
情報を集めても集めても
まだ、こんな情報が足りないのではないかと不安になり
さらに情報収集に没頭します。

特にネット社会になってからは
ネット上に多くの情報が溢れかえっています。
次から次へと情報教材も登場しています。

情報コレクター、ノウハウコレクターに陥ってしまい
それにお金を使い過ぎて破産してしまったという話しも聞きます。

「起業」という名の付く本を
片っ端から買って読む人もいます。
買って読むならまだましですが、読まずに積んで置くだけの人もいます。

なぜ、このように情報収集に
明け暮れるようになってしまうのでしょうか?

過剰な情報収集は、これが原因だ!

第1の原因は「不安感」です。

起業にはリスクが付き物
だから、不安がいっぱいです。
どんなに情報を集めても、まだ足りないのではないか?
この点が弱いのではないか?

こんな不安に駆られて情報を集めまくります。
集めれば、いったんは安心するのですが
すぐまた不安になります。

その結果、情報の洪水の中で溺れてしまい
情報収集や情報教材のためにお金を沢山使ってしまいます。
そして、そのための出費は未来への投資だと自分を納得させます。

第2の原因は「分かっていない」からです。

起業に当たって、
何が必要な情報かが分かっていないために
闇雲に情報収集してしまう人がいます。

例えば、起業するからには
法人化しなければならないと考え
法人化のための本を3~4冊買って読んでいる人がいます。

確かに、法人化の知識は必要かも知れません。
でも、その前にもっともっと必要な情報が沢山あります。

それが何かが分からないので、
優先順位の低い情報収集に力を入れてしまっているのです。
起業を成功させるにはどんな情報が大切か
優先順位を付ける基準を知ることが必要になります。

第3の原因は「考えていない」からです。

目に付くものは何でも食べて、腹いっぱいになる
でも、食べたものをしっかり消化しないと栄養にはなりません。

これと同じようなことをしていませんか?
例えば、次から次へと本を読む
読んだ本の内容をノートにまとめる

これだけだったら、腹いっぱい食べても
それをしっかり消化していないのと同じことです。

集めた情報を自分の起業にどのように活かしていくのか
これをしっかり考えていくことが必要です。

例えば、本を読んでノートにまとめる場合
ノートの左のページに本の内容をまとめたら
右のページには、その内容について
自分の起業と関連させて考えたことを記入するのです。

情報収集したら、それを自分なりに消化する
この作業を行っていない人がいかに多いか
創業相談を行っていると、このことを実感させられます。

情報洪水の中で溺れないようにするには、どうしたらいいのか?
そのためには、必要な情報を明確にし、優先順位を付けることが必要です。

起業に必要な3種類の情報とは?

必要な情報 その1 専門分野の情報

自分が起業しようとする分野の
専門的な情報やノウハウです。
これが必要なことは言うまでもありませんね。

したがって、この情報やノウハウを
知らずに起業する人はまずいないと思います。
しかし、これにも落とし穴があります。

情報の鮮度の問題です。
会社員時代、長年にわたって
この分野の仕事をしてきた大丈夫と思っていても
どの分野でも日進月歩で進歩しています。

自分の知っている情報やノウハウが
古くなっているかも知れません。
この点については、しっかりチェックしておくことが必要です。

必要な情報 その2 生き残るための情報

起業の現実は厳しいものがあります。
起業して、3年後まで生き残れるのは3割
10年後まで生き残れるのは、たった4%と言われています。

私たちは生き残ることを考えなければなりません。
したがって、起業に当たって一番必要な情報は、生き残るための情報です。

その情報とは何か?
それは市場性と競合です。

あなたが起業しようとしている事業には
果たして、どの程度の市場性があるのか?
これに関する情報をしっかり捉えておく必要がありません。

市場性があったとしても
その事業分野の競合が激しい場合
新規に参入してもうまくいく可能性は少なくなります。

市場性と競合
これについての情報収集は
まず第一に優先すべき情報です。

必要な情報 その3 マーケティング情報

売上げがなければ
その事業を継続させることはできません。

売上げをあげるためには
マーケティング情報が必要です。
しかし、これが曲者です。

店舗販売にしても
セミナーや教材販売にしても
お客様を集めなければ売上げにはつながりません。

マーケティングのポイントは“集客”です。
そのため、ネット上には“集客”についての
情報やノウハウを提供するセミナーや教材が溢れています。

いわゆるノウハウコレクターは
“集客”についての情報教材を次々に買い込んで
“情報貧乏”に陥っているケースが多くなっています。

この方法がいいと聞けば、そちらになびき
あの方法がいいと聞けば、あちらになびく
これでは、いくら情報収集しても不足感が残ります。

自分の事業の“集客”には何が効果的か
しっかり見極めたうえでの情報収集が必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “結果が出ない時間は
         成長の時間”

追 伸

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この質問に答えられなければ起業するな!



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こんにちは
「好きを仕事に!ライフワーク起業」ナビゲーターの大場保男です。

好きなことを仕事にして自分を最大限に活かし、
経済的にも豊かに生きる
40代後半からのシニア層のライフワーク起業を応援しています。

日曜日、横浜・山元町商店街の縁日に行って来ました。
この商店街は定期的に朝市を実施していますが、
昼から夕方までの縁日は初めての試みだそうです。

夏休みなので、多くの子供たちが
縁日を楽しんでいる姿が見られました。
学校のPTAと連携して実施したとのことです。

商店街の活動は、商店街だけでなく
学校やPTA、地域の様々な団体との
連携のもとに実施していくことが重要だと思いました。

さて、今回のテーマは
「この質問に答えられなければ起業するな!」です。

起業にあたって、この質問に答えられますか?

起業にはリスクが付き物です。3年後まで生き残れるのは3割しかない
あるいは、もっと厳しいのが現実だと言われています。
だから、安易に起業することは避けなければなりません。

起業にあたって、次の5つの質問に
答えられなければ、それは安易な起業と言わざるを得ません。

質問1 あなたは何を成し遂げたいのですか?(目標)

質問2 あなたはなぜそれを成し遂げたいのですか?(目的)

質問3 あなたは商品やサービスを通して、どのような
    価値を提供するのですか?
                それにはあなた独自のユニークさがありますか?

質問4 あなたは誰に価値を提供しますか?
    価値を提供された人が喜んでいる姿や表情を
                思い浮かべることができますか?

質問5 あなたの商品やサービスを
    どのような手段で伝えていきますか?
    どのようなメッセージで伝えていきますか?

いかがでしょうか?この5つが明確になれば
ビジネスモデルを作成することができます。
では、一つひとつ見ていきましょう。

質問1 事業の目標

私のところには、居酒屋を起業したい
という相談が、なぜか一番多いのです。

居酒屋と言っても
地域の産品を使って地域密着型の
みんなが気軽に集えるような店にしたいという人もいれば

何店か複数の店舗を持ち
材料を安く仕入れて安い料金で提供する店にしたいという人もいます。

このように事業の目標を明確にしていきます。

質問2 事業の目的

何のために、その事業をやるのかという目的については
2つの側面から考えていきます。

一つ目の側面は自分の軸です。
例えば、お金儲けをしたいから
自分の能力を活かすことができるから
自分が本当にやりたいことだから
などが考えられます。

この中には、自分が本当にやりたいことだから
という目的が必ず入るようにしてください。

二つ目の側面は社会の軸です
例えば、地域の活性化に役立ちたいから
本当の寛ぎの場を提供したいから
など、人の役に立つ、社会貢献する
という側面から考えてください。

質問3 提供価値と独自性

ドリルを売るのではない
ドリルで開けられた穴を売るのである。
商品を販売するとは何か?を考える場合、良く使われる言葉ですよね。

そうです、私たちは商品やサービスを通して
お客様に価値を提供しており
お客様は、提供された価値に対してお金を支払っているのです。

さて、あなたは商品やサービスを通して
どんな価値を提供しているのでしょうか。

提供する価値をどこでも得ることができるならば
お客様は、あなたからその価値の提供を受ける必要はありません。
だから、あなた独自のユニークさを持った価値の提供が必要です。

質問4 市場、ターゲット

私のところに相談に来る人に
ターゲットは誰ですか?と聞くと
ターゲットは特に決めていません。
ターゲットを決めてしまうと、買ってくれる人の範囲が狭くなってしまうからです。
こんな答えが返ってくることが良くあります。

しか、これでは訴求力が非常に弱くなります。
明確にターゲットを絞り込み、その人が困っていること
望んでいることを訴えることによって、訴求力が高まります。

さて、あなたの商品やサービスによって
誰に喜んでもらいますか?その人の喜んでいる
姿や表情をはっきり思い浮かべることができますか?
さらに、喜んでくれたお客様は、あなたに何と言っていますか?

このことをイメージしましょう。
そうすると、あなたの潜在意識に伝わり、
潜在意識があなたのイメージを現実のものにすることを助けてくれるでしょう。

質問5 手段、メッセージ

あなたの商品やサービスが
このような人たちに、このような価値を提供します
ということを、どのような手段とメッセージで伝えていきますか?

販売とは教育だという言葉があります。
私たちはメッセージを伝えていくことによって
お客様を教育していくのです。その結果、商品やサービスが売れていくのです。

このことを常に念頭に置いて
情報発信していくことが必要です。

今回は以上です。

最後に私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から

 “一生懸命に生きれば
    失敗することはあっても、後悔することはない”

追 伸

現在、シニアが起業する際に
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